ネパール滞在3日目の昼食は、カジャ Khaja を頂きに、パタン Patan のダルバール広場 Durbar Square 近くの、「ホナチャ Honacha 」さんに伺いました。
入口近くで調理が行われ、奥にテーブルが並んでいます。お客さんの殆どが地元の人の様です。
まずはバフチョイラ Buff Chowela (Chhoila) や、
ブトン Bhuttan をお願いし、
チウラ Chiura と一緒に頂きます。
このお店名物の ピロアル― Piro Aalu を口にすると、まずじゃが芋の甘さを感じ、暫くすると辛味が広がり残る一品です。
そのうちに、お願いしたウォー Wo (バラ Bara)も焼きあがってきます。
全部頂いていくと、結構、食べ応えのある量です。バラの横で焼かれていたティシャ Tisya は円筒状の脊髄を切ったものです。初めて頂きました。
他のお客さんが頼まれていたものに、サフーミチャ Safu Micha(サプーミチャ Sapoo Mhicha) がありました。胃の一部ハチノスなどを袋状にして、骨髄を詰めて包んだものです。
ミンチにした肉を焼くだけのものも美味しそうでした。
Honochaさんは2店あるようで、theDundruk.com の Best Newari Eateries in Patan の記事の中で紹介されています。今回伺ったのは、Bhimsen Mandirの方です。
1. Honacha, Krishna Mandir
Honacha, located just behind the Krishna Mandir in Patan Durbar Square, is the oldest and most popular hole-in-the-wall for Newari foods, and is equally loved by both locals and visitors. It has limited Newari food items unlike other Newari eateries and very popular for chhoila (spicy barbecue meat salad), piro aalu (spicy potato curry) and wo (lentil cake commonly known as bara).
2. Honacha II, Bhimsen Mandir
This Honacha is the other eatery located beside the Bhimsen Mandir just near the Krishna Mandir in Patan Durbar Square. Newari foods they serve are comparable to first Honacha, if not better. They have a cozy space and are usually packed during the weekend. The family members currently operating the restaurant are the 5th-6th generations and has been serving Newari foods continuously.
マトン好きには堪らないマトンの味付けです。
蓮根や水菜の味と食感も楽しめます。
夜遅めで、他にお客さんが居られなかったこともあり、目玉焼きと、ゴーヤもおまけで付けて下さりました。
チャイも頂いて、
ルヌミリス(唐辛子ペースト)は2種、辛バージョンと激辛バージョンが添えられています。丁度、後から来られたスリランカ人のお客さんも注文されたので、その食べ方を真似しました。結構な量のルヌミリスをつけながら食べておられました。ロティにも青唐辛子が少し練りこまれていますのでそれ自体甘味と辛味が混ざっていますが、一緒に頂く時のロティのココナツの甘味と2種のルヌミリスの辛味の混じり合いの魅力に嵌ってしまいそうです。グレービーも持って来て下さいましたので、そちらにも浸しながら食べてみました。
口の中に広がる辛さを鎮めるために、ラッシーも追加でお願いしました。
境内も小さな寺院です。
池の中に横たわる、5メートルもあるネパールで最大の石彫のヴィシュヌ神が祀られています。

横にはチベット僧院の Drubgon Jangchup Choeling Monastery も有ります。

調理用バナナのアルケセル Alu Kesel を使った、食感と少し甘味を楽しめるカレーと、
そのバナナの皮とスリランカの小魚ハルメッソ Haal Messo を使った他では頂くことの出来ないカレーも登場しました。
海老とピーマンの一品もあり、
小松菜の緑色も映えます。
この日のデザートはキリパニと、甘いココナツの具を米粉のパンケーキで巻いたものでした。
ニシャンティさんはフェーンケーキと仰っていたので、巻いたパンケーキという意味なのでしょうが、Wellawahum (Coconut Stuffed Pancakes) がよく似ています。違うのでしょうか、次回にでも尋ねてみましょう。

放映をみて初めてダルバートを食べに来て下さる方向けとも言える、お店の定番の料理の数々のラインナップとなっています。マスは骨付きのチキンカレーで、何時ものセミドライタイプです。
ダルは、最もよく登場するマス とムスロ のミックスダルです。
タルカリは、定番中の定番、じゃが芋とカリフラワーです。今回もタルカリが少し辛めで、マスが辛さ控えめの味付けのバランスです。
アチャールも定番の中から、じゃが芋のアチャール、
トマトのアチャール、
果物のアチャールの中から、パイナップルが登場しています。
ダル(ご飯)の上には茄子と玉葱のスパイス炒めが載り、
左右の定位置にパパドゥとサグ(青菜炒め)が並びます。デザートは、お店の名前にもなっているバクタプル名物のヨーグルト、ズーズーダゥです。
飲み物も付いています。
テレビ番組で紹介して頂き、ダルバートや、ネパール料理、ズーズーダゥさんに少しでも興味をもって下さる方が増えれば良いのですが、同番組を見ていてとても残念な事がありました。スタジオの出演者の前にダルバートが置かれた画になってからも、長い時間他の話題の話が続き、折角の料理がほったらかしです。お店のシーンでも、ダルを食べて辛くないカレーですねとコメントしたりと、前もって知識を入れておいての適切なコメントで異文化の魅力をしっかりと伝えて欲しいものです。食べ方は自由なのですが、一番美味しいのは、まずタルカリやアチャール等のおかずの入ったカトリ(器)をいったん皿から出して。ご飯(バート)に少しずつダル(豆スープ)を混ぜながら、そこにさらに他のおかずも少し混ぜながら食べるやり方です。折角スタジオにダルバートを登場させたのであれば、他の話を長々とするのではなく、そこら辺りをカドカさんに説明する時間を少しでもあげて欲しかったと思うのは私だけではないはずです。出演者たちもどう食べてよいのかわからない様子でした。

最後もマトンカナでお願いしました。
アルタマボリもつけて下さり、
マトンは待望のセミドライに近いタイプを初めて頂きました。キランさんが最後に望みを叶えて下さりました。ダルバートのマスはやはりこれでなくてはと、頷きあいました。
この日は閉店を聞きつけてお客様が次から次へと来店されていました。思い返せば、お客様があまり居られない時間に伺ってはキランさんと色々な話をしてきました。将来はネパールに戻って、努力すれば報われるということをネパールの人に教えたいと熱く語っておられたので、数年先にはこの日が来るかもしれないと覚悟していました。今回急遽閉店を決断された別の事情を慮ると、心が痛みます。

日を改めて、赤い神様 Rato Machhendranath も訪ねます。
炒り豆の移動屋台テラガリ Thelagari にもお目にかかりました。
チウラ Chiura も種類が豊富です。
ブジャ Bhuja も見つけました。
ダル Dal も見てて飽きません。
スクティ Sukuti のお店があったり、
干し魚 シドラ・マチャ Sidra Macha を売る露店もあったりします。
ジンブー Jimbu を扱う店も見つけ、
ティンムル Timur も見つけることが出来ました。
唐辛子も色々です。
沙羅双樹の葉と、それで作る皿タパリ Tapari も売っています。
通りを行ったり来たりして何時までも観察していたい、興味が尽きない場所です。
メニューブックも有りますが、壁に掲げられたホワイトボードにも書かれています。
まずビール、小さいのが良いというと、Napal Ice の缶ビールが出てきました。
バフ チョイラ( 300 Npr ネパールルピー、1Nprは日本円でほぼ1円) は大当たりで美味しく、すぐに完食です。
バフモモ (110 ルピー) も作っておいたものを蒸すのではなく、注文後に具材を刻むところから始めて作っておられました。そのため、少し時間がかかって出てきました。
どうしても Dal Bhat ダルバートの 150 ルピー というのが気になり、お願いしました。
じゃが芋とカリフラワーのタルカリが塩辛く、完食は断念しました。お店はご夫婦で営まれている様で、他にお客さんが居られなかったこともあり、食事を頂きながら色々話を伺いました。ここでも話題の一つは、増え続ける中国人観光客とタメル地区のチャイナタウン化でした。