芋団子とカロチャナのタルカリ @ ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ (池田市)

「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ」さんの週末スペシャルダルバート、今週も手間のかかる品々が並びました。バート(ご飯)は、サフラン(केशर Keshar ケサル)ライスで、その色に合わせた黄色い仕上がりのダルは、チャナ、ムスロ、ラハルのミックス、マスはチキン、タルカリは何種類かの芋をマッシュして団子状にまとめタンドールで表面を焼いたものと、カロチャナが合わさっており、アチャールは 3種類、果物シリーズは蜜柑、オレンジ、レモンのアチャール、7種類のナッツのアチャール、マショウラとトマトのアチャールが並びます。サフランライスの傍らには、パパドゥと青菜炒めのサグ、上にはスパイス仕上げのチキンドラムスティックが添えられています。チキンチョイラと、まだメニューには載っていない、青唐辛子の効いたじゃが芋と卵のスパイス炒め、アルアンダも追加でお願いしました。デザートはシュトレン、チヤを頂き、柿のラッシーも追加しました。季節のナン、安納芋、胡桃とこし餡のナンを持ち帰りました。オーナメントの販売もされています。

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ネパールのごちそう
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ズーズーダゥ

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榧の実と安納芋のアチャール @ ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ (池田市)

豊能町の古谷ファームさんの榧の木の実を、手間暇かけて下拵えし、安納芋と合わせて仕立てられたアチャールが、「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ」さんのスペシャルダルバートに登場しました。日本では相撲の土俵に埋められる「鎮め物」としても登場する榧の実ですが、 Torreya nut で検索してもネパール関連は見つけえません。其れ故に、榧の実を使ったアチャールは、ネパールでも食べることはできないであろう一品です。ダルは以前登場した 15種類の豆を使ったダルに、更に2種類の豆が加わっています。前回 1種類だったシミ Simi が、カロ(黒)シミ Kalo Simi、セト(白)シミ Seto Simi の2種類に増え、最近よく登場するガハット Gahat が加わっています。ガハットは、その存在感が強く、他の豆の味を凌駕してしまいます。マスはチキン、タルカリは大根とじゃが芋、アチャールは 3種類で、果物シリーズはタンドールで炙った柿のアチャール、榧の実と安納芋のアチャール、細かく砕いたカシューナッツとトマトのアチャールは見た目より辛味が効いています。ご飯の傍らにはパパドゥと青菜炒めのサグ、上には隠元のスパイス炒めが添えられています。デザートはチーズケーキ、チヤも頂きました。

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シュトレン Stollen 2019 @ ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ (池田市)

また今年も「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ」さんで予約注文したシュトレン Stollen を受け取り、食べ始める季節になりました。お店では、11月の初めから告知されており、すぐに注文しておきました。立派な箱に入り、美しく包装されています。食べ始めると、すぐになくなってしまいクリスマスまでもちません。ククリラムがしっかり使われているのが特徴です。パティシエでもあるカドカさんによる、シュトレン教室も今年初めて催されました。

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ヤーコンと人参のアチャール @ ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ (池田市)

日本でも1980年代から栽培が始まったばかりのアンデス原産のヤーコン Yacon ですが、ネパールでもどうやら栽培が行われている様です。PREPARATION AND STORAGE STABILITY OF YACON (Smallanthus sonchifolius) JUICE
by Abisikha Regmi.  Department of Food Technology, Central Campus of Technology, Institute of Science and Technology, Tribhuvan University, Nepal, 2018 によると、

Yacon is believed to have entered Nepal from Japan since almost four decades ago, Sudarshan Karki named for first commercial cultivar and promotor of yacon in Nepal (Karki, 2013).  Despite this, and unlike other Andean root crops such as potato and sweet potato, yacon remains relatively unexploited. Until now yacon has generally been cultivated only as a subsistence crop by Andean farmers, and more recently for sale in small provincial market towns. It is only in the last few years that the health benefits of yacon have become known and it has reached the market places of the big cities where efforts have begun to commercialize it and to experiment with processing techniques.

日本で栽培が始まった頃、日本を通じてネパールにもヤーコンの栽培が伝わったそうですが、その健康効果が知られ、大都市での市場に出回り始めたのはここ数年の事の様です。日本での収穫時期は10月から12月、生産量の最も多いのは北海道です。今回は能勢の農家さんが栽培されたヤーコンを、人参との絶妙な組み合わせでアチャールに仕上げたものが、「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ」さんのスペシャルダルバートに登場しました。色々な豆の組み合わせが続くダルは、今週はマス、マシャン、ガハットの組み合わせ、マスはチキンのククラコマス、タルカリはじゃが芋とグンドゥルック(乾燥発酵野菜)Tori ko Gundruk が使われています。アチャールは 3種類、果物シリーズは葡萄のアチャール、大根とえんどう豆のアチャールにはラプシの酸味が効いています。そしてヤーコンと人参のアチャールが並びます。ご飯の傍らにはパパドゥと青菜炒めのサグ、上には山羊肉のチョイラが添えられています。この日はチキンセクワも追加で頂きました。デザートはズーズーダウ、食後にチヤを頂きました。

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干し柿と人参のアチャール @ ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ (池田市)

柿は、ネパール語では हलुवाबेद Haluwabed ハルワベです。最近では日本の甘柿も少し栽培される様になっていますが、多くは渋柿で、よく熟した時、丁度ティハールの前後が食べ頃の様です。日本の様に渋柿を干し柿にする習慣もあまりないとの事です。日本の柿の美味しさは、きっとネパール料理にもよく合うはずと、カドカさんとジットさんが柿の新たな魅力を引き出したスペシャルダルバートに仕上がっています。ダルは、ラト(赤)シミ Rato Simi、カロ(黒)シミ Kalo Simi、ラハル Rahal のミックス、マスはチキンに柿を加えた Haluwabed ra Kukhura ko Masu で、肉の甘味を楽しめる新しい味です。タルカリは、南瓜 Farsi と隼人瓜 Iskush イスクス、アチャールは 3種類で、果物シリーズは干し柿と人参 Gajar で、干し柿だけではなく人参が加わることにより絶妙な組み合わせになっています。発酵乾燥大根葉 Mula ko Gundruk とタンドールでかりかりに仕上げた大豆 Bhatmas、干し小魚 Sidra Macha とトマト Golbhedaのアチャールは、干し小魚は砕いて使われていますが存在をしっかり主張しています。ご飯 Bhat の傍らには、パパドゥ Papad と青菜炒め Sag、上にはマショウラ Maseura とカリフラワー Kauli のスパイス炒めが添えられています。この日はオプションで、山羊の内臓のスパイス炒め Bhutan を用意されていたので頂き、ネパール料理から離れてシシケバブ Shish Kebab も珍しくお願いしてみました。デザートはココナッツ入りのズーズーダウ Juju Dhau、寒くなってきましたので、何時もよりスパイスが効いたチヤも頂きました。

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隼人瓜のタルカリとスパイス炒め @ ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ (池田市)

ネパール料理には欠かせない野菜の一つが隼人瓜 ハヤトウリ इस्कुश Iskus (Iskush) イスクスですが、「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ」さんの週末スペシャルダルバートに登場するのは、意外にも、久しぶりの  2回目です。どうやら、品質へのこだわりが強いカドカさんが理想とする熟し具合の隼人瓜が手に入らないのが、その理由の様です。今回も遠方から購入されたとのことです。ダルは、マスとムスロにマシャンが加わり、マスはチキン、タルカリはその隼人瓜とじゃが芋、アチャールは 3種類、果物シリーズは梨のアチャール、大根は牛蒡と一緒に仕立てられ、2種類のケラウ(えんどう豆)が相まっています。ご飯の傍らにはパパドゥと青菜炒め、上には生に近い隼人瓜のスパイス炒めが添えられています。この日はモモと、手に入ったばかりと言われる、辛味が際立つ青唐辛子ハリヨクルサニが使われたチキンチョイラもお願いしました。デザートはズーズーダゥ、チヤも頂きました。

パティシエでもあるカドカさん特製の、スノーボール、塩クッキー、スコーンなども購入できます。

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干し芋茎入りマス、ムスロ、ガハットのダル @ ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ (池田市)

最近はダルに色々な仕掛けがある「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ」さんの週末スペシャルダルバートです。今週のダルは、定番のマス、ムスロにガハットが加わり、干し茎芋(ずいき)Karkalo ra Gaaba も相まって、味も食感も楽しめます。マスはチキン、タルカリは里芋とカロチャナ、アチャールは 3 種類です。果物シリーズは、柿が自家製のクリームチーズと一緒にアチャール仕立てで、大根は干し小魚の粉末と一緒に、砂肝はフライした大蒜との組み合わせです。ご飯の傍らにはパパドゥと青菜炒め、上には大根のスパイス炒めが添えられています。この日もオプションに、山羊の内臓のスパイス炒め、ブトンが用意されていましたのでお願いしました。デザートにはズーズーダゥ、チヤも頂きました。

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ガハットのダル Gahat ko Dal @ ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ (池田市)

寒くなってくると、ネパールではガハット Gahat (Horse gram) のダル गहतको दाल を頂くのだそうで、「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ」さんのスペシャルダルバートに、立冬にあわせて登場しました。Boss Nepal の 「Kurti/ghat daal」 の記事に、何故冬に食べられるのかが記されています。

Kurti, also known as gahat is one of the many varieties of daal (lentil) found in Nepal. Mostly found in the Terai region, it is commonly called kurti in some part of Nepal while it is known as gahat in other places. Especially during the winter season, people in Nepal prefer eating this daal as it is said to keep the chills at bay. It also has important health benefit as it is said that this lentil could dissolve the stone problem in abdomen, known as pathari rog.

However, this lentil is avoided during summer or hot and warm days as it is said the lentil might have adverse effects if consumed during summers. Hence, with the arrival of winter in Nepal, the popularity of the lentil also increases and it is prepared in almost every Nepali household at least once, during the winters.

theGundruk.com の「Gahat or horse gram Lentil Soup (गहतको झोल)」の記事には、この豆の医学的効能が記されています。

Gahat (horse gram) is one of the varieties of daal (lentil) mainly consumed in terai and hilly regions of Nepal. Gahat is full of protein, iron and calcium, and it also helps in losing weight. Gahat has been found to have many medicinal benefits such as for diarrhea, stomached, hemorrhoids and menstrual disorders. It has also been found useful for kidney stone, weak liver, gall stone, hypertension and excessive perspiration.

ダルは、そのガハットが単独でしっかり使われており、豆の匂い、味を存分楽しむことが出来る仕上がりです。他の豆と比べると仕入れ値が高価だそうで、今シーズン最初で最後のガハットだけのダルかも知れません。マスはチキンですが、アマラの酸味が効いています。タルカリは南瓜とじゃが芋です。マスとタルカリには葱の他に、大蒜の茎葉(ハリヨラスン)も使われる季節になってきました。アチャールは3種類、果物シリーズは、栗の渋皮煮とブルーベリーのアチャール、カシューナッツと鬼胡桃のアチャール、安納芋のアチャールと続き、新登場のアチャールばかりです。ご飯の傍らにはパパドゥ、サグ、上には人参葉とマショウラのサンデコが添えられています。デザートのズーズーダゥには柘榴が加わり、チヤも頂きました。

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カリフラワーとブロッコリーのアチャール @ ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ (池田市)

ネパールの人が大好きなカリフラワーと日本人が食べ慣れたブロッコリー、両者を組み合わせ、大根の種等を使ったアチャールが「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ」さんのスペシャルダルバートに登場です。ダルはマスとチャナ、マスは骨付き皮付き山羊肉、タルカリはマスと里芋を使った自家製マショウラとじゃが芋、アチャールは 3種類、果物シリーズは柿のアチャール、カリフラワーとブロッコリーのアチャールは酸味が効き始めていますが、まだまだ発酵させても美味しそうです。菜の花のグンドゥルックとタンドールでカリカリに仕上げた大豆を使ったアチャールも並びます。ご飯の傍らには、パパドゥと青菜炒めが、上には安納芋と蕗のスパイス炒めが添えられています。アラカルトで用意されていた、山羊の肝のスパイス炒め、ブトンと、秋刀魚のタンドール焼きもお願いしました。デザートはズーズーダウ、サッカル入りのチヤも頂きました。

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山羊の脚と豆のスープ Kwati ko Jhol @ ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ (池田市)

例年は तिहार ティハール Tihal の際に、飾り付けをしてお祝いをする「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ」さんですが、諸事情により今年はひっそりとです。週末のスペシャルダルバートには、カドカさんのお母様がよく作られたという、山羊の脚入り豆スープ Kwati ko Jhol クワンティ(クワティ)がティハールスペシャルとして登場です。少し前のダサインの際に供されたダルは、マス、ムスロ、ラハル、ムング、チャナ、カロチャナ、ボリ、ラジマ、シミ、マシャン、ケラウ、セトケラウ 、ハリヨケラウ、サノケラウ、トゥロケラウの15種類の豆が使われていましたが、この日はさらにラトシミ Rato Simi が加わり、コラーゲンたっぷりの山羊の脚と絡まります。マスはチキン、タルカリはマショウラとじゃが芋、アチャールは3種類、ラプシ Lapsi と大根のアチャールは、ラプシがしっかり使われ酸味が楽しめます。人参、胡瓜、牛蒡のアチャール、じゃが芋とケラウのアチャールと並びます。ご飯の傍らにはいつもの様に、パパドゥと青菜炒め、上には蕪のスパイス炒めが添えられています。富と繁栄を祈るお祭りティハールに因んで、ズーズーダゥは金箔入りで、ラルモハン Lalmohan も隠れていました。チヤも頂きました。

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