15種類の豆を使ったダル @ ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ (池田市)

ネパール最大のお祭りダサイン Dashain が近づきました。「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ」さん、今年は諸般の事情から、スペシャルダルバートに更に手を加え、控えめにお祝いです。一つが15種類の豆を使ったダル、もう一つが皮付き骨付き山羊肉です。ダルは、よく使われるマス Kalo Mass (Black gram)、ムスロ Musuro (Red lentils)、ラハル Rahar (Red gram)、ムング Mung (Hariyo mass) (Green gram)、チャナ Chana (Chickpeas)  の5種類の他に、カロチャナ Kalo Chana (Black chickpeas)、ボリ Bodi (Black-eyed beans)、ラジマ Rajma (Kidney beans)、シミ Simi (Green beans)、マシャン Mashan (Red beans) が加わり、更にケラウ Kerau (Garden peas) の種類が、セトケラウ Seto Kerau (White peas)、ハリヨケラウ Hariyo Kerau (Green peas)、サノケラウ Sano Kerau (Field peas)、トゥロケラウ Thulo Kerau (Dried peas) と、計15種類の豆が使われています。マスはお祭りに欠かせない、骨付き皮付き山羊肉です。タルカリは、マショウラとじゃが芋、葱、アチャールは3種類、果物シリーズは、リンゴとオレンジのアチャール、大根のアチャールはラプシ Lapsi の酸味も加わり、胡瓜、じゃが芋とえんどう豆のアチャールと並びます。パパドゥ、サグ、スパイシーエッグも添えられています。更に、カシコブタン Khasi ko Bhutan 山羊の肝のスパイシー炒め がオプションで用意されていましたのでお願いしました。デザートはズーズーダゥ、チヤも頂きました。

阪急宝塚線池田駅すぐのお店で頂ける、美味しい料理の数々は
→「jujudhau ズーズーダゥ(池田市)ネパールのごちそう」

ネパールのごちそう
jujudhau
ズーズーダゥ

池田市室町1-3
https://ja-jp.facebook.com/jujudhaunepal/

オムリのグンドゥルック Amli ko Gundruk @ “few” インド&ネパール料理レストラン (川西市)

9月の連休に、オムリ Amli のグンドゥルック Gundruk が登場するとの事で「”few” インド&ネパール料理レストラン」さんへ伺ってみましたが、諸般の事情より供されることなく、ダルバート、モモ等を頂いて帰りました。翌週には、再度の準備が整うとのことで、また伺いました。この日はベジダルバートで頂きました。オムリは蕾もつけており、茎は硬そうですので、葉の部分だけをグンドゥルックに使われたそうです。花を乾燥させたものは、既に、魚のスープカリー Macha ko Jhol マチャコジョルで登場したり、アチャールに使われたことがありました。今回は葉のグンドゥルックを、じゃが芋やチャナと一緒にジョル Gundruk ko Jholで供されました。ダルは何時もの様に4種類の豆のミックスですが、当初より豆の粒の食感が楽しめる(私好みの)ダルに変化しつつあります。マス(肉)の代わりはパニール(チーズ)です。サグは、この日は蔓紫と空心菜でした。小魚とトマトのアチャールが加わっていますので、厳密には「ベジ」ではないのですが、この一品は欠かせません。大根と林檎のアチャールは、シェフの好みが反映されています。追加でチヤもお願いしました。

能勢電鉄平野駅前のお店で頂ける美味しいネパール料理は
→「”few” インド&ネパール料理レストラン(川西市平野)」

”few” インド&ネパール料理レストラン

兵庫県川西市平野3-3-24ルームス1F
https://ja-jp.facebook.com/kawanishi.few/

https://www.instagram.com/fewkawanishi2772/?max_id=1589648992928302308

マシャンコダル Mashan ko Dal @ ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ (池田市)

先週はシミコダル Simi ko Dal、料理教室ではクワンティコジョル Kwati ko Jhol、そして今週はマシャンコダル Mashan ko Dal と、滅多に頂く事が出来ない豆料理が続く、「ネパールのごちそう jujudau ズーズーダゥ」さんです。ダルはその初登場のマシャンコダル(Red Beans)です。1種類の豆だけでも、十分奥深い味に仕上がっています。早速、近いうちの再登場をリクエストしました。マスはチキン、タルカリは揚げた玉葱とカロチャナです。揚げた玉葱も初登場、その下には、たっぷりのカロチャナが隠れています。アチャールは 3種類、果物シリーズはマンゴーのアチャールですが、今回はドライマンゴーが使われています。オリーブ、干し大根、ドライトマト、チーズの組み合わせも粋です。ゴーヤと大根は、ダイスカットの大根のおかげで、食感も楽しめます。ご飯の傍にはサグとパパドゥ、上にはバルケシミと大根のスパイス炒めが添えられています。バルケシミは、Barkha 雨季 rainy season に採れる Simi 豆の意味の様です。デザートはズーズーダゥ、チヤも頂きました。

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ネパールのごちそう
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ズーズーダゥ

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クワンティコジョル Kwati ko Jhol @ ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ (池田市)

「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ」さんの料理教室に初めて参加しました。この日の料理は、ネパールのお祭り、ジャナイプルニマ Janai Purnima(2019年は8月15日)の際に供される、クワンティコジョル Kwati (Quati) ko Jhol がメインです。ジャナイプルニマは、DISCOVER NEPAL (The official tourism website of Nepal) で紹介されています。

Janai Purnima is a Hindu festival celebrated all over the country, with family get togethers and feasts of Kwati or sprout lentils. This day is also a harbinger of rejuvenation with Hindu men renewing their Janai and people flocking to Shiva temples in different parts of the country. It is a big day to observe the Shaman culture. (中略)Newars of Kathmandu Valley call this festival Gunhi Punhi and they prepare a soup of a mixture of beans called Kwati as special food for the day. Kwati is a nutritious soup made from sprouted beans. 

Janai については、We All Nepali の「Janai Purnima and Rakshya Bandhan」で解説されており、Janai Purnima 当日の仕来りも知ることが出来ます。

Janai is a cotton string worn across the chest by Hindu male. This thread is only given to males during a long and  impressive religious ceremony called Bratabandhan. Almost all the religion has type of Bratabandhan, but known by different names. Bratabandhan is basically a formal process of accepting someone in the religion.  (中略)

A day before Janai purnima the persons wearing janai should make themselves ‘clean’ by shaving or cutting hair and take a good bath. They undergo a partial fasting, taking only one meal of foods considered to be ‘clean’ – no meat, no onions or garlic. Before big event Hindus prefer to clean their body by keeping fasting. Satvic food is prescribed for all Hindu ritual and festival. 

In the Purnima morning men usually go to rivers and ponds nearby, to take secret bath dipping himself thrice in the water. Men, then change their Janai. Break the old ones.  

そのジャナイの実物を見せて頂き、実際にカドカさんがどのように身に着けているかも教えて頂くことから始まりました。

Quati (Kwati) ko Jhol については、Boss Nepal の「 Vegetarian Quati ko Jhol」 の記事にその詳細とレシピが記されています。

Quati is a collection of various types of sprouted beans which is prepared on the day of Janai Purnima also known as Quati Purnima. It is considered be highly nutritious as it has the vitamins and minerals of various different types of beans (kidney beans, black-eyed beans, chickpeas, soya beans, mung beans, green beans, black beans and white beans). It is very common type of vegetable soup prepared and served specially on this particular day.
People of Kathmandu usually mix lamb meat with Quati while they cook, however, in Terai, it is prepared as a vegetarian dish and does not include any type of meat products.

多くの種類の発芽した豆を使うこと、カトマンドゥのネワール族の人々は山羊肉を入れるが、タライのタルー族の人々は肉を入れないことが説明されています。

ジャナイプルニマの日が近づくと街には豆売りが増え、各種の豆の詰め合わせを売るのだそうです。その実物です。袋の左端から、Rajma (Kidney beans)、Seto Kerau (White peas)、Mashan (Red beans)、Kalo Mass (Black Gram)、Seto Bhatmas (White Soybeans)、Hariyo Mass (Green Gram)、Kerau (Garden Peas)、Chana (Chickpeas)、Bodi (Black-eyed beans) が詰められています。これを水に浸したものが用意されていました。本来なら、もっと発芽したものを使うとの事です。圧力鍋も使い、調理が進みます。2品目は、グンドゥルック(発酵乾燥野菜)のアチャール Gundruk ko Achar です。ネパール産のグンドゥルック、この日は からし菜 Rayo ko Gundruk と菜の花 Tori ko Gundruk の2種類のミックスです。スペシャルダルバートにもよく登場するグンドゥルックですが、いかに手間をかけて調理されているか、よく分かりました。3品目は、鶏肉のドライカリー、ククラコマス Kukhura ko Masu Fry です。ダルバートに添えられるマス(肉)は、グレービーを使ったものでなく、手間をかけたセミドライタイプであるべきというカドカさんの信念を具現しています。カトマンドゥの多くの店でも、手間を省くためにグレービーを使ったマスを供する店が増えたと嘆いておられます。4品目は、マサラオムレツです。レクチャー終了後は、この4品の他に、マショウラのアチャール、木耳入りの青菜炒め、サグ、冬瓜と茄子のタルカリ、胡瓜のアチャールも供して頂きました。まさしく「ネパールのごちそう」が並びました。参加者が各自でターリーに盛り、カドカさんを囲んでの会話とともに、美味しく頂きました。

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ネパールのごちそう
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タカリ シミ ダル Thakali Simi Dal @ ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ (池田市)

タカリ シミ ダル Thakali Simi Dal が初登場の「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ」さんのスペシャルダルバートです。 ダルは、そのシミです。マスはチキン、タルカリは、これも初めての組み合わせ、南瓜と干しゼンマイ、アチャールは3種類です。果物シリーズはネパールの山桃 काफल Kafal カーファルのアチャールです。山桃の旬は春から夏前ですので、मिश्री Mishri ミシリ 砂糖漬けにされたものが今回使われています。生姜も効いていますので、生姜糖に似てなくもありませんが、大蒜や、とある香辛料も使われています。磨り潰された小魚とトマトのアチャール、カリフラワーと人参のアチャールと並びます。ご飯の傍らには、パパドゥと青菜炒めサグ、上にはオクラと赤玉葱のスパイス炒めが添えられています。デザートはズーズーダゥ、チヤも頂きました。

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ネパールのごちそう
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ラプシのアチャール Lapsi Ko Achar @ ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ (池田市)

日本の旬の野菜や果物に加え、手に入ったネパールの食材も使われる「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ」さんのスペシャルダルバートです。少し前から他の食材と合わせて लप्सी ラプシ Lapsi 香椿擬(チャンモドキ)が使われていたのですが、この日は Lapsi ko Achar ラプシ コ アチャールとして登場です。ダルはマスとムスロですが、ゴーヤを加えてありました。マスはチキン、タルカリは里芋のマショウラ Maseura とじゃが芋です。里芋のマショウラは、マス Maas の粉と潰した里芋 Pidalu を混ぜて干した自家製で、今まで食べてきたものと食感も味も異なります。アチャールは 3種類、果物シリーズは、ネパール産の種をとった乾燥ラプシを戻してアチャールに仕立てたもの、ささげと葱のアチャール、茄子とパプリカのアチャールです。バート、ご飯は日本米とバスマティのミックスですが、今週から使う日本米を変えられた様です。その傍らにパパドゥとサグ青菜炒めが並び、上には発酵筍と椎茸のアチャールが載ります。デザートは、レシピが変わり続けるズーズーダゥ、食後にチヤを頂きます。

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ネパールのごちそう
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ズーズーダゥ

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ムスロとムングのダル @ シムラン SIMRAN (箕面市)

箕面の「シムラン SIMRAN」さんへ伺いダルバートを頂きました。ダルはムスロとムング、生姜の効きが前回よりもマイルドな仕上がりです。このダルは通常のメニューにもある様です。マスはチキンですが、ナン&カレーのグレービーのチキンカレーでないものをと前回注文したのをマハトさんが覚えていて下さり、別仕立てで作って頂きました。アチャールと、ヨーグルトが添えられ、ご飯の上にはマトン炒めが載っています。チヤも頂きました。

国道171号線牧落交差点近くのお店で頂ける美味しい料理の数々は
→「シムラン SIMRAN (箕面市)」

インド料理 シムラン SIMRAN

箕面市牧落 5-5-22

http://curry-simran.com/

タルー族のダルバート @ Asian kitchen cafe 百福 (大阪市西区)

「Asian kitchen cafe 百福」さんの週末スペシャルにタルー族 Tharu のダルバートが登場しました。ダルはムスロとムング、タライ Tarai の田や川で採れるタニシ Ghonghi (mud-water snails) が有名ですが、この日はその代わりにシジミが使われていました。マスは鳩にあらず、鴨、小魚に、大根かと思いきや芋、アチャール、サグ等が並びます。追加でチヤも頂きました。

大阪メトロ中央線九条駅近くのお店で頂ける、美味しい料理の数々は
→「Asian kitchen cafe 百福(大阪市西区)」

Asian kitchen cafe 百福

大阪市西区九条1-3-12
https://twitter.com/namastesawatdee
https://ja-jp.facebook.com/momofuku.asian/

白ゴーヤのアチャール @ ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ (池田市)

ゴーヤはネパールでもよく食べますが、白ゴーヤはあるのでしょうか。それをアチャールに仕立ててしまう「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダウ」のカドカさんとジットさんです。今週は、夏野菜とネパールからの食材満載のスペシャルダルバートです。ダルはマスとムスロ、マスはチキンのククラ コ マス、タルカリはゴーヤと冬瓜、アチャールは3種類、果物シリーズは梨ですが、隠し味にネパールの乾燥ラプシが入り、白ゴーヤのアチャールは、苦みが強くない分、酸味が楽しめます。グンドゥルックはネパールのトリ コ グンドゥルック、菜の花を乾燥発酵したものの様です。ご飯の傍には、サグとパパドゥ、砂肝とマショウラ(大豆ボール)のチョイラが添えられています。デザートはズーズーダウ、前週「がんがら火祭り」に出店された際に好評だった、タピオカミルクティーも追加で頂きました。

阪急宝塚線池田駅すぐのお店で頂ける、美味しい料理の数々は
→「jujudhau ズーズーダゥ(池田市)ネパールのごちそう」

ネパールのごちそう
jujudhau
ズーズーダゥ

池田市室町1-3
https://ja-jp.facebook.com/jujudhaunepal/

スダチのアチャール @ ダルバート食堂 (大阪市中央区)

ベジダルバートを頂くつもりで「ダルバート食堂」さんへ伺ったのですが、タカリダルバートのダルがマスとの事でしたのでお願いしました。そのマスだけを使ったダルは、生姜とギーがよく効いていました。マスは骨付き山羊肉、タルカリやアチャールも並びます。瓶の中でスダチのアチャールが発酵中で、まだ食べ頃ではないと言われたのですが、待ちきれずに頂きました。

チヤも追加で頂きました。大阪メトロ谷町線谷町四丁目駅からも近い、お店で頂ける美味しい料理の数々は
→「ダルバート食堂(大阪市中央区)」

ダルバート食堂

大阪市中央区内久宝寺町3-3-16
http://dalbhat-shokudo.com/
https://twitter.com/dalbhat_nepal