ヴァナム vanam ごはんで感じる五感(奈良市矢田原町)

以前からとても気になっていた奈良市矢田原町の「ヴァナム vanam ごはんで感じる五感」さんへ伺いました。12時開店ですが、思ったより早く着いてしまい、付近を散策しました。道端の柿の木は実をつけており、ドクダミも沢山見つけました。12時になり、お店に招き入れられ、他にまだお客さんが来られていませんでしたので、2階のレンタルスペースなども覘かせて頂きました。まずはノンアルコールのシャキシャキモヒートをお願いし、Today’s THALIを頂きました。チキンとレッドキドニービーンズ、鰯のトック、とりたて野菜のカチュンバル、アラカルトメニューのパタバート(シラスを南瓜の葉で包んだもの)も追加です。ミールスのシートになるバナナリーフも、パタバートの南瓜の葉も注文が入ってから庭に摘みに出られていました。街から離れた里山にあるお店に、このミールス目当てで皆さんわざわざお越しになる理由がよく分かりました。この日はデザートの用意は無いとの事で、残しておいたデーツとブルーベリーで、セイロンティーを頂きました。茶葉も7つの異なる産地のものから選べ、ルフナ RUFUNA のものをお願いしました。猛暑の日に、扇風機の風の中で頂く熱い紅茶も良いものです。

お店で頂ける美味しい料理の数々は
→「ヴァナム vanam (奈良市矢田原町)」

vanam
ごはんで感じる五感

奈良市矢田原町743

https://vanam.therestaurant.jp/
https://www.facebook.com/vanamspice/
https://www.instagram.com/vanam_nara/

ブンディ パコダ @ ターメリック Turmeric(西宮市甲子園口)

第2および第4土曜日は、JR甲子園口駅近くのネパール料理店「ターメリック Turmeric」さんで、普段頂く事の出来ないネパール料理の数々を楽しむことが出来ます。このカナメラ(ターメリックだけのバル)では、店主キランさんが色々なネパール料理を皆さんに知って味わっていただく為に、毎回の様にメニューに新しいものを載せて下さいます。その一つがブンディ パコダ Bhundi Pakoda、胃袋の揚げ物です。一緒に、油物との相性が良さそうな、黒胡麻、白胡麻が効いた大根、人参、胡瓜、豆のアチャールが添えられています。もう一つが、ミンチカツの様なマトンホルモンミンチチャプです。こちらには大根のアチャールが添えられています。前回も頂いたトゥクパもお願いしました。最後にハルワとチヤも頂きました。

ターメリックさんで頂ける美味しいネパール料理の数々は
→「ターメリック Turmeric(西宮市甲子園口)

ターメリック Turmeric

西宮市甲子園口2-24-28
https://twitter.com/turmericrest1
http://www.turmeric-kiran.co.jp/

海老のローシュ @ Asian kitchen cafe 百福(大阪市西区)

奈良の「バングラデシュレストラン ラベア RABEA」さんで海老のローシュ(クリーム煮)の美味しさに嵌りました。大阪地下鉄九条駅前の「Asian kitchen cafe 百福」さんのベンガル定食に海老のローシュが登場するとお知らせされていましたので伺いました。手羽元が一つしか残っていないので売り切れですと一旦言われたのですが、海老のローシュさえ頂ければ構いませんとお伝えし、供して頂きました。優しい味の海老のローシュです。手羽元は確かに1つのみでした。ダルや副菜と一緒に頂きました。お店の内装が少し変わり、「本日のオススメ!!」の黒板も登場していました。合鴨のサデコに惹かれましたが、既に売り切れでした。

お店で頂ける美味しい料理の数々は
→「Asian kitchen cafe 百福(大阪市西区)」

Asian kitchen cafe 百福

大阪市西区九条1-3-12
https://twitter.com/namastesawatdee
https://ja-jp.facebook.com/momofuku.asian/

ハリーム @ ラベア RABEA バングラデシュレストラン(奈良市)

奈良市のバングラデシュ料理店「ラベア RABEA」さんが、開店1周年を迎えられました。1日のみ、お昼からの通し営業をされるとのことで、仕事を終えて、遅めのランチに伺いました。まずは、待望のハリームの登場です。優しい味わいを満喫します。プレートに、チキン、海老のロ―シュなどを盛って出して下さいます。少し残ったキチュリに、マトンブナも追加で頂きます。前回訪問時にはミント、コリアンダーが無く頂けなかったブルハニも、この日は用意して下さっていました。グリーンチリもしっかり入れておいて頂きました。夜の部にはテハリや魚料理なども登場していた様です。ラベアさんに夜もまた来る様にお誘いを受けたのですが伺えず残念でした。

お店で頂ける美味しい料理の数々は
→「バングラデシュレストラン ラベア RABEA(奈良市)」

バングラデシュレストラン
ラベア
Bangladeshi Restaurant
RABEA

奈良市南魚屋町6-1-1

ソヤミートカレー @ カラピンチャ Karapincha(神戸市灘区)

お店のTwitterで鰯のミリスマールが供されると知り、阪急神戸線王子公園駅すぐのスリランカ料理店「カラピンチャ Karapincha」さんに伺いました。遅い時間でしたので、残念ながら売り切れ、サンバライスも無いとの事でした。ソヤミート soya meat は残っていましたので、ルヌミリスとシンハラアッチャールも併せてお願いしました。

ネパール料理に出てくるマショウラの味付けと比較してしまいますが、今回のソヤミートは結構辛めの味付けで仕上げられていました。他のスリランカ料理店で頂いた時も塩辛い味付けでしたので、傾向があるのかもしれません。

シンハラアッチャールは次回もお願いしたくなる一品です。

南瓜の収穫時期です。南瓜の甘みを楽しみました。オクラもしっかり盛られています。何時ものデザートにチャイも追加で頂きました。

お店で頂ける美味しい料理は
→「カラピンチャ Karapincha(神戸市)」

カラピンチャ Karapincha

神戸市灘区王寺町1-2-13
http://karapincha.jp/blog/
https://twitter.com/karapinchajp
https://ja-jp.facebook.com/karapincha.jp/

 

 

鶏肉のアチャール @ ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ(池田市)

3周年を迎えられ、ますます週末のスペシャルダルバートに熱が入る阪急宝塚線池田駅前のネパール料理店「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ」さんです。今週の注目は鶏肉のアチャール、マス・コ・アチャールです。一度タンドールで焼いて油を落として香りをつけた鶏肉を、もう一度油を通すという手間をかけられ、以前とは異なる味付けで登場です。もう一つの鶏肉料理であるカレー、ククラ・コ・マスは、それとバランスをとるように、シンプルなスパイス使いで仕上げられています。南瓜の収穫時期ですので、じゃが芋、絹さやと一緒に、野菜の甘みを満喫できる、ファルシー・ラ・アル・パタロシミ・コ・タルカリとして登場です。フルーツカボチャの輪切りが玉葱と一緒に、スパイス炒め、ファルシー・ラ・ピャーズ・コ・ブテコとして、ご飯(バート)の上に載っています。トマトのアチャール、ゴルベラ・コ・アチャールはミニトマトの甘みが楽しめ、大豆と発酵乾燥野菜のアチャール、バトマス・ラ・トリ・コ・グンドゥルック・コ・アチャールには、菜の花のグンドゥルックと共に大蒜の葉茎が使われ、大豆との食感の組み合わせが楽しめます。大蒜の葉茎、ハリヨ・ラスンは、ククラ・コ・マスとタルカリにも使われています。ダルはタルカリの野菜の甘みの邪魔にならないように、また全体のバランスを考えて、マス・ラ・ムスロ・コ・ダルを選ばれた様ですが、ラハル・コ・ダルも候補だったなどと、カドカさんとダル談義です。ダルには何時も乍ら、ジンブーとチョウリのギーも使われています。定位置にはパパドゥと青菜炒めサグ・ブテコが控えますが、パパドゥも今週から種類が変わっています。デザートは、気温の上昇で発酵が早くなったズーズーダゥです。

チヤも頂いて帰りました。

お店で頂ける料理の数々は
→「jujudhau ズーズーダゥ(池田市)ネパールのごちそう」

ネパールのごちそう
jujudhau
ズーズーダゥ

池田市室町1-3
https://ja-jp.facebook.com/jujudhaunepal/

週末バイキング @ スリランカダイニング アマヤ 阿波座店(大阪市西区)

大阪市西区のスリランカ料理店「スリランカダイニング アマヤ 阿波座店」で、週末にバイキング形式で料理を供されるとの事で伺いました。この日はお店にはラヌーカさんが居られ、料理を説明して下さいました。

この日はメインのカレーに、チキンカレーとポークイストを用意され、大根のカレー、茄子のカレー、パリップが並びました。お皿に盛り付けると、それらしいライス&カレーになります。デザートと飲み物も頂きました。

アマヤさんで頂ける美味しい料理は
→「Sri Lankan Dining A*maya スリランカダイニングアマヤ」

SRI LANKAN DINING A*MAYA
スリランカダイニング アマヤ
阿波座店

大阪市西区立売堀4-7-15 奥内立売堀ビル1F
https://www.facebook.com/sld.amaya.awaza/

インディアーッパ @ スリランカ restaurant SRI LANKA(大阪市中央区)

週末にはインディアーッパが登場しますと、お店のインスタグラムでお知らせがあり、大阪地下鉄谷町線谷町六丁目駅近くの空堀商店街にあるスリランカ料理店「スリランカ」さんに伺いました。注文が入ってから作るので、少しお待ち下さいとの事でした。メインのカレーはフィッシュ(この日はハマチ)でお願いしました。アラボディ(ポテトのココナツミルクカレー)と、パリプ(豆カレー)、そしてストリングスの横にポルサンボーラ(ココナツの唐辛子和え)が添えられています。辛味増しに、チリペーストとルヌミリスも用意されています。

お店で頂ける美味しい料理は
→「スリランカ restaurant SRI LANKA(大阪市中央区)」

スリランカ
restaurant SRI LANKA

大阪市中央区谷町7-1-48
https://www.instagram.com/srilanka_restaurant/
https://twitter.com/SRILANKA_curry

ビーツのカレー @ シャンティランカ(宝塚市)

遅めのランチに阪急宝塚線山本駅近くのスリランカ料理店「シャンティランカ Shanthi Lanka」さんに伺い、Cセットをチキンを選択しお願いしました。ニシャンティさんが畑で育てられたビーツが、ビーツの葉や、じゃが芋と一緒に一品に仕上げられています。スリランカの野菜も植えておられるそうで、近いうちにそれらもお目見えとのことです。また冬瓜ではなさそうな、キャキリ Kakiri に似た瓜を見つけたので、使ってみましたとのことでした。キャベツと小松菜も色鮮やかです。デザートはワタラッパンとキリパニでした。7月25日から8月9日までニシャンティさんが帰国されるので、その間お店はお休みだそうです。また今回も、スリランカの食材を沢山持って戻って来られる様、お願いしました。

お店で頂ける美味しい料理の数々は
→「シャンティランカ Shanthi Lanka(宝塚市山本)」

Shanthi Lanka
シャンティランカ

宝塚市平井2丁目7-11
https://twitter.com/shanthi_lanka

椎茸、万願寺唐辛子、トマトのアチャール @ ターメリック Turmeric(西宮市甲子園口)

JR甲子園口駅近くのネパール料理店「ターメリック Turmeric」さんのラストオーダーの時間に何とか間に合い、週末ランチタイムのみ供されるスペシャルダルバートを頂くことが出来ました。マスはマトンカレーで頂き、ダルはラハルとチャナのミックスとの事でした。チキンのパクチー炒めも添えられ、茄子とじゃが芋のタルカリは茄子が美味しく仕上げられ、胡瓜とじゃが芋のアチャールは胡麻が良く効いています。青菜炒めとミックス野菜のパコダも含め、どの品も美味しいのですが、この日のお気に入りは、椎茸、万願寺唐辛子、トマトのアチャールでした。キランさんに椎茸はネパールでも食べるのですかとお伺いしたところ、椎茸はあまり無く、違う種類のキノコなら食べますとの事でした。私が小さい頃、田舎の家の裏庭には椎茸を栽培する木が並べられ、菌を植え大きく育つと採っていた覚えがあり、ネパールでも簡単に栽培できそうなのにと、意外な感じを覚えました。web site を巡ってみると、椎茸栽培を導入して田舎の農家の人の現金収入にという流れは、ネパールでも過去も今も有る様です。Mush World 2005, Mushroom Grower’s Handbook 2, Shiitake Cultivation, Part I Shiitake, Chapter 3 Shiitake Cultivation, SHIITAKE LOG CULTIVATION IN NEPAL には、ネパールの野生の椎茸について

Wild Shiitake is known as “Mrige Chyau” in Nepal and the name means “deer mushroom.”  Perhaps the name comes from the look of a deer or its skin.

と記されています。同書によると、出回る野生のキノコのうち5%位が野生の椎茸であり、野生のキノコには有毒なものもあり、年間100~120症例のキノコ中毒が報告されています。人々が燃料に用いるため、椎茸が育つべき森に横たわる木を持って行ってしまうので野生の椎茸も見つけることが難しくなってきていると推察しています。1979年に日本人のWatanabeさんによりQuercusの木を用いて、またKanagawaさんがCeltic treeを用いて椎茸の栽培を実証しましたが、これらの木が手に入りにくいので、その技術はネパールの人々に使われませんでした。2000年に the Center for Agricultural Technology (CAT)が、椎茸栽培の研究プロジェクトを立ち上げました。まずは手に入りやすいどの木が椎茸栽培に向いているのか、どの技術、地域、天候が適しているかの調査です。椎茸の品種によって、適合する木が違うことも明らかになり、どの時期に木を切り、下準備をどうするのが良いのかも調べると書かれています。当時販売先は、ネパール在住の日本人や欧米人が殆どで、ネパール人にとってはまだ人気もなく、高いので、国内市場での需要が限られることが問題とも指摘しています。

それから10年以上経ってどうなったのでしょう。the Kathmandu Postの「SPROUTING SHIITAKES 」の記事では、椎茸栽培に懸ける若者たちが紹介されていますが、

A few young entrepreneurs have started growing shiitake in and around the Valley, but they’ll have to wait a while for the shiitake market to mature.

と、その高い値段と、それに伴う国内市場での需要の小ささの問題は、相変わらず大きな障害になっている様です。

Until the market matures here, the overseas market is an option.

とも書かれていますが、中国等の安価な商品との競争が成り立つはずもなさそうです。

ハルワも付いており、チヤを頂いて帰りました。

ターメリックさんで頂ける美味しいネパール料理の数々は
→「ターメリック Turmeric(西宮市甲子園口)

ターメリック Turmeric

西宮市甲子園口2-24-28
https://twitter.com/turmericrest1
http://www.turmeric-kiran.co.jp/