「Asian kitchen cafe 百福」さんの週末スペシャルにタルー族 Tharu のダルバートが登場しました。
ダルはムスロとムング、
タライ Tarai の田や川で採れるタニシ Ghonghi (mud-water snails) が有名ですが、この日はその代わりにシジミが使われていました。
マスは鳩にあらず、鴨、
小魚に、
大根かと思いきや芋、
アチャール、サグ等が並びます。
追加でチヤも頂きました。
大阪メトロ中央線九条駅近くのお店で頂ける、美味しい料理の数々は
→「Asian kitchen cafe 百福(大阪市西区)」
Asian kitchen cafe 百福
大阪市西区九条1-3-12
https://twitter.com/namastesawatdee
https://ja-jp.facebook.com/momofuku.asian/
カレー専門店と書かれ、ネパールの国旗も見当たりませんが、メニューブックにはネパール料理が記されています。
ダルバートの他に、カザセットや、ディロも出来るようです。
軟骨、
チキンチョイラ、
タカリセットをお願いしました。
ダルはマスとムングの様でしたが、お店の人は、黒と緑のムングだと言って譲りません。黒のムング Black Mung は、ウラド Urad と同じなら、マス Maas とも呼ぶのではと尋ねると、地方によって呼び名は違うからとのお答えでした。
マスはマトンでお願いしましたら、骨付きで出てきて、スープだと言って別皿でも添えて下さいました。
タルカリは、カリフラワー、インゲンとグリーンピースでしたが、結構いける組み合わせです。
ヨーグルト、ほうれん草炒めのサグ、アチャールはトマトと胡麻、人参でした。


ダルはマスとムスロ、
マスはチキンのククラ コ マス、
タルカリはゴーヤと冬瓜、
アチャールは3種類、果物シリーズは梨ですが、隠し味にネパールの乾燥ラプシが入り、
白ゴーヤのアチャールは、苦みが強くない分、酸味が楽しめます。
グンドゥルックはネパールのトリ コ グンドゥルック、菜の花を乾燥発酵したものの様です。
ご飯の傍には、サグとパパドゥ、砂肝とマショウラ(大豆ボール)のチョイラが添えられています。
デザートはズーズーダウ、
前週「がんがら火祭り」に出店された際に好評だった、タピオカミルクティーも追加で頂きました。
モモアチャール、
チキンチョイラなどと一緒に頂く時はロティをお願いします。
子供の頃、母親によくギーロティ Ghee Roti を作ってもらったという話をうかがいました。この日はギーの代わりにバターを使い、本来 16枚重ねになるように折るのだそうですが 4つ折り仕立てです。
他の粉ものでは、チャタマリやバラが通常メニューでも用意されています。
そのマスだけを使ったダルは、生姜とギーがよく効いていました。
マスは骨付き山羊肉、
タルカリやアチャールも並びます。
瓶の中でスダチのアチャールが発酵中で、まだ食べ頃ではないと言われたのですが、待ちきれずに頂きました。
大阪メトロ谷町線谷町四丁目駅からも近い、お店で頂ける美味しい料理の数々は
ダルはチャナとムスロの組み合わせで、チキンキーマとよく合い、ご飯が進みます。
マスはそのチキンキーマと小口切りの牛蒡です。
タルカリは、ゴーヤと南瓜、この組み合わせにも意表を突かれました。
アチャールは3種類で、果物シリーズは真桑瓜と杏子のアチャール、
キノコのアチャール、
冬瓜のアチャール、
バートの傍らにパパドゥとサグ、茗荷のスパイス炒めが添えられています。
別皿で、季節の野菜のタルカリ、隠元、トマト、じゃが芋も供されました。
デザートはズーズーダゥ、チヤも頂きました。 
メニューブックを見ると、
ネパールセット Nepal Set というのがダルバートの様ですのでお願いしました。
マスの選択肢などは有りません。
ダルはムスロ、ムング、カロ(黒)チャナ、セト(白)チャナの 4 種類の豆が使われている様です。
マスはチキンですが、じゃが芋も入っており甘めの味付けです。
胡瓜、人参、玉葱のサラダと言うべきかアチャールと呼ぶべきかの一品、
隠元、じゃが芋、小松菜、鶏肉のタルカリ、
じゃが芋と並びます。
クルフィーも追加で頂きました。
まずスープとサラダが供されますが、代わりにアチャールでも付けて欲しいと思うのは私だけではないはずです。
ダルは、マス、ムスロ、ムングの様ですが、仕入れ時からミックスされている豆を使っておられます。ナンにあう豆カレーと、バートにあうダルの間といった味付けです。
マスはチキンですが、玉葱と共に甘い味付けです。
じゃが芋と隠元、青菜炒めが添えられています。

ダルはマスとムスロのミックス、
マスは追加料金有りのマトンに変更をお願いすると、この日は特別仕様で、アマラ Amala 入りの骨付き皮付き山羊肉 Khasi ko Masu を供して頂きました。アマラの酸味は山羊肉にも良く合います。
タルカリはじゃが芋と大根、葱、
アチャールは2種類、じゃが芋とケラウのアチャール、
大根のアチャールと、
サグと、ロティも添えられています。何れもシンプルで「サダラン」の名前通りですが、満足感は十分です。
カトリから出して、タリにすべて並べてみました。
チヤも頂きました。
この日のダルは、マス、ムスロ、ムング、ラハルと何時もの豆のミックスですが、少し味が違っていましたので尋ねてみると、やはりある野菜を追加で入れておられた様です。
タルカリは優しい味で、
ゴーヤのタルカリもご飯の上にのっています。
大根とトマトのアチャールもデフォルトで添えられていますが、
檸檬のアチャール、
人参のアチャールと、
ラプシコ アチャールをイメージした梅のアチャールを追加しました。他のお客さんが帰られた後でしたので、ラプシに関する話を尋ねることができました。
チヤも追加で頂きました。