何時も車でよく通っている道の傍らにふとスリランカ国旗を見つけました。訪ねてみると、スリランカ料理店の「セイロンキッチン ランミニ Ceylon Kitchen Ranmini」さんでした。
メインのビーフ、チキン、フィッシュを2種類か3種類選択し、注文する様です。
3種でお願いしました。
カリーも副菜も、関西でよく頂くライス&カリーとは全く異なるタイプの一皿です。副菜は「4種類のピクルス」と書かれている様に、酸味のある仕上げで、いわゆる「カレーライス」のらっきょうの様な立ち位置なのかもしれません。
何故このタイプの一皿なのかも含め、色々お話を聞いてみたかったのですが、他のお客さんとお話されていたので控えました。
セイロンキッチン ランミニ
Ceylon Kitchen Ranmini
池田市住吉 1-4-14-103
http://picdeer.net/ranmini3232
ネパールタリセット(ダルバート)をお願いしました。
ダルは、ムスロ、ムング、チャナ、ボリのミックスの様です。
マスは、マトン、チキン、野菜の何れかのドライカレー選択が可能との事で、マトンでお願いしましたが、ピーマン、玉葱、トマトの野菜が殆どを占める甘めのチリで、マトンは申し訳程度です。
じゃが芋、胡瓜、人参のアチャールが添えられています。
ワンドリンクが付いています。
まずスープとサラダが供されますが、代わりにアチャールでも付けて欲しいと思うのは私だけではないはずです。
ダルは、マス、ムスロ、ムングの様ですが、仕入れ時からミックスされている豆を使っておられます。ナンにあう豆カレーと、バートにあうダルの間といった味付けです。
マスはチキンですが、玉葱と共に甘い味付けです。
じゃが芋と隠元、青菜炒めが添えられています。

内装も少し変わったような気がします。
テキーラサンライズを頂きながら、
まずワカモレ(アボガドディップ)と、
セビッチェデカマロン(海老)を頂きます。
新メニューのメキシカンコロッケもお願いし、
チョリソタコスも追加します。
ノンアルコール飲料の IZZE を試し、
デザートで頂いたバナナをトルティーヤに包んで揚げたチミチャンガーは次回もお願いしたくなる一品でした。
2種類の豆カレーは小さなカトリに盛られターリーに載せて頂き、新しいベジセットの出来上がりです。
ダールマカニは、この日もマス、ムスロ、ムング、チャナ、ラジマの5種類の豆の組み合わせで、
チャナマサラはまさしくチャナの味を楽しめます。豆好きには魅力的な組み合わせになりました。
最初のチャパティは、シブさん曰く硬い方のチャパティ、インドでは金持ちしか持つことの出来ないタンドールで焼いたチャパティです。
追加で持って来て頂いたのが、一般家庭でフライパン、タワで焼く柔らかいチャパティです。
ダルはマスとムスロのミックス、
マスは追加料金有りのマトンに変更をお願いすると、この日は特別仕様で、アマラ Amala 入りの骨付き皮付き山羊肉 Khasi ko Masu を供して頂きました。アマラの酸味は山羊肉にも良く合います。
タルカリはじゃが芋と大根、葱、
アチャールは2種類、じゃが芋とケラウのアチャール、
大根のアチャールと、
サグと、ロティも添えられています。何れもシンプルで「サダラン」の名前通りですが、満足感は十分です。
カトリから出して、タリにすべて並べてみました。
チヤも頂きました。
メインはチキンでお願いし、副菜は、干し鮫 මෝරා Mooraa モーラーとオクラ、ゴーヤとトマト、
ビーツ、カトゥレット、茄子、
パリップ、南瓜と並びます。
以前からお会いしたかったスリランカにお詳しい方が、丁度来店されており、その方々のために用意されていたインディーアーッパ(イディアーッパ )のご相伴に与りました。
デザートはスリランカパンケーキとキリパニでした。
この日のダルは、マス、ムスロ、ムング、ラハルと何時もの豆のミックスですが、少し味が違っていましたので尋ねてみると、やはりある野菜を追加で入れておられた様です。
タルカリは優しい味で、
ゴーヤのタルカリもご飯の上にのっています。
大根とトマトのアチャールもデフォルトで添えられていますが、
檸檬のアチャール、
人参のアチャールと、
ラプシコ アチャールをイメージした梅のアチャールを追加しました。他のお客さんが帰られた後でしたので、ラプシに関する話を尋ねることができました。
チヤも追加で頂きました。
ソムタムをお願いし、
ムックパットカピも頂きたかったのですが、烏賊が在庫切れとのことで、ソムタムにはガイヤーンとの店主のお薦めに従いました。
カオマンガイを頂くつもりでいたのですが、鶏が重なりますので、ボードのメニューに記された麺類の中からセンミーナーム ルークチンをお願いしました。
ワンドリンク制にしておられることに対し難癖をつけ、口コミサイトで低評価をつけた書き込みをみかけます。美味しいものを頂いて、お店の経営もしっかり成り立つように、ワンドリンク制と書かれて無くとも客単価を上げるようにする気配りが出来る大人になりたいものです。
この日のフィッシュカリーは鰹でした。
副菜は、ハールメッソとカンクン(空心菜)、ワッタッカ(南瓜)、
パリップ、ポルサンボーラ、サラダでした。
ルヌデヒと、
シンハラアチャールも追加でお願いしました。
この日はアンナーシ(パイナップル)のチャツネも用意されていました。
食後にセイロンシナモンティーも頂きました。