シリコンバレー式 自分を変える最強の食事
デイヴ アスプリー著 栗原 百代訳
ダイヤモンド社
2015年9月
https://diamond.jp/category/s-siliconvalleymeal
The Bulletproof Diet : Lose up to a Pound a Day, Reclaim Energy and Focus, Upgrade Your Life
Dave Asprey
以下は個人的な体験談であり、同じ方法をどなたにも勧めるものではありません。
どうもストレスがあるとやたらに食べたくなる体質の様で、何年も前にこの本を読んだ当時、体重増加と血糖値の上昇に気が付き、物は試しに実践してみました。朝食は摂らずに、グラスフェッド牛の無塩バターと MCTオイル(ココナッツから抽出した中鎖脂肪酸オイル)を加えた「完全無欠」コーヒーだけを飲むというものです。グラスフェッド牛の無塩バターまたはその代替品を手に入れるのに苦労した覚えがあります。しかし本質は 6 : 18 ダイエット、1日のうちに18時間の断食(何も食べない時間を作る)というものです。仕事をしている者にとっては、この設定はハードルが高く、8 : 16 ダイエット、1日のうち16時間の断食を試しました。最初は確かに、空腹感のピークが午前中の仕事時間にやってきましたが、すぐに慣れました。短期間のうちに、体重を減らすことが出来、血糖値も正常範囲内に戻りました。
新型コロナ騒動のストレスからか、また最近間食をついつい摂ってしまい、体重のリバウンドは少しでしたが、血糖値が上昇していることが血液検査で分かり、再度 8 : 16 ダイエットと糖質制限を再開しました。このところの朝食はトースト 1枚とコーヒーだけでしたので、そのトーストを抜くだけです。コーヒーも以前の様な「完全無欠コーヒー」ではなく、ただのストレートコーヒーです。午前中の仕事のあいだはミネラルウォーターをしっかり飲みます。昼食はもともと、タッパーにサラダを入れ、小さなおにぎり一つと一緒に職場に持参していたので、あまり変化はありません。血糖値上昇対策としてまずサラダをゆっくりと時間をかけて食べることに注意を払うようにはしました。ついつい口にしていた間食は完全に止めです。夕食もまず野菜を時間をかけ食べ、その後に蛋白質を多めに摂ることとし、炭水化物は極力避けます。ウィスキーのソーダ割の晩酌もしばらくお預けです。外食の際は、お店の方に理由を言ってライスは少なめにしてもらいます。
2回目の 8 : 16 ダイエットはすんなりと軌道に乗りました。午前中の空腹のしんどさは感じません。10日間で、空腹時の血糖値は正常域に近づき、体重もベスト体重にすぐに戻りました。