筍が美味しいこの季節、アチャールとタルカリに筍が登場した「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ」さんの今週末のスペシャルダルバートです。
ダルは定番のマスとムスロのミックス、
マスはチキンですが、カドカさんが試してみたいと言われていたアマラ Amala (Amla) が使われており、ほんのりとした酸味を感じることが出来ます。
タルカリは、じゃが芋、発酵筍、ささげの、アル タマ ボリ Alu Tama Bodi でした。発酵した筍の酸味は、じゃが芋、ささげの甘さとよく合います。
発酵筍の酸味を存分楽しめるもう一品が、筍のアチャールです。野蒜を細かく刻んだものと和えられています。
グンドゥルックのアチャール、少し苦みもアクセントになっているこの日の乾燥発酵野菜は、菜の花や大根のそれとは一味違います。蕪の葉と、カリフラワーの茎葉を使ったもので、タンドールで炙られたサクサクした食感の大豆が加わっています。
果物シリーズは、無花果のアチャールです。ククリラムに漬けた無花果、レーズン、乾燥オレンジ、松の実が上手くバランスをとっています。
青菜炒めは白い部分が多いですが、高菜、ラヨ コ サグです。
パパドゥと、野蒜のスパイス炒めも添えられています。野蒜は英語で Wild rocambole、学名が Allium macrostemon、エシャロットは英語で Shallot、学名が Allium ascalonicum, L. です。「Status of cultivated & wild Allium species in India : A Review」によると、ネパール語で チャピ Chyapi は、Allium ascalonicum, L. つまりエシャロットを指すようで、では野蒜はネパール語で何と言うのでしょう。後日カドカさんにあらためて尋ねてみましょう。
デザートはズーズーダゥ、
チヤも頂きました。
阪急宝塚線池田駅すぐのお店で頂ける、美味しい料理の数々は
→「jujudhau ズーズーダゥ(池田市)ネパールのごちそう」
その広場のすぐ近くの「Shanthi Lanka」さんで、スリランカ料理を頂きます。
メインはチキンカリーをお願いし、
副菜は、鰊と韮のテルダーラ、小松菜のマッルン、
エリンギのキラタ、ビーツカリー、
カトゥレット、ゴーヤ、玉葱、トマトのサラダ、パリップと並びます。パリップはマスタードシードをテンペラードしたものが加わっており、見た目から何時もと異なります。テンパー、テンパリングなどと同じ、香辛料を油で熱する技法をスリランカではテンペラードと呼ぶ様です。
デザートはキリパニ、ワタラッパンに加え、4月14日のシンハラ・タミルの新年のお菓子の続きで、ウェリタラパ (ヴェリタラパ) Weli Thalapa も添えて下さいました。
ウェリタラパ(ヴェリタラパ)は米粉とココナッツを混ぜてピットゥ Pittu を作り、それを一旦崩して、糖蜜やカルダモンなどと煮固めて、形に切り分けるという見た目以上に手間がかかる様です。最初に米粉とココナッツを混ぜた時に球状に固まり、それが出来上がりに際しても食感として楽しめます。
予想通り、ニハリやナムキーンゴーシュトは通常メニューには載っておらず、前もっての電話連絡が必要の様です。
パキスタン北部出身のアリさんといろいろ話をしながら、メニューにあったアフガニプラオとマトンカリーでも頂く事にしました。他にお客さんが居られなかったせいか、時間がかかっても良いのならナムキンゴーシュトを作りますという話になり、のんびりと待ちました。日本語よりも英語の方がスムーズに意思疎通が出来るようです。
ナムキンゴーシュトは本来は骨付きマトンですが、急な注文で時間節約のため骨無しマトンでの登場です。
アフガニプラオ(カブリプラオ Kabuli Palaw、Quabili Pilau)は人参とレーズンが甘味となり、
チキンが隠れていました。
最後にチャイも頂きました。
ダルはチャナ、サブジ、サンバル、
サグパニール、ラッサム、チキンカリー、
トマトのチャトニ、玉葱、ハルワ、ライタと並びます。
ライスも2種類で彩が映えます。
”All Items Are Unlimited Refills” ですので、チャナとサグパニールのお替りをお願いしました。パニプリがメニューで登場していましたので追加でお願いしました。通常のものではなく、デザートバージョン、中にアイスクリームを詰めたものです。
チャイはセットに付いています。
後から入店の中年の男女、「ナンはないのか」、「ビールが飲みたい」とお店の人を当惑させることしきり。こちらまで居た堪れなくなってしまいます。ハラール認証を受けたレストランではアルコールの提供が出来ないことくらいは理解してあげて欲しいものです。
1.お米をココナツミルクで炊いたキリバト Kiribath にはルヌミリス Lunu Miris が添えられており、
閉店時間も近い遅い時間でしたので、キリティのみお願いし頂いて帰ることにしました。
この日供されのはBセットのみでしたが、ご飯がビリヤニとの事で、是非頂きたかった気持ちを見透かされ、スリランカのお弁当風にして下さったのを持ち帰りました。

薬味や出汁はセルフ方式です。かけの小と蓮根天、ちくわ店を頂きました。

ダルはマスとムスロですが、何時もより塩味が効いています。
マスは、お祝い事の際には欠かせない山羊肉の骨付き、皮付きです。
タルカリは定番のじゃが芋とカリフラワー、アルカウリで、
アチャールは3種類、じゃが芋と3種のケラウ、
胡瓜、大根、人参、玉葱のアチャールは、何時もの大根とは少し異なる発酵具合の仕上がりです。
葡萄のアチャールには、アマラ Amala (Amla) が磨り潰されて加えられており、程よい酸味が楽しめます。葡萄だからこその絶妙な味加減ですが、他の果物のアチャールや肉料理にもこれから使われるかもしれません。
サグ(青菜炒め)はラヨ コ サグ、高菜が使われており、ネパールのダルバートらしさの一助になっています。
お祝いのもう一品は魚(鯖)のスパイス炒めが添えられています。
更にオプションで、山羊の肝のスパイス炒めも用意されており、自家製チウラ、ミックスナッツと一緒に盛られています。
デザートはズーズーダゥ、
チヤも頂きました。
メインはチキンカリーでお願いしました。いつもと少し味が違う様な気がしたのですが、次から次へとお客さんが来られたこともあり、ニシャンティさんに聞きそびれました。
副菜は、ハールメッソがキノコ、ピーマンと一緒にキラタで仕上げられたものから始まり、じゃが芋、
豆のホクホク感が楽しめるカダラパリップ、小松菜とキャベツのミックスのマッルン、
ポルサンボーラ、カトゥレット、ビーツカリーと思ったものは、ビーツ、人参、胡瓜、玉葱のサラダ仕立てでした。
ワタラッパン、キリパニ、キリテイも頂きました。
チキンチョイラバージョンを購入。
まだ列が短かった「サッチェズカリー」さんのミタイを全種類購入しました。
仕事場の近くの公園まで戻り、お花見をしながら頂きました。

沙羅双樹の葉で出来た皿(タパリ)に、バート、タルカリ、アチャールが盛られています。下の写真、1時の方角のじゃが芋から、時計回りに煮干し、トマト、大根、豚のチョイラ、人参など、サグ、茄子と並んでいます。
ダルは、マス、ムスロ、ムング、チャナのミックスで、豆の味が楽しめる優しい味付けです。
マスは、チキンと、
水牛のスクティを柔らかく戻したものでした。
ラッシーも付いていました。
追加でチヤも頂きました。