シュトレン Stollen @ インド家庭料理 vanam(奈良市) @ ネパールのごちそう jujudhau(池田市)

毎年恒例のクリスマス前のお楽しみ、シュトレン Stollen です。今年も「インド家庭料理 vanam ヴァナム」さんと、「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダウ」さんで買い求めました。

まずは「インド家庭料理 vanam ヴァナム」さんの、お洒落な布地に包まれたシュトレン。Spice Stollen と記されている通りの味わいです。「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダウ」さんのシュトレンは贈り物に求められ人も多く、立派な箱入りです。ククリラムとドライフルーツたっぷりが特徴です。

お店で頂ける美味しい料理の数々は
→「ヴァナム vanam (奈良市矢田原町)」

インド家庭料理 vanam ヴァナム

奈良市矢田原町 743

https://vanam.therestaurant.jp/
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阪急宝塚線池田駅すぐのお店で頂ける、美味しい料理の数々は
→「jujudhau ズーズーダゥ(池田市)ネパールのごちそう」

ネパールのごちそう
jujudhau
ズーズーダゥ

池田市室町 1-3

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マハー シヴァラートリー Maha Shivaratri 2022 @ ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ (池田市)

2022年のマハー シヴァラートリー Maha Shivaratri は3月1日から3月2日にかけてです。「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ」さん、昨年はお祝いのサマエバジを用意されましたが →「マハ シバラトリ Maha Shivaratri 2021 @ ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ (池田市)」、今年はスペシャルダルバートでお祝いです。中央の小さな匙で पञ्चामृत Panchamrit がまず供されました。上述の昨年の記事の中で、マハ シバラトリでシヴァ神に捧げるシヴァ神の好物について記しましたが、HIMALAYAN TREKKERS の 2022年2月21日付け「Maha Shivaratri In Nepal」の記事の What do people do on Shivaratri? の項で、ミルク、ジャガリ、ギー、蜂蜜、ヨーグルトの 5つからなる、パンチャムリットが記されています。

Even though most women fast—unmarried to find a good spouse and married to extend their husbands’ lives—men do as well. For devotees, Shivaratri starts with a ritual bath in the morning, followed by taking Darsan of Lord Shiva in temples, offering milk, Panchamrit (Milk, Sugar, Ghee, Honey, curd), bananas, sandalwood paste, white and yellow flowers, bel leaves(stone apple) etc. People chant special Shiva-pleasing mantras to perform pooja on this auspicious day. They also donate food and money to Sadhus or the beggars.

同記事では、シヴァ神の”spiritual gift”として Ganja (マリファナ)や Datura (シロバナチョウセンアサガオ)に触れ、人々がこの日に用意するスウィーツとして Bhang Laddu も紹介されています。それに因み、ヘンプシード Hemp seeds のアチャール、Bhang ko Achar バンコアチャールも昨年に続き登場です。味の調整のためじゃが芋が少し加わっています。ヘンプシード(麻の実)は日本の大麻取締法の規制外です。

パンチャムリットのパーンツは 5を表しますので、この日は 5に拘った構成となっています。ダルは、マス、ムスロ、ラハル、チャナ、ガハットの 5種類のミックス、マスはチキン、タルカリはカリフラワー、じゃが芋、ブロッコリー、椎茸、南瓜の 5種類の野菜です。アチャールは 3つ並びます。果物シリーズは、蜜柑、無花果、林檎、パイナップル、レモンピールの 5種類の果物が使われています。皮の部分が中心の胡瓜のアチャールは程よい発酵具合です。もう一つが前述の麻の実のアチャールです。サグブテコ、パパドゥも添えられ、ご飯の上にはカリフラワーのタンドール焼きが載ります。最後の一皿だった様で、他のお客様に提供されたもっと大きなカリフラワーは無くなっていました。食後にズーズーダゥとチヤも頂きました。

阪急宝塚線池田駅すぐのお店で頂ける、美味しい料理の数々は

 

 

 

 

 

 

 

新年スペシャルカザセット ビクラム暦 2078年 @ ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ (池田市)

2021年4月14日はネパールではビクラム暦 2078年の新年を迎える日です。「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ」さんでは、お祝いのスペシャルカザセットを用意されました。赤、白 2種類のチウラ、ゴルファッキー(ブジャ)、ダルモートとチャナブテコが中央に盛られ、海老のタンドール焼きが添えられています。その周りに、お祝いに欠かせないサグン (バーラ、玉子、小魚のセット)、バトマスサンデコ(大豆)、ブトン(山羊の肝のスパイス炒め)、カリフラワーのアチャール、山羊肉のスクティ、カロチャナのタルカリ、チキンセクワ、ドライタイプのアルタマボリ、自家製マショウラと茸のチョイラ、サグブテコ(青菜炒め)が並びます。山羊の足と豆のスープ Khasi ra Kwati ko Jhol が別添えです。新メニューのベジモモ、苺のラッシーも追加でお願いしました。食後はピカチヤを頂きました。

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→「jujudhau ズーズーダゥ(池田市)ネパールのごちそう」

ネパールのごちそう
jujudhau
ズーズーダゥ

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土筆と花山葵のチョイラ @ ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ (池田市)

ホーリー 祭り Holi に合わせた、色とりどりのスペシャルダルバートを用意された「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ」さんです。ダルは小豆と金時豆、マスはチキンと大根、ダルカリはビーツ、赤キャベツ、じゃが芋、アチャールは 3種、果物シリーズは葡萄とドライフルーツのアチャール、トマトとミントのアチャール、紫じゃが芋のアチャール、青菜炒めとパパドゥ、ライスはイムリ(タマリンド)で赤く色付けされ、土筆と花山葵、大蒜の茎葉のチョイラも添えられました。ズーズーダゥとチヤも頂きました。

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ミントとトマトのアチャール @ ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ (池田市)

「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ」さんへ、週末のスペシャルダルバートは有りますかとの問い合わせが増えてきたそうです。週末に店内が密になるのを避けるためスペシャルダルバートと告知されていません。しかしながら現在供されているダルバートは、従来のスペシャルダルバートのクオリティを満たすものに仕上がっています。ある日のダルバートです。ダルは 5種類の豆、マス、ムスロ、ラハル、ムング、チャナのミックス、マスはチキン、タルカリは一旦乾燥させた茸、人参、じゃが芋、チャナ豆、大蒜の茎葉、ミントとトマトのアチャールはネパールの山椒 ティンムルがよく効いており、じゃが芋とえんどう豆のアチャールも並びます。青菜炒めと、ディナーにはロティが添えられます。アラカルトでモモアチャールを追加しましたが、ミントを効かせたアチャールバージョンでお願いしました。食後にチヤも頂きました。先週に引き続き、店内には沢山の紫陽花が飾られていました。

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マチャコジョル 鰯カリー @ ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ (池田市)

5月28日から店内での飲食も再開された「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダウ」さんへ、他のお客さんが帰られた頃を見計らって伺いました。週末のスペシャルダルバートは、まだ控えられるとのことです。通常バージョンのダルバートのダルは沢山の種類の豆を使ったクワンティコジョル様で、マスはチキン、そら豆とじゃが芋のタルカリ、じゃが芋とえんどう豆のアチャール、大根のアチャール、青菜炒めサグブテコにロティが添えられています。この日用意があった、砂肝やレバーのスパイス炒め、ブトンと、鰯カリー、マチャコジョル も追加でお願いしました。食後にチヤも頂きました。

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干し芋茎入りマス、ムスロ、ガハットのダル @ ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ (池田市)

最近はダルに色々な仕掛けがある「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ」さんの週末スペシャルダルバートです。今週のダルは、定番のマス、ムスロにガハットが加わり、干し茎芋(ずいき)Karkalo ra Gaaba も相まって、味も食感も楽しめます。マスはチキン、タルカリは里芋とカロチャナ、アチャールは 3 種類です。果物シリーズは、柿が自家製のクリームチーズと一緒にアチャール仕立てで、大根は干し小魚の粉末と一緒に、砂肝はフライした大蒜との組み合わせです。ご飯の傍らにはパパドゥと青菜炒め、上には大根のスパイス炒めが添えられています。この日もオプションに、山羊の内臓のスパイス炒め、ブトンが用意されていましたのでお願いしました。デザートにはズーズーダゥ、チヤも頂きました。

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4周年記念スペシャルダルバート @ ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ (池田市)

開店4周年を迎えられた「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ」さん、今年は記念スペシャルダルバートを供されました。最近、アーユルヴェーダ Ayurveda の研鑽に勤しんでおられるカドカさん、お店のFacebookで、

5年目からのズーズーダウは
ネパールのカルチャーを尊重し
ネパールのお料理をクリエイトしたい
すばらしい効能の貴重な植物や鉱物、
めずらしいスパイスなどを使って、
ネパール料理・ダルバートをお出ししたい

と、5年目の決意を述べておられます。まさしく、それを表す記念スペシャルダルバートの登場です。お店を臨時休業にしてまで、豊能の山まで出かけて採ってこられた野草や山菜もふんだんに使われています。まずはラムラッシー Khukri Rum Lassi を頂きながら待ちます。程なく、前菜のプレートが供されます。「フルバリチョイラ Furbari Choila」と名付けられた一皿は、今までの概念にない前菜を日本の食材とネパールの調理法で具現されています。因みに、フルバリは Fields of flowers お花畑の意味です。サーモンはトマトソース仕立てですが、茗荷竹が添えられています。茄子はフェンネル(ソンフ Saunf)を効かせ、チアシード(ババリBabari)で仕上げられています。帆立はバジル のソース仕様で、他に、葉わさびや蕨も盛られています。ロキシー Raksi のソーダ割りを追加で頂いていると、4周年記念スペシャルダルバートの登場です。ダルは4周年の4に因み、マス、ムスロ、ラハル、チャナ、4種類のミックス、マスは、ネパールのお祝い事には欠かせない、骨付き皮付き山羊肉のカシ コ マス Khasi ko Masu、タルカリは南瓜の蔓(ファルシ コ ムンタ Farsi ko Munta)とじゃが芋、いつもは3種類のアチャールも、この日は4周年に合わせて4種類です。果物シリーズは杏子(クルパーニ Khurpaani)のアチャール、トマトとマショウラ Masyaura のアチャールは山椒が良く効いており、牛蒡と人参に、ブロッコリー、青唐辛子が加わっています。

もう一つは小さなスプーンに載った、西洋柊南天のアチャールです。メニューにはチュトロのアチャール、Chutro ko Achar と書かれていました。

セイヨウヒイラギナンテン (マホニア メディア Mahonia x media) は、メギ科 Berberidaceae ヒイラギナンテン属 Mahonia だそうですが、ネパールで自生しているメギ科の植物はと調べてみると、Mahonia nepaulensis がまず見つかります。その薬用効果については 「Natural Medicinal Herbs」 のweb siteで以下の様に記され、赤痢や眼病に効くそうです。

The fruits are said to be diuretic and demulcent. They are used in the treatment of dysentery. A decoction of the bark is used as eye drops to treat inflammations of the eyes. Berberine, universally present in rhizomes of Mahonia species, has marked antibacterial effects and is used as a bitter tonic. Since it is not appreciably absorbed by the body, it is used orally in the treatment of various enteric infections, especially bacterial dysentery.

しかしこの Mahonia nepaulensis はネパール語では “Jamanemandro” 、ネワール語では “Michiki swan” と呼ばれるらしく、メニューに”チュトロ”と記したカドカさんのイメージとどうやら違います。

検索を進めると、M. B. Rai:  Medicinal Plants of Tehrathum District, Eastern Nepal.  Our Nature (2003) 1: 42-48  が目に留まりました。東部ネパールの Limbu、Sherpa、Tamang、Rai,、Magar、Gurung、Newar の人々が暮らす Tehrathum 地域で使われている薬草類を調べた論文です。その中の図表に、Berberis aristata、 “Chutro” の実が、Jaundice、malaria、piles、sores、eye disease に対して使われると記されています。黄疸、マラリア、痔、疼痛、眼病ですので、先程の Mahonia nepaulensis とは薬効が異なるようにも思えます。チュトロ Chutro という単語が出てきましたが、ネパール語でのこの呼び名の他に、英語では Berberis aristata は Indian barberry や Tree turmeric とも表記されるようです。

「Taste of Nepal」の web site でも Barberry, Nepal – Chutro – (चुत्रो) – Berberis aristata と記されています。

アーユルヴェーダ的な口承の影響なのか、分類学的には近い両者にしては薬としての使い方が違うような気がするので、成分の化学組成に違いにあるのかが気になってしまいますが、丁度良い論文がありました。R Thusa, S Mulmi:  Analysis of Phytoconstituents and Biological Activities of Different Parts of Mahonia nepalensis and Berberis aristata.  Nepal Journal of Biotechnology. (2017)  1: 5-13 がそれです。実ではなく、茎や葉からの抽出物の成分や、抗菌作用の比較が記されています。

この日のサグ(青菜炒め)は蔓紫と山わさびの組み合わせです。パパドゥと、ご飯 Bhat の上には「豊能町のお山の恵み」と題して、山蕗、山うど、ゆきのしたが添えられています。デザートはチアシード(ババリ Babari)と桃(アール Aru)入りのズーズーダゥ Juju Dhau です。チアシードと桃を投入するタイミング、発酵のさせ具合など、作り方を想像するだけで脱帽です。マサラ入りグアバ(アンバ  Amba)のジュース、ヒマラヤの岩塩などが入ったカロチヤも頂きました。

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淡竹とじゃが芋のタルカリ @ ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ (池田市)

「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ」さんでは、能勢の古谷ファームさんから淡竹(はちく)が入荷したとのことで、店頭でも販売され、週末のスペシャルダルバートのタルカリにも登場しました。ダルは、マスとムスロですが、クリーミーなバージョンです。タルカリは骨付きチキン、辛めな味付けです。タルカリは、その採れたての淡竹とじゃが芋、葱の組み合わせで、アチャールは3種類、果物シリーズのチェリーは黒豆と一緒に甘さが上品に口に広がるスパイス使いで、大根とブロッコリーは珍しく酸味よりも甘味を感じ、小魚は、胡麻やトマトと共に滑らかな口触りの仕上がりです。バートの傍らにはパパドゥとサグ、上にはモロッコインゲンと赤玉葱のスパイス炒めが添えられています。この日は、砂肝のブトンも用意があるとの事で、追加で頂きました。デザートは、定番となったズーズーダゥですが、天候にあわせ工程を微妙に調整され作られており、この日の出来上がりは発酵が少し進んだ濃厚な味わいでした。最後にチヤも頂きました。

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コリアンダーのアチャール @ ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ (池田市)

他の店では頂く事の出来ないアチャールも「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダウ」さんのスペシャルダルバートに、さりげなく添えられています。ダルは、マスとムスロ、マスはチキン、タルカリは、空豆とじゃが芋、空豆は鞘の柔らかな部分も使われています。アチャールは何時もの様に3種類。アマラ Amala (Amla) は砂糖漬けにしたものをナッツと和えてあり、酸味より甘味を感じます。コリアンダーはネパールの胡麻、唐辛子と一緒に、ダニヤ ラ ティル コ アチャール Dhaniya ra Til ko Achar に仕立てられており、シンプルながらネパールの代表的なアチャールの一つです。今回は普通の唐辛子ですが、殺人唐辛子という意味のJyanmara Khursani ジャンマラ クルサニ を使ったとても辛いものが美味しいらしいので、是非頂いてみたいものです。もう一つは、牛蒡のアチャールで、発酵控えめな優しい味です。バート(ご飯)の左右には、パパドゥとサグ(青菜炒め)、上には茄子のスパイス炒めが載っています。デザートはズーズーダゥ、チヤも頂きました。

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