ネパールの食文化、特にネワール料理において重要な位置を占める水牛(国産)の取り扱いを「ダルバート食堂」の遼さんが始めるにあたり、夜に予約でのおまかせ料理を「スパイス堂」で頂くことが出来るようになりました。詳細はダルバート食堂の web site に記されています。
同好の方々にお集まりいただき、水牛の宴とあいなりました。ロキシー Raksi で乾杯、まずは、ピーナッツサデコ Badam Sadeko とアルスクティ Alu Skuti(じゃが芋とバフスクティ)からスタートです。
次いでネワールのお祝いごとに登場する、小魚のにこごり サンニャクーナ Sanya Khuna です。檸檬のピューレがのっています。
モモ Momo はバフとチキンのミックスです。
バフステーキ Buff Steak は、入念な下拵えと、低温調理も含め4種の機材を駆使しての、臭みもなく柔らかな肉質の仕上がりです。ネワール料理の域を超えた遼さんオリジナルの水牛料理です。キノコのアチャール Chyau ko Achaar が添えてあります。
最後はダルバート Dal bhat です。
マス(肉)Masu ko Jhol も、先程のとは異なった味が引き出される様に水牛が調理されています。
いつもより凝ったトマトのアチャール Golbheda ko Achaar、味の染みた葉まで美味しい蕪のアチャール Salagama ko Achaar が添えられ、
締めにデザートのシャーベットも頂きました。
大阪メトロ谷町線谷町六丁目駅近くのお店で頂ける美味しい料理の数々は →「スパイス堂(大阪市中央区)」
スパイス堂
大阪市中央区谷町6丁目13-6
https://twitter.com/osaka_spice_do
https://www.instagram.com/spice_do/
https://www.facebook.com/spicedou/
大阪メトロ谷町線谷町四丁目駅からも近いお店で頂ける美味しい料理の数々は
→「ダルバート食堂(大阪市中央区)」
ダルバート食堂
大阪市中央区内久宝寺町3-3-16
http://dalbhat-shokudo.com/
https://twitter.com/dalbhat_nepal
スクディも有るとのことで、チョイラも魅力的でしたが、チリでお願いしてみました。
その後はベジダルバートに、人参のアチャールを追加して頂きました。
この日のタルカリはじゃが芋とキャベツです。
ダルは、マス、ムスロ、ムング、ラハルのミックスで粒が分からなくなるまで潰したタイプでした。
最後にチヤも頂きました。
皮の食感が楽しめる山羊肉は、濃いめのグレービーに浸り、
骨付きですので、手食で頂きました。
副菜は、じゃが芋とカリフラワーのタルカリ、人参と大根、青菜炒め、
トマトのアチャール、大根のアチャール、グンドゥルックと並び、
生野菜、ヨーグルト(ズーズーダゥ)も添えられています。
この日のダルはシミのみ使っておられるようです。
最後にスパイスが良く効いて体の温まるチヤを頂きました。
この日は、人参のアチャールと檸檬のアチャールを追加し、ラビンさんのお薦めでズーズーダゥも頂きました。
ダルは、ムスロ Musuro(マスール Masoor)、ムング Moong、ラハル Rahal(トゥール Toor)のミックスで、粒が分からないまで潰したタイプです。
じゃが芋のタルカリは優しい味付けで、
トマト、大根のアチャール、
追加の人参、檸檬のアチャールとサグです。
ズーズーダゥも頂き、
チヤも追加でお願いしました。
ティハールですので、しっかりとお肉や魚をといきたい所ですが、お昼でしたので控えめに、ベジのダルバートをご飯少な目、人参のアチャール追加でお願いしました。
初めてベジのダルバートを頂きましたが、充実したタルカリや
アチャール、サグなどで、マス(肉)が無くとも十分満喫出来ました。
この日のダルは、何時もと少し違うようで、マス、ムスロ、ムング、ラハル、4種類のミックスを粒が分からない滑らかな仕上がりにしてありました。
最後にチヤも頂きました。
さらに追加の砂肝のチョイラは別皿で添えて頂きました。
この日の魚は鰆でした。前日は鯖だったとのことです。
何故か人参のアチャールを頼みたくなってしまいます。
デフォルトで添えられるアチャール等もしっかりとした味です。
ランチタイムの遅い時間に伺いましたので、丁度鰆のカレーが底をついた様で、あらたにラビンさんが手際よく作るところを見ながらチヤを頂きました。
その人参のアチャールと、
大蒜のアチャールです。
デフォルトでついてくる大根のアチャールです。
週替わりのマスは、キーマカレーでしたが、食べ応えがありました。しかも、ドライなタイプでダルの邪魔をしないのも嬉しい点です。
マトンチョイラも頂きました。
檸檬 Kaagati ko Achaar は、頂いたことのある「ズーズーダゥ」さんや、「パリワール」さんのものとはまた一味違い、色々な作り方があることを楽しむことが出来る一品です。お替りも頂きました。
大根 Mula ko Achaar は、約1ヶ月発酵させたものとのことで、ダルバートに添えられる1週間ほどの発酵のものと食べ比べが出来ます。好みが分かれるかも知れませんが、この1ヶ月ものは大根の漬物好きには堪らない一品です。
大蒜 Lasun (Lasoon) ko Achaar は、粒のままの形で仕上げられ、ほくほくとした食感です。
この3つはそれぞれに味付けも異なり、更に人参 Gajar ko Achaar も仕込み予定との事です。
6月28日から正式にオープンですが、当面はスパイスなど物品の販売のみで、飲食の提供はもう暫くしてからになりそうです。ネパール料理に限らず、各国料理も頂けるとのことですが、将来的には、、、遼さんの目指すところは一点です。店内の内装は自ら行われたとのことです。
各種スパイスが取り揃えられ、ダルや米も並びます。
冷凍庫には、ハラール認証の山羊肉なども入っています。
この日はダルとスパイスを購入しました。
別の日は、砂肝のチョイラとタカリダルバートを頂き、ネパールの雨季の話などを伺いました。
お店で頂ける美味しい料理の数々は
お目当てのアンダコフタAnda Koftaは、お店のTwitterで
ダルやアチャールなども、いつも通りに申し分ありません。
日曜日の夜遅く伺いましたので、他のお客さんが帰られた後に、パタンやカトマンズでのおすすめのお店を尋ねたりして、楽しい時間を過ごすことが出来ました。遼さん不在で大雨だったにも関わらず、この日のランチタイムは大忙しだったようです。