ネパール3日目の最後の観光はボウダナート(ボダナート)Boudhanathですが、バクタプルからの帰り道も大変な混雑でした。このボウダナートも震災の影響で修復が行われ、周囲を覆っていた足場などが取り払われたばかりとのことでした。
ここでも外国人は入場料を払います。
30年前はタメル地区から自転車で田んぼの畦道を通って辿り着いた記憶があるのですが、今や周囲は建物だらけ、ストゥーパを取り囲むようにお土産物屋さんなどが軒を連ねる建物が続きます。周囲の道路も車と人が溢れていました。昔のボダナートの写真を池田市のズーズーダゥさんのメニューブックの中に見つけました。
ネパールで一番高いストゥーパは、今は一つだけ基壇を登ることが出来ます。
30年前の写真を見ると、当時はさらに上の基壇まで登ることが可能だった様です。
現在のストゥーパの目の辺りの拡大です。
マニ車があり、人々はそれを回しながらストゥーパの周囲を時計回りで歩きます。大きなマニ車もあります。




途中から日本語が堪能な店主のミランさんとのお喋りとなりました。これも何かの縁と、お願いして、家族へのお土産の購入に近隣のお店に連れて行っていただきました。

テーブルに着こうと店員さんに尋ねましたが、英語も通じなさそうでした。近くのテーブルのお客さんが構わないから座れと合図して下さいました。観光客らしき人はおらず、ほぼ地元の人の様でした。メニューを見ても、英語表記もありません。
地元のレストランという感じで期待も高まります。さて何からどう注文したものかと考えていると、お店のオーナー、ラムさんがテーブルに来られ話しかけてこられました。日本に滞在されていたこともあるようで、日本語が堪能です。マラソンで諸外国の大会に参加されているようで、名刺もマラソン仕様です。
まずはビールとカジャセットをお願いしました。
カジャセットの中で、このお店ならではの一品が、スプーンの先、茶色に見える生肉、Kachilaカチラです。日本におられるネパールの方々も、他のお店のカチラは安心できないと仰ります。


雨季の川の流量は多く、岩にぶつかり飛沫をあげています。川のすぐ横、写真のほぼ中央やや右に祠の様なものがあり、傍まで降りて行けます。
ひっそりと Jal Binayak Temple ジャルビナヤク寺院が佇んでいます。ここも地震の影響で補修中でした。この寺院の建物の柱は、Khajurahoカジュラホの寺院でみられる様な彫刻で飾られています。
全く記憶がなかったのですが、30年前にも自転車で訪れ写真を撮っていました。その時は乾季で川の流量も少なく、川岸の大きな岩も露出しています。




素敵な路地があったりします。観光客には殆どすれ違うこともなく、静かな時間が流れている街でした。
10時開店とありましたので丁度の時間にお店に入りました。先客の若者2人が既に寝そべって寛いでいました。自分でゴザを広げ座る場所を作りました。
待てども暮らせども注文さえとってくれません。お店の男性に声を掛けても、メニューは渡してくれますが、担当ではないからと無視されます。30分位経ってようやく担当らしき女性が登場し、オーダーが通りました。その際、その女性が言うには「このお店は10時開店。」そのころにようやく数人でゴザを改めてセッティングし始めました。
そこからまた延々と時間が経過します。さらに40分余り経って、ようやくお目当てのサマエバジBuff Samayabajeの登場です。
ドライバーさんとの約束の時間が既に過ぎています。少し口にしてお店を出ました。Kirtipurに一泊して、時間を気にせずに訪れるべきお店です。
メニューの中からSpecial Set Thakali Thaliをお願いしました。
魚の揚げ物も供されます。
あまり街中では出会わなかった日本人も、このお店の中では他に3組見かけました。さすがに日本のガイドブックに必ず登場する有名店です。
一番副菜の多いSpecial Muktinath Thali Setをお願いしました。魚のカレーが供され、もう一つマトンかチキンの選択でした。


まだ時間が早くお客さんも少なかったせいか、ホール係りの若者たちが厨房から死角の店の隅のテーブルに座り込み、スマホばかりいじっていたのは印象が良くありません。
Capital Grill Restaurant & Barとも表記され、ネパール料理だけでなく、色々な種類の食事が頂けるお店でした。
JIMBU Thakali Setをマトンでお願いしました。店主らしき人がきちんと目配りしてホール係の若者に指示しており、先ほどの某店とは違いました。
店内も落ち着いた造りで、
静かにカクテルを頂きました。まずはモヒート、
ホテルの名を冠したDwarikas Himalayan Princessもお願いしました。
建物はプールにも面しています。