キール付きキールカネディンのダルバート @ ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ(池田市)

2079年 Shrawan 15日は、2022年7月31日です。Kheer (Khir) Khane Din のこの日にあわせ、「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ」さんでは毎年キールを用意されます。
2021年「サブダナコキール タピオカ入りミルク粥 」
2020年「キール カネ ディン Kheer Khane Din その2」
2018年「キール カネ ディン Kheer Khane Din」
今年は週末スペシャルダルバートに添えられました。

そのダルバート、ダルはマス、ムスロ、ラハル、チャナ、ガハットのミックス、マスはチキン、タルカリは茄子とじゃが芋です。アチャールは 3種類、果物シリーズはこの日につきものの林檎、バナナにマンゴーが加わったアチャール、タンドールで焼いた 3種類のパプリカと紫蘇の葉のアチャール、ゴルベラコアチャールが並びます。青菜炒め、パパドゥ、じゃが芋とグリーンピースを詰めた万願寺唐辛子も添えられています。チヤも頂きました。

阪急宝塚線池田駅すぐのお店で頂ける、美味しい料理の数々は
→「jujudhau ズーズーダゥ(池田市)ネパールのごちそう」

ネパールのごちそう
jujudhau
ズーズーダゥ

池田市室町 1-3

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サブダナコキール タピオカ入りミルク粥 @ ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ (池田市)

今年も खीर खाने दिन キール カネ ディン Kheer Khane Din の季節がやってきました。「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ」さん、今年は、スペシャルダルバートにタピオカのキール、साबुदाना को खीर サブタナコキール Sabudana ko kheer を付ける形でお祝いのプレートを供されました。

【キール カネディン】
ネパール ビクラム暦サウン月15日(パンドラガテ)に
キールという牛乳粥を食べる習慣があります。(7月30日)

田植えが終わり、豊作を祈り
田で冷えた身体を温めるためにキールを食べる習慣もあるそうです。

今回のキールはサブタナ(タピオカ)とお米を牛乳やスパイス、ナッツなど入れ牛乳で煮込んだ優しいお味

Boss Nepal の 「Sabudanako Kheer」 の記事

Sabudanako kheer or tapioca pudding is one of the most desired puddings in Nepal used mostly during fasts or as snacks on other days.
Making Sabudanako kheer is easy and does not require much effort or ingredients. It is especially consumed on the day of ekadasi brata or other fasts.

と記されているように、サブダナのキールは、ヴィシュヌ神に祈りを捧げ断食をする、新月から11日目、満月から 11日目のエカダシ Ekadasi の日によく食べられるとのことです。水も飲まない断食、水だけは飲んでよい断食、フルーツだけは食べてよい断食、ミルク、フルーツ、ナッツは食べてよい断食と、各自で定めて行うようです。ミルク、フルーツ、ナッツは食べてよい場合、このサブダナコキールが人気があるようです。

この日のスペシャルダルバート、ダルはマス、ムスロ、ラハル、チャナ、ガハットの 5種類のミックス、マスはお祝いに欠かせない骨付き皮付き山羊肉、タルカリは大根、じゃが芋、枝豆、アチャールは 3種類、果物シリーズは林檎のアチャール、大根のアチャール、人参、胡瓜、じゃが芋、えんどう豆のアチャール、青菜炒め、ココナッツの果肉、カルダモン、デーツ等が入ったサブダナコキールが添えられています。食後にチヤを頂きました。

2020年のキールカネディンのごちそうは →「キール カネ ディン Kheer Khane Din その2 @ ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ (池田市)」

2018年のキールカネディンのごちそうは →「キール カネ ディン Kheer Khane Din @ ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ (池田市)」

阪急宝塚線池田駅すぐのお店で頂ける、美味しい料理の数々は
→「jujudhau ズーズーダゥ(池田市)ネパールのごちそう」

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キール カネ ディン Kheer Khane Din その2 @ ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ (池田市)

今年の Shrawan 15、खीर खाने दिन キール カネ ディン Kheer Khane Din は 7月30日でした。(2018年のキール カネ ディンの記事は →「キール カネ ディン Kheer Khane Din @ ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ (池田市)」

Shrawan サウン月の 15日、田植えの季節の終わり目に、感謝して神にキール(ミルク)を捧げ、家族で集まりキールや食事を頂く日です。「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ」さんでは、平日でしたがこの日にキールを供されました。スパイスもしっかり使ったキール、骨付き皮つきマトンカリー、ブトン、じゃが芋とえんどう豆のタルカリ、アルマタルは定番通りの汁タイプ、青菜炒めサグブテコは、ほうれん草、小松菜、大根の葉、じゃが芋と胡瓜のアチャール、ネパールの家庭ではバナナがそのまま添えられたりするそうですが、一工夫加えて果物のアチャール、林檎、葡萄、無花果、桃などが使われています。食後のズーズーダゥ जुजु धौ も供され、Saaun 15 साउन १५ の日付入りです。追加でチヤも頂きました。

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キール カネ ディン Kheer Khane Din @ ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ (池田市)

キール カネ ディン Kheer Khane Din にあたる7月31日に、「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ」さんで、密かにキール Kheer が登場しました。お店で3月にキールを提供された際に検索して、この Kheer Khane Din の事を知りました。その時の記事は →「キール Kheer (Khir) @ ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ(池田市)」です。

米の収穫に感謝して キール を聖なる奉納として神々に捧げ、自分たちも頂く日です。カドカさんのお話によると、家族揃って静かに頂くのだそうです。

別の説明文を探してみると、「Nepali Festival Kheer Khane Din – Rice Pudding day – Shawan 15」の記事を見つけました。

In Nepal, festivities are of common occurrences. Whether it be esteemed festivals like Vijaya Dashami or other significant ones such as Mata Tirtha Aunshi (Mother’s Day), Nepalese are often observing these revelries.

Similarly, Shawan 15 is marked as Kheer Khane Din, in Nepalese calendars.  Kheer” is a common, yet an auspicious delicacy in Nepali cuisine. Although being just a sweet rice pudding, it is considered a pure and holy treat. Kheer Khane Din (literally translated as day for eating Kheer) marks the achievement of farmers in Nepal.

The Nepali month of Asadh and Shrawan marks the rice harvesting period for the farmers. Paddy farming in Nepal is a joyous occasion in Nepal. Whether it be men, women or people from different social backgrounds, they work in unity to plant the saplings and ensure a good harvest. Since, Shrawan marks the end of the harvest period, they offer Kheer as Prasad (holy offering) to the deities and enjoy themselves as well.

今回もキールは主食の位置づけです。カルダモン Sukumel、クローブ Lwang、ローリエ  Tejpaat、シナモン Daalchini などと、ココナツ Naribel、干しブドウ Kismis、白、赤2種類のデーツ Chodda、カシューナッツ Kaju も使われているとの事です。アーモンド Kagji Badam が飾り付けです。ロティも、ズワナ Jwano (アジョワン Ajwain)の香りが活き、ギー Gheu も加わった、今回初めての味付けでした。ジョインカッテ Jhwai Khatte 用の米(Khatte カッテ)も手に入ったとのことで、揚げて少し添えられています。香ばしいお米です。ジョインカッテの前回の記事は→「ジョインカッテ Jhwai Khatte @ ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ(池田市)」でご覧いただけます。鶏肉のカレーと、チャナ、人参、ブロッコリー、インゲンの入った野菜カレーは、何時もより辛めで、キールの甘い優しい味を引き立たせています。大根のアチャールと、じゃが芋のアチャールも脇役に控えます。最後にピカ・チャをヒマラヤ岩塩入りで頂きました。

阪急宝塚線池田駅すぐのお店で頂ける、美味しい料理の数々は
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キール Kheer (Khir)@ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ(池田市)

様々なネパール料理を提供して下さる阪急宝塚線池田駅前の「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ」さんが、今回は春分の日限定で、ミルク粥のキール(キル、キィル)Kheer (Khir)をメインにしたセットを用意されました。

運ばれて来るや否や、カルダモン (Sukumel)、クローブ (Lwang)、ローリエ (Tejpaat)、シナモン (Daalchini)の香りが鼻をくすぐります。ココナツ (Naribel) 、干しブドウ (Kismis)、白、赤2種類のデーツ (Chodda)も使われているとの事です。デザートのスタイルで供されるのかと思いきや、主食の位置づけのプレートでした。

大きな9時の方向のカトリから時計回りに、
アル・ラ・カナチャナ・コ・タルカリ(じゃが芋とひよこ豆)
ククラ・コ・マス(チキンカリー)
マショウラ・コ・チョイラ(大豆ボールのスパイス和え)
ピナ・ラ・サノケラウ・コ・アチャール(マスタードシードの絞りカス
とエンドウ豆)
ゴルベラ・コ・アチャール(トマト)
サグ(青菜のスパイス炒め)

今回はキールが主役で、マス、タルカリ、アチャール、サグは主張控えめの脇役ですが、前々回初登場のピナ・コ・アチャールに今回はエンドウ豆が加わり、違った味わいを楽しめました。これにプリ(揚げパン)とワンドリンク付きでした。

いつも引用するTaste of Nepal (Jyoti Pathak著) には、Kheerに関する説明と、

Traditionally in Nepal, I prepared Kheer with govindbhog rice, a fragrant delicate medium-grain rice similar in flavor to basmati, though it can be made with any variety of white rice.  Kheer is associated with auspicious occasions and religious ceremonies, but is also enjoyed on a regular basis.

米、ミルク、バター(ギー)、砂糖と、サフラン (Kesar) 、 カルダモン、 アーモンド(Kagji Badam)、ココナツ、ピスタチオ (Pista)を使ったレシピが掲載されています。

Joys  of Nepalese Cooking (Indra & Rati Majupuria著) には、米、ミルク、バター(ギー)、砂糖とドライフルーツ、ココナツ、カルダモンを使うレシピが掲載されており、昨年夏にネパールの料理教室Nepali Cooking Courseで作った際のレシピでは、米、ミルク、砂糖とココナツ、カルダモン、シナモン、クローブ、フェネグリーク(Methi)を用いています。

Boss Nepalの「Kheer for holy offering and gatherings」の記事では

It is a popular holy offering made during the religious rituals and rites. And also, the 15th day of the Nepali month of Shrawan is considered as the day to eat Kheer, locally known as ‘Kheer khane din’. It is also used as sweet dish during the family gatherings and get-togethers. Some people like to eat it while it still is warm but it tastes best when it is chilled. So, let the Kheer get cool first and then refrigerate it for before indulging yourself in the delicious taste of the Kheer.

“Kheer Khane din”についての説明と、冷やした方が美味しいとの記述もあります。さらに”Kheer Khane din”とは何かと興味は尽きず、検索を進めると、ECS NEPALの「A Delectable Dessert for Many Reasons」の記事に

From the Nepali month of Ashad to Shrawan (June-August), most villagers are engaged in planting paddy. The best thing about paddy farming in Nepal is that both women and men work in unity, and celebrate together while doing so. They work for hours to plant the saplings, making special efforts to ensure a good harvest. Shrawan marks the end of the paddy planting month, which is the time for a grand celebration in most villages of the hilly areas of Nepal. “Khir Khane Din”, which is Shrawan 15 in the Nepali calendar, is a day to mark the farmers’ accomplishment. All families serve kheer to god first, as a prasad (religious offering), and then proceed to commemorate the season by gathering to feast on platefuls of delicious kheer.

との説明が有りました。

お店で頂ける料理の数々は
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セルロティSel rotiとキールKheerも作る Nepali Cooking Course その3

ダルバートを頂いた後は、Sel rotiセルロティ作りです。米粉と小麦粉を溶かし、ベーキングパウダーも加えます。Cardamonカルダモン、Cinnamonシナモン、Clovesクローブ、Fenugreekフェヌグリークをグラインドしたものも加えます。熱した油に手で上手くリング状になるように流し込んで揚げます。確かにこれは、体験としては簡単で面白いものです。

Kheerキールは、米と牛乳、ココナツ、砂糖、香辛料(セルロティとほぼ同じ)を混ぜて煮続けます。焦げない様に混ぜる手間だけですが、これまた美味しく平らげてしまいました。

Nepali Cooking Course

http://www.nepalicookingcourse.com/