カナメラでククリラム・ラッシー@ターメリック Turmeric (西宮市甲子園口)

JR甲子園口駅前ほんわか商店街にあるネパール料理「ターメリックTurmeric」さんで第2、第4土曜日の夜に催される、ターメリックだけのバル「カナメラ」が益々盛況になってきました。カザセットや小皿で供される料理カザをつまみにアルコールを頂くと、気分はネパール旅行です。 麦焼酎や、ロキシー、ククリラムなどを専ら頂いていますが、隣のテーブルのお馴染みの方が焼酎のラッシー割りを頼まれたので、一緒にお願いしました。カナメラの日はメニューにも載っており、これも1杯300円(税別)です。飲み心地が良すぎ、直ぐにお替りもお願いしてしまいました。

今年最後のカナメラの12月の土曜日、2回転目の頃合いを見計らって遅い時間に伺いました。予想通り1回転目はカジャセットが売り切れるほど大盛況だった様です。初めてのお客様も多かったと店主キランさんが仰り、ターメリックさんのネパール料理に関心を持って下さる方が増えるのが、嬉しくなります。この日は小皿料理の数々も好調に売れ、残り少なくなっていましたが、アルタマ(じゃが芋と発酵筍のスープ)が頂ければご機嫌です。お客さんの多くが帰られ、店内が空いてきましたので、ククリラムのラッシー割りをお願いしてみました。ラム単独で頂く時とはまた違った味わいです。美味しく、これまた直ぐにお替りをお願いしました。メニューには載っていませんので、価格はキランさんにお尋ね下さい。他のカザも頂き、最後にパニプリも頂いて、お店を後にしました。

最近、カナメラ以外の日でも頂けるネパール料理を中心に、写真も刷新したメニューブックを更に分かりやすくされ、お店のweb siteでも、ランチ、ディナー、お持ち帰りメニューを更新されています。

ターメリックさんで頂ける美味しいネパール料理の数々は
→「ターメリック Turmeric(西宮市甲子園口)

ターメリック Turmeric

西宮市甲子園口2-24-28
https://twitter.com/turmericrest1
http://www.turmeric-kiran.co.jp/

12月のスペシャルダルバート@ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ(池田市)

阪急宝塚線池田駅前のネパール料理店「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ」さんの、ダル、タルカリ、アチャールを週毎に変えて供される週末のスペシャルダルバートに魅了され続けています。前回の記事→「週替わりのスペシャルダルバート@jujudhau ズーズーダゥ(池田市)」の続き、12月第3週分からのダルバート3食です。

<12月第3週のスペシャルダルバート>

この日のダルはマス・ラ・ムスロ・コ・ダルで、肉はローカル・ククラ・コ・マス(骨付きチキン)でした。バートの上、クルクレ(Kurkure=軟骨)・コ・チョイラが載り小さなカトリには左からカガティ(Kaagati)・コ・アャール、 マチャ・コ・アチャール、アル・アチャール、それぞれ檸檬、小魚、じゃが芋のアチャールが並び、右奥の大きなカトリには定番のアル・ラ・マショウラ・コ・タルカリ、大豆などから作った乾燥食材マショウラとじゃが芋の定番のおかずが盛り付けられています。 気温が下がり発酵が難しくなったと仰るヨーグルト、ズーズーダゥもデザートとして登場しました。<12月第4週のスペシャルダルバート>

クリスマス前後の週は、ダルがマス・ラ・ムスロ・コ・ダル、メインのお肉がククラ・コ・マスでした。スパイシーXmasチキンと銘打った一品も添えられています。写真左上のこの週のタルカリは、 ピダル(Pidaloo)・ラ・ハリヨピャーズ(Hariyopyaj)・コ・タルカリで、里芋と青葱を使った初登場ながらこの日のお薦めの一品です。小さなカトリには左からポレコ・アル・サンデコ、ゴルベラ・ラ・ダニヤ・コ・アチャール、ムラ・ガザル(Gaajar)・ラ・サノケラウ・コ・アチャールで、それぞれ、タンドールで炙ったじゃが芋、トマトとコリアンダー、大根と人参とエンドウ豆のアチャール3種が並びます。中央の白っぽいのが、オッカル(Okhar)・ラ・ダック・コ・アチャールで胡桃と干しブドウがヨーグルトベースのアチャールに仕上げられています。

この日のデザートは店主カドカさんのパティシエとしての本領発揮、シュトーレンでした。

今年も、出来ましたとのカドカさんの声掛けに直ぐに購入し、家でも頂きました。

<年末と年始のスペシャルダルバート>

12月最終週と年始に供されるのは、ダルがチャナ・ダルで、お肉がローカル・ククラ・コ・マスでした。この日はバトマス・ラ・グンドゥルック・ラ・アル・コ・タルカリ、大豆とグンドゥルック、じゃが芋がスープ仕立てで登場し秀逸の一品でした。

アチャールは手前の小さいカトリ3つで、左から檸檬、じゃが芋とミント、マショウラとトマト、カガティ・コ・アチャール、ポレコ・アル・ラ・プディナ・コ・アチャール、ゴルベラ・ラ・マショウラ・コ・アチャールの3種です。 バートの上にはパングラ(Pangra)・ブテコ、砂肝がエシャロットと共に載せられています。この日のデザートは固めの食感のアインティでした。

お店で頂ける料理の数々は
→「jujudhau ズーズーダゥ(池田市)ネパールのごちそう」

ネパールのごちそう
jujudhau ズーズーダゥ

池田市室町1-3
https://ja-jp.facebook.com/jujudhaunepal/

リトルランカ LITTLE LANKA(西宮市山口町船坂)スリランカ料理

なかなか行けずにいた西宮市山口町船坂にあるスリランカ料理のお店、リトルランカ LITTLE LANKAさんにようやく伺いました。駐車場の状況が分からないので、取り敢えず11時の開店前にお店の前に着いて待機しました。11時にお店の方が駐車場の扉を開けて下さり、停めることが出来ました。ランカプレートをお願いしました。辛いですが大丈夫ですかと聞いて下さりました。メニューにも「辛口となります」と記されています。ノンアルコールビールなどを頂いて待っているとプレートが運ばれてきました。この日の日替わりカレーはマグロカレーでした。

美味しく頂きましたが、確かに他のスリランカ料理店で頂くプレートと比べると辛めの味付けです。チラウと言う街の漁師さんたちが漁に出かける前に飲む胃腸の調子を整えるスープですと仰り、持ってきていただきました。プレートにデザートは付いていませんが、何かできますかと伺うとババロアとキリパニを用意して下さり2人でシェアしました。食後のチヤは付いています。

またすぐにでも訪れ、他のスリランカ料理を頂いてみたくなるプレート、デザートと接客でした。阪神高速7号北神戸線の西宮山口南出入り口から遠くなく、北摂からも高速道路を使えば176号線の宝塚付近の渋滞に巻き込まれずに、短時間で行くことが出来ます。

阪神高速7号北神戸線の西宮山口南 IC からすぐ、有馬温泉も近くにあるお店で頂ける美味しい料理の数々は →「リトルカンカ LITTLE LANKA (西宮市山口町)」

LITTLE LANKA
リトルランカ

西宮市山口町船坂 1380-1

https://littlelanka.jp/

タコス盛り合わせ@ラ・コスタ Mexican Cafe & Bar La Costa (箕面市)メキシコ料理

箕面市のメキシコ料理店ラ・コスタMexican Cafe&Bar La Costaさんに通い、メニューの大部分を頂きましたが、どの一皿も美味しく作って下さります。メキシコ料理の定番タコス、この日は盛り合わせでお願いしました。具材の盛り合わせが大皿でやってきました。これをトルティーヤに自分で包んで頂きます。結構な量ですが、味の種類が豊富ですので、あっという間に頂いてしまいました。この日はワカモレと、スペアリブも頼みました。Cafe & Bar ですので、カクテルも各種作って頂くことが出来、メキシコ料理にあわせてテキーラベースやラムベースでよくお願いします。ドリンクメニューの他のもの、ウイスキー等もついついチェックしてしまいます。響の17年、山崎の12年などが他のお店よりずっとお手軽な価格設定になっています。これらウイスキーのソーダ割りとメキシコ料理も結構合います。

ラ・コスタさんで頂ける美味しい料理の数々は
→「ラ コスタ La Costa Mexican Cafe&Bar」

Mexican Cafe&Bar La Costa
メキシカンカフェ&バル ラ・コスタ

箕面市箕面6-9-14 ロジュマン箕面104
https://pancho22dc.wixsite.com/minoh-lacosta
https://ja-jp.facebook.com/mexicancafeandbarLaCosta/

ゴージャス盛り@スパイス料理 ナッラマナム Nalla Manam (大阪市中央区)

平日のランチタイムのみの営業とあって、大阪市外から頻回に伺うにはハードルが高いのですが、仕事の合間を縫ってでも頂きたくなる「スパイス料理ナッラマナムNalla Manam」さんの料理に嵌ってしまいました。沢山のカトリが並ぶゴージャス盛りを最初に頂き、気に入ってしまったものですから、お取り置きをお願いの上、遅い時間に伺うことが常になりました。お店が混んでいる時、特別なメニューの時は、ゴージャス盛りはありません。仕事の都合でぎりぎりまで伺えるか分からず直前にお取り置きのお願いをした時も、無理な時があります。お取り置きの連絡をした際に、その旨教えて頂けます。お店のweb siteでお取り置き、予約の方法を説明されています。

時間:11:30 13:00~14:30

上記の取り置きorご予約の方のみの提供となります。提供に時間がかかり他のお客様にご迷惑がかかる為ピーク時はお出し出来ません。(余裕のある時間などの場合は例外でお出し出来る時もあります)

また本日のメイン、トッピングなどのフルオーダーのお客様用の提供方法となります。

7月のある日、メインは「枝豆と冬瓜のチキンマサラ、とろナスキーマ、ふわふわ鶏団子ココナッツ煮込み」でした。9月のある日、メインは、「バリ風チキンマサラ(辛)、自家製へべす胡椒キーマ、今期最後のモモココナッツ」です。10月のある日、メインは「焦がし醤油キノコキーマ、酸っぱ辛くてスパイシーなベビーホタテのビンダルー、辛口のビーツチキン」で、トッピングに秋刀魚のスパイシーピックル」もお願いしました。この日はメインに「旨味たっぷりマイルド系のあさりのスパイスチャウダー」もあり、妻が頼み、少し味見させてもらいました。

10月の別の日は、「パクチーチキン、海老団子グリーン、スリランカエゾ鹿」でした。もう一つのメイン「たまごマサラ」を妻が頼み、またまた少し分けてもらいました。10月3回目の日は、牡蠣人気のせいかお取り置き希望の方が多く、ゴージャス盛りではなく3種盛りになりました。「辛口アサリキーマ、牡蠣のスパイシーマサラ、濃厚チキンマサラ」でしたが牡蠣は既に売り切れており、ポークの一品を用意していただきました。鍋に残った牡蠣のグレービーのみ味見させていただきました。11月のある日は、「せせりホウレンソウ、自家製海老味噌のせ海老キーマ、ウメと鯖の和サラ」でした。魚がメニューに入っていると、どんな味に仕上がっているのか、伺う前から期待が高まり、楽しみです。11月の別の日は「ぷりぷりエビの辛口ココナッツ宮古島産島とうがらしver. 、濃厚カキマサラ、蓮根饅頭スパイス煮込み」でした。この日もお客さんが多く、3種盛りとなりました。最初に蓮根饅頭を口にして、その食感と美味しさに参ってしまいました。12月のある日は、特別メニューの「はったん地鶏とホエー豚を使ったsp混ぜご飯プレート」のみの日でした。和食の様な、スパイス料理の様なと店主が仰っていましたが、初めての混ぜご飯プレート、美味しく頂きました。同じような時間帯に伺っていると、よく来ておられる方の存在に気が付きます。インスタを拝見すると、同じ週に2回食べても少し内容が違い、美味しく、毎週驚きの連続と記されており、頻回に通っておられる理由に頷けます。そのような方ならではの粋な注文方法もあるようですので、いつの日にかお願いしてみようと思います。

ナッラマナムさんで頂ける美味しいお料理は
→「スパイス料理 ナッラマナム Nalla Manam(大阪市中央区)」

スパイス料理
ナッラマナム Nalla Manam

大阪市中央区瓦町1-4-6
https://ja-jp.facebook.com/SpiceNallaManam/
https://twitter.com/spicenallamanam
http://spicenallamanam.hatenablog.com/

アロス・コン・ポイヨ ARROZ CON POLLO@ワンカヨ HUANCAYO (豊中市)ペルー料理

久しぶりに豊中市役所近くのペルー料理店「ワンカヨ HUANCAYO」さんに、夕食時に訪れました。飲み物はペルービールCUSQUENAのDARK LAGERを、ARROZ CON POLLO アロス・コン・ポイヨ(鶏肉と米の料理)に良く合いますとのことでお願いしました。妻はChicha Morada チチャモラーダ(紫トウモロコシのジュース)を頂きました。料理も登場です。お米の味付けがとても素敵です。定番のLOMO SALTADO(肉野菜炒め)もお願いし、楽しみにしていたCEBICHEセビッチェもお願いしました。丁寧に作って下さったのがよく分かります。味を馴染ませたりする調理工程の都合なのか、最後に登場しました。小さなお店で、あまりセビッチェの注文は無さそうなので、セビッチェに限っては前もってお願いをしておいた方が良さそうです。ペルー定番のお酒ピスコPISCOとマンゴのカクテル、CANARIOカナリオも頂きました。おつまみに出して頂いたトウモロコシ、CANCHITAカンチータも美味しく、手が止まらず食べ続けていると、接客担当のご主人がお替りを2回も持って来て下さりました。食後は、調理担当の奥様と、彼女の故郷のHUANCAYOやペルー旅行などについてお喋りをして帰りました。

お店で頂ける美味しいペルー料理の数々は
→「ワンカヨ HUANCAYO (豊中市)ペルー料理」

HUANCAYO ワンカヨ

豊中市中桜塚2-25-12

週替わりのスペシャルダルバート@jujudhau ズーズーダゥ(池田市)

もう1年位前の事です。池田のネパール料理店「ネパールのごちそうjujudhau ズーズーダゥ」の店主カドカさんや奥様と、お店の美味しいdal bhatダルバートを皆さんにもっと知って食べて頂けるよう、ディナータイムでの提供と、タルカリやアチャールを日替わりにして、お店のfacebookで告知されては如何かとお話をしました。ダルバートを作る手間とコストを考え、池田という土地柄、客層等を考えると、難しい提案であることは重々承知の上でした。一人の客の戯言でしたが、ディナータイムでの提供をすぐに決断され実行されました。「言い出しっぺ」の責任もあり、是非続けて頂くためにも、夕食に家族と訪れては、必ずダルバートも注文するようにしています。この9月からは、週末のダルバートをスペシャルダルバートと銘打って、毎週内容を変え、しっかりお店のfacebookでお知らせされるようになりました。各民族のアマ(お母さん)が作るダルバートシリーズに引き続いて、「田舎を思い出すダルバート」が11月からのテーマの様です。さらに訪れる回数を増やさねばならなくなりました。

お店で頂ける料理の数々は→「jujudhau ズーズーダゥ(池田市)ネパールのごちそう」

<田舎を思い出すダルバート その1>

メインはチキンかマトンが選べ、マトンでお願いしました。ダルはチャナ・ダルです。

大きめのカトリに入った、アル・ボディ・ムラチャーナ・コ・タルカリ(じゃが芋、ささげ豆、切り干し大根のおかず)、手前のスングル(Sungur=豚)・ブテコ、バートの上にはチャウ(Chyau=きのこ)・ブテコです。中央に小さなカトリが3つ並び、左からアル・サンデコ、ゴルベラ(Golbheda=トマト)・ダニヤ(Dhaniya=コリアンダー)・コ・アチャール、ティル(Til=胡麻)・コ・アチャールが入っています。バートの右横にサグ・ブテコが添えられています。

この日のデザートはクワ(Khuwaa、クラウニー)で、柿の葉に載せられていました。ズーズーダゥを作るよりずっと手間がかかるそうです。

<田舎を思い出すダルバート その2>

この週はチャナ・マス・ムスロ・コ・ダル(Chana、Mas、Musurooの3種の豆のミックスダル)で、メインはブテコ・ククラコ・マス(チキン)でした。衆目を集めるのは、ブテコ・ビャックル(秋の味覚の零余子、むかご)の初登場です。バートの上に載っています。芋繋がりで、カルカラ(Karkalo=里芋の葉)・ラ・ピダル(Pidhaalu=山芋の茎)・コ・タルカリも供されています。バートの左右には、ブトン(もつ炒め)とサグが控えます。小さなカトリには左から、ムラ(Mula=大根)・ラ・カンクロ(Kaanklo=胡瓜)・サノケラウ(Saano kerau=えんどう豆)・コ・アチャール、ゴルベラ・ラ・プディナ(Pudina=ミント)・コ・アチャール、ポレコ・アル・アチャールと並んでいます。

急激に温度が下がってきて作るのが難しくなったと仰るズーズーダゥもデザートで登場です。

ビーガンveganの方にもお出しすることが出来る、乳製品を含まないソイ・チャを頂きました。

<田舎を思い出すダルバート その3>

この週もダルは3種類のミックスダル、チャナ・マス・ムスロ・コ・ダルで、メインはローカル・ククラ・コ・マス(骨付きチキン)でした。もう一つの大きいカトリは アル・ラ・シミ・コ・タルカリ、じゃが芋とインゲン豆のおかずです。バートの傍らにブテコ・サグがいつものように添えられています。小さなカトリには、ムラ・ラ・ラスン(Lasoon)・コ・アチャール、大根とにんにくのアチャール、メワ(Mewa)・コ・アチャール、パパイヤのアチャール、ゴルベラ・マショウラ(Maseura)・コ・アチャール、大豆などから作った乾燥食材とトマトのアチャールと、3種のアチャールが入っていました。マショウラは平日のダルバートのタルカリで登場することが多く、アチャールバージョンを今回楽しめました。この週のデザートは安納芋のハルワでした。

<田舎を思い出すダルバート その4>

この週のメインはローカル・ククラ・コ・マス・ラ・バードゥック(Burdock)、チキンと牛蒡でした。味の沁みた牛蒡、良い感じです。ダルはマス・ラ・ムスロ・コ・ダルでした。照明の関係でこの日は料理が全て青く写っています。大きなカトリのもう一つは、アル・ラ・マショウラ・コ・タルカリ、このお店の定番のおかずです。何時もの場所にサグが控えています。小さなカトリには左からムラ・コ・アチャール、大根のアチャール、ラスン・アドワ(Aduwa)・コ・アチャール、にんにくと生姜のアチャール、ゴルベラ・ダニヤ・コ・アチャール、トマトとパクチーのアチャールと、3種のアチャールが並びます。バートの上には、この日はチョイラが載っているはずですが、どうやら忘れられた様です。この記事を書いていて初めて気が付きました。デザートはジュレビィ(Jilphi、syrup-filled loops)でした。お店で頂ける料理の数々は
→「jujudhau ズーズーダゥ(池田市)ネパールのごちそう」

ネパールのごちそう
jujudhau ズーズーダゥ

池田市室町1-3
https://ja-jp.facebook.com/jujudhaunepal/

大谷翔平選手入団のエンゼルスでの長谷川滋利投手初先発試合 1997年4月5日

大谷翔平選手の入団先がロサンゼルス・エンゼルスに決まったとの報道がMLBの公式siteでもありました。

Ohtani’s agent, Nez Balelo of CAA Baseball, released a statement on Friday revealing that the Japanese two-way phenom has chosen to join the Angels following a wild courtship from all 30 Major League teams. The club will introduce Ohtani during a news conference on Saturday at 3 p.m. PT at Angel Stadium.

私達の世代にとって、アナハイム・エンゼルスの日本人選手と言えば、やはり長谷川滋利投手です。入団会見の様子をLos Angels Timesが伝えています。

The questions continued in typical fashion–some in English, some in Japanese–until someone asked if Hasegawa was familiar with the Angel roster.

“The pitcher is Mickey Mouse,” he said. “And the catcher is Minnie Mouse.”

この一言でエンゼルスファンの心を掴んでしまいました。

1997年4月5日、初先発となる試合の日、仕事を終えて球場アナハイムスタジアムに参じました。

Anaheim Angelsの先発メンバーはErstad 1B, Alicea 2B, Edmonds CF, Salmon RF, Holllins 3B, Anderson LF, Howell DH, Fabregas C, DiSarcina SSで、一方のCleaveland Indiansの先発メンバーはGrissom CF, Vizquel SS, Thome 1B, Williams 3B, Justice LF, Ramirez RF, Franco 2B, Mitchell DH, Alomar Cでした。

AngelsのHowellは1992年~1994年にヤクルト、1995年は巨人に在籍し、1992年にはホームランと打率の2冠となったJack Howellです。Indiansには1995年に千葉ロッテに在籍したJulio Francoがおり、彼は1998年もロッテでプレーしました。また1995年福岡ダイエーにいたKevin Mitchellも先発に名を連ねていました。

試合の方は

C 000 141 010 / 7
A 200 201 000 / 5

長谷川は4回まではまずまずの投球で1失点に抑えていましたが、5回Mitchellにヒット、Alomarにホームランを打たれ、その後も3連打で交代となりました。結局、4回1/3を投げ、ヒット7本、失点5、自責点5、四死球2、三振2で敗戦投手となりました。

タイ割烹 ARTIST プリック(箕面市牧落)

阪大下交差点近くのお店「待兼タイカレー Artist プリック」を閉店された後、準備が整い次第ご自宅で営業再開予定とweb siteでご挨拶されていました。心待ちに日々チェックしておりましたところ、11月のある日更新されており、早速電話をかけ料理はお任せで予約をお願いしました。国道171号線「牧落」の交差点から程近い住宅街の中にある「タイ割烹 ARTIST プリック」さんへ妻と2人で伺いました。

2階にあるリビングダイニングに通していただき、料理が出来るまで、まずパクチーモヒートを頂きました。最初は前菜のプレートです。見た目から既に期待が高まります。次いでハチノスのトムヤム仕立てを頂きます。ついついお酒も進み、カオキャラットをお願いしました。ハヤトウリを使ったソムタム風サラダです。カオタンナータンが登場です。
お口直しはトマトのシャーベットです。クンパッポンカリー(写真で2人前)は、ピタが添えられて一緒に頂きます。

お酒も止まりません。3杯目はメコンをソーダ割でお願いしました。お魚はメバルを1人1匹ずつ供して頂きました。お肉と野菜も焼いていただきナムチムにつけて頂きます。料理の締めはホタテ入りのグリーンカレーです。デザートにはマンゴープリンを出していただきました。最後に飲み物も選べ、ベトナムコーヒーをお願いしました。

食後は暫く、学生街でのタイ料理店の難しさや喜びなどのお話を聞かせていただいたり、タイ旅行のお話をしたりして、楽しい時間を過ごさせていただきました。2人前分だけの仕入れ、仕込みで、手間と費用ばかりかかり大変だったでしょうが、各料理の素材を上手く選んでいただき、美味しく仕上げていただいていた事がよく伝わりました。

タイ割烹 ARTIST プリック

箕面市牧落5-8-33
http://artist-p.com/

 

ネパールにおける豚肉事情

その後、どうしても気になるネパールの豚肉事情をwebで渉猟してみました。

Helen M. Macbeth 編 (1997)
「Food Preference and Taste: Continuity and Change」
の一章に、
Christian McDonaugh 著
「Breaking The Rules Change in Food Acceptability among the Tharu of Nepal」
があり、その中で、

In Nepal in the past and still to some extent now, the situation is complex in that foods eaten by some middle-ranking groups were very varied and included buffalo, pork, yak and beef.  All of these are in varying degrees low-status foods from the point of view of the high Brahman and Chetri hindu caste groups.
(中略)
Diet markers map on to this hierarchy in away fairly typical of the north India and of mainstream Hindu caste in Nepal.  Broadly speaking the Brahmans are vegetarian, though lower ranking Brahmans do eat some meats such as pigeon and maybe goat.  Chetri eat goat and chicken.  Tharu eat all of the above plus pork which in terms of Brahmanic values of purity is a low-ranking impure food.  The lowest castes eat buffalo as well as all the above, with only the Sarki eating beef.

Monika Mandal 著(2013)
「Social Inclusion of Ethnic Communities in Contemporary Nepal」
の中の記述には

The commoners linked to eat some kind of meat with the exception of cows anf female animals. Chickens were eaten by all castes except Brahmans and Chhetris. The Newars, the Tamangas, the Sherpas, the Sunwars and others took delight in taking buffalo meat, hens and pigs. Actually the Newars were great consumers of buffaloes, and also meat of goat, sheeps, ducks and fowls but they did not touch pigs.
(中略)
The Magars ate pork but not buffaloes’ flesh, while the Grungs ate the buffalo but not the pig. Most of the Brahmans were vegetarians.

Durga Datt Joshi 他著
「Improving meat inspection and control in resource-poor communities: the Nepal example」
Acta Tropica 87, 119-127 (2003)の中では

In Nepal, buffaloes contribute about 64% of the meat consumed, followed by goat meat (20%), pork (7%), poultry (6%) and mutton (2%). Goat and poultry meat is acceptable to all castes of people while buffalo meat is consumed mainly by the Newar ethnic group. Previously, pork was consumed only by people belonging to low castes, however, in recent years, the consumption of pork has increased in higher castes as the caste system has become more relaxed.

とあります。一番最近の文章ではPIG PROGRESS(Sep. 20, 2017)のPig farming in Nepal is growing step by stepの記事の中で、

At the moment, professional pig production in Nepal is still in its infancy. As the country is gradually becoming less traditional and more modern, different trends and eating habits are surfacing.

Nepal may not be top of mind when talking about pigs. Quite rightly so – the country doesn’t have an overly rich tradition when it comes to pork consumption. After all, Nepal may have a rich diversity of ethnic communities, castes and beliefs, traditionally however, only a limited number of them accepted pig farming. Pork is consumed by certain communities like e.g. the Rai, Sherpa and Tamang. So-called ‘upper caste’ communities, however, would never go anywhere near pork.

That picture, however, is slowly changing these days. Especially in urban communities and amongst the younger generations, the cultural food restrictions have lost their importance. Also, cities are growing fast due to ongoing migration, which altogether leads to a picture of a country that is gradually changing its eating habits.

と、書かれています。

日本人には窺い知れないカースト制度に伴う奥深い慣習がやはり有るようです。これらを念頭に、現役世代の方々に話を聞きました。彼らの親や祖父母の世代までは、ブラーマンBrahmanやチェトリChetriの人々にとっては、やはり豚は食べない、あるいは近寄ってもいけない動物だったようです。家庭によっては今もその慣習に従うそうです。一方で、上の記述の様に、彼らの世代や更に若い世代ではあまりそれに囚われない人もいるとの事です。

何方か、もっと詳しい事情をお知りの方、是非お教え下さい。