日本でも1980年代から栽培が始まったばかりのアンデス原産のヤーコン Yacon ですが、ネパールでもどうやら栽培が行われている様です。PREPARATION AND STORAGE STABILITY OF YACON (Smallanthus sonchifolius) JUICE
by Abisikha Regmi.  Department of Food Technology, Central Campus of Technology, Institute of Science and Technology, Tribhuvan University, Nepal, 2018 によると、
Yacon is believed to have entered Nepal from Japan since almost four decades ago, Sudarshan Karki named for first commercial cultivar and promotor of yacon in Nepal (Karki, 2013). Despite this, and unlike other Andean root crops such as potato and sweet potato, yacon remains relatively unexploited. Until now yacon has generally been cultivated only as a subsistence crop by Andean farmers, and more recently for sale in small provincial market towns. It is only in the last few years that the health benefits of yacon have become known and it has reached the market places of the big cities where efforts have begun to commercialize it and to experiment with processing techniques.
日本で栽培が始まった頃、日本を通じてネパールにもヤーコンの栽培が伝わったそうですが、その健康効果が知られ、大都市での市場に出回り始めたのはここ数年の事の様です。日本での収穫時期は10月から12月、生産量の最も多いのは北海道です。今回は能勢の農家さんが栽培されたヤーコンを、人参との絶妙な組み合わせでアチャールに仕上げたものが、「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ」さんのスペシャルダルバートに登場しました。
色々な豆の組み合わせが続くダルは、今週はマス、マシャン、ガハットの組み合わせ、
マスはチキンのククラコマス、
タルカリはじゃが芋とグンドゥルック(乾燥発酵野菜)Tori ko Gundruk が使われています。
アチャールは 3種類、果物シリーズは葡萄のアチャール、
大根とえんどう豆のアチャールにはラプシの酸味が効いています。
そしてヤーコンと人参のアチャールが並びます。
ご飯の傍らにはパパドゥと青菜炒めのサグ、上には山羊肉のチョイラが添えられています。
この日はチキンセクワも追加で頂きました。
デザートはズーズーダウ、
食後にチヤを頂きました。
阪急宝塚線池田駅すぐのお店で頂ける、美味しい料理の数々は
→「jujudhau ズーズーダゥ(池田市)ネパールのごちそう」
					
ダルは、ラト(赤)シミ Rato Simi、カロ(黒)シミ Kalo Simi、ラハル Rahal のミックス、
マスはチキンに柿を加えた Haluwabed ra Kukhura ko Masu で、肉の甘味を楽しめる新しい味です。
タルカリは、南瓜 Farsi と隼人瓜 Iskush イスクス、
アチャールは 3種類で、果物シリーズは干し柿と人参 Gajar で、干し柿だけではなく人参が加わることにより絶妙な組み合わせになっています。
発酵乾燥大根葉 Mula ko Gundruk とタンドールでかりかりに仕上げた大豆 Bhatmas、
干し小魚 Sidra Macha とトマト Golbhedaのアチャールは、干し小魚は砕いて使われていますが存在をしっかり主張しています。
ご飯 Bhat の傍らには、パパドゥ Papad と青菜炒め Sag、上にはマショウラ Maseura とカリフラワー Kauli のスパイス炒めが添えられています。
この日はオプションで、山羊の内臓のスパイス炒め Bhutan を用意されていたので頂き、
ネパール料理から離れてシシケバブ Shish Kebab も珍しくお願いしてみました。
デザートはココナッツ入りのズーズーダウ Juju Dhau、
寒くなってきましたので、何時もよりスパイスが効いたチヤも頂きました。

ダルは、マスとムスロにマシャンが加わり、
マスはチキン、
タルカリはその隼人瓜とじゃが芋、
アチャールは 3種類、果物シリーズは梨のアチャール、
大根は牛蒡と一緒に仕立てられ、
2種類のケラウ(えんどう豆)が相まっています。
ご飯の傍らにはパパドゥと青菜炒め、上には生に近い隼人瓜のスパイス炒めが添えられています。
この日はモモと、
手に入ったばかりと言われる、辛味が際立つ青唐辛子ハリヨクルサニが使われたチキンチョイラもお願いしました。
デザートはズーズーダゥ、
チヤも頂きました。


今週のダルは、定番のマス、ムスロにガハットが加わり、干し茎芋(ずいき)Karkalo ra Gaaba も相まって、味も食感も楽しめます。
マスはチキン、
タルカリは里芋とカロチャナ、
アチャールは 3 種類です。果物シリーズは、柿が自家製のクリームチーズと一緒にアチャール仕立てで、
大根は干し小魚の粉末と一緒に、
砂肝はフライした大蒜との組み合わせです。
ご飯の傍らにはパパドゥと青菜炒め、上には大根のスパイス炒めが添えられています。
この日もオプションに、山羊の内臓のスパイス炒め、ブトンが用意されていましたのでお願いしました。
デザートにはズーズーダゥ、
チヤも頂きました。


マスはチキンですが、アマラの酸味が効いています。
タルカリは南瓜とじゃが芋です。マスとタルカリには葱の他に、大蒜の茎葉(ハリヨラスン)も使われる季節になってきました。
アチャールは3種類、果物シリーズは、栗の渋皮煮とブルーベリーのアチャール、
カシューナッツと鬼胡桃のアチャール、
安納芋のアチャールと続き、新登場のアチャールばかりです。
ご飯の傍らにはパパドゥ、サグ、上には人参葉とマショウラのサンデコが添えられています。
デザートのズーズーダゥには柘榴が加わり、
チヤも頂きました。

ダルはマスとチャナ、
マスは骨付き皮付き山羊肉、
タルカリはマスと里芋を使った自家製マショウラとじゃが芋、
アチャールは 3種類、果物シリーズは柿のアチャール、
カリフラワーとブロッコリーのアチャールは酸味が効き始めていますが、まだまだ発酵させても美味しそうです。
菜の花のグンドゥルックとタンドールでカリカリに仕上げた大豆を使ったアチャールも並びます。
ご飯の傍らには、パパドゥと青菜炒めが、上には安納芋と蕗のスパイス炒めが添えられています。
アラカルトで用意されていた、山羊の肝のスパイス炒め、ブトンと、
秋刀魚のタンドール焼きもお願いしました。
デザートはズーズーダウ、
サッカル入りのチヤも頂きました。

少し前のダサインの際に供されたダルは、マス、ムスロ、ラハル、ムング、チャナ、カロチャナ、ボリ、ラジマ、シミ、マシャン、ケラウ、セトケラウ 、ハリヨケラウ、サノケラウ、トゥロケラウの15種類の豆が使われていましたが、この日はさらにラトシミ Rato Simi が加わり、コラーゲンたっぷりの山羊の脚と絡まります。
マスはチキン、
タルカリはマショウラとじゃが芋、
アチャールは3種類、ラプシ Lapsi と大根のアチャールは、ラプシがしっかり使われ酸味が楽しめます。
人参、胡瓜、牛蒡のアチャール、
じゃが芋とケラウのアチャールと並びます。
ご飯の傍らにはいつもの様に、パパドゥと青菜炒め、上には蕪のスパイス炒めが添えられています。
富と繁栄を祈るお祭りティハールに因んで、ズーズーダゥは金箔入りで、ラルモハン Lalmohan も隠れていました。
チヤも頂きました。


ダルは、黄色を意識して、ラハル、チャナ、ムングのミックス、
マスはチキン、
タルカリは南瓜、ササゲ、葱、
アチャールは3種類並びます。果物シリーズは、蜜柑のアチャール、
南瓜のアチャール、
小魚とトマトのアチャールは、滑らかな仕上がりバージョンです。ご飯の傍らにはサグも添えられています。
デザートはパンプキンプリン、
チヤも頂きました。

ダルは、そのチャナ、
マスはチキンですが、ネパールのデーツが使われ、鶏肉の甘味が引き出されています。
タルカリは、蕪とじゃが芋、
アチャールは 3種類、果物シリーズは柿、
牛蒡のアチャールには豚肉の挽き肉も入り、
人参のアチャールは人参の甘味が強調されています。
ご飯の傍らには、パパドゥ、青菜炒め、さつま芋の蔓のスパイス炒めが添えられていました。
デザートはズーズーダゥ、
サッカル(黒砂糖)入りの、
チヤを頂きました。
季節のナンのパンプキンナンを持ち帰りました。

ダルは、よく使われるマス Kalo Mass (Black gram)、ムスロ Musuro (Red lentils)、ラハル Rahar (Red gram)、ムング Mung (Hariyo mass) (Green gram)、チャナ Chana (Chickpeas)  の5種類の他に、カロチャナ Kalo Chana (Black chickpeas)、ボリ Bodi (Black-eyed beans)、ラジマ Rajma (Kidney beans)、シミ Simi (Green beans)、マシャン Mashan (Red beans) が加わり、更にケラウ Kerau (Garden peas) の種類が、セトケラウ Seto Kerau (White peas)、ハリヨケラウ Hariyo Kerau (Green peas)、サノケラウ Sano Kerau (Field peas)、トゥロケラウ Thulo Kerau (Dried peas) と、計15種類の豆が使われています。
マスはお祭りに欠かせない、骨付き皮付き山羊肉です。
タルカリは、マショウラとじゃが芋、葱、
アチャールは3種類、果物シリーズは、リンゴとオレンジのアチャール、
大根のアチャールはラプシ Lapsi の酸味も加わり、
胡瓜、じゃが芋とえんどう豆のアチャールと並びます。
パパドゥ、サグ、スパイシーエッグも添えられています。
更に、カシコブタン Khasi ko Bhutan 山羊の肝のスパイシー炒め がオプションで用意されていましたのでお願いしました。
デザートはズーズーダゥ、
チヤも頂きました。