サマエバジSamay Bhajiおもてなしのネワール料理も作る Nepali Cooking Course その4

朝からMomoモモを包んで蒸し、Dal bhatダルバートの副菜も作り、Sel rotiセルロティを揚げ、Kheerキールも焦げないように混ぜました。恐らく半日コースであればここまでで、十分満足で帰ったと思います。1日コースですので、まだまだ時間が有り、何を追加で作らせてもらうのかと思いきや、ホワイトボードにNewari foodと、メニューが書かれました。前もってネワール料理に大変興味が有る旨をメールでやり取りしていたので、ネワール族のおもてなし料理、サマエバジSamay Bhajiを作る様です。ここからは講師が娘さんに交代です。種類が多いので次から次へと野菜をカットしながら、コンロで調理です。合間にスパイスをミキサーにかけたり、グラインダーで用意したりします。後でレシピをメールで送って貰えるとのことですので、詳細のメモを取る必要が無く、娘さんの指示のまま動いていると、次から次へと出来上がっていきます。

Bhatmas sadeko バトマスサデコ (Soyabean Sandeko)
大豆を炒って、玉ねぎ、チリ、にんにく、生姜などを加え、レモンも絞りました。
Badam sadeko バダムサデコ (Peanuts Sankeko)
Karela sadeko カレラサデコ (Bitter Gourd Chutney)
ゴーヤです。日本のネパール料理店でもよく使われているので、ネパールでも使うのかと思っていましたが、今回、朝の野菜市場でも見かけ、実際に登場しました。茹でて胡麻をまぶし、各種香辛料を加えます。
Kakro ko achar カクロコアチャール (Radish Pickle)
切った野菜に塩、クミン、ターメリック、胡麻を加え、funegreekを油で熱したものも加え、レモンや酢で味を調えます。

Aloo bhuteko アルーブテコ (Potate Fried)
茹でたじゃが芋に、香辛料で味付けをします。
Anda tareko アンダタレコ (Egg Fried)
同じく茹でた卵に、香辛料で味付けです。
Sag サグ (Green Pumpkin)
カボチャのつると葉を炒めます。
Bara バラ
専用の鍋で焼くことの体験ができます。

Bodi ボディ (Black Eye Beans)
Chicken Gravy
メインのチキンは使う香辛料の種類が一番多くなります。途中までのものがKuhkura bhuteko ククラブテコ (Chiken Fried)で、そこにトマトや水を加え煮ていくとまた別の一品Kuhkura ko jhol ククラコジョルとなります。

Papadoパパドも揚げておきます。出来上がったものをテーブルに並べてみると、結構な品数です。

これをChiuraチウラを中心にプレートに盛り付けると、見た目も良いサマエバジSamay Bhajiになりました。家族の皆さんや、丁度やって来られた送迎の車の運転手さんと一緒に頂きました。
名残惜しいですが、別れを告げる時間になりました。

カトマンズ郊外の田んぼに囲まれたお宅にお邪魔して温かく迎えていただき、ちょっとお手伝いをしながら食事をして帰った感じです。ネパールの生活に、ほんの僅かですが触れることが出来、料理の際のスパイスの使い方の決め事も少し理解できた気がします。Samay Bhaji作りまで体験できたのも嬉しい点でした。

Nepali Cooking Course

http://www.nepalicookingcourse.com/