昨年の秋、大阪から東京に向かう際、United AirlinesのマイレージプログラムMileagePlusの特典を使う形でANAを利用しました。いつもはJALの特典航空券を使うのですが、当日のスケジュールの都合からの選択でした。ITM→HNDのJAL便は昼間大体毎時0分出発であり、ANAは毎時30分の出発となっています。当初考えた時刻のJAL便では、大阪での仕事の段取りから考えると、ぎりぎりか、間に合わない状況も生じそうでした。1時間後のJAL便にすると、今度は東京での用事に間に合わない可能性がありました。30分後のANA便がその問題を解決できそうでした。MileagePlusの5000マイルで、片道の特典航空券が利用できますので、さっそくweb siteから予約しました。「united.comのご予約」と題する確認のメールが来て、すぐに「MileagePlus eTicket Itinerary and Receipt for Confirmation XXXXXX」とeTicketも送られてきました。
ネットで他の方の体験談を検索して予習してみたのですが、空港での発券には自動チェックインの機械を使えない様で、有人のカウンターに行かねばならない様です。
当日フライトの1時間10分前には伊丹空港に着き、発券カウンターに行ってみると長い行列です。しかも職員が実質一人で対応しており、列は遅々として進みません。当日の大阪での仕事は何とか早く済み、結果最初に考慮したJAL便でも十分間に合った位で、まずは最初の後悔です。ようやく順番が来て発券してもらい、その際に担当の係員に尋ねたら、自動チェックイン機でもチェックインできますとの答えでした。事前の座席指定も出来ない様ですが、eTicketにはすでに比較的前方の窓側の座席番号が記されており、発券時も同じ座席番号でした。
散々並び疲れて、出発時刻も迫ってきたため、すぐに保安検査場へ急ぎました。ここでもすごい行列です。JAL側の保安検査場では経験したことのない長蛇の列です。出発時間が迫り、搭乗する羽田行きの乗客を別レーンで通し始めました。検査を終え、出発掲示を見ると、遅延と出ていました。搭乗口辺りも人込みです。乗るべき飛行機は既に駐機していますが、機体整備のため遅延、詳細はまた追って伝えるとの放送があり、その後もその案内の時刻が先送りされ、最終的に約1時間の出発遅延となりました。
少しでも羽田に早く着こうとANA便にしたものの、選択を回避した出発が30分遅いJAL便の方が先に着く結果となりました。しかも伊丹空港で長い列に2回も並ぶことになり疲れてしまい、散々な初利用でした。
後日改めてチェックインの方法をANAに問い合わせてみると、「016から始まる13桁のeTicket予約番号が『国際線予約番号』となり、その番号を自動チェックイン機で入力すれば良い」との回答でした。以降、まだ実際には試していません。