次から次へと新しい食材を使ったネパール料理、ダルバートDal Bhatを楽しませて下さるのが、阪急宝塚線池田駅前の「ネパールのごちそうjujudhauズーズーダゥ」さんです。今週も趣向を凝らしたダル、マス、タルカリ、アチャールが登場しました。ダルはマス・ラ・ムスロ・チャナ・コ・ダル・ヒング・スワドマ(ヒングを使ったミックスダル)、マス(肉料理)はローカル・ククラ・コ・マス(骨付きチキン)です。大きい器のタルカリはピダルPidhaalu・ラ・タマTaama・コ・シンキ・コ・タルカリ(里芋と干し筍)でした。干し筍は3時間かけて戻されたそうで、予想以上に膨らんだと店主カドカさんが仰られました。同じ乾燥野菜で、干し大根などはチャナ(チャーナ)という表現なのに、この筍の時は何故シンキと言う表現なのか尋ねてみました。どうやらざっくり大きめに切って干すのがチャナで、細かく切って干すのがシンキの様です。生の筍を細く切ったのでは味わえない食感と滋味が楽しめるタマ・コ・シンキでした。里芋との組み合わせも、和食の煮物の場合とはまた違った相性の良さです。小さなカトリに入ったアチャール3種は左から、甘く仕上がったゴルベラ・ラ・ダニヤ・コ・アチャール(トマトとコリアンダー)、酸味と甘みのスンタラ・コ・アチャール(みかん)、生姜がよく効いたマス・コ・アチャール(鶏肉のアチャール)でした。バート(ご飯)の左右にはパパドゥ(ひよこ豆のチップス)とブテコ・サグ(青菜炒め)がいつもの様に控え、上にはマサラ・ダル・アル・ジラ(スパイシーポテト)が載っていました。デザートはチョゴダChodda・コ・プリン(ナツメヤシ、デーツのプリン)でした。デーツは中近東のイメージしかなかったのですが、ネパール料理でもよく使われるとのことで、デーツを入れたキールKhir等も美味しいと教えて頂きました。仕事を終えて遅い時間に伺いましたので、食べ終わる頃には他のお客さんも帰られていました。手が空いたので、何時ものチヤではなく、ピカ・チヤ(ストレートティー)を試しますかと淹れて下さいました。Aduwa生姜とTimmurネパール山椒入りです。香ばしいTimmurの香りも楽しませて頂きました。
お店で頂ける料理の数々は
→「jujudhau ズーズーダゥ(池田市)ネパールのごちそう」
ネパールのごちそう
jujudhau
ズーズーダゥ
池田市室町1-3
https://ja-jp.facebook.com/jujudhaunepal/