カトマンズに到着しホテルのチェックインも済ませ、遅めの昼食に向かったのは、昨年も伺ったカトマンズ Kathmanduのプタリサダック Putalisadakにある「Puskar Sekuwa Corner プスカル セクワ コーナー」さんです。美味しい山羊のSekuwa セクワが頂けるお店です。まずTuborg Beer をお願いし、Tauko Fry を頂きます(Tauko=頭)。昔はトマトと玉葱の味付けだったそうですが、今は塩味です。次いでJibro Fry もお願いしてみます(Jibro=舌)。フライだけでは面白くありませんので、サデコも試してみます。Morigaula Sadheko をお願いしました(Morigaula=腎臓)。Kalejo=肝臓に似た食感ですが、きっとFryで頼むよりSadhekoで頼む方が美味しいと思わせてくれる一品でした。お店の方は英語があまり通じませんが、メニューにはローマ字表記もあり、隣席のネパール人のお兄さん達がメニューを説明して下さりました。毎日通って、メニューの上から下まで食べてみてと言われましたが、是非そうしたいと思わせるラインナップです。
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Toran トラン Dwarika’s Hotel ドゥワリカズホテル (Kathmandu)
午後にいったんホテルに戻ってゆっくりする毎日になりました。その頃には、夜中から降り続いた雨もいったん上がっています。Dwarika’s Hotel ドゥワリカズホテルAll day lounging & informal diningのToran トランの中庭に設えられた席で、ゆっくりとチヤを楽しみました。食事も頂けますが、残念ながら機会がありませんでした。最初にNepalese Teaかと尋ねられた後は、覚えてもらえた様です。以降はチヤと言えば、それだけでスパイスの効いたチヤが出てきました。
朝食にはbuffetも用意されていますが、コーヒーだけを飲みたいと2度伺いました。チェックをお願いするとcomlimentaryと言われ、ホテルのホスピタリティを垣間見ました。
All day lounging & informal dining
Toran – Dwarika’s Hotel
JIMBU Thakali ジンブー・タカリ Capital Grill Restaurant & Bar (Kathmandu)
お客さんが観光客ではなく、地元の人ばかりのはずのThamelタメル地区以外のお店のダルバートはどの様なものか興味があり、タクシーで移動してみました。道路沿いの小奇麗なレストラン、JIMBU Thakaliです。Capital Grill Restaurant & Barとも表記され、ネパール料理だけでなく、色々な種類の食事が頂けるお店でした。JIMBU Thakali Setをマトンでお願いしました。店主らしき人がきちんと目配りしてホール係の若者に指示しており、先ほどの某店とは違いました。
外はすっかり暗くなっていましたが、帰りはホテルまで道沿いのお店を覗きながら歩いてみることにしました。狭い間口の小さなお店が多く、雑貨や食料品を売っていたり、食事を供していたりと、地元の人の生活を少しだけ伺い知ることが出来ます。
JIMBU Thakali
Catital Grill Restaurant & Bar
ボウダナート Boudhanath 世界遺産 Kathmandu Valley
ネパール3日目の最後の観光はボウダナート(ボダナート)Boudhanathですが、バクタプルからの帰り道も大変な混雑でした。このボウダナートも震災の影響で修復が行われ、周囲を覆っていた足場などが取り払われたばかりとのことでした。
ここでも外国人は入場料を払います。30年前はタメル地区から自転車で田んぼの畦道を通って辿り着いた記憶があるのですが、今や周囲は建物だらけ、ストゥーパを取り囲むようにお土産物屋さんなどが軒を連ねる建物が続きます。周囲の道路も車と人が溢れていました。昔のボダナートの写真を池田市のズーズーダゥさんのメニューブックの中に見つけました。
ネパールで一番高いストゥーパは、今は一つだけ基壇を登ることが出来ます。
30年前の写真を見ると、当時はさらに上の基壇まで登ることが可能だった様です。現在のストゥーパの目の辺りの拡大です。
マニ車があり、人々はそれを回しながらストゥーパの周囲を時計回りで歩きます。大きなマニ車もあります。
ドゥワリカホテルDwarika’s HotelのクリシュナルパンKrishnarpanでネパールコース料理
Pusukar Sekuwa Cornerを後にして、そのままDilli Bazaar Sadakを歩き、Dilli Bazaar Rd.、Baburam Acharya Margと名前が変わり、Siamangal Rd.になった辺りで左折、Battisputali Rd.を進むと、ドゥワリカホテルDwarika’s Hotelが見えてきます。通りの喧騒から一転、ホテル内に入るとそこは静寂の空間です。
カトマンズ初日の夕食を、ホテル内のクリシュナルパンKrishnarpanで予約しておきました。コースは料理の数によって設定されていますが、6品のSix Courseでお願いしておきました。入店時には靴を脱ぎ、入口で手水で手を洗うようになっていました。午後8時に入店した時には、欧米人の団体さんが2組と、少人数のグループが2組の先客がおられました。さすがに落ち着いた装飾の店内で、席も少し高めの座椅子といった趣向です。
最初に飲み物はと訊かれました。ロキシーは無料でついてくるとのことでしたので、ククリラムのソーダ割りをお願いしました。
まずはサマエバジSamaya Bajeeから供されました。神様に少しお供えをしてから食事のスタートです。
2皿目は、キノコの和え物Chyau Ko Sekuwa、プリPuri、豆カレーChana Ko Tarkariです。
ロキシーもお願いしました。お洒落な酒器で、高い所から注いでいただけます。そのため泡立っています。写真を撮りたいのでとテーブルの上に置いていただきました。
3皿目はモモMomo、水牛の肉入りとのことでした。
4皿目はスープです。Chayote squashのスープ、Eskush Ko Jhol。
5皿目がメイン、いわゆるダルバートになります。最初お皿をセッティングして、そこにホールスタッフ数人で順に盛り付けていくパフォーマンス付きです。ご飯Sada Bhuja、ダルDal Jhaneko、チキンカレーKukhura Ko Masu、大豆とカボチャPharsee Ra Bhatmas Ko Ledo、ホウレン草のサグSaag Jhaneko、ミックス野菜のカレーMismas Tarkariがその内容でした。
別添えの小皿には、大根と胡瓜のMura Ra Kankro Ko AcharとラプシコアチャールLapsi Ko Acharが載っていました。
最後にデザートのお皿で、ヨーグルトSikarni、果物Phalphul、ハルワGazar Ko Halwaがやってきました。十分お腹が満たされ、飲み物で終わりです。Chiyaをお願いしました。食後にアンケートの記入をお願いされ、サービスには満点を、料理にはその一つ手前に印をつけた所、給仕の女性に何故料理が満点でないのかと尋ねられました。料理自体は美味しいのですが、おそらく欧米人向けに少しアレンジされた大人しい味付けの印象を感じた旨を伝え、日本ではもっとスパイスの加減の効いたネパール料理が食べれることなどをお話しして帰りました。
Krishnarpan Reataurant
Dwarika’s Hotel
カトマンズ市内を散策 道路事情
知らない街に着くと、取り敢えず地図を見ながら歩いてみることにしています。30年前のカトマンズの街の記憶は微かにしか無く、またその変わり様は大きく、知らない街も同然です。ダルバール広場Durbar Squareを後にして、取り敢えず散策に出かけます。お土産物屋さんなどが並ぶ通りとは反対の、日常生活が垣間見えるような細い曲がりくねった路地を散策してみました。
目的もなくぶらぶらと南の方へ進み、程なく大きな道カリマティロードKalimati Rd.に出ました。道の中ほどは舗装されていますが、端の部分は穴ぼこ水たまりだらけで歩くのに苦労します。交通量も多く、道の横断もスリリングですが、他のネパールの人達と一緒にトライします。埃と排ガスは予想以上でした。東へ進むとこの通りは地図上ではトリプラマークTripra Margの名称になるようです。ダサラトゥ競技場Dasharath Rangasala Stadiumの所で左折し、カンティパスKanti PathをラトナパークRatna Parkまで北上します。途中にある歩道橋の上からの風景です。この辺りからは、歩道に人がたむろしており、色々な人や物の観察に飽きません。ラトナパークRatna Parkで右折すると、バッグバザールBag Bazar Sadakの通りになり少し趣が変わります。
市内の幹線道路でも信号機は作動していません。主だった交差点には警察官が立って交通整理をしています。その数だけで1日に1,200人と、2016年6月のOnly five out of 365 traffic lights working in Kathmandu Valley と題したKathmandu Postの記事で紹介されています。
SP Malla said the MTPD has been forced to deploy thrice as many officers at these intersections to manage the daily traffic movement. Around 1,200 officers are deployed daily to manage Kathmandu’s traffic.
カトマンズKathmandu ダルバール広場Durbar Square
ホテルのチェックインを済ませると直ぐに、ダルバール広場Durbar Squareが震災後どのようになっているのか気になって出かけました。入場料1000Rsを支払いゲストカードを貰います。ホルダーも頂け、首からかけることが出来ます。バサンタブル・ダルバールBasantapur Durbarは辛うじて一部が残っており、
シヴァ寺院Maju Deval、カスタマンダプ寺院Kasthamandapは倒壊し撤去され、基壇のみが残っているだけでした。シヴァ・パールヴァティー寺院Shiva-Parvati Mandirhaは残っており、
クマリの館Kumari Bahalも倒壊は免れています。
カーラ・バイラブKala Bairavは健在でした。
以下の2枚は30年前に撮ったダルバール広場の写真です。趣のあった広場で、のんびりと基壇に腰かけて人々が行き来するのを見ていました。