Sri Lanka attacks スリランカでの爆破テロ

21日の爆破テロ、日が経つにつれ、色々なことが報道される様になってきました。今までのスリランカ内戦とは明らかにターゲットが異なっていることに関し、日本時間の24日朝に更新されたBBCの記事、「Sri Lanka sttacks: IS’may be linked’, goverment says」の中の、’Targets in line with IS ideology’ で解説されていました。

The Sri Lankan government has said locals from two known groups carried out the attack. But from the start – because of the scale and sophistication of it – they have also said they thought there was an external role.

In the past, IS has sometimes claimed attacks that it was not involved in or which it simply inspired. But the details from IS would seem to back up the government’s assessment.

The choice of targets is much more in line with IS ideology than with the traditional types of communal violence seen in Sri Lanka.

There are still questions – did the local men affiliate themselves to IS or receive direct support? Did they travel to Syria or to other countries? The Sri Lankan government has said it believes some of them had spent time abroad, but how significant was that to the plot?

Answering questions like these will be important not just for Sri Lanka but other countries as they try and understand whether other relatively small, locally focused groups could be capable of transforming a threat into violence on such a massive scale.

Sri Lanka explosions スリランカでの爆破テロ Apr. 21, 2019

是非スリランカを訪れて見たいと思い、ガイドブック等を購入して読み始めたところでした。4月21日、悲しいニュースが報道されています。日本時間午後8時過ぎに更新されたBBCの「Sri Lanka explosions: 137 killed as churches and hotels targeted」では、爆発は少なくとも8回、3つの教会、4つのホテルが標的とされ、夜間外出禁止令が布かれ、social media の一時的な利用停止もあると報道されています。

At least eight blasts were reported. Three churches in Negombo, Batticaloa and Colombo’s Kochchikade district were targeted during Easter services.
The Shangri-La, Kingsbury, Cinnamon Grand and a fourth hotel, all in Colombo, were also hit.
A curfew has been imposed from 18:00 to 06:00 local time (12:30-00:30 GMT).
The government also said there would a temporary block on the use of major social media networks.

2009年に内戦に終止符が打たれた後も、シンハラの仏教徒によるモスクやイスラム教徒所有財産への散発的な攻撃は見られ、2018年3月には緊急事態宣言も出されていました。タミル・イーラム解放のトラとの26年もの内戦の間に7万から8万人が殺害されたとされます。

In the years since the end of Sri Lanka’s civil war in 2009, there has been some sporadic violence, with members of the majority Buddhist Sinhala community attacking mosques and Muslim-owned properties. That led to a state of emergency being declared in March 2018.
The civil war ended with the defeat of the Tamil Tigers, who had fought for 26 years for an independent homeland for the minority ethnic Tamils. The war is thought to have killed between 70,000 and 80,000 people.

紛争の原因の一番の宗教の違いについて、スリランカの現況も知ることが出来ます。約7割が仏教、ヒンドゥ教とイスラム教はそれぞれ1割程度です。キリスト教徒も150万人ほどとされます。

Theravada Buddhism is Sri Lanka’s biggest religion, making up about 70.2% of the population, according to the most recent census.
It is the religion of Sri Lanka’s Sinhalese majority. It is given primary place in the country’s laws and is singled out in the constitution.
Hindus and Muslims make up 12.6% and 9.7% of the population respectively.
Sri Lanka is also home to about 1.5 million Christians, according to the 2012 census, the vast majority of them Roman Catholic.

CNNの「Sri Lanka blasts: At least 140 dead and more than 560 injured in multiple church and hotel explosions」では、スリランカのキリスト教徒について、スリランカの人口2140万人の10%以下と記載があります。

Christianity is a minority religion in Sri Lanka, accounting for less than 10% of the total population of 21.4 million.
According to census data, 70.2% of Sri Lankans identify as Buddhist, 12% Hindu, 9.7% Muslim, and 7.4% Christian.
It is estimated that 82% of Sri Lankan Christians are Roman Catholic.
今までの内戦の構図とは異なる、キリスト教徒と外国人が標的となっているのは、、、

 

 

某航空会社の奄美空港での対応問題

奄美空港で、車椅子を必要とされる方への某航空会社の対応が問題であったとニュースでも盛んに取り上げられています。身体に障がいをお持ちの方への対応というデリケートな問題ですので、一方的に航空会社の非を咎める内容の報道です。

しかし、その報道の方向性に少し「違和感」を感じたのは私だけではなかったようです。さすが「いずみ鉄道 社長ブログ」さん、「車椅子で飛行機に乗る時には」と題して早速6月29日付けで、記事を書かれ「違和感」を解説されています。航空会社に長年お勤めの経験と、今でもお持ちであろうコネクションから、様々な情報を整理しておられます。そしてこの問題の、明らかにすべき論点をはっきりと述べられています。

航空会社側の非については

搭乗ブリッジのない沖止めスポットに飛行機を駐機しているにもかかわらず、階段を上れないお客様のための手段を用意しておかなかったというのが、会社側としての敗因でしょうね。これは言い訳ができないと思います。

一方で安全性が優先される公共交通機関としての観点からは

車いすのお客様は健常者に比べると配慮が必要なのは当然ですが、航空会社の職員は、その便全体を見ながら、すべてのお客様に快適に乗降していただくことが使命です

あまり一部だけ抜粋すると論点が曖昧になりますので、是非、全文のご一読をおすすめいたします。

いずみ鉄道 社長ブログ 車椅子で飛行機に乗る時には

ブラジルの黄熱病大流行

朝のBS放送のワールドニュースを見ていると、ブラジルで黄熱病の大流行が起こり、予防接種に長蛇の列と放映されていました。ReliefWebにBrazil works to control yellow fever outbreak, with PAHO/WHO supportとの記事が3月27日付けで掲載されていました。他の記事も見ていると、今回の流行は2000年以来の大流行で、昨年12月頃から始まり、政府がPAHO/WHOとの協力で大規模な予防接種を行っているところの様です。

Brazil is carrying out mass vaccination campaigns for yellow fever in the states of Minas Gerais, Espirito Santo, Sao Paulo, Rio de Janeiro and Bahia, while strengthening surveillance and case management throughout the country since an outbreak of sylvatic yellow fever began in January. More than 18.8 million doses of vaccine have been distributed, in addition to routine immunization efforts.

予防接種の効果、対象についても詳細に記されています。

Yellow fever can be prevented by means of an effective, and affordable live attenuated virus vaccine. PAHO/WHO recommends only one dose of the vaccine, which is sufficient to confer sustained immunity and life-long protection against yellow fever disease. The yellow fever vaccine is contraindicated in seriously immunosuppressed individuals. People over the age of 60 should only receive a vaccine after a careful risk-benefit assessment. The yellow fever vaccine should not be given to pregnant women, except those with high risk of infection and situations where there is an express recommendation from health authorities, or to infants aged less than 6 months, or to people with acute febrile illness.

1回の予防接種で生涯有効であることを強調している点は、何度も予防接種を打とうとする人がいると、ワクチンの不足が生じる事を危惧してでしょうか。この生涯有効であることに基づき、厚生労働省検疫所FORTHもそのwebsiteで予防接種証明書の有効期限の変更をお知らせしています。

黄熱の予防接種証明書(イエローカード)の有効期間について、2016年7月11日以降は、これまでの「接種10日後から10年間」から、「接種10日後から生涯有効」へと変更されました。
現在、既にお持ちの有効期間が経過した予防接種証明書も生涯有効なものとして取り扱われます。また、更新手続は不要です。取得した予防接種証明書は紛失しないように、生涯大切に保管してください

492人の黄熱病確実例で162人死亡とあり、致死率は約3分の1で、驚異の病気であることには変わりありません。

Brazil’s Ministry of Health has reported 492 confirmed cases of yellow fever as of March 24, with 162 confirmed deaths. Another 1101 suspected cases are under investigation. A total of 1,324 epizootics, or deaths from yellow fever in primates, have been reported to the Ministry of Health, and 387 of these were confirmed by laboratory or epidemiological link, while 432 others are still being investigated.

「野口英世は黄熱病を発見したのか」で黄熱病に関する本をご紹介しました。その黄熱病研究の黎明期から十分な年月を経て公衆衛生の概念が進んだ今日でも、まだ黄熱病の予防接種がブラジル国内では十分行われていなかったことも驚きです。ブラジルの人口は約2億人です。今回その10分の1に相当する1880万のワクチン接種を行っていると記事にありますが、全体の既接種率が如何ほどか知りたいところです。

PPAPで話題となった商標登録

つい最近も。ピコ太郎のPPAP、その商標登録を巡っての問題点が話題になりました。仕事で用いているロゴマークの商標登録を、昨年出願、登録したばかりでしたので、興味深いニュースでした。

他の人に似たような図柄を商標登録されてしまえば、愛着のあるロゴマークが使えなくなります。その可能性は低いながらも、リスク管理の意味で出願しました。広告看板などを頼んでいる会社から弁理士さんを紹介してもらい、諸手続きをお願いしました。類似の登録の有無の調査→商標登録出願→出願公開→特許庁の審査官による実体審査→登録査定、登録審決→登録料納付の流れです。出願から登録まででも半年以上かかりました。類似の登録の有無は特許情報プラットフォームJ-PlatPatでも出来ますので、書類を揃えることを厭わなければ自身でも出来そうではあります。

PPAPの件でも問題となった、自身に直接関係のない事項を何でも先に出願してしまうとしても、その出願料だけでも大変な金額となります。それさえも払わずに出願だけする輩がおり、その点も問題となっているようです。特許庁も自らの商標を他人に商標登録出願されている皆様へ(ご注意)と題して注意喚起の文章をすでに掲載しています。

最近、一部の出願人の方から他人の商標の先取りとなるような出願などの商標登録出願が大量に行われています。しかも、これらのほとんどが出願手数料の支払いのない手続上の瑕疵のある出願となっています。

特許庁では、このような出願については、出願の日から一定の期間は要するものの、出願の却下処分※1を行っています。

また、仮に出願手数料の支払いがあった場合でも、出願された商標が、出願人の業務に係る商品・役務について使用するものでない場合(商標法第3条第1項柱書)※2や、他人の著名な商標の先取りとなるような出願や第三者の公益的なマークの出願である等の場合(同法第4条第1項各号)※3には、商標登録されることはありません。

したがいまして、仮にご自身の商標について、このような出願が他人からなされていたとしても、ご自身の商標登録を断念する等の対応をされることのないようご注意ください。

なお、これらの出願についても、出願公開公報やJ-PlatPat※4にて公表されますが、当該情報はあくまでも商標登録出願がなされたという情報の提供であり、これらの出願に係る商標が商標登録されたことを示すものではありません。