牛蒡、蓮根、青葱、じゃが芋のタルカリ @ ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ(池田市)

テレビ放映直後の「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ」のスペシャルダルバートは定番のタルカリ、アチャールが並びましたが、今週からはまた少し変化球も加わっています。食前に、無花果 Anjir のラッシーをお願いしました。そろそろ無花果の季節も終わりそうです。ダルはマス Mas とチャナ Chana のミックスダルで、何時もながらの優しい味わいです。マスは鶏肉 Kukhura ko Maasu で、肉の味がしっかり楽しめ、ダルの邪魔をしないセミドライ仕様です。タルカリは牛蒡、蓮根 Kamal ko Jara、青葱 Hariyo Pyaaj、じゃが芋 Alu で、食感も楽しめます。牛蒡はネパールではあまり食べられていないのか、Gobou で通じると店主カドカさんは仰っていました。アチャールも3種並びます。胡麻のアチャールと書かれていますが、何時もより濃い味わいでしたのでお尋ねしたところ、やはり胡麻 Til と荏胡麻 Silam のミックスでした。人参 Gajar のアチャールは、賽の目の人参の食感と、胡麻も加わった風味で、これまでとは違った味わいです。果物のアチャール、今回はマンゴー Aamp、パイナップル Bhuin Katahar 、大蒜 Lasunでした。大蒜の小片が隠し味になって効いています。いつもの様に甘みが強く出ないスパイス使いです。バート(ご飯)は、ネパールから取り寄せたバスマティと日本米のミックスで、その上には玉ひものスパイス炒めが載り、左右にはパパドゥと青菜炒めが控えます。デザートは、毎週頂いても飽きることのない、定番のズーズーダゥです。最後にチヤも頂きました。

阪急宝塚線池田駅すぐのお店で頂ける、美味しい料理の数々は
→「jujudhau ズーズーダゥ(池田市)ネパールのごちそう」

ネパールのごちそう
jujudhau
ズーズーダゥ

池田市室町1-3
https://ja-jp.facebook.com/jujudhaunepal/

Rudravarna Mahavihar ルドラヴァルナ大僧院 (Patan)

パタン Patan の散策、Mahabuddha Temple マハブッダ寺院の次は、Rudravarna Mahavihar ルドラヴァルナ大僧院を訪れました。ECS NEPAL の「Rudravarna Mahavihar A Precious Heritage 」の記事によると、Kathmandu Valley の中で、Hiranayavarna Mahavihar (the Golden Temple) に次ぐ重要な vihar 僧院の様です。

Kathmandu Valley is estimated to have more than 2,500 temples of different styles, the most prevalent being the pagoda type. Rudravarna Mahavihar is one of the most beautiful of such pagoda style temples.  According to those who know, Rudravarna Mahavihar in Okubahal, Lalitpur, is the second most important vihar in Kathmandu Valley, next only to Hiranayavarna Mahavihar, also known as the Golden Temple, in Kwabahal of Lalitpur. The two mahavihars share many similarities, both being three-roofed pagoda-style temples housing huge statues of Shakyamuni Buddha. However, there are differences as well. There are more devotional activities in Hiranayavarna Mahavihar than in Rudravarna Mahavihar, and the former certainly has a livelier environment, especuially in the early hours of the morning, when many devotees come to pray and worship. On the other hand, Rudravarna Mahavihar is said to be the best-maintained vihar in the valley, and is spic-and-span at all hours. Anyway, however one looks at it, it is a fantastic example of Newari Buddhist culture, artchitecture, and art. 

神仏が彫られたトーラナ Torana です。確かに the Golden Temple よりも参拝者が少なく静かな境内は、ゆっくりとした時間が流れています。

 ECS NEPAL の「Alleys Full of Art」の記事によると an idol of ‘Kwapadhya’, the Shakyamuni Buddhaが祀られ、その赤い顔が特徴とありましたが、ガラスの向こうで、しっかりと拝見することが出来ませんでした。

Located a mere 500 meters from the Patan Durbar Square, it is one of the oldest monasteries of Patan. It was built in the 6th century AD by the Licchavi king, Shiva Deva. In the past, the monastery also had a community of artisans that were specifically settled nearby to promote the growth of the various forms of art. The monastery has two courtyards, the larger of which is filled with stone and metal statues. The main shrine, which is three-stories high, houses an idol of ‘Kwapadhya’, the Shakyamuni Buddha. This statue is unique for its red face, which adds to the aura created by its intricate ornaments and the skillful metalwork surrounding it.

Mahabuddha (Mahabouddha) Temple マハブッダ(マハボーダ)寺院 (Patan)

ネパール滞在3日目の午後は、少し暑いくらいのパタン Patan の街中の散策です。まずは通りから路地を入った所にある Mahabuddha (Mahabouddha) Temple マハブッダ(マハボーダ)寺院を訪れます。その通りからの入り口です。入場料を支払います。震災の影響でまだ修復中でした。ご本尊は金色です。あまり記憶にないのですが、撮った写真を見ると31年前にも訪れていました。ECS NEPAL の Alleys Full of Art の記事で、この寺院についての説明を読むことが出来ます。

A five-minute walk north of Rudravarna Mahavihar is the Mahaboudha Temple. It is probably the only Buddhist temple in Nepal to be built in the shikhara style. The temple’s outer walls, which are made from terracotta, are covered in images of the Buddha. It is because of this feature that the temple is also referred to as ‘the temple of 9000 Buddhas’. The temple’s unique style was inspired by the temples of Bodh Gaya in India. It is said that Abhayaraj, the builder of the temple, conceived the idea of Mahadboudha Temple while on pilgrimage in India.

シカラ様式で建てられたネパールで唯一の仏教寺院で、テラコッタの外壁には仏像が彫られ、その数が「the temple of 9000 Buddhas」とも言われる所以です。Abhayarajさんが、インドへの巡礼の際に Bodh Gaya ボードガヤ(ブッダガヤ)の Mahabodhi Temple マハボーディ寺院に触発されて、建立したそうです。

Honacha ホナチャ (Patan)

ネパール滞在3日目の昼食は、カジャ Khaja を頂きに、パタン Patan のダルバール広場 Durbar Square 近くの、「ホナチャ Honacha 」さんに伺いました。

入口近くで調理が行われ、奥にテーブルが並んでいます。お客さんの殆どが地元の人の様です。まずはバフチョイラ Buff Chowela (Chhoila) や、ブトン Bhuttan をお願いし、チウラ Chiura と一緒に頂きます。このお店名物の ピロアル― Piro Aalu を口にすると、まずじゃが芋の甘さを感じ、暫くすると辛味が広がり残る一品です。そのうちに、お願いしたウォー Wo (バラ Bara)も焼きあがってきます。全部頂いていくと、結構、食べ応えのある量です。バラの横で焼かれていたティシャ Tisya は円筒状の脊髄を切ったものです。初めて頂きました。他のお客さんが頼まれていたものに、サフーミチャ Safu Micha(サプーミチャ Sapoo Mhicha) がありました。胃の一部ハチノスなどを袋状にして、骨髄を詰めて包んだものです。ミンチにした肉を焼くだけのものも美味しそうでした。Honochaさんは2店あるようで、theDundruk.com の Best Newari Eateries in Patan の記事の中で紹介されています。今回伺ったのは、Bhimsen Mandirの方です。

1. Honacha, Krishna Mandir

Honacha, located just behind the Krishna Mandir in Patan Durbar Square, is the oldest and most popular hole-in-the-wall for Newari foods, and is equally loved by both locals and visitors. It has limited Newari food items unlike other Newari eateries and very popular for chhoila (spicy barbecue meat salad), piro aalu (spicy potato curry) and wo (lentil cake commonly known as bara).

2. Honacha II, Bhimsen Mandir

This Honacha is the other eatery located beside the Bhimsen Mandir just near the Krishna Mandir in Patan Durbar Square. Newari foods they serve are comparable to first Honacha, if not better. They have a cozy space and are usually packed during the weekend. The family members currently operating the restaurant are the 5th-6th generations and has been serving Newari foods continuously.

ポルロティ Pol Rotty @ restaurant SRI LANKA スリランカ(大阪市中央区)

空堀商店街のスリランカ料理店「スリランカ」さんで、ライス&カレーの「ラサランカ」を、この日用意されていたマトンでお願いしました。マトン好きには堪らないマトンの味付けです。蓮根や水菜の味と食感も楽しめます。夜遅めで、他にお客さんが居られなかったこともあり、目玉焼きと、ゴーヤもおまけで付けて下さりました。チャイも頂いて、

店主の奥様とお話をしていると、ポルロティ(ココナツのロティ)も始めましたとのことでした。まだお腹に入りそうでしたのでお願いしました。ルヌミリス(唐辛子ペースト)は2種、辛バージョンと激辛バージョンが添えられています。丁度、後から来られたスリランカ人のお客さんも注文されたので、その食べ方を真似しました。結構な量のルヌミリスをつけながら食べておられました。ロティにも青唐辛子が少し練りこまれていますのでそれ自体甘味と辛味が混ざっていますが、一緒に頂く時のロティのココナツの甘味と2種のルヌミリスの辛味の混じり合いの魅力に嵌ってしまいそうです。グレービーも持って来て下さいましたので、そちらにも浸しながら食べてみました。口の中に広がる辛さを鎮めるために、ラッシーも追加でお願いしました。

地下鉄谷町線谷町六丁目駅すぐの、空堀商店街にあるお店で頂ける美味しい料理は
→「スリランカ restaurant SRI LANKA(大阪市中央区)」

スリランカ
restaurant SRI LANKA

大阪市中央区谷町7-1-48
https://www.instagram.com/srilanka_restaurant/
https://twitter.com/SRILANKA_curry

Budhanilkantha Temple ブダニールカンタ寺院 (Budhanilkantha)

Kathmandu カトマンズから北へ約10キロあまりに位置する、Budhanilkantha Temple  ブダニールカンタ寺院を訪れました。Nepal Tourism Board の公式Web Siteである「DISCOVER NEPAL」で、この寺院についての説明を読むことが出来ます。

Visit the holy Budhanilkantha Temple to offer prayers at one of the most-loved Vishnu temples of the valley. Observe the intricate artwork that went into the sculpting of the magnificent 5th century of image of the sleeping Vishnu almost alike in features to the Buddha. (中略)
The shrine with probably the largest stone statue of Lord Vishnu in Nepal is reclining on a bed of Nagas or serpents in the middle of a small pond. The 5-m long granite image carved out of a single rock dates back to the Lichchhavi period.

門前街もこじんまりとしており、境内も小さな寺院です。池の中に横たわる、5メートルもあるネパールで最大の石彫のヴィシュヌ神が祀られています。

Kathesimbhu Stupa カテシンブー ストゥーパ (Kathmandu)

Thahiti Chowk タヒティチョーク の近くに、Kathesimbhu Stupa カテシンブー ストゥーパ は在ります。1650年にSwayambhu スワヤンブナートを模して造られたというストゥーパです。横にはチベット僧院の Drubgon Jangchup Choeling Monastery も有ります。

通りに戻ると、近くには Vaishya Dev、The Toothach Godを見つけることが出来、周りには歯科医院が多く並びます。

バナナのカレー Alu Kesel Curry @ シャンティランカ Shanthi Lanka (宝塚市)

店主ニシャンティさんがスリランカへの帰省から戻って来られた後は、しばらくスリランカの食材を使った料理が楽しめる、阪急宝塚線山本駅前のスリランカ料理店「シャンティランカ Shanthi Lanka」さんです。いつもの様にCセットをチキンカレーでお願いしました。この日は、まずライスにはスリランカの赤米を使われており、敷物がニシャンティさんが隣の畑の方から頂いたという蓮の葉です。調理用バナナのアルケセル Alu Kesel を使った、食感と少し甘味を楽しめるカレーと、そのバナナの皮とスリランカの小魚ハルメッソ Haal Messo を使った他では頂くことの出来ないカレーも登場しました。海老とピーマンの一品もあり、小松菜の緑色も映えます。この日のデザートはキリパニと、甘いココナツの具を米粉のパンケーキで巻いたものでした。ニシャンティさんはフェーンケーキと仰っていたので、巻いたパンケーキという意味なのでしょうが、Wellawahum (Coconut Stuffed Pancakes) がよく似ています。違うのでしょうか、次回にでも尋ねてみましょう。

お店で頂ける美味しい料理の数々は
→「シャンティランカ Shanthi Lanka(宝塚市山本)」

Shanthi Lanka
シャンティランカ

宝塚市平井2丁目7-11
https://twitter.com/shanthi_lanka

 

「よ~い ドン!」で紹介されたダルバート @ ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ(池田市)

テレビ番組の取材があり、スタジオにもダルバート Dal bhat を持って行きますという話を店主カドカさんと奥様から伺っていましたので、8月29日放映の関西テレビ「よ~い ドン!」を録画しました。その時と同じダルバートが、週末にも登場する阪急宝塚線池田駅前の「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ」さんです。放映をみて初めてダルバートを食べに来て下さる方向けとも言える、お店の定番の料理の数々のラインナップとなっています。マスは骨付きのチキンカレーで、何時ものセミドライタイプです。ダルは、最もよく登場するマス とムスロ のミックスダルです。タルカリは、定番中の定番、じゃが芋とカリフラワーです。今回もタルカリが少し辛めで、マスが辛さ控えめの味付けのバランスです。アチャールも定番の中から、じゃが芋のアチャール、トマトのアチャール、果物のアチャールの中から、パイナップルが登場しています。ダル(ご飯)の上には茄子と玉葱のスパイス炒めが載り、左右の定位置にパパドゥとサグ(青菜炒め)が並びます。デザートは、お店の名前にもなっているバクタプル名物のヨーグルト、ズーズーダゥです。飲み物も付いています。テレビ番組で紹介して頂き、ダルバートや、ネパール料理、ズーズーダゥさんに少しでも興味をもって下さる方が増えれば良いのですが、同番組を見ていてとても残念な事がありました。スタジオの出演者の前にダルバートが置かれた画になってからも、長い時間他の話題の話が続き、折角の料理がほったらかしです。お店のシーンでも、ダルを食べて辛くないカレーですねとコメントしたりと、前もって知識を入れておいての適切なコメントで異文化の魅力をしっかりと伝えて欲しいものです。食べ方は自由なのですが、一番美味しいのは、まずタルカリやアチャール等のおかずの入ったカトリ(器)をいったん皿から出して。ご飯(バート)に少しずつダル(豆スープ)を混ぜながら、そこにさらに他のおかずも少し混ぜながら食べるやり方です。折角スタジオにダルバートを登場させたのであれば、他の話を長々とするのではなく、そこら辺りをカドカさんに説明する時間を少しでもあげて欲しかったと思うのは私だけではないはずです。出演者たちもどう食べてよいのかわからない様子でした。

阪急宝塚線池田駅すぐのお店で頂ける、美味しい料理の数々は
→「jujudhau ズーズーダゥ(池田市)ネパールのごちそう」

ネパールのごちそう
jujudhau
ズーズーダゥ

池田市室町1-3
https://ja-jp.facebook.com/jujudhaunepal/

最後のダルバート @ ターメリック Turmeric (西宮市甲子園口)

ついにJR甲子園口駅近くのネパール料理店「ターメリック Turmeric」さんでダルバート Dal bhat を頂く最後の日になりました。お店のTwitterでも告知されました様に、営業は8月31日までですが、その前日を自身の区切りにしました。最後もマトンカナでお願いしました。アルタマボリもつけて下さり、マトンは待望のセミドライに近いタイプを初めて頂きました。キランさんが最後に望みを叶えて下さりました。ダルバートのマスはやはりこれでなくてはと、頷きあいました。この日は閉店を聞きつけてお客様が次から次へと来店されていました。思い返せば、お客様があまり居られない時間に伺ってはキランさんと色々な話をしてきました。将来はネパールに戻って、努力すれば報われるということをネパールの人に教えたいと熱く語っておられたので、数年先にはこの日が来るかもしれないと覚悟していました。今回急遽閉店を決断された別の事情を慮ると、心が痛みます。

ターメリックさんで頂ける美味しいネパール料理の数々は
→「ターメリック Turmeric(西宮市甲子園口)」

ターメリック Turmeric

西宮市甲子園口2-24-28
https://twitter.com/turmericrest1
http://www.turmeric-kiran.co.jp/