2019年3月13日から19日まで、阪急うめだ本店 7階 美術画廊にて開催されている、「第9回 藤井路夫 油絵展」を訪ねました。パンフレットから藤井さんの挨拶文を引用します。
私事、十三才から油絵を描きはじめました。登下校の途にある琵琶湖へ続く水路を、慣れぬ油絵の具で無心に描いておりました。その頃に、想い体感した事が、私の絵造りの根底に生き続け。今の絵の礎となっています。今尚、同じ風景を、回帰するかの心境で描いております。
近年のスケッチ取材では、南九州の神々しき自然の表情に心響き、渡欧先では、大陸の文化や風上に感銘を受け、それぞれに、心に刻まれた感動を絵画として具現化すべく、畏敬の想いを込めて描いてまいりました。
今展では、旧車画や木造駅舎画から、高千穂の山間風景、スペイン西部・イタリア中部の心象風景など、新作三十点を出展いたします。
作品より現地の風を感じ、共感いただければ、幸いです。
画 藤井路夫
繊細で、心温まる風景画(今回は猫の画や静物画もありました)に惹かれ、二年に一度のこの油絵展を心待ちにしていました。
藤井路夫さんの web site でも、画を見ることが出来ます。http://www.eonet.ne.jp/~kazenokioku/