ゴールデンウィーク中の1日限定でチャタマリのセットを供されると、お店のFacebookでお知らせされていましたので、生駒市のネパール料理店「パリワール Pariwar」さんに伺いました。お店に入るなり、「チャタマリですか」とすっかり見透かされていました。某常連様が居られましたので、楽しいお話をしながらの食事となりました。運ばれてきたセットは、チャタマリChataamariと副菜3品です。
チャタマリはもちもちし過ぎず、固すぎず、丁度良い塩梅の焼き上がりで、美味しく頂きました。
副菜の中でも、その常連様も絶賛されていたのがラフィンLhaphingです。
チベットのストリートフードとの事ですが、その食感と辛いスープとの組み合わせが、確かに嵌ってしまう味です。見た目から手間がかかっているのが分かる一品で、店主に材料をお尋ねしましたが「ひ・み・つ」と言われてしまいました。気になります、帰って調べてみました。ECS NEPALの「Lhaphing in Boudha」の記事に、起源やネパールに定着した由来、材料などが記されていました。
Try Lhaphing for three main reasons. First for its origins. Lhaphing was originally a Sichuan cuisine called liang fen, that is universally enjoyed as delicious street food across the Tibetan plateau. Secondly for its culture. This Tibetan dish has travelled via northern Nepal with the many Tibetan émigrés who have made Boudha their home. Here, the taste has been kept alive by the migrants and now the cuisine is finally catching on with Kathmandu locals as well. Third and most importantly, try lhaphing for its scrumptious taste. A cold summer dish, extenuated by spices, this culinary delight is bound to twist your palate. All in a good way.
So what is lhaphing like? Lhaphing is a noodle dish seasoned with spices. The noodle is made from starches extracted either from potato or flour, and is cooked overnight. Once the extract has settled, they are cut and formed into noodles before being dipped in a sauce made from dried chilies and vinegar. A variety of spices including garlic, cloves, onions and coriander is thrown in to add to its flavor profile, along with a healthy dose of sesame oil.
また、Experience the joys of Tibetan Cultureの「Tibetan Street Food – Laping Recipe and Video」には、ラフィンの紹介として
A cold jelly noodle dish — originally called liang fen in Sichuan cuisine — laping would not traditionally be made at home. Most people in Lhasa, for example, would buy it from little stalls on the street. Tibetans outside Tibet do make this at home, as there are no laping stalls on most of our city streets!
と書かれ、レシピではpotato or mung-bean starch を使うと記されています。
他の2種の副菜もバランス良く添えられています。
セットにはラッシーも付いていますが、最後にチヤも頂いて帰りました。
パリワールさんで頂ける美味しい料理の数々は
→「パリワール Pariwar(生駒市)」
PARIWAR パリワール
生駒市小明町155-4
https://ja-jp.facebook.com/Pariwar.nara.ikoma/
今回はメニューにもグルン語が入っています。マスとダルは、ナカ・イ・シャー(チキンカレー)とマサ・ナ・ムスラ・イ・ダラ(マスとムスロのダル)でした。タルカリはラプ・イ・グンドゥルック・ナ・アル・イ・タ(大根の葉のグンドゥルック発酵干し野菜とじゃが芋)で、ご飯によく合う味付けです。
アチャール3種類は左から、胡麻が香ばしい、マショウラ・ナ・カイロ・ティル・イ・チョッパ(マショウラとネパールの胡麻)、トマトの甘みが活かされた、ゴルベラ・ナ・ビルチャチャ・イ・チョッパ(トマトとネパール岩塩)、食感も楽しめる、ナナ・イ・グンドゥルック・ナ・ムロンキャバッタ・イ・チョッパ(菜の花のグンドゥルックと大豆)でした。
バートの上には、クレソンと人参のスパイス炒めが載り、横には緑鮮やかなラヨ・イ・タ・モゥオゥレ(能勢の農家さんで育てて頂いたネパールの高菜、ラヨ・コ・サグ)が添えられています。
デザートはバトゥック(グルンのドーナツ)で、ムスロ豆と繋ぎに少しだけ小麦粉を使って作るのだそうです。
この日は生姜入りのピカチヤと一緒に頂きました。
何時も厨房で美味しい料理を作って下さっているジットさんが唄で実演して下さいました。
下をクリックして頂くと、音声付きの動画でその唄をお楽しみいただけます。
マス・チウラセットから始まった、500円(税別)設定のシタン、単品の組み合わせが好評の様です。今回はマス・プラウ Maas Pulau が初登場です。カシューナッツ、グリーンピース、人参、インゲン豆が入った野菜プラウと、マトンのドライカレーの組み合わせです。店主キランさんの仰るには、圧力釜で調理したため、思ったよりもっちりとした仕上がりになってしまったとの事でした。またプラウは、ネパールでは、カザなどと一緒によく食べるのだそうです。
チキン・チョイラとチウラのセットもお願いします。
チウラを頂く際に、汁物があれば申し分ありません。グンドゥルック・コ・ジョルを単品で一緒に頂きました。
通常のディナーメニューで頂くチキンチョイラ(下写真)は、辛さが楽しめますが、今回のカナメラバージョンは辛さ控えめの仕上がりです。
某常連様と同席させていただき、楽しいお話をしながらの食事となり、シェア出来るので、他の単品も存分に頂いていきます。鶏の砂肝のサデコや、
マトンホルモン炒め、
ジブロ・ブンディ・ブテコ、タンとトリッパの炒め物、
プリとアチャールのセットまで頂きます。
このセットにも汁物が付いています。
最後にハルワとチヤも頂きました。

狭い階段を昇ると、
意外にも広い店内でした。まずは、タカリダルバートをお願いしました。
ランチメニュー以外も注文できるかお聞きすると可能との事でしたので、スクティ・サンデコもお願いしました。
ダルの豆の種類をお尋ねしたのですが、「黒豆」とだけお答え頂きました。
メインの沙羅双樹の葉で作られたタパリの皿の中央には、恒例になった赤白2色のチウラ、サマエバジ、ダルマートと4種が盛られています。
それを取り囲んで、写真12時の方向から時計回りに順に、
追加注文の、水牛の干し肉Sukutiを使ったバフ・チリ、
デザートの定番となったバクタプル名物のヨーグルト、ズーズーダゥjujudhau、
初登場の、シコクビエを使ったパンケーキ、コド・コ・ロティKodo ko rotiが並びます。
今週のカザセットを堪能しました。
カジャセットをスクティ選択で、ポークチョイラ追加でお願いし、
ディナータイムにも出来ますと言われた日替わりのA定食も、バスマティライス選択でお願いしました。この日のメインのカレーは、ムグライ・プロウンでした。
カジャセットのポークチョイラは結構な辛さ加減で、A定食のバスマティライスと一緒に頂くと良い塩梅でした。
サグSaag(青菜炒め)ではなく、わらびのおかずNigro ko Tarkariが添えられていました。
他の方のインスタグラムなどを拝見すると、アカーシュさんでは結構わらびを使っておられるようです。わらびのネパール語のローマ字表記は、Nigro、Ningro、Neuro、Niuroなどです。いつも参照するJyoti Pathak著「Taste of Nepal」にも、Neuro ko TarkaariとSaandheko Neuroのレシピが紹介され、その前文でわらびの説明がされています。わらびを食べたことの無い人にその味を説明するのは難しそうですが、アスパラガスやオクラに似ていると表現されています。
お店で頂ける美味しい料理の数々は
「今日はホッパーHopperある」と言われるがままに注文が決まってしまいました。ホッパーセットは、エッグホッパー1個に、プレーンホッパー3コ、ルヌミリスにチキンカレーの組み合わせです。フィンガーボウルも用意してくださいます。
フライドフィッシュも追加でお願いし、
ワタラッパンとキリティを頂いて帰りました。

他のお客様にも供された際に、何の魚ですかと尋ねられたとの事です。まさしく外見は魚料理の様でもあります。菜食のお坊さんが、魚の代わりに食べる位なのだと教えていただきました。


特別展は、国立民族学博物館 開館40周年記念、太陽の塔からみんぱくへ―70年万博収集資料と題されています。子供がまだ小さい頃に連れてきて以来でしたが、常設展の方も各民族の家の様子の再現などもあり、確かに大人も楽しめる展示になっていました。因みに下の写真はタシュケントの民家の台所で、
チセ(伝統的なアイヌの家屋)も再現されています。
ネパール、インドのコーナーには砂の曼陀羅や
素敵な彫刻もあったりします。
併設の「レストランみんぱく」では、会館40周年記念特別メニューとして東南アジアカレーランチの提供もされています。エスニックランチメニューから、牛肉のフォーを頂きました。