アサンチョウク Asan Chowk とインドラチョウク Indra Chowk の間に、セト マチェンドラナート寺院 Seto Machhendranath Temple セト マチェンドラナート寺院は在ります。
Boss Nepal の説明によると、
On the way to Indrachowk from Ason, to your right, lay an image of Buddha carved beautifully on the stone pillar in the place called Machhendra Bahal, also known as Jana Bahal. The large pagoda style temple past the gate is dedicated to the Seto (white) Machhendranath, the god of rain in the Hindu religion. The god is recognized as an aspect of Avalokiteshwar to the Buddhist and once a year, his image is carried around in a chariot throughout old Kathmandu and this festival, known as Seto Machhendranath Jatra,taking place during spring lasts for four days.
ヒンズー教では雨の神様であり、仏教徒にとっては観音菩薩でもある、白い (Seto) 神様です。
日を改めて、赤い神様 Rato Machhendranath も訪ねます。
炒り豆の移動屋台テラガリ Thelagari にもお目にかかりました。
チウラ Chiura も種類が豊富です。
ブジャ Bhuja も見つけました。
ダル Dal も見てて飽きません。
スクティ Sukuti のお店があったり、
干し魚 シドラ・マチャ Sidra Macha を売る露店もあったりします。
ジンブー Jimbu を扱う店も見つけ、
ティンムル Timur も見つけることが出来ました。
唐辛子も色々です。
沙羅双樹の葉と、それで作る皿タパリ Tapari も売っています。
通りを行ったり来たりして何時までも観察していたい、興味が尽きない場所です。
メニューブックも有りますが、壁に掲げられたホワイトボードにも書かれています。
まずビール、小さいのが良いというと、Napal Ice の缶ビールが出てきました。
バフ チョイラ( 300 Npr ネパールルピー、1Nprは日本円でほぼ1円) は大当たりで美味しく、すぐに完食です。
バフモモ (110 ルピー) も作っておいたものを蒸すのではなく、注文後に具材を刻むところから始めて作っておられました。そのため、少し時間がかかって出てきました。
どうしても Dal Bhat ダルバートの 150 ルピー というのが気になり、お願いしました。
じゃが芋とカリフラワーのタルカリが塩辛く、完食は断念しました。お店はご夫婦で営まれている様で、他にお客さんが居られなかったこともあり、食事を頂きながら色々話を伺いました。ここでも話題の一つは、増え続ける中国人観光客とタメル地区のチャイナタウン化でした。
同行のお二人が手を綺麗に洗われましたので、私も後に続き、遠慮なく手食で頂く機会となりました。ここでもダルは、タカリのダルらしく緑色でした。
居ても立っても居られず、開店と同時に伺い、ロキシーのソーダ割りと
カザセットをお願いしました。
店主キランさんの遊び心が最後まで発揮され、メニューに載っていない1品のマトンが上の写真12時の位置にあり、
それから時計回りに(下の写真では右から左に)ケラウ豆炒め、サグ(青菜炒め)、枝豆サンデコ
アンダ(卵)、
マトンブトゥワ、
グンドゥルックアチャール、
胡瓜とじゃが芋のアチャール、
ハンスチョイラ(鴨)、
アルタレコ、
そして真ん中にチウラが並びます。
ロキシーをおかわりしつつ、タンとトリッパの玉葱炒めも追加です。
パニプリと、
スープモモもお願いします。
スジハルワバルフィとチヤで締めました。
キランさんと奥様だけでも、これまで以上の料理の数々を用意して下さり、思い出に残る最後のカナメラとなり、店内も大盛況でした。是非キランさんに挨拶をしたいと遠方から駆けつけて下さった知人や、お店のチウラ、カザセットをもう一度食べておきたかった妻、ネパールで大変お世話になったキランさんのお父様と楽しい話をしながら、名残惜しい時間を過ごしました。「ターメリックロス」になってしまいそうです。
マトンはこれで美味しいのですが、お客様の反対にあい、すぐに消えてしまったドライタイプのマトンを頂く事ができないままになりそうです。
タルカリやアチャールもバート(ご飯)によく合います。
翌日は以前から待ち望んでいた魚のカレー Maacha ko Jhol も選択可能とのことで、連日の訪問です。
骨の無い食べやすいものをという配慮で、川魚に近いものではなく、カジキマグロの選択だった様です。
ダルはマスMasとチャナChanaとの事ですが、作り手がキランさんにかわって豆の味と食感が一層楽しめるダルに仕上がっていました。
日本語が上手な店主ミランさんも居られ、1年ぶりの再会です。ジョインカッテ Jhwai Khatte も出来るとのことでお願いし、
早速水牛のモモ Buff Momo をお願いしました。日本で食べたのとはやはり大分違います。一気に頂きました。
シンプルなダルバート Dal bhat もマトン付きでお願いしました。
鉄の鍋で煮ることにより鉄の成分でダルが緑色になるのだと説明して頂きました。
昨今のタメル地区の状況や、増え続ける中国人観光客とそれに伴う中華街化の功罪などについてお話を伺いました。また昨年に続き、家族への土産を買うのに良いお店も紹介して頂きました。
美味しい山羊のSekuwa セクワが頂けるお店です。まずTuborg Beer をお願いし、
Tauko Fry を頂きます(Tauko=頭)。昔はトマトと玉葱の味付けだったそうですが、今は塩味です。
次いでJibro Fry もお願いしてみます(Jibro=舌)。
フライだけでは面白くありませんので、サデコも試してみます。Morigaula Sadheko をお願いしました(Morigaula=腎臓)。
Kalejo=肝臓に似た食感ですが、きっとFryで頼むよりSadhekoで頼む方が美味しいと思わせてくれる一品でした。お店の方は英語があまり通じませんが、メニューにはローマ字表記もあり、隣席のネパール人のお兄さん達がメニューを説明して下さりました。毎日通って、メニューの上から下まで食べてみてと言われましたが、是非そうしたいと思わせるラインナップです。
その人参のアチャールと、
大蒜のアチャールです。
デフォルトでついてくる大根のアチャールです。
週替わりのマスは、キーマカレーでしたが、食べ応えがありました。しかも、ドライなタイプでダルの邪魔をしないのも嬉しい点です。
マトンチョイラも頂きました。

翌日は早めにホテルを出て、空港で搭乗手続き、出国審査を済ませます。ラウンジでお粥を頂き、
Royal Orchid Spaで、無料の30分マッサージもお願いしました。
Cクラスの座席も昔ながらのシートで、フルフラットにはなりません。Cクラスに限っては半分弱の搭乗率でした。カトマンズ到着後に市内に食事に出かけるつもりでしたので、機内ではウエルカムドリンクと、コーヒー、デザートのみ頂きました。