「Mesi-kutan? メシクウタン?」さんへ初めて伺い、
ダルバートを頂きました。
ダルはムスロのみを使った優しい味付けです。
メインでお願いしたマトンは骨付きで、これとライスだけで食べていたい一品です。
副菜には、トマトのアチャール、大根のアチャール、サグ、タルカリが並びます。「今日のカレー」の一つに、「グンドゥルックタカリ」と書かれていましたので、タカリ? Thakali?と想像を巡らせながら単品で追加お願いしました。グンドゥルック、じゃが芋、バトマスの入った、Gundruk ko Jhol でした。こちらの方が、ダルバートによく合います。
ワンドリンク付きでしたので、食後にコーヒーを頂きました。
Mesi-kutan?
メシクウタン?
大阪市浪速区日本橋 4-2-20 コア日本橋

この日のダルは、マスとチャナ、
マスはほうれん草とチキンです。インド料理のサグチキンとは異なり、ネパール料理としてのククラコマスに、ほうれん草パルンゴが美味しく絡まっています。
タルカリは里芋とじゃが芋、
アチャールは 3種類です。果物シリーズは蜜柑と林檎のアチャール、
小魚のアチャールはチョイラの様な仕上がりで、
トマトはホースラディッシュとの初めての組み合わせでアチャールに仕立てられています。
ご飯の傍らにはパパドゥと青菜炒め、上には蓮根のスパイス炒めが添えられています。
この日はモモアチャールを単品で追加でお願いしました。
デザートはズーズーダウ、
チヤにはマーゲ サンクランティの際に登場したチャックを入れて頂き、
生姜が効かせたものを頂きました。

ダルは、マス、ムスロ、ラハルのミックス、
マスの代わりにタルカリが増えて 2種類、マショウラと大根のグンドゥルックのタルカリと、
蕪とじゃが芋のタルカリです。
アチャールは 3種類、果物シリーズは、池田産のレモンと蜜柑のアチャール、
モロッコインゲンときのこのアチャール、
人参と大根のアチャール、
ご飯の傍らにはパパドゥと青菜炒め、上にはパプリカのスパイス炒めが添えられています。
デザートはいつものズーズーダゥではヴィーガン仕様ではなくなりますので、さつま芋のハルワが初登場です。
食後の飲み物も折角ですので、ミルクを使わないカロチャをお願いしました。
併せて週末のスペシャルダルバートも頂きました。
ダルはラトシミ、カロシミ、マスのミックス、
マスはチキン、
大根とジャガイモのタルカリ、
カトリに入ったアチャールは 3種類、果物シリーズは林檎、蜜柑、キウイのアチャール、
菜の花のグンドゥルック(発酵乾燥野菜)とサノケラウ(エンドウ豆)のアチャール、
牛蒡と隠元のアチャール、
ご飯の傍らにはいつものように青菜炒めとパパドゥが、上にはラトムラ(二十日大根)のアチャールが添えられています。
この日は、追加でミックスバーラもお願いしました。
食後のチヤに、残しておいたチャクを入れて、チャクチヤで頂きました。
ギウをつけて食べると美味しいからと、カドカさんが天然酵母を使って作られたパンも試食させていただきました。

ダルバートをマトンの選択でお願いしました。
ダルはチャナとムスロのミックスで粒感が少し有ります。
マトンは肉量もしっかりあり、セミドライのタイプでダルバートにぴったりです。
人参と胡瓜のスライス、トマトのアチャール、大根のアチャール、
小松菜、キャベツと韮と並びます、
ヨーグルトも付きます。
食後にチヤを追加でお願いしました。

ダルはマスとムスロ、
マスは栗入りチキン、
タルカリはマショウラ、じゃが芋、カリフラワーの茎と葉のグンドゥルック、
アチャールは何時もの 3種類から 5種類に増え、果物シリーズは洋梨のアチャール、
大根とネパール産の干しレモンのアチャール、
カリフラワーとブロッコリー、
西洋わさびとエシャロットのアチャール、干し柿と胡桃のアチャールと並びます。
大根とレモネードレモン、青菜炒めサグ、
パパドゥがご飯の傍らに添えられ、上には長芋のスパイス炒めと、サクサクのお米も頂くことが出来る揚げた稲穂がのせられています。
この日は、チキンティッカも追加で頂きました。
デザートは、ククリラムに漬けたレーズン入り、金箔のせのズーズーダゥ、
最後にチヤを頂きました。
バフモモ Buff Momo も頂き、
ダルバートを副菜 5種類で、水牛のマスを追加でお願いしました。
追加料金 800円の水牛カリーは小片が 入っていますが、開店当初と同じく肝などが殆どです。
ダルはムスロとムングですが、豆の粒感がないタイプで、
副菜の魚の一品は、以前のメルルーサから鱈にかわっていました。
追加料金 500円のマトンカリーは、骨付きというよりも肉が少し付いた骨が数片入っていました。
両日のチキンカリーも、骨付きでした。
他のお客さんが帰られた後にネパール人のお店のスタッフの方に話を伺いました。水牛料理文化の中心であるネワール族ではない彼らは、日本の水牛を持て余しておられる様でした。肉が固く味が無いので、バフチョイラもバフモモもネパールで食べるものの様には調理できないと言われました。水牛カリーも肉だけでは味が出せないので肝を使っているとの事でした。
何度も頂くうちに、何故昔からネパールの人が冬にガハットのダルを食べるのかが少し解ってきた気がします。そのガハットとムスロのミックスダル、
マスはハリヨクルサニが味を引き締めるチキン、
タルカリは、これまた何度も頂くうちに大好物となったアルカウリ、じゃが芋とカリフラワー、
アチャールは 3種類、果物シリーズはレモネードレモンのアチャール、これまで登場してきたレモンのアチャールとは異なり、甘味のある「レモネード」という珍しい種類のレモンがアチャールに仕立てられています。
3種類の色のパプリカのアチャール、
大根、じゃが芋、えんどう豆のアチャール、
ご飯の傍らにはパパドゥと青菜炒め、上にはさつま芋のフライが添えられています。
デザートは、ククリラムに漬けたレーズン入りのズーズーダウ、
チヤも頂きました。
ダルは使っている豆は何時も通りのマス、ムスロ、ムング、ラハルのミックスですが、作り方が何時もとは少し異なり、個人的には好みの仕上がりです。
タルカリはじゃが芋とキャベツ、
大根、人参、茄子、
青菜炒めは高菜のラヨコサグ Rayo ko Saag でした。
冬瓜(クビンド)のアチャール Kubhindo ko Achar は、皮の部分の主張が強い仕上がりで、その意味ではスリランカ料理の瓜類のカリーと似ています。
スダチのアチャールは酸味が強調され、
ティンムル(ティムル)のチョープ Timmur ko Chhop は、ティンムルとクルサニ(唐辛子)、塩で作られている様です。
チヤも追加で頂きました。
まずはダルバートセットを頂いてみます。
ダルはマスコダル、
マスはチキン、ランチタイムに頂いた際にバターチキンカレーが出てきたと嘆くと、まだ突っ込みどころは有るのですが、ククラコマスに変わっていました。
アルタマボリも添えられ、
マトンチョイラ、
サグ、
大根、人参、胡瓜、えんどう豆のアチャール、
トマトのアチャールと並びます。
食後にチヤを頂き、
メニューにはネパールのデザートと書かれていましたが、普通のバニラアイスクリームが出てきました。
オーナーもお店に居られましたので、スタッフの方も交えお話をすることが出来ました。もうバターチキンカレーがダルバートに登場することはなさそうです。