お正月の間にスパイス雑煮を頂きに「パリワール Pariwar」さんへ伺いました。年始のご挨拶を済ませると、ドーサセットもありますとの事ですのでお願いしました。
ドーサは初めての方も食べやすそうな味付けです。丁度、店主の狙う良い発酵具合に仕上がっていたらしく、阿吽の呼吸だった様です。
ダルと、
ベジコルマ、
ビーツのチャトニ、
ココナツのチャトニが並び、
紫大根にはシークワーサーの搾り汁が、水菜にはキヌアが添えられ、人参のドレッシングがかかっています。
スパイス白玉汁粉も添えて頂き、
ビーツのおかげでピンク色の、スパイス雑煮も頂きました。
家族へのお土産にチキンダルバートをテイクアウトしてみました。
パリワールさんで頂ける美味しい料理の数々は
→「パリワール Pariwar(生駒市)」
PARIWAR パリワール
生駒市小明町155-4
https://ja-jp.facebook.com/Pariwar.nara.ikoma/

ダルはお正月バージョンで、小豆がマス、ムスロと共に使われ、煮崩れないように上手く調理されています。小豆が入ると、優しい味になります。
マスはチキン、ククラ コ マスで、
タルカリは、海老芋(京芋)、大根、葱の組み合わせです。
3種類のアチャール、いつも1種類は果物ですが、今回は果物、果実尽しです。まずは柚子とオレンジ、
ザクロも初登場です。ザクロは酸味をあまり感じさせないスパイス使いで、不思議なことに種の存在が気になりません。
干し無花果と胡桃のアチャールの仕上がりも絶妙です。
「美味しいバート」もいつもと違います。左右にはパパドゥと注文が入ってから炒めるサグ、
上には「砂肝と、、、スパイス炒め」が載ります。「、、、」は Gidi ギディの様でした。
デザートはズーズーダゥ、
最後にピカチヤを頂きました。

山羊肉 Khasi ko Masu は皮付きで、グレービー多めの仕様です。
チキン Kukhura ko Masu も付いており、
砂肝のスパイス炒めも添えられています。
ダルはチャナの口当たりも優しい仕上がりです。
この日の副菜は、うずら卵から時計回りに、グンドゥルック、白菜、パニール、小魚、
トマトのアチャール、青菜炒め、人参、カリフラワーが並びました。
皮の食感が楽しめる山羊肉は、濃いめのグレービーに浸り、
骨付きですので、手食で頂きました。
副菜は、じゃが芋とカリフラワーのタルカリ、人参と大根、青菜炒め、
トマトのアチャール、大根のアチャール、グンドゥルックと並び、
生野菜、ヨーグルト(ズーズーダゥ)も添えられています。
この日のダルはシミのみ使っておられるようです。
最後にスパイスが良く効いて体の温まるチヤを頂きました。

ダルは定番のマスとムスロですが、何時もより滑らかで柔らかな食感と味わいでした。
マスはチキンです。
タルカリは、カリフラワー Kauli と干し夕顔 Lauka (干瓢)の組み合わせの、カウリ ラ ロウカ コ チャーナ コ タルカリで、見た目と違って結構スパイシーな味付けで仕上げられています。
辛めな分、ご飯がすすみます。この組み合わせ、初登場ながら、なかなかのものです。
アチャールは3種類、果物シリーズはメロン、甘さが控えめになる様なスパイス使いです。
ブロッコリーのアチャールは酸味が楽しめます。
大根と人参のアチャールも発酵具合が絶妙です。
本来バートの左右にパパドゥとサグが控えますが、この日は珍しくサグが忘れられています。上には干し大根のスパイス炒めです。
デザートはズーズーダゥ、
苺があるとのことでしたので苺ラッシーも頂きました。
チヤはカドカさん「チャンチヤ」と命名の、どぶろく(にごり酒、チャン Chang)入りならぬ、甘酒入りのチヤを頂きました。
お店の入り口には、お客さんが作られたという、正月らしい「餅花」が飾り付けられていました。
ホテルのレストランですので、パンも添えられます。
ベジのプレートでお願いしました。
中央の2種類の米を使ったご飯、バートを取り囲むように、
3時の位置の野菜スティックから反時計回りに、ダル、
パニール(チーズ)カリー、
タルカリ、
サグと並び、ギーも添えられています。
食後はチヤではなく、コーヒーを頂いてみました。

ダルは定番のマスとムスロですが、葱が密かに混ぜられている様です。
マスは骨付き皮付きの山羊肉で、皮のプリプリとした食感が楽しめます。
タルカリはじゃが芋とブロッコリーです。
アチャールは3種類。果物シリーズ、今回は金柑のアチャールですが、何時もとは違い、甘めの仕上がりです。
キノコのアチャールは大蒜との組み合わせです。
大根のアチャールは、新たな味付けで仕上げられています。
バートの左右にはパパドゥとサグですが、出回り始めたばかりの菜の花が早速サグで使われています。
バートの上には人参と玉葱のスパイス炒めがのっています。
デザートはズーズーダゥ、
最後の飲み物は、特製の、生姜、クローブ、ナツメグ、シナモン、黒胡椒、ヒマラヤ岩塩入りの体が温まる紅茶です。
お正月の飾り物やお餅も並べられ、買うことが出来ます。


ダルは定番となったマスとムスロです。この日は何時もより少し粘性の低い仕様です。
マスはチキンですが、毎回味付けが変わり、柔らかな口当たりにしっかりとした肉の味わいが楽しめます。
じゃが芋と蕪のタルカリ、
バートと一緒に掻き込んでしまいます。
この日もアチャールは3種類。果物シリーズ、今回は林檎のアチャールです。
人参のアチャールは、好評だった金時人参を葱、生姜、大蒜と共に、味付けをがらりと変えて登場です。
カリフラワーのアチャールは発酵具合がたまらない、酸味を楽しめる一品です。
バートの左右にはパパドゥとサグが何時もの様に控え、上には蕪のスパイス炒めがのっています。
デザートは、低い気温でも上手く発酵しているズーズーダゥです。
最後にチヤも頂きました。
ベジですので、メインがパニール(チーズ)になっています。
ダヒ(ヨーグルト)も付いています。
その他は、通常のノンベジのダルバートと共通です。ダルはマス、ムスロ、ムング、チャナの4種類の豆のミックスダルですが、この日は珍しく粒が残る仕上がりでしたので、ディップさんに尋ねましたが、何時ものダルと同じとのことでした。
タルカリはイスクス(ハヤトウリ)です。じゃが芋などと一緒に調理、提供されていたのですが、イスクスだけでもきっと美味しいはずと、店主と一緒にディップさんに提案しました。
サグはこの日は、春菊、わさび菜、ほうれん草です。
ディップさん仕様の、大根のアチャールも欠かせません。
この日は2人で伺いましたので、「マジ(ディップ)さんのスープカレー」もお願いしました。前回頂いた時からさらに進化しています。
モモも忘れてはいけません。
能勢電鉄平野駅前のお店で頂ける美味しいネパール料理は
内装も変わっており、プーさんの姿は無く、新しいシェフが一人で切り盛りされていました。ダルバートをマトン付きでお願いしました。
新しいシェフのシャムさんと少しお話をして、チヤを頂いて、この日は帰りました。
旬日を経ずして、再訪してみました。この日は店主もおられ、お話が出来ました。プーさんが辞め、「カトマンドゥ」で長年働いておられたシャムさんへのシェフの交代だった様です。この日もマトン付きのダルバートをお願いしました。
ダルは、マス、ムスロ、ムングのミックスの様です。
マトンはナンに合いそうな濃いめのグレービーで、
チキン、野菜、キノコはスープタイプです。
じゃが芋や蓮根も並びます。
まだプーさんの形式を踏襲したダルバートの様です。シャムさん仕様のダルバートに、どのように変化するか楽しみです。