奄美空港で、車椅子を必要とされる方への某航空会社の対応が問題であったとニュースでも盛んに取り上げられています。身体に障がいをお持ちの方への対応というデリケートな問題ですので、一方的に航空会社の非を咎める内容の報道です。
しかし、その報道の方向性に少し「違和感」を感じたのは私だけではなかったようです。さすが「いずみ鉄道 社長ブログ」さん、「車椅子で飛行機に乗る時には」と題して早速6月29日付けで、記事を書かれ「違和感」を解説されています。航空会社に長年お勤めの経験と、今でもお持ちであろうコネクションから、様々な情報を整理しておられます。そしてこの問題の、明らかにすべき論点をはっきりと述べられています。
航空会社側の非については
搭乗ブリッジのない沖止めスポットに飛行機を駐機しているにもかかわらず、階段を上れないお客様のための手段を用意しておかなかったというのが、会社側としての敗因でしょうね。これは言い訳ができないと思います。
一方で安全性が優先される公共交通機関としての観点からは
車いすのお客様は健常者に比べると配慮が必要なのは当然ですが、航空会社の職員は、その便全体を見ながら、すべてのお客様に快適に乗降していただくことが使命です
あまり一部だけ抜粋すると論点が曖昧になりますので、是非、全文のご一読をおすすめいたします。