遅くなりましたが、2024年末から2025年始にかけてのネパール旅行の雑感を、したためておきます。
シンガポール航空
ずっと昔は大阪→香港→ダッカ→カトマンズ、2017年と2018年はタイ航空利用で大阪→バンコク→カトマンズの経路でした。今回もタイ航空のweb siteでチケットをと思いましたが、2024年秋の時点で、金額の表示も出ず予約も取れませんでした。次善の策で、シンガポール航空のweb siteから予約しました。タイ航空は往路バンコクで 1泊せねばなりませんが、シンガポール航空はその日に到着可能です。当初シンガポールでの乗り継ぎに時間の余裕があるはずでしたが、カトマンズ空港の夜間工事に伴う発着時刻変更連絡がありました。
KIX 1010 (SQ619) SIN 1605
SIN 1715 (SQ442) KTM 2010
乗り継げなければ、1日シンガポール観光も想定していましたが、問題なく乗り継げました。
帰路便は逆にシンガポールで時間を持て余します。
KTM 2110 (SQ441) SIN 0425
SIN 0825 (SQ620) KIX 1530
カトマンズでの交通手段
今までは一人でのネパール旅行でしたので、行き当たりばったりで何も手配しませんでしたが、今回はネパール初心者 2人が同行です。私自身が体調不良になった場合でも初心者 2人だけで観光に回れるように、ヒマラヤンアクティビティーズ Himalayan Activities さんに車の手配をお願いしました。大雑把に予定を立てておき、その日その日で行程を相談しました。急に思い立ってスーパーに立ち寄ってもらったりと、大いに助かりました。
inDrive
市内の細かな移動には配車アプリの inDrive が役立ちました。煩わしい値段交渉が必要ありません。カトマンズでは Pathao が主流などと記されているものもありますが、ネパールの電話番号が不要の(SIMの購入が必要ない)inDrive も全く遜色有りませんでした。6年前はバイクの後ろに乗ってバクタプルなどにも行きましたが、今回一度だけ inDrive でバイクを利用しました。もうバイクはやめておいた方が良い年頃と自覚しました。車は何度も利用しました。
ダルバート、ネパール料理、ネワール料理
今回も旅行前に、「LOVE NEPAL」のラビンさんや、そこに来られていたバクタプルやパタン出身のネパール人の方、「Mustang Thakali Chulo ダルバート食堂」のミランさんから、そして某マップをぐぐってお店の情報を仕入れておきました。地元の人で賑わうローカルなお店、ネパール初心者の女性 2人でも行けそうなお店、折り合いをつけるのに悩みました。最近できたお店は広々として清潔感のあるお店が多い様です。その後 3月に Asia Hunter の小林さんも訪れられた「3G HONACHA」さんはローカル色満点で 2人の顔色をうかがわざるを得ませんでしたが、バフ入りチャタマリやヨマリなど気に入って食べてくれました。
自分自身が年をとったせいか、6年前よりもどこのお店のダルバートでさえも味付けが塩辛く感じてしまいました。
スーパーマーケット
同行の2人が気に入ったのが、スーパーマーケット巡りです。ちょっとしたお土産購入に便利だった様です。「Bhat-Bhateni Supermarket」さんの Krishna Galli 店、 Thimi 店、Ring Rd 店へと計 3回訪れました。日本の野菜類と比べ、
豊富な豆類の陳列を眺め、
「OLD NEPAL」さんの遼さんが「ダルバート食堂」さん時代に輸入してダルバートに提供したこともあるネパール米 JEERA MASINO (Jiramasino) を見つけ、
タイチン米 Taichin Rice の米粉を見つけたりしました。
ネパール菓子の数々、セルロティやヨマリ、
ラッドゥ、
Pustakari、Chhurpi、
Lapsi Pau、Mitho Titaura、Khattu などが並んでいました。
Buddha Air
Kathmandu に着いて観光しているうちに、やはりポカラに行きたいという話になり、web site から、朝発、夕着の日帰りで往復のチケットを予約しました。当日、天気予報は晴れでしたので欠航という想定は無く、空港でチェックイン後、待合室で初めてポカラ空港濃霧での閉鎖を知りました。3時間半待ちましたが、目途がたたず、キャンセルしました。
キャンセルしたい旨待合室の係員に伝えると、入ってきた経路を逆行しろとのことで従い、受付カウンターの裏側の Rm 136 Buddha Air Office を訪ねました。そこで改めてキャンセルの申し出をすることになります。
その後 web site で運行状況を確認してみると、結局12時半過ぎから、待機していた数多くの便がすごい短い間隔で離陸していった様です。
すぐに返金処理されないであろうと、18日目まで待ってみましたがやはり処理されておらず、メールで問合せしました。するとすぐに返事がきて、無事返金処理が行われました。
The Dwarika’s Hotel
初めて Kathmandu を訪れたときは、タメルの 1泊5ドルもしない宿に泊まりました。それからうん十年、今回は同行者もあり The Dwarika’s Hotel に宿泊です。
高額になりますが、前の道路の喧騒から一歩ホテルに入ると静寂さが保たれ、ネワール建築の建物も眺めていて飽きません。
同行者にとってはネパール料理ばかりにならないので、ホテルの朝食が良かった様です。ズーズーダゥは気に入ってしっかり毎回食べていました。
両替
丁度、円安の時期に当たりました。とりあえず空港で少し両替し、後は街中でと考えていました。ホテルでの両替レートが一番良いという、初めての体験でした。
空港 1JPY=0.84NPR
街中 1JPY=0.845NPR
ホテル 1JPY=0.885NPR
2024年末から2025年始のネパール旅行記は
→「ネパール旅行 2024年」
生バンドの演奏付きです。
18時から開始とありますが、20時頃に席に着きました。
食前の飲み物のサービスがあり、
Aperol Spiritz を頂きました。
Continental、Japanese、Nepali 3種類の料理が Buffet style で用意されています。ネパール料理の BBQ のメインはチキンセクワと
ベジタブルセクワで、
魚とブタン、
バデル(猪)が並び、
少しずつお皿に盛ります。
マトンチョイラ、チキンチョイラ、ラジマ、ソーセージ、野菜、
Japanese から野菜巻きです。
ライス、ブラウンライス、マスコダル、ムスロダル、タルカリ、ブテコサグ、パニールカリー、マトンカリー、カリフラワーと豆のカリーなども用意され、Nepali Thali も頂くことができます。
デザート、
セルロティ、
マサラチヤも頂きました。
23時頃には宴は終わり、新年のカウントダウン用に
FUSION BAR のプールサイドにはシャンパンタワーが用意されていました。
名前と日付も記されたお品書きが用意されています。
ロキシーを注ぎ入れて下さり(写真掲載承諾頂きました)、
食事がスタートします。
まずは『Samay Baji』です。中央にバラと魚、4時の方向の卵と合わせたサグンは欠かせません。そこから時計回りに、チウラ、ムラコアチャール、カロバトマス、セトバトマス、ボリ、ラジマ、川海老、スライス野菜、チキンチョイラ、アルコアチャールが並びます。
頂く前に小皿に神様にお供えをします。
チリも添えられています。
次のプレートは、プーリー 2種類と、チャナ、チャウコセクワ(オイスターマッシュルーム)、ククラコキーマです。
次いでミックス野菜スープ、タルカリコジョルにはブロッコリー、アスパラガス、ズッキーニ、ニンジン、キャベツなどが入っているそうです。
4皿目は 3種類のモモ、バフモモ、チキンモモ、ポークモモです。3種類のゴルベラコアチャール、塩、胡麻、チリがそれぞれ加えられたものが添えられています。
メインが『Nepalese Thali』です。3種類のバートの用意があるとのことで、少しずつ盛っていただきました。2種類のダル、マスコダルとムスロダル、時計回りに、チキンカリー、バフセクワ、ムラコアチャール、ラプシコアチャール、メティコトゥサコアチャール、インゲンなどのタルカリ、ラヨコサグ、アルが並びます。
6皿目
食後の飲み物はマサラチヤでお願いし、ラッドウ、
食前に Signature Cocktails の中から『THE DWARIKAS INHERITANCE』、
さらに『Sol de Chile Suvignon Blanc 2022, Chile』も頂きました。
8つのラッキーシンボルである Astamangals の
一つが彫られたテラコッタの小さな煉瓦がお土産で渡されます。
ホテルのレストランですので、パンも添えられます。
ベジのプレートでお願いしました。
中央の2種類の米を使ったご飯、バートを取り囲むように、
3時の位置の野菜スティックから反時計回りに、ダル、
パニール(チーズ)カリー、
タルカリ、
サグと並び、ギーも添えられています。
食後はチヤではなく、コーヒーを頂いてみました。
食事も頂けますが、残念ながら機会がありませんでした。最初にNepalese Teaかと尋ねられた後は、覚えてもらえた様です。以降はチヤと言えば、それだけでスパイスの効いたチヤが出てきました。
