南瓜 Farsi とササゲ Bodi のサブジ Sabji を作りましたとのことでしたので、「 “few” インド&ネパールレストラン」さんへ伺いました。チキンセクワは外してもらい、サグを多めでと、ダルバートをお願いしました。
サブジはインド料理のイメージだったのですが、ディップさん、娘さんが仰るにはネパールでもよく食べるとのことです。南瓜とささげ、良い味の組み合わせということがわかります。
マスはマトンをお願いし、
この日のサグは蔓紫、金時草、小松菜、ほうれん草のミックスでした。
ゴーヤとトマトのアチャールも良いおかずです。
能勢電鉄平野駅前のお店で頂ける美味しいネパール料理は
→「”few” インド&ネパール料理レストラン(川西市平野)」
”few” インド&ネパール料理レストラン
兵庫県川西市平野3-3-24ルームス1F
https://ja-jp.facebook.com/kawanishi.few/
ゴーヤとトマトのタルカリ、
サグ(青菜炒め)は、蔓紫、空芯菜、金時草、ほうれん草、小松菜のミックスでした。
もう一つのタルカリは、夏野菜でもなく、ネパールにも無さそうな、椎茸とエリンギのタルカリです。
この日のマスは骨付きチキンでした。
この日もマスはマトンで供して下さいました。いつも、味付けに魅了されます。
サグは、季節に応じて使う野菜が変わり、この日は蔓紫と小松菜のミックスで、
いつも並ぶマチャコアチャールは、材料である煮干しの良いのが手に入らなかったとの事で無く、畑からスタッフの皆さんで摘んできたミントがアチャールに仕上げられていました。
大根のアチャールは、シェフのディップさんが固いもの、発酵が進んだ大根がお好きではないようで、いつも細切りでさっぱりした一品が供されます。
他にも、じゃが芋は新じゃが等、一品一品が魅力的ですが、その魅力がまだまだお客様に十分伝わっていないかも知れません。食後に、以前のシェフ、バスさんがネパールからのお土産で持って来られたマンゴーを頂きました。
チヤも最後にお願いしました。
アルタマボリはカジャ Khaja と一緒に頂くイメージを持っていましたが、バート(ご飯)と一緒に頂くこともよくあるそうです。今回は香辛料を効かせたバージョンで、しっかりとバートに合っていました。
マスは、骨付きのマトンが賄い用にあるとの事で供して下さいました。
他は大根のムラ・コ・アチャール、小魚のマチャ・コ・アチャール、青菜炒めのサグ・ブテコと何時も通りの品々です。途中で、ディップさんが、ダニヤ・コ・アチャールも持って来て下さいました。
最後にチヤも頂きました。

昨年まで供されていた、モモ・コ・アチャールも何度も頂きました。

この日は、その他に、焼き物の中からシシカバブをお願いし、
ダルバートも、勿論頂きました。


お店のFacebookで、ディップさんの奥様がネパールで作られた食用の乾燥した花について、店主が触れられており、
マチャ・コ・アチャールに加えていますとの事でした。
娘さんとの会話の中で、この乾燥した花は魚と一緒にスープにすると美味しいと教えて頂きました。他にお客さんが居られない時でしたので、賄い用に、鰤と一緒にスープにしたものが有るとのことで出して下さいました。ディップさんには「オムリ Amli」と教えて頂いたので、マチャ・オムリ・コ・ジョルMacha Amli ko Jholです。確かに、程よい酸味が魚とよく合います。Amliで検索するとタマリンドが出てくるのですが、ディップさんによるとタマリンドでは無いそうで、謎のままです。

セットにはナンもついており、チヤも追加で頂きました。
最初にディップさんからの嬉しいお土産が有りました。今回わざわざ酒器も購入し一緒に持って帰ってこられたとの事で、
特製のロキシーRaksiをディップさん自ら注いで下さいました。
好みが分かれるかもしれませんが、穀物の持つ香りが漂う、いくらでも飲んでしまいそうな味わいに仕上がったロキシーでした。澄んだ色調で、アルコールの度数は高そうです。是非美味しいチウラを持って帰ってきて、サマエバジSamay Bhajiを作って下さいとお願いしておいた件は叶いそうで、近々登場する様です。その際は、このロキシーが名脇役になりそうです。
豚肉の甘味、旨味がしっかりと感じられる味付けに仕上がっていました。
食後、他にお客さんが居られなくなってから、店主、シェフとお喋りをしました。民族(カースト)による違いなどの事情が有るでしょうが、ネパールで豚肉は実際にどの程度食べられているのかを、お聞きしました。最近では一部の民族以外は食べる様です。ディップさんの故郷では豚を飼っている家も有り、自身もよく召し上がるとの事でした。以前お店のFacebookでポークサデコの写真をアップされていましたので、是非それらの豚料理も頂いてみたいとお願いし、別の日に用意していただきました。
忙しい日だったにも拘わらず、他のお客さんが帰られた頃に「豚の耳を試しますか」と声をかけていただき、一品を添えて頂きました。軟骨のコリコリとした食感が楽しめる逸品でした。
麺も美味しく、スープも優しい味で、箸がすすみます。娘も大満足です。
出来上がった打ちたての麺とディップさんの写真を、
fewさんで頂ける美味しいネパール料理の数々は
皮付きのマトンが如何に美味しいかを、再認識する絶好の機会でした。口に入れた時の感触と味が堪りません。
美味しいと唸っていると、シェフのディップさんが、そのマトンのお替りを持って来て下さいました。元々、山盛りで供して下さっていたのに、さらにお替りで満腹となりました。いつもの様にデザートを頂く余裕はなく、チヤのみを追加で頂いて帰りました。
アチャールにも煮干しやちりめんなど日本の食材が上手く使われ、大根の浅漬け様のムラコアチャールも定番です。時に、冬瓜や黄色いゴーヤがアチャールになったり、タルカリにゴーヤが登場したりします。サグ(菜物)も、小松菜やほうれん草の他、大根の葉だったりと、種類に富んでいます。






