このGW期間中、最初の4日間はスペシャルダルバート、次の4日間は内容が異なるスペシャルダルバート、最後の2日間はカザセット(サマエバジ)を用意される「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ」さんです。
ダルは定番のマスとムスロですが、毎回微妙に味が異なるのも楽しみです。
マスは、ほうれん草入りのチキン Kukhura ko Masu ra Palungo です。アラカルトでもサグチキンは用意されていますが、ダルバートには初登場です。上質のほうれん草が手に入ったので、との事です。チキンの肉の旨味、甘味が引き立ちます。
タルカリは、南瓜と蕗の組み合わせです。さすがに蕗はネパールにはなさそうです。
アチャールは3種類。果物シリーズは、葡萄と甘夏のアチャール、
この日一番気になったのが、葱のアチャールです。葱の甘味と、発酵によって生じた酸味が堪りません。どうやらラプシ Lapsi、その実を板状にして乾燥させた マーダー Lapsi ko Maadaa を使われている様です。Maadaa については、「Taste of Nepal (Jyoti Pathak) 」の Fruit Leather – Maadaa の項目で詳細な解説が記されています。
There is no set recipe for making fruit leather, it all depends upon the specific fruit you are using and what kind of flavor you want to add. Lapsi (Nepalese hog plum) is a very sour fruit, so a sweetener and spices are always added. The peak season fruits were naturally sweet, so my mother did not add any sweetener. The most common maadaa were made out of lapsi fruits, guava, mango, persimmons and pear. Lapsi ko Maadaa is a great favorite fruit leather for many Nepalese, and if someone is visiting the country back home, they always brought back several packages of store-bought lapsi chew.
もう一つはオクラのアチャールで、少し発酵しています。
パパドゥ、サグ、新玉葱のスパイス炒めが、バートに添えられています。
デザートはズーズーダゥ、
チヤも頂きました。
阪急宝塚線池田駅すぐのお店で頂ける、美味しい料理の数々は
→「jujudhau ズーズーダゥ(池田市)ネパールのごちそう」

ダルはミックスダル、
マスは、水牛が柔らかく仕上げられ、
チキン、ククラ コ マスとの2本立てです。
グンドゥルック コ ジョルも添えられていますが、高菜 Rayo ko Gundruk とのことです。
副菜には、玉葱と人参、サンニャクナ、檸檬のアチャール、
トマトのアチャール、大根と菜の花、青菜炒め、
豆やじゃが芋のタルカリ2種、これまた柔らかく仕上がった水牛のチョイラ、バフチョイラが並びます。
ランチメニューにはライス&カリーがあり、メインは烏賊でお願いしました。まずサラダとスープ、
そしてプレートの登場です。
烏賊カリーは、ココナツベースで、
副菜はカトゥレット、茄子、キノコ、
人参、隠元豆、
わさび菜とココナツのマッルンが並びました。
デザートは、この日はキリパニのみとのことで、
キリティも追加で頂きました。
メインのカリーはフィッシュ(この日はマグロ)でお願いしました。
副菜は、鰯のフィシュフライ、茄子、ハールメッソ Haal Messo (ハール マッソ Haal Masso)とバナナの蕾 Kesel Muwa、
ビーツ、大和まなのマッルン、
パパダン、サンボーラ、ムング豆と並びます。
飲み物とデザートも付いています。
ダルは、豆の粒がわからない滑らかな舌触りのタイプで、
タルカリはじゃが芋とキャベツの優しい味です。
デフォルトで大根のアチャールと、トマトのアチャールは添えられていますが、追加分も並べてみました。
最後にチヤも追加で頂きました。

ダルはマスとムスロのミックス、
マスは、豚タン Jibro と大根、葱のカリーですが、アマラの大きな粒が入っています。上手く渋みが抜けるように下拵えされたアマラを噛むと、肉の味を引き立てる酸味が口に広がります。
タルカリは平茸とじゃが芋、
アチャールは3種類です。果物シリーズは、パイナップルのアチャール、
胡瓜のアチャールは発酵控えめな仕上がり、
パパドゥ、サグ、マショウラのスパイス炒めが添えられています。
デザートはズーズーダゥ、
チヤも頂きました。
まずはタイ風生春巻き ポピアソット、
青パパイヤのサラダ ソンタム、
海老のすり身揚げ トートマンクン、
タイ風焼きそば パッタイを頂きました。
デザートメニューも充実しています。もち米とマンゴーのココナツミルクがけ カオニャオマムアン、
白玉団子とココナツミルク ファローイをお願いしました。
副菜やデザートにも趣向が凝らされています。
ゴーヤカリーは、何時ものゴラカ(ガルシニアの木の果実を乾燥させたもの)に代わってトマトが使われ、ハールメッソは舞茸と和えられています。
パリップ、小松菜のマッルン、カトゥレット、
ビーツ、ポルサンボーラと並びます。
デザートは、キリパニとワタラッパンです。この日のワタラッパンには、キトゥルハニー(孔雀椰子の花の蜜)も使われたそうです。
結構辛めの味付けでしたので、
追加でお願いしたシンハラアチャール、
アンブルティヤルと一緒に頂くと、
舌が痺れる位の刺激でした。食後は、壁にサマハンの説明が貼られていましたので、
頂いてみました。