ジャナイプルニマのスペシャルダルバート 2023年 @ ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ(池田市)

2023年の जनै पुर्णिमा (जनै पूर्णिमा) ジャナイプルニマ Janai Purnima は8月30日です。「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ」さんでは、ジャナイプルニマに因んだ料理を用意されてきました。
→『クワンティコジョル Kwati ko Jhol』(2019年)
→『ジャナイプルニマとガイジャトラ』(2021年)
→『ジャナイプルニマのスペシャルダルバート』(2022年)

今年も 9種類の豆を使ったクワンティコジョル(クワティコジョル)などのスペシャルダルバートを頂きました。Kwati ko Jhol に使われた豆は、マス、ムスロ、ラハル、イエロームング、ハリヨムング、シミ、ハリヨケラウ、セトバトマス、カロチャナの9種類、マスはチキン、タルカリは同じ9種類の豆とじゃが芋です。アチャールは3種類、果物シリーズは梨のアチャール、グンドゥルック、パプリカ、オリーブのアチャール、鶏肉のアチャールが並びます。青菜炒め、パパドゥ、茄子と鶏肉ミンチ、パプリカのポレコも添えられています。ズーズーダゥとチヤも頂きました。追加で季節のラッシー、無花果のラッシーもお願いしました。

阪急宝塚線池田駅すぐのお店で頂ける、美味しい料理の数々は
→「jujudhau ズーズーダゥ(池田市)ネパールのごちそう」

ネパールのごちそう
jujudhau
ズーズーダゥ

池田市室町 1-3

https://ja-jp.facebook.com/jujudhaunepal/
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ジャナイプルニマのスペシャルダルバート @ ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ(池田市)

ネパールではお祭りの季節を迎えます。2022年の जनै पुर्णिमा ジャナイプルニマ Janai Purnima は8月12日、गाई जात्रा (सा पारु) ガイジャトラ Gai Jatra は8月13日です。「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ」さんでは、昨年 →「ジャナイプルニマとガイジャトラ @ ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ(池田市)」と同様に、クワンティコジョル Kwati ko Jhol 付きのスペシャルダルバートを供されました。本来は 9種類ですが、お店が 7周年を迎えられたという事もありラジマ、ボリ、セトチャナ、カロチャナ、ハリヨケラウ、サノケラウ、ガハットの 7種類の豆が使われています。以前開催された料理教室でのレシピが好評で、→「クワンティコジョル Kwati ko Jhol @ ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ (池田市)」変えておられないとのことです。マスはチキン、タルカリはヘチマとじゃが芋です。アチャールは3種類、果物シリーズの桃のアチャール、大根のアチャール、マショウラとトマトのアチャールです。青菜炒め、パパドゥと、砂肝、キノコ、パプリカのスパイス炒めが添えられます。ズーズーダゥとチヤも頂きました。

阪急宝塚線池田駅すぐのお店で頂ける、美味しい料理の数々は
→「jujudhau ズーズーダゥ(池田市)ネパールのごちそう」

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ジャナイプルニマとガイジャトラ @ ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ (池田市)

2021年8月22日は जनै पुर्णिमा ジャナイプルニマ Janai Purnima、8月23日は गाई जात्रा (सा पारु) ガイジャトラ Gai Jatra とネパールではお祭りが続きます。「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ」さんの SNS で紹介されています。

【ジャナイプルニマ】8月22日
バウン、チェトリの成人男性は満月のこの日に身体を清めた後、6本の糸からなるジャナイ=聖紐を掛け替えます。(リレーのアンカーたすきのようにつけています。)健康と祝福を願い、寺院で黄色と赤の紐を手首にまいていただく、ラクシャバンダンもジャナイプルニマの日です。熱心なヒンドゥー教徒はランタン地方にある4380mのゴサイクンダ湖を目指します。トレッキングコースにもなっておりいつもは人が少なめの素敵なコースです。雨季にはお花畑、ヒマラヤのケシにも出会える素的なコース。ジャナイプルニマの日、ゴサイクンダは大混雑!!『ゴサイクンダに行ってきます!』と知り合いに伝えると、湖の水を持ち帰ってきて欲しい!と懇願されました。歩く道道ではすごい数の人々に圧倒され、ゴサイクンダでは沐浴し身を清める人々の信仰の心、美しさに感動…
そんなジャナイプルニマの日は数日前から豆を水に浸して発芽させ、9種類の豆の『クワティ』のスープを食べ、身体を温める習慣があります。

2年前にはお店で開催された料理教室で、9種類の豆の『クワティ(クワンティ)』のスープを取り上げられました。その時の記事 →「クワンティコジョル Kwati ko Jhol @ ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ (池田市)」で、ジャナイプルニマを紹介させて頂きました。

ガイジャトラはネワール族のお祭りで、We all Nepali の「Gai Jatra Festival」の記事によると、

Traditionally every family who had death in the family during the preceding year must participate in a procession through the streets of Kathmandu leading a cow.

If a cow is unavailable then a young kids dressed as cow is considered a fair substitute. However, there started tradition of leading a cow with kids in funny costumes.

不幸のあった家族は、牛が先頭の通りを練り歩く行列に参加し、牛がいない場合は、着飾った少年がその代役となるとのことです。

After the cow procession is over, in the afternoon, everyone takes part in another tradition in which the participants dress up and wear masks. There also people enjoy the moments with songs, jokes, mockery and humors until late evening.

Gai Jatra is a festival which enables people to accept the reality of death and to prepare oneself for the life after death. It heals the grief and sorrow, at least a little, when people see the cow possession and realize people die, and we are not alone in the country who lost our loved ones.

牛の行進が済んだ後は、歌やジョーク、ユーモアなどを楽しみ、死を受け入れ、愛する人を失ったのは自分だけではないことを悟ることで少しでも死の悲しみを癒す日のようです。

Gai Jatra の際の特別な食事というものは無いようですが、華やかに賑やかに人を喜ばすというイメージが今回のスペシャルダルバートに描かれています。

アジアハンターの小林さんの Twitter でも、お店とカドカさん、そしてこのスペシャルダルバートが紹介されました。

ジャイナプルニマとガイジャトラのスペシャルダルバート、ダルはクワティコジョル、発芽させた 9種類の豆が使われています。手に入れることが出来なかった豆があったらしく、2年前とは異なる カロチャナ (Black Chickpeas)、カブリチャナ (White Chickpeas)、ラジマ (Kidney beans)、ボリ (Black-eyed beans)、 白いケラウ (White peas)、緑のケラウ (Garden peas)、ガハット (Horse Gram)、マシャン (Red beans)、皮付きムスロ (Whole Red Lentil) のミックスです。マスはチキン、タルカリは、いつもより多い種類の野菜、カリフラワー、じゃが芋、長芋、パプリカ、茄子、葱と茸が使われています。アチャールは 3種類、果物シリーズは梨のアチャール、胡瓜、じゃが芋、人参、えんどう豆のアチャール、トマトとマショウラのアチャール、青菜炒めとパパドゥ、ネパールのお祭りに欠かせない骨付き山羊肉が少しスクティ様に乾燥させた後タンドールで焼かれたものが添えられました。ココナッツ入りのズーズーダゥと、チヤも頂きました。アマビエが増えていきます。

阪急宝塚線池田駅すぐのお店で頂ける、美味しい料理の数々は
→「jujudhau ズーズーダゥ(池田市)ネパールのごちそう」

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クワンティコジョル Kwati ko Jhol @ ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ (池田市)

「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ」さんの料理教室に初めて参加しました。この日の料理は、ネパールのお祭り、ジャナイプルニマ Janai Purnima(2019年は8月15日)の際に供される、クワンティコジョル Kwati (Quati) ko Jhol がメインです。ジャナイプルニマは、DISCOVER NEPAL (The official tourism website of Nepal) で紹介されています。

Janai Purnima is a Hindu festival celebrated all over the country, with family get togethers and feasts of Kwati or sprout lentils. This day is also a harbinger of rejuvenation with Hindu men renewing their Janai and people flocking to Shiva temples in different parts of the country. It is a big day to observe the Shaman culture. (中略)Newars of Kathmandu Valley call this festival Gunhi Punhi and they prepare a soup of a mixture of beans called Kwati as special food for the day. Kwati is a nutritious soup made from sprouted beans. 

Janai については、We All Nepali の「Janai Purnima and Rakshya Bandhan」で解説されており、Janai Purnima 当日の仕来りも知ることが出来ます。

Janai is a cotton string worn across the chest by Hindu male. This thread is only given to males during a long and  impressive religious ceremony called Bratabandhan. Almost all the religion has type of Bratabandhan, but known by different names. Bratabandhan is basically a formal process of accepting someone in the religion.  (中略)

A day before Janai purnima the persons wearing janai should make themselves ‘clean’ by shaving or cutting hair and take a good bath. They undergo a partial fasting, taking only one meal of foods considered to be ‘clean’ – no meat, no onions or garlic. Before big event Hindus prefer to clean their body by keeping fasting. Satvic food is prescribed for all Hindu ritual and festival. 

In the Purnima morning men usually go to rivers and ponds nearby, to take secret bath dipping himself thrice in the water. Men, then change their Janai. Break the old ones.  

そのジャナイの実物を見せて頂き、実際にカドカさんがどのように身に着けているかも教えて頂くことから始まりました。

Quati (Kwati) ko Jhol については、Boss Nepal の「 Vegetarian Quati ko Jhol」 の記事にその詳細とレシピが記されています。

Quati is a collection of various types of sprouted beans which is prepared on the day of Janai Purnima also known as Quati Purnima. It is considered be highly nutritious as it has the vitamins and minerals of various different types of beans (kidney beans, black-eyed beans, chickpeas, soya beans, mung beans, green beans, black beans and white beans). It is very common type of vegetable soup prepared and served specially on this particular day.
People of Kathmandu usually mix lamb meat with Quati while they cook, however, in Terai, it is prepared as a vegetarian dish and does not include any type of meat products.

多くの種類の発芽した豆を使うこと、カトマンドゥのネワール族の人々は山羊肉を入れるが、タライのタルー族の人々は肉を入れないことが説明されています。

ジャナイプルニマの日が近づくと街には豆売りが増え、各種の豆の詰め合わせを売るのだそうです。その実物です。袋の左端から、Rajma (Kidney beans)、Seto Kerau (White peas)、Mashan (Red beans)、Kalo Mass (Black Gram)、Seto Bhatmas (White Soybeans)、Hariyo Mass (Green Gram)、Kerau (Garden Peas)、Chana (Chickpeas)、Bodi (Black-eyed beans) が詰められています。これを水に浸したものが用意されていました。本来なら、もっと発芽したものを使うとの事です。圧力鍋も使い、調理が進みます。2品目は、グンドゥルック(発酵乾燥野菜)のアチャール Gundruk ko Achar です。ネパール産のグンドゥルック、この日は からし菜 Rayo ko Gundruk と菜の花 Tori ko Gundruk の2種類のミックスです。スペシャルダルバートにもよく登場するグンドゥルックですが、いかに手間をかけて調理されているか、よく分かりました。3品目は、鶏肉のドライカリー、ククラコマス Kukhura ko Masu Fry です。ダルバートに添えられるマス(肉)は、グレービーを使ったものでなく、手間をかけたセミドライタイプであるべきというカドカさんの信念を具現しています。カトマンドゥの多くの店でも、手間を省くためにグレービーを使ったマスを供する店が増えたと嘆いておられます。4品目は、マサラオムレツです。レクチャー終了後は、この4品の他に、マショウラのアチャール、木耳入りの青菜炒め、サグ、冬瓜と茄子のタルカリ、胡瓜のアチャールも供して頂きました。まさしく「ネパールのごちそう」が並びました。参加者が各自でターリーに盛り、カドカさんを囲んでの会話とともに、美味しく頂きました。

阪急宝塚線池田駅すぐのお店で頂ける、美味しい料理の数々は
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