タイ航空 Thai Airways の関西国際空港 KIX ~バンコク BKK 便は、関西国際空港発の場合、1日2便あります。使われる機材にも変遷があり、2013年末から2015年まで A380 が投入されたものの欧州路線に転用のため、この路線は B747 に変更。2016年5月からは午前便のみ A380 を再度投入、深夜便は B787-8。2017年1月に一旦両便とも A380 になり、深夜便が現行の夕方便に変更。2018年1月には午前便が A350-900 に変更。2019年末時点では午前便がA380-800 、夕方便が B777-300 となっています。
食事はサムラップ タイ Samrab Thai をお願いしました。各料理共通の前菜、
そして「定食」が登場します。
この日は、チキンのレッドカレー、
豚肉団子入りスープ、
苦瓜と卵の炒め物が並んでいました。
まずはビール、
メニューブックには英語と日本語表記もあります。
最初にキャベツと香草が供され、
豚挽き肉のバジル炒め ガパオムー、
アヒルの挽き肉サラダ ラープペットを、
もち米 カオニャムで頂きます。
青パパイヤと海老のサラダ ソムタム、
イサーンのソーセージ サイクロークイサーン、
鶏の塩唐揚げ ガイトートクルア、
平麺の豚あんかけ ラーッナーとお願いしました。
本尊の台座にはラーマ 1世の遺骨が安置されているそうです。
本堂を囲む回廊の仏像、
ラーマ 1世から 4世を祭る仏塔、
そして大寝釈迦仏と見て回りました。
看板にも Indian, Chinese & Nepali Cuisine とあるように、インド料理がメインの様ですが、お目当てはダルバートです。メニューブックには、DIYALO GRIHA KHANA SET と記され、Non-Veg. と Veg. の選択があり、さらに Non-Veg. は Kukhura / Khasi ko Masu (180 / 230 THB) が選べます。
Khasi ko Masu でお願いすると、30分くらいかかるが良いかと尋ねられましたが、実際はそれほどかからず供されました。
ダルは Kalo dal、Mas ko dal の様で、
マスの山羊肉は骨付き、
隠元とじゃが芋、大根のアチャール、
トマトのアチャール、野菜のスライスと青唐辛子、
Alu Tareko 別名はフライドポテト、そして青菜炒めが並び、
パパドゥも添えられています。Mohi も付いていました。
本堂の本尊はラオスから持ち込まれたというアルン像。台座にはラーマ2世の遺骨か安置されているとのことです。
もう一つの御堂にも立派な仏像が据えられています。
大仏塔の周りを 4つの小仏塔が囲み、
大仏塔は急な階段を登って、基壇の部分まで上がれます。
ライス&カリーのメニューを見ると、
ベジの 100 TB、チキン 120 TB、海老 130 TBに比べ、 マトンだけが 350 TB と突出した値段設定です。お願いすると、辛いけれど良いかと念を押されました。
EGB はペットボトル入りでした。
お皿とライスを取り囲むように副菜が並びます。待ちきれずに、お皿にライスを盛ったときにマトンカリーが到着しました。
日本でいつも頂いでいるように、盛ってみました。
マトンカリー、ポルサンボーラ、
ハールメッソ、じゃが芋、
茄子、パリップと定番の副菜でした。
エメラルド仏を安置するウポーソット(本堂)へ入るには長蛇の列で諦めました。
仏舎利が納められているプラ・シー・ラッタナー・チェディ、金の法典・三蔵経が納められているブラ・モンドップなどを見て回りました。
メニューブックの中から、
ダルバートセット Dal Bhat Set をマトンでお願いしましたが、マトンは用意がないとのことでした。
ダルはムングのみの様で、
マスは結局チキンと相成り、
グンドゥルックはご飯がいくらでもすすみそうな味付けでした。
BTS の Chit Lom チットロム駅と、エアポートリンクの Ratchaprarop ラーチャプラーロップ駅との中間あたりにあります。ランチタイムのピークを外しても結構込み合っており、現地の人と相席での食事となりました。
ベーシックなカオマンガイをお願いしました。50 THB です。
メニューブックには、ダルバートの記載がありませんが、お店の方に尋ねると出来るとのことでした。
マトンにするとアラカルトで追加の形での別料金の様ですので、取りあえずチキンでお願いしました。
ダルは、ムングとチャナが使われていそうですが、ダニヤ(コリアンダー、パクチー)が沢山入っておりタイ風とでもいう仕上がりです。
チキンはナンに合うタイプ、
タルカリはインド料理寄りのサブジ様で、
サグやアチャールが無く、ミントのチャトニが添えられ、
さらに何故かナンが付いている点など、
日本のインネパ店のダルバートを彷彿させる、ある意味興味深いダルバートです。