緊急事態宣言後、ダルバートを頂くのはテイクアウト、お持ち帰りばかりになりました。休日は家に閉じこもり時間を持て余しますので、この機会に「おうちダルバート」を作ってみました。
まず手始めは、タルカリの定番、じゃが芋とカリフラワーのタルカリ、アルカウリです。男の手料理ですので、適当です。油でフェネグリークを熱し、大蒜、生姜、唐辛子、玉葱を加え炒め、ターメリック、クミンシードも加えます。じゃが芋、カリフラワー、トマトも追加し炒め、少しお湯を足して蓋をして炒め煮にします。味付けは塩のみです。
もう一品は、トマトのアチャール、ゴルベラコアチャールです。トマトはミディトマトを茹でて、皮ごと使い、コリアンダーをたっぷり投入しました。
ダルは「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダウ」さんのダルをテイクアウト、
この日はマス、ムスロの他にも、ラジマ、チャナ、カロチャナ、ボリなど沢山の種類の豆を使ったダルでした。ジンブーとギーもたっぷりです。
サグと大根のアチャールもテイクアウトさせてもらいました。ご飯は自宅で炊いた日本米です。
プレートとカトリは、アジアハンター Asia Hunter さんのネット販売を利用して購入した真鍮製を初めて使いました。
Asia Hunter
アジアハンター
http://www.asiahunter.com/
https://twitter.com/AsiaHunter_com
https://www.facebook.com/asiahuntercom?ref=hl
大阪、兵庫、京都、奈良の関西圏で頂くことの出来るダルバートについては
総論 →「大阪、兵庫、京都、奈良で食べるダルバート Dal bhat」
各論 →「ダルバート(大阪、兵庫)ネパール料理」
も、ご覧ください。
「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダウ」さんでは、ダルバートのお持ち帰り、テイクアウトも可能です。
ネパールのごちそう
jujudhau
ズーズーダゥ
池田市室町1-3
https://ja-jp.facebook.com/jujudhaunepal/
阪急宝塚線池田駅すぐのお店で頂ける、美味しい料理の数々は
→「jujudhau ズーズーダゥ(池田市)ネパールのごちそう」
ベジのダルバートに、
大蒜のアチャールと、
人参のアチャールを追加でお願いしました。
ダルは、マス、ムスロ、ムング、ラハルのミックス、
タルカリはじゃが芋、蕪、蕪の葉でした。
サグは、嬉しい事に高菜を炒めてもらえました。
食後にチヤも追加で頂きました。
ダルは使っている豆は何時も通りのマス、ムスロ、ムング、ラハルのミックスですが、作り方が何時もとは少し異なり、個人的には好みの仕上がりです。
タルカリはじゃが芋とキャベツ、
大根、人参、茄子、
青菜炒めは高菜のラヨコサグ Rayo ko Saag でした。
冬瓜(クビンド)のアチャール Kubhindo ko Achar は、皮の部分の主張が強い仕上がりで、その意味ではスリランカ料理の瓜類のカリーと似ています。
スダチのアチャールは酸味が強調され、
ティンムル(ティムル)のチョープ Timmur ko Chhop は、ティンムルとクルサニ(唐辛子)、塩で作られている様です。
チヤも追加で頂きました。

ダルはマスとムスロ、
マスはチキンのククラ コ マス、
タルカリはゴーヤと冬瓜、
アチャールは3種類、果物シリーズは梨ですが、隠し味にネパールの乾燥ラプシが入り、
白ゴーヤのアチャールは、苦みが強くない分、酸味が楽しめます。
グンドゥルックはネパールのトリ コ グンドゥルック、菜の花を乾燥発酵したものの様です。
ご飯の傍には、サグとパパドゥ、砂肝とマショウラ(大豆ボール)のチョイラが添えられています。
デザートはズーズーダウ、
前週「がんがら火祭り」に出店された際に好評だった、タピオカミルクティーも追加で頂きました。

ダルはチャナとムスロの組み合わせで、チキンキーマとよく合い、ご飯が進みます。
マスはそのチキンキーマと小口切りの牛蒡です。
タルカリは、ゴーヤと南瓜、この組み合わせにも意表を突かれました。
アチャールは3種類で、果物シリーズは真桑瓜と杏子のアチャール、
キノコのアチャール、
冬瓜のアチャール、
バートの傍らにパパドゥとサグ、茗荷のスパイス炒めが添えられています。
別皿で、季節の野菜のタルカリ、隠元、トマト、じゃが芋も供されました。
デザートはズーズーダゥ、チヤも頂きました。 
ダルは、マス、ムスロ、ムング、チャナのミックス、マスは骨付きチキン、タルカリはズッキーニ Hariyo Farsi が、ささげ(大角豆) Bodi、じゃが芋と一緒に登場です。
アチャールは煮干しとトマト、大根と胡瓜が並びます。サグ(青菜炒め)は、金時草、蔓紫、空心菜のミックスでした。
採れたてのミントで作ったチャトニを添えて下さいましたので、
チキンセクワと一緒に頂きました。

ダルは、マスとムスロ、
マスはチキンですが、フルーツを使った下拵えにより肉の甘さを楽しめます。
タルカリはじゃが芋と芋茎(ずいき)、
アチャールは3種類、果物シリーズは2種類の柑橘とフェンネル सौंप (ソンフ Saunp or Saunf) のアチャール、
カロチャナは青唐辛子 ハリヨクルサニと一緒に登場です。
カリフラワーと人参は、程よい発酵具合です。
椎茸のスパイス炒めは一緒の玉葱の辛さがポイントです。
サグも毎回味付けが異なります。デザートはズーズーダゥ、
チヤはお腹の調子を整える効果が有るらしい、白、黒、緑の3種の岩塩入りで頂きました。

ダルは定番のマスとムスロのミックス、
マスはチキンですが、カドカさんが試してみたいと言われていたアマラ Amala (Amla) が使われており、ほんのりとした酸味を感じることが出来ます。
タルカリは、じゃが芋、発酵筍、ささげの、アル タマ ボリ Alu Tama Bodi でした。発酵した筍の酸味は、じゃが芋、ささげの甘さとよく合います。
発酵筍の酸味を存分楽しめるもう一品が、筍のアチャールです。野蒜を細かく刻んだものと和えられています。
グンドゥルックのアチャール、少し苦みもアクセントになっているこの日の乾燥発酵野菜は、菜の花や大根のそれとは一味違います。蕪の葉と、カリフラワーの茎葉を使ったもので、タンドールで炙られたサクサクした食感の大豆が加わっています。
果物シリーズは、無花果のアチャールです。ククリラムに漬けた無花果、レーズン、乾燥オレンジ、松の実が上手くバランスをとっています。
青菜炒めは白い部分が多いですが、高菜、ラヨ コ サグです。
パパドゥと、野蒜のスパイス炒めも添えられています。野蒜は英語で Wild rocambole、学名が Allium macrostemon、エシャロットは英語で Shallot、学名が Allium ascalonicum, L. です。
デザートはズーズーダゥ、
チヤも頂きました。

ダルは、マス、ムスロ、ラハル、チャナのミックス、
マスは骨付きチキン、
タルカリは、アル ラ カウリ コ タルカリです。作り手のジットさん、カドカさんの好物ですので、美味しくないはずがありません。この時期は大蒜の茎葉 ハリヨ ラスンが加わり、さらに味が引き立ちます。
アチャールは3種類、果物シリーズからメロンのアチャール、
胡瓜のアチャール、
じゃが芋のアチャールが並びます。
バートの左右にはパパドゥとサグ、上にはビーツのスパイス炒めです。
デザートはズーズーダゥ、
チヤも頂きました。