JR博多駅からほど近い「BAJEKO SEKUWA HOUSE バジェコ セクワ ハウス」さんへ、昼下がりに伺いました。
カレー専門店と書かれ、ネパールの国旗も見当たりませんが、メニューブックにはネパール料理が記されています。
ダルバートの他に、カザセットや、ディロも出来るようです。
軟骨、
チキンチョイラ、
タカリセットをお願いしました。
ダルはマスとムングの様でしたが、お店の人は、黒と緑のムングだと言って譲りません。黒のムング Black Mung は、ウラド Urad と同じなら、マス Maas とも呼ぶのではと尋ねると、地方によって呼び名は違うからとのお答えでした。
マスはマトンでお願いしましたら、骨付きで出てきて、スープだと言って別皿でも添えて下さいました。
タルカリは、カリフラワー、インゲンとグリーンピースでしたが、結構いける組み合わせです。
ヨーグルト、ほうれん草炒めのサグ、アチャールはトマトと胡麻、人参でした。
チキンチョイラ、ダル、マス、タルカリ、サグいずれも結構な塩辛さで、チキンチョイラ、ダル、マスの生姜の半端でない使い方は、日本人の嗜好にあわせず、ネパール人向け仕様でした。飲み物もついていましたので、ラッシーを頂きました。
BAJEKO SEKUWA HOUSE
バジェコ セクワ ハウス
福岡市博多区博多駅前3-11-1
一般公開されていないので、中には入れません。
そこからまっすぐ伸びる広い道、グエンフエ通り Nguyen Hue Street があります。工事中らしき囲いにも蓮が描かれています。
日曜日の夜は、その大通りの車の通行を止めていました。

ダルはマスとムスロ、
マスはチキンのククラ コ マス、
タルカリはゴーヤと冬瓜、
アチャールは3種類、果物シリーズは梨ですが、隠し味にネパールの乾燥ラプシが入り、
白ゴーヤのアチャールは、苦みが強くない分、酸味が楽しめます。
グンドゥルックはネパールのトリ コ グンドゥルック、菜の花を乾燥発酵したものの様です。
ご飯の傍には、サグとパパドゥ、砂肝とマショウラ(大豆ボール)のチョイラが添えられています。
デザートはズーズーダウ、
前週「がんがら火祭り」に出店された際に好評だった、タピオカミルクティーも追加で頂きました。
初日は「シャンティランカ」のニシャンティさんも厨房に入られたそうです。この日も、厨房に「カラピンチャ」の濱田さんの姿が見えました。午後5時前なら比較的空いているかと、2人で伺いました。メインのカリーがチキンかフィッシュ(マグロ)、ご飯がスリランカの赤米か白米かの選択になります。
ライオンビールとEGBジンジャービアも頂き、
マグロは赤米で、
チキンは白米でお願いしました。
副菜は両者共通です。

メインはチキンで、
副菜は、冬瓜、ビーツ、
ポルサンボーラ、小松菜、
蔓紫入りパリップ、カトウレット、マールミリスはハールメッソやピーマンとの組み合わせです。
デザートも何時もの組み合わせに加え、一品添えられています。
モモアチャール、
チキンチョイラなどと一緒に頂く時はロティをお願いします。
子供の頃、母親によくギーロティ Ghee Roti を作ってもらったという話をうかがいました。この日はギーの代わりにバターを使い、本来 16枚重ねになるように折るのだそうですが 4つ折り仕立てです。
他の粉ものでは、チャタマリやバラが通常メニューでも用意されています。
シグネチャーカクテルである MAJESTIC 1925 をお願いすると、
席の横で作って頂けました。

そのマスだけを使ったダルは、生姜とギーがよく効いていました。
マスは骨付き山羊肉、
タルカリやアチャールも並びます。
瓶の中でスダチのアチャールが発酵中で、まだ食べ頃ではないと言われたのですが、待ちきれずに頂きました。
大阪メトロ谷町線谷町四丁目駅からも近い、お店で頂ける美味しい料理の数々は
その49階、地上178m にある展望台が、サイゴンスカイデッキ Saigon Skydeck です。
室内側が明るいので、窓に光が反射して夜景が見え難い、写真を撮り難い点が残念です。Landmark 81 が遠くに望めます。
店内は落ち着いた雰囲気です。
南部のホーチミンに来たにもかかわらず、最初の食事を頂くのが北部のハノイ料理店です。
SAIGON SPECIAL と 333 を頂き、
蒸し春巻き Bánh Cuốn Nóng、
ブンチャー Bún Chả、
鶏と筍入り春雨の汁麺 ミエン マン ガー Miến Măng Gà をお願いしました。
