ラッキー オーガニック Rakki Organic(大阪市北区)スリランカ料理

最近注目の大阪市北区の中崎町界隈を散策している際に、新しいお店を見つけました。「ラッキー オーガニック Rakki Organic」さんです。ランチタイムはカレーメニュー が中心の様でしたので、日を改めてディナータイムに伺いました。Arrackアラックをロックで頂きながら、ホール係のお嬢さんにいろいろお尋ねしました。2月18日に開店したばかりで、生駒市のラッキーガーデンに居られたラッキーさんがシェフとして腕を揮っておられるとのことです。ずっと以前に妻が生駒のお店を訪れたことがある話をしていると、ラッキーさんも話に加わって下さいました。両店の経営は異なる様です。Fried fish roll 魚ロールをまずお願いしました。シェフからのサービスも出して頂き、頭から骨ごと美味しくいただきました。Shrimp devil 海老デベルはハーフサイズでの注文も可能でした。アラックはもう1種類用意されているとの事で、そちらも追加でお願いしました。Chicken Biryani チキンビリヤニとIdiappaa (string hoppers) set イディアッパセット をシェアして頂きました。キリティをお願いすると、ラッキーさん自ら泡立てのパフォーマンスをして下さいました。デザートは定番のWatalappan ワタラッパンと現地ではcaryota urene カリオタ・ウレンの花の成分で作るのだそうですが、材料が手に入らず、わらび餅で代用されているKiturupiti キトウルピティも頂きました。ホール係のお嬢さん、スタッフのお兄さん、シェフと、皆さんの心配りは、退店の際の丁寧なお見送りまで続き、心地よく帰路につきました。

ラッキー オーガニック
Rakki Organic

大阪市北区中崎西4-1-13

カオヤム Khao Yam @ カオヤム堂(大阪市北区)

タイ南部料理のカオヤム Khao Yam (Southern Thai rice salad) を頂けるお店を探してみると、大阪地下鉄谷町線、天神橋六丁目駅近くの「カオヤム堂」さんに辿り着きました。早速、細い路地裏へと出かけてみました。カウンター席が3つと、数名は座れるテーブル席から成り、店主の女性が一人で切り盛りされていました。お目当てのカオヤムを、豚ひき肉炒め付きでお願いしました。彩りを考えられた野菜、香草の配置が、食欲をそそります。混ぜ合わせながら一気に頂いてしまいました。豚とセロリの揚げ春巻きと空心菜のにんにく炒めも追加でお願いしました。食後のデザートとして、マンゴーココナッツスムージーを頂きました。各種ビール等も取り揃えておられます。今回は運転が有り、残念ながら、頂くことができませんでした。店主がわざわざ買いに行って下さったノンアルコールビールで料理を楽しみました。食べ終わる頃には、次から次へとお客さんが来られ、盛況でした。

お店で頂ける美味しい料理の数々は
→「カオヤム堂(大阪市北区)」

カオヤム堂
季節の野菜と薬味の食堂カフェ

大阪市北区本庄東1-11-8 畑中ハイツ

https://www.facebook.com/%E3%82%AB%E3%82%AA%E3%83%A4%E3%83%A0%E5%A0%82-959000547583956/?ref=page_internal

https://www.instagram.com/kaoyamudou/?hl=ja

カオヤム Khao Yam @ Asian kitchen cafe 百福(大阪市西区)

週末のスペシャルメニューにタイ南部料理のカオヤム Khao Yam が登場との事で、大阪市営地下鉄中央線九条駅近くの「Asian kitchen cafe 百福」さんに伺いました。

本日のスペシャルてきなやつはコチラになります。
✴野菜とハーブたっぷりの南タイ式混ぜご飯、カオヤム
カオヤムには北タイのミートソースのような豚挽肉料理のナムプリックオーンがつきます。

このナムプリックオーン Nam Prik Ongも併せて頂くべく、「肉アリ」でお願いしました。 青パパイヤを載せ忘れていたとのことで、別皿で登場です。Southern Thai rice saladと表現されるだけあって、混ぜ合わせて頂くと、ライスは主食ではなく、サラダの野菜の一部と思えてきます。途中からナムプリックオーンを加えると、また違った味わいを楽しむことができました。最後にチャイも頂いて帰りました。

お店で頂ける美味しい料理は
→「Asian kitchen cafe 百福(大阪市西区)」

Asian kitchen cafe 百福

大阪市西区九条1-3-12
https://twitter.com/namastesawatdee
https://ja-jp.facebook.com/momofuku.asian/

「日本」のダルバート@ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ(池田市)

店主カドカさんがずっと構想を温めておられた、桜の季節に合わせて日本らしい食材で作る「日本」をテーマにしたダルバートが、今週末のスペシャルダルバートでした。阪急宝塚線池田駅前の「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ」さんに仕事を終え馳せ参じました。ネパールのダルバートには登場することの無い、遊び心に富んだマス、ダル、タルカリ、アチャールの品々からなっています。ダルはマス・コ・ダルに小豆が混ぜられています。マスはククラ・コ・マスの蒟蒻入りです。タルカリは干し椎茸、南瓜、隠元豆で、いずれも優しい味に仕上がっています。蛍烏賊のカチラは、酢味噌和えとはまた違った味わいで、スパイスと相まっておつまみとしても良さそうです。カチラKachilaは本来生食の料理ですが、安全面を考慮されて(→「旋尾線虫症とは」NIID 国立感染症研究所)、茹でた蛍烏賊を使っておられます。 アチャールは、左が酒粕と味噌のアチャール、右が紫蘇のアチャールですが、酒粕と味噌のアチャールでご飯がすすみます。サグ(青菜炒め)には菊菜が用いられ、長ひじきと茎わかめのスパイス炒めが、バート(バスマティと国産米)の上に載っています。デザートのは桜のズーズーダゥです。カドカさんが会心の出来栄えと仰る通り、美味しさを増したズーズーダゥの中には甘い桜餡が隠れています。

お店で頂ける料理の数々は
→「jujudhau ズーズーダゥ(池田市)ネパールのごちそう」

ネパールのごちそう
jujudhau
ズーズーダゥ

池田市室町1-3
https://ja-jp.facebook.com/jujudhaunepal/

ナッラマナム式色んなハーブと鶏三昧ビリヤニ@スパイス料理 ナッラマナム Nalla Manam(大阪市中央区)

2周年記念プレートの「ナッラマナム式色んなハーブと鶏三昧ビリヤニ」を頂きに、大阪市中央区の「スパイス料理ナッラマナム Nalla Manam」さんに伺いました。昨年末のビリヤニは頂く機会に恵まれず、今回は逃すまいと2日前には取り置きのお願いをしておきました。伺ったのは遅めの時間帯でしたが、まだまだ多くのお客さんで盛況でした。

お店のTwitterでの料理の紹介は、

これをビリヤニと言ってよいのかわかりませんが、ナッラマナムらしいテイスト満載なここにしかないスパイス料理となっております。 

とのことでした。言葉通り、食べ進めていくと、いつものスパイス料理の世界にどっぷりと浸っていました。

ナッラマナムさんで頂ける美味しいお料理は
→「スパイス料理 ナッラマナム Nalla Manam(大阪市中央区)」

スパイス料理
ナッラマナム Nalla Manam

大阪市中央区瓦町1-4-6
https://ja-jp.facebook.com/SpiceNallaManam/
https://twitter.com/spicenallamanam
http://spicenallamanam.hatenablog.com/

ピットゥ Pittu @ NUWARA KADE ヌワラカデ(大阪市西区)

大阪市西区のスリランカ料理店「NUWARA KADE ヌワラカデ」さんに2人で夕食を頂きに伺いましたが、平日にもかかわらずテーブル席は満席でした。カウンター席に座り、まずは美味しいアラックArrackをとお願いすると、店主のアジスさんが新しいボトルの封を切って下さいました。以前から気になっていたピットゥ Pittu とポテトのホワイトカレー&フィッシュカレーをお願いしました。ピットゥは、お店のメニューの説明書きでは

米粉とココナツを混ぜて竹の筒に入れて蒸したものです。ご飯の代わりに食べるスリランカではポピュラーな食べ物です。

と書かれています。webを検索すると、Sri Lankan Cuisineには

Pittu is a popular and frequently prepared food item among Sri Lankans, both Tamils living in Northern and Eastern parts of Sri lanka as well as Sinhalese living in the rest of the areas of the country.
Traditionally the main ingradient of “Pittu” is rice flour, but kurakkan flour or wheat flour also can be used.

との説明が見つかります。想像していた以上に美味しく、ポテトのホワイトカレー、フィッシュカレーに良く合います。もう一皿はヌワラプレートでお願いしました。別の美味しいアラックは有りますかと尋ねると、またまた新しいボトルの封を切って下さいました。ワタラッパンとキリパニも頂いて帰りました。お店で頂ける美味しい料理の数々は
→「ヌワラカデ NUWARA KADE(大阪市西区)」

ヌワラカデ
NUWARA KADE

大阪市西区江之子島1-6-8
https://ja-jp.facebook.com/roddagroup/

ディロセット@サンチャイ San Chai(宝塚市逆瀬川)

阪急今津線逆瀬川駅前の商業施設アピア2にあるネパール料理店「サンチャイ Sanchai」さんにダルバートを頂くつもりで伺いました。メニューを見ているとディロDhidoセットも通常メニューで用意されているようでしたのでお願いしてみました。すごい量のディロです。せっせとキノコとチキンのカレーに浸しては口に運びましたが、流石に食べきれませんでした。お試しセットの様な、ディロの量が半分位で、副菜がもう1~2品追加されたものがあれば、もっと楽しめそうです。

お店で頂ける美味しい料理の数々は
→サンチャイ Sanchai (宝塚市逆瀬川)

サンチャイ Sanchai

宝塚市逆瀬川1-11-1 アピア2 1F

カナメラでマトンパック Mutton Pakku@ターメリック Turmeric(西宮市甲子園口)

店主のキランさんが、いつも何か新しいネパール料理を提供したいと仰る、月2回催される「カナメラ(ターメリックだけのバル)」に惹かれ、JR甲子園口駅近くの「ターメリック Turmeric」さんに今回も伺いました。

マトン料理が好評との事で、今回もマトン料理の数々が並びました。マスMaasu・チウラChiuraセットが初回の鹿肉に続き、2回目の今回はマトンで登場です。ムラ・コ・アチャール付きです。カザセット用にアルタマAlu Taama(じゃが芋と発酵筍のスープ)を用意されていましたので、単品でお願いしました。この2品の組み合わせだけでも十分です。少しずつチウラに混ぜながら頂くと、もう他に言うことはありません、満足です。スペシャルメニューにマトンのパック Pakkuも有りました。お祭り、お祝いや、おもてなしの折にはよく作られるとの事で、メニューにも「ネパールの定番料理」と書かれていました。スパイスでマリネし3時間くらい味を沁み込ませ、水分などは一切加えず底の厚い鍋でゆっくりと調理したのだそうです。マトンの美味しさを堪能できる一品で、一気に頂いてしまいました。ジブロ Jibhro(舌)とブンディBhundi(胃袋、トリッパ)のサデコもお願いしました。もう一皿位は入りそうでしたので、マトンチョイラと迷いましたが、同じくジブロとブンディを炒め物で少しずつ盛って頂きました。フェンネルがよく効いたマルプワMaalpuwaと、チヤも頂いて帰りました。

webでPakkuを検索してみると、色々なレシピを見つけることが出来ます。Boss Nepal の「Mutton Pakku」の記事では

First of all, take a deep mixing bowl and put the meat (cut into small pieces) into it. Then add, cumin powder, cardamom powder, pepper powder, salt, fresh lemon juice, chili powder and ghee and also some oil to it. Then, mix all the ingredients thoroughly and let it marinade for about an hour in the same pan or pressure cooker you are going to cook it on. Now, if you are cooking it on a pressure cooker, then, put the cooker on the gas stove on high heat and let it cook. After four to five whistles, check the meat and cook it further on low heat until it is cooked properly, however, make sure there is no water left.

If you are cooking it on a pan or a deep utensil, which takes about an hour to cook, however, is tastier, then cook it over low heat until the meat is tender and cooked properly. When cooked, garnish your mutton pakku with chopped cilantro before you serve it to your guests. You can also refrigerate it for few days, however, in that case, do not add the cilantro. This recipe from grandma’s kitchen is surely going to get you some credit as the master chef of the dinner or lunch party you are hosting.

とあり、圧力鍋でも普通の鍋でも低温でゆっくり調理がポイントの様です。いつも最初に調べる「Taste of Nepal (Jyoti Pathak著)」にも、チキンを使った同じような料理 Kukhra ko Pakkuが登場しています。スパイスとマリネして2時間以上置き、large heavy-bottomed saucepanを用いて、最初中火から強火、その後弱火で40分以上調理する、同じようなレシピが記載されています。

Khasi ko Pakkuで検索するとKhasi ko Kawaf (Kabab)にも行き当たりますが、差異の詳細が分かりかねます。PakkuとKawaf、さらにはKababとの関係を、キランさんに次回にでも尋ねてみましょう。

<追記>

その後にお店を訪れ食事を頂いた際に、キランさんにお尋ねしました。PakkuとKawafは異なる様です。インドから入ってきた調理方法として広まったKawafに対し、ネパールの東の限られた地域で主に伝わる調理方法のPakku、両者で使うスパイスも異なるとのことでした。今回のPakkuは数日ヨーグルトに浸け、カルダモン、シナモン、塩などを加えているとの事です。Kawafは小さめの塊の肉を用いるのに対し、Pakkuは大きな塊で調理する点も異なる様です。

ターメリックさんで頂ける美味しいネパール料理の数々は
→「ターメリック Turmeric(西宮市甲子園口)

ターメリック Turmeric

西宮市甲子園口2-24-28
https://twitter.com/turmericrest1
http://www.turmeric-kiran.co.jp/

軟骨入りキーマカレー@ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ(池田市)

アチャールやタルカリだけでなくダルやマスも、ひと工夫もふた工夫もされている週末のスペシャルダルバート、今週は軟骨入りキーマカレーが初登場でした。阪急宝塚線池田駅徒歩すぐの「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ」さんに伺いました。

そのクルクレKurkure・ハッディ・ラ・クテコ・マス・コ・カリーは、チキンのモモ肉と軟骨を手作業で挽き肉にされたとの事で、他では味わえない食感を楽しむことが出来ます。

小さなカトリの3種のアチャールは左からカイロKhairo・ティル・ラ・アル・コ・アチャール(茶色胡麻とじゃが芋)、ダニヤ・コ・アチャール(コリアンダー)、ムラ・ラ・ガザル・コ・アチャール(大根と人参)でした。

カイロ・ティルは少し高級な胡麻との事で、細い茶色の粒を粉状にすると、通常の日本の胡麻とは違った良い香りです。

タルカリは、カルカラ・ラ・ピダル・コ・タルカリ(白ずいきと里芋)で優しい味が楽しめます。クレロKurelo・ムラ・コ・チャーナ・ラ・チャウ・ブテコ(アスパラガス、干し大根、キノコ)がバートに載っています。デザートはチヤ・プリンでした。チヤと一緒に頂きました。バートの左右にはパパドゥとサグが何時もの位置に控えています。今回は優しい感じの味付けの品々ですが、ダニヤ・コ・アチャールが少し苦みもありアクセントになっています。

お店で頂ける料理の数々は
→「jujudhau ズーズーダゥ(池田市)ネパールのごちそう」

ネパールのごちそう
jujudhau
ズーズーダゥ

池田市室町1-3
https://ja-jp.facebook.com/jujudhaunepal/