「ダルバート食堂」さんが、イベント「カジャの日」を催されました。午後 4時過ぎから「スパイス堂」さんにて、イベントはゆるりとスタートしました。この日のメニューには水牛が多く登場しました。
その中から水牛のチョイラとミックスアチャール、
水牛のセクワ、
水牛のモモ、
カロチャナとマトンのアチャール、
追加でポークフライを頂きました。
遼さんならではの手間をかけた調理方法によって、水牛のチョイラや、マトンのアチャールは、現地ネパールでは頂くことの出来ない柔らかい食感の一品に仕上がっています。
大阪メトロ谷町線谷町四丁目駅からも近い、お店で頂ける美味しい料理の数々は
→「ダルバート食堂(大阪市中央区)」
ダルバート食堂
大阪市中央区内久宝寺町3-3-16
http://dalbhat-shokudo.com/
https://twitter.com/dalbhat_nepal
美味しい山羊のSekuwa セクワが頂けるお店です。まずTuborg Beer をお願いし、
Tauko Fry を頂きます(Tauko=頭)。昔はトマトと玉葱の味付けだったそうですが、今は塩味です。
次いでJibro Fry もお願いしてみます(Jibro=舌)。
フライだけでは面白くありませんので、サデコも試してみます。Morigaula Sadheko をお願いしました(Morigaula=腎臓)。
Kalejo=肝臓に似た食感ですが、きっとFryで頼むよりSadhekoで頼む方が美味しいと思わせてくれる一品でした。お店の方は英語があまり通じませんが、メニューにはローマ字表記もあり、隣席のネパール人のお兄さん達がメニューを説明して下さりました。毎日通って、メニューの上から下まで食べてみてと言われましたが、是非そうしたいと思わせるラインナップです。
お店の名前にSekuwaが入っていますので、そのSekuwaを頂くことにしました。
マトンセクワセット Mutton Sekuwa Setは、セクワとプジャ、アチャールとチャナ豆の構成です。
アルコールも各種取り揃えておられる様でしたので、
Raksi を頂きたかったのですが、言葉が通じず、仕方なくネパールアイスビールを一緒に頂きました。お客さんは見事にネパール人ばかりでした。
セクワSekuwaとブザBhuja、グンドゥルックGundrukのセットが用意されており、まずお願いし、
アルタマAlu Taama を単品で頂きました。
ゴーヤとトマトのアチャールや、
アルチャットパテも頂きました。
デザートにダカニもお願いしましたが、上手く作れなかったので無く、キールなら有りますとの事でした。
チヤも頂いて帰りました。
今回は知り合いの猟師さんから仕入れられた鹿肉が初登場です。スターアニスと共に圧力鍋で下拵えされ、とても柔らかく獣臭さを感じない鹿肉のカレー、ミリガ・コ・マス・カリーです。
ダルは濃厚なマス・ラ・ムスロ・コ・ダルで、先週に引き続き
ベテ・コ・サグも先週と調理方法を変えておられました。
お店のfacebookではバトマス・ラ・ピャーツ・コ・サンデコ(大豆と玉ねぎの葉)と告知されていましたが、バトマス・ラ・ハリヨ・ラスン・コ・サンデコ(大豆と大蒜の茎)に変更となっていました。ゴルベラ・ラ・プディナ・コ・アチャール(トマトとミント)、ムラ・コ・アチャール(大根)、カガティ・コ・アチャール(池田産レモン)もほぼ定番となりつつありますが、カガティは手作りならではの面白さで、頂く度に、味、酸味が変わっています。
レンズ豆のチップス、パシュパティパパドゥはポレコ炙って供されます。デザートは作るのにひと手間もふた手間もかかる、グッドパックがこれまた初登場です。
お店を訪問時に、鹿肉のセクワsekuwaも少し時間がかかりますが用意出来ますと教えて頂き、是非にとお願いしました。焼き時間を試行錯誤された様で、焼きすぎても固くなり、火を十分通さねばE型肝炎などのリスクも生じます。ネパールでは鹿も神聖な動物の一つとされ、最近では政府による取り締まりもあり、鹿肉は市場に流通せず、レストランでも供されることは無いとのことです。日本だからこそ味わえる一品です。
1階が調理場で、2階が客席のようです。階段を登ると、薄暗く細長い部屋に客席があり、もちろん地元の人ばかり3組ほど先客がありました。
取り敢えずビールTuborgとマトンセクワMutton Sekuwaをお願いしました。
香ばしく、美味しく、一気に頂いてしまいました。もう一品頂こうと店の人にお奨めを尋ね、Hyakulaも頼むことにしました。タメルからも距離があり、観光客がやって来ることはまず有り得ない場所ですが、メニューには英語表記はありました。店の人も、変な客が迷い込んできたと、興味津々のようでした。
コリコリとした歯ごたえと塩加減でビールが進みます。夕食の予約を入れていなければ、全ての料理を、順番に食べれるところまで試したいところでした。後ろ髪を引かれる思いで、お店を後にしました。営業時間は午後1時から9時までの様です。