ミールス ダルバート ライス&カリー
南インド、ネパール、スリランカ 3つの地域の美味しいカレー
小此木大、本田遼、濱田祐介 著
LLC インセクツ 発行
2020年7月10日 初版第1刷発行
京都のインド食堂「タルカ」の小此木大さん、大阪のネパール料理店「ダルバート食堂」の本田遼さん、神戸のスリランカ料理店「カラピンチャ」の濱田祐介さんの共著の1冊が発行されました。
はじめにで濱田祐介さんが記されています。
3人が愛してやまない、南インド、ネパール、スリランカの料理をご紹介します。その中で、最初に3つお伝えしたいことがあります。それは「地域による違い」「組み合わせの楽しさ」「料理の自由さ」です。
(中略)“主食は米”、“野菜を多用”、“スパイスで香り豊かに仕上げる”という共通点を持ち見た目は似ているものの、3地域には気候、風土、民族の特性、宗教、歴史があり、そこで育まれた食文化は似て非なるものです。
さらに
3地域の料理を知ると同時に、各地域の食文化へのガイダンスとなれば幸いです。
と続けておられます。カラピンチャさんのブログで紹介されるスリランカの日々も、食事を通して、文化、宗教についても触れておられ、濱田さんらしい巻頭の言葉です。
阪急神戸線王子公園駅近くのお店で頂ける美味しい料理は
→「カラピンチャ Karapincha(神戸市)」
カラピンチャ Karapincha
神戸市灘区王寺町1-2-13
http://karapincha.jp/blog/
https://twitter.com/karapinchajp
https://ja-jp.facebook.com/karapincha.jp/
大阪メトロ谷町線谷町四丁目駅からも近い、お店で頂ける美味しい料理の数々は
→「ダルバート食堂(大阪市中央区)」
ダルバート食堂
大阪市中央区内久宝寺町3-3-16
http://dalbhat-shokudo.com/
https://twitter.com/dalbhat_nepal
https://www.instagram.com/dalbhat_shokudo/

筍と茄子の Kara Kuzhambu / Kulambu カーラコランプ、
ベジタブル Kootu クートゥ、
Amti Dal アムティダルは Toor Dal トゥールダルが使われ、
Neer Mor バターミルク、
生姜のスターター、子メロンのアチャール、人参のスパイスピクルス、
オクラと人参のフライ、グリーンチャトニが並び、ライスも 2色仕立てになっていました。
追加でノンベジメニューのサーグチキン、
ジンジャーエールも頂きました。
食後にラムデーツシナモンチーズケーキとマサラチャイも追加しました。
雨の日の遅いランチ、ゆっくりと時間が流れました。
マンゴーラッシーも頂きます。
この日の南インドランチセット(ベジミールス)は、ブロッコリーとチャナのカリー、大根、人参、ドラムスティックのサンバル、ビーツのライタ、ポリヤル、マンゴーチャツネ、生姜のチャツネ、じゃが芋、ホウレンソウとレンズ豆、チャパティ等が並びます。
食後にチャイも頂きました。
ステイールフライ、クートゥは菜の花とほうれん草、ワッタルコランプ、サンバル、ラッサム、パチャディ、ウールガイと並びます。食後にチヤを頂きました。
この日は鹿肉のビリヤニ Deer Dam Biryani が数量限定で供されたようで、
周りのお客さんの殆どが注文されていました。
バナナの葉に包まれた鹿肉のビリヤニ、
この日の日替わりカリーのカダイチキンと、
南瓜としめじのカリー、
サラダ、ライタが並びました。
ランチミールスもお願いしました。
ベジミールスで、ラッサム、サンバルを初め、9品が並びました。
食前にストロベリーラッシーを、
食後にチャイも頂きました。
メニューはベジミールスのみです。
パパドの下のライスは小盛りでお願いしました。
この日は、キーライクートゥ(ほうれん草と菜の花)、
里芋のスチールフライ、
さつま芋などの野菜で具沢山のサンバル、
ラッサム、
オニオンパチャディ、
ワダ、ココナッツチャトニ、ライムのウールガイと並びました。
サンバルのお代わりを頂きました。食後にチャイも追加でお願いしました。次に月曜日が祝日になるのがいつか、カレンダーを見て確かめてしまいました。
無花果のラッシーを頂き、
カレー 3種でお願いしました。
この日のカレーはチキン、
サグパニール、
野菜(大根、人参、じゃが芋、南瓜)で、
副菜はチャナ豆、
さつま芋、
大根葉と人参、
隼人瓜(Malayalam語でもChow Chow)、
サラダ、パパダンでした。食後のチャイは付いていますが、バスク風チーズケーキとホワイトチョコ、クランベリー、ピスタチオのアイスクリームも追加で頂きました。 
この日のカリー 3種類すべてを、インド米で、ヨーグルトもつけてお願いしました。
この日のカリーは、大島で獲れたヤズを使ったココナッツフィッシュカリー、
長州鶏を自家挽きしたチキンキーマ、
野菜たっぷりのサンバルでした。
副菜は、チャナ豆、
生野菜、茄子、高菜と大根葉、さつま芋でした。
チャイと一緒に、チーズケーキも追加でお願いしました。
サディヤミールス Sadhya Meals を供されました。
「伝統に基づきながらもナンタラ的解釈のおすすめの7周年記念サディヤミールスの食べ方」なる説明書きも用意されていました。
追加オプションの、ノンべジデラックスセットと、ワダもお願いしました。
ノンべジデラックスセットは、何れもミニサイズの、親どりのケララ家庭風チキンカレー、海老のココナッツミルクカレー、アンコウの辛口フィッシュカレー(下の写真の上段)、
牛ヒレ肉のケララ式スパイス煮からなります。
サディヤミールスの構成は、説明書きによると、サンバル、トマトのパリップ、モールカレー、ラッサム、ゴーヤのインジプリ、レモンのピックル、人参のピックル、アヴィアル、インゲンのメルクプラティ、キャベツのトーレン、黒ひよこ豆のクートゥ、マンゴーのプリシェリ、パイナップルのキッチャディ、ビーツのパッチャデイ、冬瓜のオーラン、ウッペリ、ソナマスリライス、パリップネイ、アッパラム、バナナ、セミヤパヤサム、パリッププラダマンとのことです。
階段を上った2階にお店はありました。
ノンベジ用にはケララチキンカレーと、ポークビンダル―が用意されており、ベジにするか、ノンベジを1種類または2種類追加するかの選択が可能です。野菜サラダを付けるか、ヨーグルトを付けるかの選択も尋ねられます。
メニューブックにはミールスについての解説も記されています。
ノンベジ2種類追加で、ヨーグルトでお願いしました。
ケララチキンカレー、
ポークビンダルー、
本日のベジカレーのチャナとキャベツのクートゥ、
旬の野菜数種類が使われているサンバル、
ラッサム、
トマトのチャトニ、ワダがライスを取り囲みます。
デザートのパイナップルヨーグルトアイスと、
チャイを追加で頂きました。インドコーヒーはまだ準備中とのことでした。