ダルバートの青菜炒め(サグ)が、रायोको साग ラヨコサグ Rayo ko Saag (からし菜、高菜)であれば嬉しくなります。今週の「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダウ」さんに登場のラヨコサグは、ネパールの野菜切り चुलेसी を使いネパールらしく刻んだ高菜が使われていました。ダルはラトシミ、カロシミとマスのミックスですが、互いの濃厚な豆の味が混ざり合います。マスはチキン、タルカリは大根のグンドゥルック、じゃが芋、ささげ(ボリ)の組み合わせ、アチャールは 3種類、果物シリーズはオレンジと檸檬のアチャール、自家製マショウラのアチャール、初登場のマシャンのアチャールと並びます。ご飯の傍らにはパパドゥとラヨコサグ、上には大根のスパイス炒めが添えられています。追加の一品は、寒波に襲われた寒い日でしたのでトゥクパをお願いしました。食前には、苺 8粒が入った苺ラッシーも追加で頂き、食後のズーズーダウ、チヤも頂きました。キッチンに掛けてあった、ネパールの野菜切り चुलेसी Chulesi チュレシ を見せて頂きました。
ImNepal の “Kitchen Utensils Used for Cooking in Nepal: Food, Breakfast, Snacks” の記事で、この Chulesi の説明が記されています。
Chulesi. It is a typical Nepalese kitchen knife. In this knife the blade which is about 30 m. long is fixed slantingly to a piece of wood or (rarely) of iron about 7.5 x 25.5 cm., with the blade facing, the wooden block. This, the knife is ideal for cutting things with when the user is sitting on the ground. To use this knife, the user presses the end of the wooden block with his foot and holds the stuff with both the hands and cut it by pushing it against the blades.
玉川和子らの「カトマンズ近郊の農村地区の食生活調査(第1報)」日本調理科学会誌, Vol 35, No 1, 49-61, 2002 には
まな板はなく、独特の形をした包丁(Chulesi、ネパール)を床の上で膝で押さえながら食品を切り、そのまま鍋に入れて料理をする。
と、その使い方が記されています。
阪急宝塚線池田駅すぐのお店で頂ける、美味しい料理の数々は
→「jujudhau ズーズーダゥ(池田市)ネパールのごちそう」