スリランカセット @ カレーや デッカオ(大阪市中央区)

久しぶりに「カレーや デッカオ」さんに伺い、スリランカセットを頂きました。この日の日替わりカレーの中からイカをお願いしました。若い頃に、ヒルトンホテル大阪にあったスリランカ料理店パハナ PAHANA さんに何度か伺って以来、久しくスリランカ料理を頂く機会がありませんでした。一昨年の夏に、この「カレーや デッカオ」さんと、「スリランカダイニング アマヤ 本町店」さんでライス&カレーのプレートを頂いて以降、スリランカ料理に嵌ってしまいました。

カレーや デッカオ

大阪市中央区南船場3-8-5 南船場ビル  2F

https://twitter.com/dekkaoworld

ドクダミのアチャール @ ターメリック Turmeric(西宮市甲子園口)

JR甲子園口駅にほど近いネパール料理店「ターメリック」さんの、第2、第4土曜日のカナメラ(ターメリックだけのバル)に、今回も伺いました。カザ Khaja セットはカナメラの日以外でも、何時お伺いしても頂くことが出来ますので、充実した品揃えの500円(税別)のシタン(セット)を中心に頂く事にします。今回はまずマトンタスセットをお願いしました。マトンタス Mutton Taas と、ムライ Murai (ブジャ Bhuja)、大根のアチャール Mula ko Achaar の組み合わせです。キネマ(発酵豆)とグンドゥルック(発酵乾燥野菜)のカレー、Kinema ra Gundruk ko Jolも単品でお願いし、一緒に頂きます。300円(税別)のシタン(単品)からは、マトントリッパの和え物です。トリッパ Bhundiとタン Jibhro とキノコ Cyau のサデコ Sadeko です。まだまだお腹に入りそうですので、マトンチョイラセットも追加です。マトンチョイラ Mutton Choila、チウラChiura、大根のアチャールのセットです。前回訪問時、お店のTwitterに登場したドクダミGande (Gandhe) のアチャールを是非頂きたい旨お話ししていたのを、キランさんは覚えて下さっており、用意がありますとの事でしたので供して頂きました。念願のGande ko Achaar は、ドクダミを茹でることにより、嫌みのない香りが活かされた、予想以上の美味しさでした。ダルバートの一品として、「薬草」のチャトニと書かれている時に、巡り合うことが出来るようです。(翌日のTwitterでは、「ドクダミ」のチャトニと記されていました。)最後にハルワ Haluwa とチヤを頂きました。

ターメリックさんで頂ける美味しいネパール料理の数々は
→「ターメリック Turmeric(西宮市甲子園口)

ターメリック Turmeric

西宮市甲子園口2-24-28
https://twitter.com/turmericrest1
http://www.turmeric-kiran.co.jp/

サクランボのアチャール @ ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ(池田市)

他では頂くことの出来ない果物のアチャールが登場するのは、池田市の「ズーズーダゥ」さんで供される週末のスぺシャルダルバートです。今週はサクランボ Paiyun のアチャール、パイユン・コ・アチャールを頂く事が出来ました。しかし、今回もそれ以上に印象的だったのは、カリフラワー Kauri と人参 Gajar、えんどう豆 Kerau のアチャール、カウリ・ラ・ガージャル・ラ・ケラウ・コ・アチャールでした。先週頂いたカリフラワーと人参のアチャールはタンドールで炙ったカリフラワーの香りとシャキシャキした食感が楽しめました。同時に作って発酵させたと仰る今週のものは、味付けも少し変えておられ、えんどう豆も加わり、程よい発酵も相まって、異なるアチャールに仕上がっています。アチャールのもう1品は、ミント Pudina のアチャール、プディナ・コ・アチャールでした。タルカリは、南瓜 Farsi と金時豆 Rajma、ファルシー・ラ・ラジマ・コ・タルカリで、今回も優しい野菜の味を活かす味付けです。大蒜 Lasun の葉、ハリヨ・ラスンも使われています。バート(ご飯)の上に載る、鶏の胸肉もハリヨ・ラスンと一緒にチョイラに仕上げられています。ダルはミックスダル、チャナ・ラ・マス・コ・ダルです。マスは骨付きチキンの、ククラ・コ・マスですが、同じチキンでも毎回味付けが変わります。サグとパパドゥも定位置に添えられています。デザートはズーズーダゥで、仕込みの日の違いで、醗酵の浅いものと、やや進んだものの2種類がこの日は有るとのことでしたので、後者をお願いしました。最近はこのズーズーダゥの予約も入るようになってきたとのことです。チヤも頂きました。

お店で頂ける料理の数々は
→「jujudhau ズーズーダゥ(池田市)ネパールのごちそう」

ネパールのごちそう
jujudhau
ズーズーダゥ

池田市室町1-3
https://ja-jp.facebook.com/jujudhaunepal/

チキンビリヤニ @ パリワール Pariwar(生駒市)

当初金曜日で始められたビリヤニデーが土曜日に変更となり、生駒市の「パリワール Pariwar」さんへ駆けつけることが出来ました。この週はチキンビリヤニでした。ライタのピンク色はビーツを使っておられるためです。またサラダにかかるピンク色のドレッシングにもビーツ、赤玉葱、檸檬、アボガドが使われているとの事です。健康に良いビーツを、皆さんに摂って頂きたいという店主の心配りです。デザートにレモンタルトも供され、セットにはラッシーも付いてきます。追加でチヤも頂きました。

パリワールさんで頂ける美味しい料理の数々は
→「パリワール Pariwar(生駒市)」

PARIWAR パリワール

生駒市小明町155-4
https://ja-jp.facebook.com/Pariwar.nara.ikoma/

アルタマボリ Alu Taama Bodi @ “few” インド&ネパール料理レストラン(川西市平野)

筍を収穫しましたという話題がお店のFacebookでアップされた後、その筍が行方不明になっていたのですが、突然、アルタマボリ Alu Taama Bodi の主役として登場しました。能勢電鉄平野駅前の「インド&ネパール料理レストラン”few”」さんのシェフ、ディップさんが、店主も知らないうちに、密かに発酵させていたのだそうです。週末のみ供されるダルバートのタルカリの一品として登場です。この日はお腹具合もあって、バートも少なめ、ダルとチキンティッカも無しの一皿にして頂きました。ダルが無いので、ダルバートとは言えませんが、十分楽しめるプレートです。アルタマボリはカジャ Khaja と一緒に頂くイメージを持っていましたが、バート(ご飯)と一緒に頂くこともよくあるそうです。今回は香辛料を効かせたバージョンで、しっかりとバートに合っていました。マスは、骨付きのマトンが賄い用にあるとの事で供して下さいました。他は大根のムラ・コ・アチャール、小魚のマチャ・コ・アチャール、青菜炒めのサグ・ブテコと何時も通りの品々です。途中で、ディップさんが、ダニヤ・コ・アチャールも持って来て下さいました。最後にチヤも頂きました。

fewさんで頂ける美味しいネパール料理は
→「”few” インド&ネパール料理レストラン(川西市平野)」

”few” インド&ネパール料理レストラン

兵庫県川西市平野3-3-24ルームス1F
https://ja-jp.facebook.com/kawanishi.few/

バジェコ セクワ ガル Bajeko Sekuwa Ghar (東京、大久保)

横浜での仕事ついでに、JR中央線大久保駅近くのネパール料理店「バジェコ セクワ ガル Bajeko Sekuwa Ghar」さんへも寄ってみました。お店の名前にSekuwaが入っていますので、そのSekuwaを頂くことにしました。マトンセクワセット Mutton Sekuwa Setは、セクワとプジャ、アチャールとチャナ豆の構成です。アルコールも各種取り揃えておられる様でしたので、Raksi を頂きたかったのですが、言葉が通じず、仕方なくネパールアイスビールを一緒に頂きました。お客さんは見事にネパール人ばかりでした。

バジェコセクワガル
Bajeko Sekuwa Ghar

東京都新宿区百人町1-20-7

ダカニ @ ターメリック Turmeric(西宮市甲子園口)

JR甲子園口駅から南にのびる「ほんわか商店街」にあるネパール料理店「ターメリック Turmeric」さんでは、平日もダルバート Dal bhat が頂けます。店主キランさんが、5月からダルバートのマスをドライタイプに変えますと仰っていましたので、遅ればせながら平日に訪れました。この日はチキンかマトンの選択でしたが、マトンでお願いしました。2種類のタルカリは、ブロッコリーとじゃが芋、ゴーヤでした。マトンは残念ながらドライタイプではありませんでした。キランさんにお伺いすると、予定通りドライタイプに変えたところ、お客様の不評を買い、数日で元に戻したとの事です。ダルの美味しさを活かすには、ドライタイプのマスの方が良いと考える日本人は、私も含めきっと少数派なのかもしれません。ネパールで普段食べるような料理を是非食べて頂きたいと、一旦は中止しかけた平日のダルバートの提供を続けておられる、キランさんや、スタッフのミンさん、ラムさんの心中を察すると、胸が痛みます。

小さな器にはハルワも添えられています。この日は他に、以前にお店のTwitterにアップされていたドクダミのアチャール Gandhe ko Achaar の話や、キランさんが不在だったカナメラの日にメニューには登場したものの頂けなかったダカニ Dhakani の話などを伺いました。ダカニの件の経緯は、バスマティライスで作ったところ、パサパサな食感の出来上がりとなったために、スタッフで協議し急遽提供を止めたのだそうです。日本米で作ると粘り気が出すぎ、丁度この時期に収穫されるネパール米が良いのだそうです。デザートとして食べるよりも、カジャの一品として食べることが多いとの事です。Boss Nepalの「Rice Dhakani」の記事で、キランさんの説明と同じような記述があります。

Dhakani is a sweet snack made from rice. One of the traditional snacks made in Nepal, it is popular for its taste, health benefits and for gratifying hunger. Dhakani is popular all over Nepal, and although maybe known by different names at different places, the taste of it is more or less similar. Dhakani is usually made with Basmati rice, Chandanchur or other types of rice known as masino chamal is Nepal which also helps in enhancing its taste and giving pleasant smell. Making this cuisine is easy and although it takes slightly longer time, the result is worth the effort. But even though it is sweet, it cannot be served as a dessert as it is comparatively heavier due to the presence of rice.

話のついでに、ダカニをわざわざ供して頂きました。今回のダカニには、レーズン、カシューナッツ、アーモンドを用い、ギーの香りが活きる様に香辛料は控えておられるとの事でした。チヤと一緒に頂きました。

ターメリックさんで頂ける美味しいネパール料理の数々は
→「ターメリック Turmeric(西宮市甲子園口)

ターメリック Turmeric

西宮市甲子園口2-24-28
https://twitter.com/turmericrest1
http://www.turmeric-kiran.co.jp/

マンゴーと葡萄のアチャール @ ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ(池田市)

ネパールでもマンゴーの季節とのことで、今週のスペシャルダルバートにマンゴーを用いたアチャールが登場です。パティシエでもある店主カドカさんと厨房のジットさんによるフルーツのアチャールシリーズが続く、阪急池田駅前の「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ」さんです。

このマンゴー Aamp と葡萄 Augur のアチャール、アープ・ラ・アングール・コ・アチャールにまず気をとられますが、他の2品のアチャールも秀逸でした。カリフラワー Kauri と人参 Gajarのアチャール、カウリ・ラ・ガージャル・コ・アチャールは、タンドールで炙ったカリフラワーの香りとシャキシャキした食感、人参との組み合わせ、味付けどれもが絶妙で、この日の一押しです。えんどう豆 Kerau のアチャール、ケラウ・コ・アチャールは、2種類の Sano Kerau と、Thulo Kerau の計3種類の豆を、豆らしい食感が残る茹で加減で作られています。バート(ご飯)の上には、椎茸 Mirge Chau と赤玉葱 Rato Pyaaj のスパイス炒め、チャウ・ラ・ラト・ピャーズ・コ・サデコが載っています。タルカリは茄子 Bhanta と新じゃが Alu の、バンタ・ラ・アル・コ・タルカリで、茄子の優しい味が楽しめます。マスとダルは、ククラ・コ・マスと、ラハル・コ・ダルでした。パパドゥとサグが定位置に控えます。

デザートはズーズーダゥで、チヤも頂きました。お店で頂ける料理の数々は
→「jujudhau ズーズーダゥ(池田市)ネパールのごちそう」

ネパールのごちそう
jujudhau
ズーズーダゥ

池田市室町1-3
https://ja-jp.facebook.com/jujudhaunepal/

シロザとアカザ @ プルジャダイニング Purja Dining(東京都豊島区巣鴨)

横浜での用事を午前中に済ませ、JRを乗り継いで山手線巣鴨駅に降り立ちました。目指すは「ネパール料理 プルジャダイニング Purja Dining」さんです。

ドリンクメニューにジョインカッテ(ズワイカッテ Jhwain Khatte)が有りましたので、ククリラムバージョンで作っていただきました。

おつまみにと野菜の茎と豆 Kerau の一品を出して下さいました。セロリの様な食感でしたので、お尋ねしたところ、シロザの茎を使っておられるとのことです。他の方の投稿を拝見して、もしかしたらと、少し期待はしていたのですが、運よくベテ(ベトゥ)・コ・サグ Bethe ko Saag に巡りあえました。

カジャ Khaja セットもお願いしたのですが、この日の青菜炒めにもシロザが使われているという運の良さです。

Bethe ko Saagの名前を知っていたことを喜んでいただき、昼下がりののんびりとした時間、暫くシロザ談義となりました。ネパールでは畑の周りにいくらでも生えているのに、日本で借りた畑には最初全く見当たらず、わざわざ植えたのだとお話下さいました。アーユルヴェーダなどでも健康に良い植物とされるので、自身も、まず食べたい野菜とのことです。シロザはシェト・べトゥ Seto Bethe、アカザはラト・べトゥ Rato Betheと、そのまま色の名をつけて呼ぶそうです。

ベテ・コ・サグについては→「ネパール野菜のチャムスルとベテコサグ」に詳細を記しています。

アカザも有るので、ファード Phaado も作れますとのことでしたので、是非にとお願いしました。

畑で採れたじゃが芋と、自家製のスクティと一緒に供されました。アル・ラ・スクティ・ラ・ラト・べトゥ・コ・サグ・コ・ファードと呼ぶのかお尋ねすると、ファード・ラ・アル・スクティと短い呼称を教えて下さりました。丁度ネパールから送られて来たと仰るティンムル Timur(ネパール山椒)の塵などを取り除いておられたので、数粒ほど齧らせて頂きました。しっかりとファードにも使っておられました。デザートに何かいただけますかとお聞きすると、グットパック Gudpak なら有りますとの事で、これまた是非にとお願いしました。

初めての訪問でしたが、バトマス・サデコの大豆がサクサクしているのを尋ねると、ネパールの大豆を使うと固すぎて日本人向けではなくなるので、節分の豆まきに使う大豆を使っておられる事を教えて頂いたり、ジョインカッテに使う米や、スクティの材料について等、話が尽きませんでした。

ネパール料理
プルジャダイニング
Purja Dining

東京都豊島区巣鴨1-36-6
https://twitter.com/HcCkN5xEqli2jBP

 

ラサランカ @ スリランカ restaurant SRI LANKA(大阪市中央区)

地下鉄谷町線谷町六丁目駅近くの空堀商店街にあるスリランカ料理店「スリランカ restaurant SRI LANKA」さんに、また足を運びました。アラックを頂いて料理を待ちます。ラサランカRasa Lanka はこのお店のライス&カレーのプレートの名前です。メインの肉か魚を選びますが、この日は妻の選択でチキンをお願いしました。 お店のインスタグラムで、その日のラサランカの副菜の詳細をお知らせされています。この日は、ポルサンボーラ(ココナッツ唐辛子鰹節和え)、アラテンペラーダ(スパイシージャガイモ)、ゴーワマッルン(キャベツとココナツ炒め)、ムンアタ(緑色のスリランカの豆カリー)、プフルカリー(冬瓜カリー)、チャツネ、パパダムと記されていました。黄色のパリップの位置に、緑色のムンアタMung Eta (Green Gram) が収まっています。

プフル Puhul は優しい味に仕上がっていました。追加でフィッシュカレーもお願いしました。この日は鯖との事でした。鰹のアンブルティヤルも付けて下さいました。カトゥレットゥと、エラワルロティも頂きました。じゃが芋や野菜がロティに包まれています。

お店で頂ける美味しい料理は
→「スリランカ restaurant SRI LANKA(大阪市中央区)」

スリランカ
restaurant SRI LANKA

大阪市中央区谷町7-1-48
https://www.instagram.com/srilanka_restaurant/
https://twitter.com/SRILANKA_curry