私と世界をつなぐ、
料理の旅路
- 14人の「私が料理をする理由」
LLCインセクツ編、発行
2023年5月4日発行
「インド家庭料理 vanam ヴァナム」さんへ伺った際に買おうと決めていた本書を手にして、一気に読みました。トップに落合さんの記事が掲載されています。
「はじめに」より抜粋です。
本書に登場する女性たちは、世界各地を旅したり、その国へ暮らしたりして、自分のやり方で料理に触れてきた。レストランや料理教室、家庭の台所など、、、、、さまざまな場で料理を見て試し、自分の一部にしてきた人たちだ。それは単に新たなレシピを知るだけでなく、その土地の伝統や習慣、人に出会うことで自分を知る人生の要となった出来事でもある。ある国のひと皿を手がけることは、自分にとっての道を知ること同時に、気づかなかったルーツを知ることでもある。
彼女たちの料理を通して、おいしさとそこから広がる物語を味わおう。多様な料理を知ることはきっと、世界の国々を旅できるだけではなく、それぞれの人生を旅することもできるのだから。
インド料理、インド料理、ベトナム料理、台湾料理、メキシコ料理、世界のごはん、スウェーデンの郷土菓子、ロシア・ジョージア料理、ポーランドの郷土菓子、イギリスの郷土菓子、ポルトガル料理、イタリア料理、イタリア郷土菓子、モロッコ料理に魅せられた14人です。
落合さん、お店の Instagram で本書について少し触れられています。
食だけはバーチャルに預けられず肉体をもって対峙するしかないものです。
食の選択は非常にパーソナルな問題だということもインドでは感じます。地域、宗教、貧富、カースト、家族構成、嗜好。何を選び食べるのかはまず始められる自分だけの旅。世界で食べて関わって身体性をもって自分ごとにしてみる機会がどれだけの財産になるのかを知っています。誰のものでもない自分とその人生を支え彩るのは食です。
日本も含めたアジアへの興味は尽きません。
お店で頂ける美味しい料理の数々は
→「ヴァナム vanam (奈良市矢田原町)」
インド家庭料理 vanam ヴァナム
奈良市矢田原町 743
https://vanam.therestaurant.jp/
https://www.facebook.com/vanamspice/
https://www.instagram.com/vanam_nara/