KHAZANA カジャナ(大阪市淀川区)西インド料理

地下鉄御堂筋線西中島南方駅からほど近い、KHAZANAカジャナさんで何度かグジャラート・ターリー・ランチを頂いたことがあります。夜に訪問する機会があり、グジャラート・ターリー・ディナーをお願いしました。このお店は珍しく西インド料理を供されており、お店のweb siteでも以下の様に紹介されています。

インド料理にはたくさんの地方料理のスタイルがありますが、当店では特製の備長炭を入れた石釜で焼き上げる、こだわりのタンドール料理やナン、チャイといった北インド料理の人気メニューに加え、女性やインド料理通のお客様にご好評頂いておりますのが、新鮮な野菜たっぷりでヘルシーな『グジャラート・ターリー』という西インドの家庭料理を再現したお料理です。グジャラートとは、インド北西部にあるグジャラート州のことで、ベジタリアンの聖地としてや、あのガンジーの故郷としても知られておりますが、じつは当店支配人である私自身の出身地(故郷)でもありますため、西インド料理にも非常に強いこだわりを持ってご提供させて頂いております。

まずはスープから、そして豆のサラダが供されます。その後メインのターリーの登場ですが、見た目が、微妙にバランスの取れていない配置となっています。メニューの上では、パクリー(粗挽き全粒粉で素朴な味わいのパン)、ドクラ(米と豆を蒸し焼きにしたもの)、本日の豆カレー、本日のサブシ、カディ(ヨーグルトと豆の粉で作る西インドならではの甘いスープ)、ビーンズサラダ、ムティア、カマン、トマトクリームソース、カジャハルワ、アイス他、チャイとなっていますが、どこか何か違う様な気がします。他にお客さんがいなかったので、店の人に一品ずつ尋ねてみたのですが、言葉の問題で十分な意思疎通ができませんでした。提供される料理が日によって違うのかもしれませんが、折角の西インド料理です、何を使っているのか、どの様に調理されているのか知りたいものです。それぞれの料理は美味しいので、説明の一文でも添えられていたらと思いました。デザートのアイスクリームとチャイを頂きました。追加でクルフィーもお願いしてみました。

大阪メトロ御堂筋線西中島南方駅、阪急電鉄京都線南方駅近くのお店で頂ける美味しい料理の数々は →「カジャナ KHAZANA(大阪市淀川区)」

KHAZANA カジャナ

大阪市淀川区西中島4-6-30
http://www.khazana-osaka.jp/

 

 

タカリバンチャ(JR大森駅)ネパール料理

Nanglo Gharさんでダルバートを頂き、満足しました。新大久保駅から羽田空港に向かうべくまず品川駅を目指しました。飛行機までの時間があったため、品川駅から京急線に乗り換えず、予定を変更しJR大森駅へ向かいました。駅近くにタカリバンチャさんがあることは承知しておりました。駅前の通りに面する建物の地下にお店はありました。新大久保とは様相が異なり、日本人のお客さんがナンとカレーを食べておられました。ランチメニューからタカリダルバートセットをマトンでお願いしました。グランドメニューでもっと本格的なダルバート(スペシャル タカリ ターリー)なども有るようですが、さすがにお腹に入りそうもなく頼むことは諦めました。夜の居酒屋使いに最適なカジャセットもメニューに見つけました。次回はしっかりお腹を空かせて訪れ、ククリラムなどと共にゆっくり楽しみたいところです。大人しくチャイをいただいて帰りました。

タカリバンチャ

東京都大田区山王2-2-7 B1F

Nanglo Ghar ナングロガル(新大久保)ネパール料理

いつも東京に出かけた時は、とある鮨屋でのランチを楽しみにしていたのですが、前夜のAanganアーガンさんに引き続き、昼食もダルバートを頂くことにしました。再度新大久保駅に向かい、Nanglo Gharナングロガルさんに開店時刻の11時を少し回った位に訪れました。ビルの3階と4階が店舗の様ですが、3階の席に案内されました。他にはお客さんは2組、いずれもネパールの方達でした。帰阪後車の運転がありますので、アルコールは我慢して、Thakali special khana ネパールローカル料理セットをお願いしました。メインがマトンかチキンの選択となり、マトンで頼みました。メニュー表ではsalad、rice、dal、mutton curry、alu gobi、gundruk achar、tomato achar、ghee、papad、desertがその内容です。サービスでラッシーをどうぞとのことで持ってきていただきました。ここでもネパール人のお客さんはダルとバートのお替りを次から次へと頼んでいました。ダルが豆の密度が濃いにもかかわらずあっさり目でご飯がよくすすみます。豆の種類や味付けを訊きたかったのですが、店員さんには日本語も英語も十分伝わりませんでした。取り敢えず、ダルのお替りをいただき満喫しました。こちらのお店も、夜にゆっくり伺って、一品やセットをつまみながら楽しく飲みたいところです。

Nanglo Ghar ナングロガル

東京都新宿区百人町1-17-10 常陽第2ビル3F、4F

 

Aangan アーガン(新大久保)ネパール料理

東京で夕刻からの会合の用事を済ませ、午後10時頃にJR新大久保の駅に降り立ちました。閉店時刻が24時となっているAangan アーガンさんなら、まだゆっくりとダルバートを食べることが出来るであろうと伺いました。入口にマニ車もあり、室内は落ち着いた感じの装飾です。早速ククリラムを頂きます。他にも魅力的なメニューが並びますが、Aangan special thakali set アーガンスペシャルタカリセットをお願いしました。Bhat、Kukhura ko masu、Khasi ko masu、Dal、Mix achar、Salad、Tarkari、Gundruk achar、Saag、Ghee、Papad、Golveda achar、Dessertの内容でメニューには記載されています。アチャール好きですので、単品でミックスアチャールも追加しましたが、想像より塩辛いものでした。現地仕様の味付けの様です。夜遅い時間でしたが、他に2組のお客さんがおられました。日本人は私一人で、心地よい完全アウェイ状態です。ダルバートを注文された5人組はダルと、バートを次から次へとおかわりを頼まれていました。最後にLalmonとNepali chyaも頂きました。メニューを眺めると、おつまみにしてロキシーやククリラムを飲みたくなる料理の数々が記されており、是非、再訪しゆっくりと腰を据えて飲みたくなるようなお店でした。

Aangan アーガン

東京都新宿区大久保2-32-3 リスボンビル4F

カナメラ@ターメリック(西宮市甲子園口)

JR甲子園口駅前の商店街にあるネパール料理店ターメリックTurmericさんに伺いました。第2及び第4土曜日に行われるカナメラ(ターメリックだけのバル)を1ヶ月ぶりに楽しむためです。夜の開店直後にお邪魔し、早速カザをチウラではなくバスマティライスでお願いしました。この日は枝豆、黒ヒヨコ豆炒め、ホウレン草、じゃがいもブデコ、キュウリ、じゃがいものアチャール、大根アチャール、マトンタントリッパ炒め、チキンチョエラ、アンダピヤジとメニューに書かれていました。飲み物はロキシーでスタートです。追加は、もはや定番のアルタマと、お昼のダルがまだあるとのことでお願いしました。前回は竈の上にスクティが吊るされていましたが、唐辛子に替わっていました。乾燥させるのに丁度良いのだそうです。

カウンターの内側にはカザのおかずが用意されており、ネパールでもカザを供するときはこの様なスタイルでやっていますとのことでした。エスニック料理に詳しい某氏が来られ、店主を交えてネパール料理談義が始まりました。この日のランチタイムはダルバートを供される日だったのですが、ナンとカレーを頼まれたのは一人だけで、他は全員ダルバートの注文だったとのことです。しみじみと「ダルバートを始めて良かった。」と仰っていました。豪華になっていくダルバートは、ライスなどのお替りをされると赤字になってしまうのでは皆心配し追加料金の設定もやむなしと感じていますが、店主は「胸に石をおいて」というネパールの諺を例えに、何とか頑張っていきますとのことでした。ダル、バート、アチャール、サグだけの様なシンプルなダルバートを供する予定はどうですかと某氏が尋ねられました。シンプルが故に味で勝負のダルバート、是非頂いてみたいですが、SNS映えする美しい見た目も集客には重要であり、客単価の問題もあります。強く希望するわけにはいかないことも皆承知です。

<追記>その後8月から平日の昼夜頂けるダルバートの提供を開始されました。
→「マトンカナ(山羊カレーダルバート)@ターメリック(西宮市甲子園口)」

ククリラムも頂きましたが、話に夢中で写真を撮り忘れました。パクチーオムレツ、チウラと卵の炒めものも頂きました。後者がメニューにあったので、最初のカザはチウラではなく、バスマティライスでお願いしておきました。アルタマは食べるごとに凄みを増しており、店主夫妻も自賛されていました。今回のメニューを見たとき、カザのバスマティライスバージョンにアルタマ、チウラと卵の炒め物の組み合わせを皆さん思いついた様で、実際に注文されていました。最後にデザートのスジハルワとチヤを頂きました。前回の訪問時は、ククリラムとロキシーがカナメラのメニュー外でしたが、今回は500円(税別)で記載されていました。デザートも単品300円(税別)に載っていました。

ターメリックさんで頂ける美味しいネパール料理の数々は
→「ターメリック Turmeric (西宮市甲子園口)」

ターメリック Turmeric

西宮市甲子園口2-24-28
https://twitter.com/turmericrest1

バインミー&フォー・ガー@ベトナムカフェ・チョムチョム(箕面市)

仕事でランチを食べ損ねた午後3時頃、箕面桜井市場の中にあるVietnam Cafe Chom Chomベトナムカフェ・チョムチョムさんへ2ヶ月ぶりに伺いました。前回はフォー・ボーと生春巻を頂いたので、今回はフォー・ガーとバインミー(ハーフサイズ)のセットでお願いしました。バインミーは、ベトナムハムとロースハムがメインのBanh Mi Dac Bietと焼き豚がメインのBanh Mi Thit Nuongが供されており、今回は前者を頂くことにしました。チェーとコーヒーも追加し食後に持ってきていただきました。この日のチェーはバナナ入りでした。食べ終わって、アジア系アメリカ人の店主とお喋りです。前回、ロサンゼルス郊外のベトナム料理店でのフォー事情や香草の仕入れについて語って帰ったので、私のことを同業者に思われていたようです。単に話好きな、食い意地のはった親爺に過ぎないことを説明しておきました。壁にノンラー(傘帽子)が飾られており、それにhochiminhcookingclass.comの文字があり尋ねてみました。ニューヨーク在住時、よくベトナム料理を食べていて、バインミーの専門店を開こうとベトナム料理を学びにベトナムに出かけたのだそうです。ホーチミン郊外にある料理教室は農場とレストランを併設しており、香草や料理について学ぶ為には、とても良い環境だったとのことです。Ho Chi Minh Cooking Classのweb siteを見てみると1ヶ月のProfesional Chefを目指すコースなどもあるようです。当初は一人で切り盛りするには、バインミーの専門店のほうが良いと考えたのだそうですが、せっかくなのでフォーも提供することにされた様です。開店当初は、近所の人やお知り合いの方が多かったのでしょう、香草が苦手なお客さんもおられたが、最近は香草好きなお客さんが少し遠くからも多く来て下さるようになったと仰られていました。

阪急箕面線桜井駅近くの阪急桜井市場内にあるお店で頂ける美味しい料理の数々は→「ベトナムカフェ チョムチョム Vietnam Cafe Chom Chom (箕面市)」

ベトナムカフェ・チョムチョム
VIETNAM CAFE CHÔM CHÔM

箕面市桜井2丁目10-5「阪急桜井市場」商店街内
http://chomchomvietnam.com/
https://www.facebook.com/vietnamcafechomchom

MADRAS KITCHEN マドラスキッチン (神戸市)南インド料理

GWの神戸方面へのお出かけ第3弾は、三ノ宮駅から生田神社の横を通って山手に行った所にあるMADRAS KITCHENマドラスキッチンさんです。お目当てはミールスです。NON VEG MEALSノンヴェジミールスをお願いしました。家族と出かけましたので、他に、ハイデラバードチキンビリヤニ、チキンティッカ等をいただきました。ミールスは辛さ控えめでお願いしたのですが、結構辛く、私の舌では味を十分に楽しむことが出来ませんでした。フィッシュカレーの魚も何故か冷たく、この日は中途半端な気分でお店を後にしました。

巡り合わせが悪かっただけなのか、私の舌の調子が悪かったのか確かめるために、後日一人でランチタイムに再訪しました。今度はVEG MEALSヴェジミールスでお願いしました。この日の日替わりカレーはパイナップルのカレーとココナッツベースの野菜カレー(かぼちゃ、ジャガイモ、インゲン)でした。定番のSambar、Rasamu等と茄子のカレーも添えられています。メニューではチャパティつきでしたがプーリーが出てきました。この日は辛さ加減も大丈夫で、一つ一つの味を楽しむことが出来ました。ご飯のお替りはいかがかと店主に尋ねられましたが、折角ですので、Parotaパロタをお願いしてみました。食べ進めていると、これと一緒に食べると美味しいと、チキンの挽肉が入ったカレーを持ってきて下さいました。最後に米でできたデザートとチャイを頂きました。こうして写真を見直すと、ヴェジターリーの方が、ノンヴェジターリーよりずっと彩りも良く、美味しそうに見えます。実際味を楽しむことが出来たのはヴェジターリーでした。パイナップルのカレーと茄子のカレーは、特別メニューの際に試しに作ったら大変好評だったので以降メニューに加わっているとのことでした。インド人は本来はこの様なパイナップルのカレーは食べないので「インド人もびっくり」のカレーだと解説下さりました。

MADRAS KITCHEN マドラスキッチン

神戸市中央区中山手通2-20-9
http://madraskitchen.net/index.html

 

few インド&ネパール料理レストラン(川西市平野)

能勢電鉄平野駅前にあるインド&ネパール料理レストランfewさんでダルバートを頂いたという話を、インド料理、ネパール料理等を数多く食べ歩きされている某氏が「今年最大の発見!」とtweetされており、早速出かけてきました。毎日ダルバートを供されている訳ではなさそうですので、電話でお尋ねしました。材料の準備の兼ね合いがあるのでしょう、前日までに予約下さいとのことでしたが、たまたまその日は当日でも大丈夫とのことで、すぐに伺いました。辛さの好みを聞かれましたので、少し辛めでお願いしました。ダル、バート(人参ご飯)、マトンカレー、チキンの焼き物、ムラコアチャール、サグ、カリフラワー、キノコなどから成っていました。TASTE OF INDIA, INDIAN RESTAURANT, fewと看板にあるように、それまではインド料理のみを供されるお店だった様ですが、3月に新しいシェフに替わり、4月からダルバートの提供を始められたばかりとのことでした。その北にある幾つかのゴルフ場へ行く時に通る道ですので、インド国旗がはためいていてインド料理店の存在は知っていましたが、ダルバートは意外でした。お店のfacebookは“few”インド&ネパール料理レストランと、ネパールの文言を入れられています。バートが人参ご飯で供されています。これはシェフが高貴な方にお仕えしていた時に、その方の大好物だったとのことです。人参をまず炒めてからお米と一緒に炊くとのことです。ダルは4種類の豆(ブラック、チャナ、ムング、ムスール)を使ったものだそうで、美味しくおかわりも頂きました。おまけに唐辛子のアチャールも添えていただきました。最後にクルフィーとチヤをいただいて帰りました。これからスタッフ皆で畑に香草とトマトを収穫に行くとのことで、ダルバート用のアチャールを作っておきますからと言われました。既にナンとカレーの注文が定着しているお店で、ダルバートにどれだけ需要があるのか未知ですが、是非定着させて欲しいものです。

fewさんで頂ける美味しい料理の数々は
→「”few” インド&ネパール料理レストラン(川西市平野)」

few インド&ネパール料理レストラン

兵庫県川西市平野3-3-24ルームス1F
https://ja-jp.facebook.com/kawanishi.few/

 

たけのこ&マトンのカレー@ズーズーダゥ(池田市)

お店のFacebookで特別メニューを時々お知らせされる池田市のjujudhauズーズーダゥさんが、珍しく、初めてダルバートのカレーの種類の告知をされました。

ナマステ😊💓
20日(土)、21日(日)限定で✨
ダルバートセットのチキンorマトンの変わりに…
《たけのこ&マトンのカレー》をお選びいただけます♡

マトンとタケノコ、ヒヨコ豆の
食感がおもしろい、とっても美味しいカレーです♡

どういうことなのか食べておかねばと、いそいそとランチタイムの終わりがけに伺いました。ランチのダルバートセットを、いつも通り、ご飯少なめ、アチャール多めでお願いしました。問題?のマトンと筍、ひよこ豆のカレーはスープタイプです。何時も揺るぎない美味しいダルです。途中で店主が外から帰ってこられましたので、お喋りタイムとなりました。どうやらスクティを店内で作ろうとし、窯の上に吊るしてみたものの不具合が生じて断念したとのことです。筍が手に入ったとのことで、アルタマにスクティを入れると美味しいので、それを作りたかった様です。その路線そのままで、少し酸味と辛みの混じった筍入り、マトンカレーが出来た次第と推察されます。また今後、農家の方にお願いしていろいろな野菜を手に入れることが出来るようになるので、いろいろな料理を味わっていただきたいと仰られていました。ニンニクの茎と葉はチョエラに入れるとシャキシャキとした食感が良く、菜の花はグンドゥルックにしたら繊維が細く美味しいのだとか教えていただきました。是非実現するのを心待ちにしています。

jujudhau ズーズーダゥ

池田市室町1-3
https://ja-jp.facebook.com/jujudhaunepal/

Jiramasino ジラマシーノ@ダルバート食堂(大阪市中央区)

ダルバート食堂のダルバート、メインのバート(ご飯)のオプションがバスマティライスから店主こだわりの「ネパール米」ジラマシーノに替わったとのことで、早速頂きに伺いました。この日の週替わりのポークカレーにミニチキンカレーを付けた2種盛り、ダルを大盛りにしてもらい、ご飯は勿論「ネパール米」を選びました。

ダルバート食堂のTwitterでは精米状態での写真も載せられています。

あと、ご報告です!
またひとつ、ネパール現地の味をご提供できるものが加わりました。ネパールライスです。銘柄はジラマシーノ。オプションでのバスマティライスをやめて、ネパールライスにお値段高いですが、プラス200円で変更できます。
ご迷惑おかけしますがよろしくお願い致します!

店主のお話では、このジラマシーノは日本米とバスマティライスの間をイメージしており、ネパール料理、ダルバートにあうのはこの米だとの確信を持って供されています。ジラマシーノだけにしたい位に熱い想いを持っておられるのですが、関税の問題などから原価がとても高くなるとのことで、オプションも致し方ないと得心します。ネパールのコメ事情をざっと渉猟してみますと、以前はインドなどへ米を輸出していた時代もありましたが、今は専ら米の輸入国となっています。このため輸入元のインドなどの天候や米価格に左右されやすく、しばしば価格の高騰を招いているようです。ネパール国内の嗜好や消費の傾向も近年変わってきており、fine and aromatic riceが徐々に人気となっています。国の施策としても、Jiramasinoの様なfine and aromatic riceの生産を奨励し、輸入を減じる目的としたプログラムを2015年から始めたと記されています。RICE VARIETAL MAPPING IN NEPAL: IMPLICATION FOR DEVELOPMENT AND ADOPTION.  Government of Nepal, Ministry of Agricultural Development, Department of Agriculture, Crop Development Directorate より引用

Nepalese food habit is being gradually shifted towards fine and aromatic rice from coarse rice. As a result rice market transaction is moving to the fine rice. The rice traders try to sell even cheap coarse rice converting into fine rice through high degree of policing for higher price. These days rice traders are attracting consumers by branding any type of rice as Jiramasino (fine rice). Fine and aromatic rice in the Nepalese super market and departmental store is on the rise for past few years. At this backdrop, considering the increasing demand of fine and aromatic rice, GoN has launched the first mission program on “Fine and Aromatic Rice” in 20 districts (Terai-17 and hills-3) from the year 2015. This mission program aims at increasing area, production and productivity of fine and aromatic rice in Nepal and reducing imports. This program targets to cultivate fine and aromatic rice in 7,500 ha and attain yield at 3 t/ha. The major activities of this program are 50% subsidies in foundation seed, 75% in commercial or improved seed, 100% in green manure (Sesbania aculeata) crop seed and provision of Zinc Sulphate for the reclamation of Zinc deficiency in rice field.

米は品種によってその気候風土に適、不適がありますので、実際どの程度ネパールでfine and aromatic riceの生産に成功しているのか否か知りたいところです。

TPPで問題となっていたコメの関税は、日本の税関Japan Custonのweb siteの輸入統計品目表(実行関税率表)2017年5月16日版で知ることが出来ます。米はもみ、玄米、精米とも402円/kgとなっています。10kgの米にかかる関税だけで4020円となり、それだけでコシヒカリ並みの値段になってしまいます。

お店で頂ける美味しい料理の数々は→「ダルバート食堂(大阪市中央区)」

ダルバート食堂

大阪市中央区内久宝寺町3-3-16
http://dalbhat-shokudo.com/
https://twitter.com/dalbhat_nepal