ネパール料理教室Nepali Cooking Courseへの道すがら

最近、大阪でもナンとバターチキンカレーではない、ネパール料理を供するネパール料理店が増えてきました。頻回に食べに伺い、それぞれのお店の方とネパール料理やネパールの風習文化について話をするうちに、ネパールに行きたくて堪らなくなりました。ネパールに着いても、ネパールの人と料理などについて色々な話をしたいので、料理教室に参加してみることにしました。web siteを検索してみると、丁度良い感じの家族でやっておられるNepali Cooking Courseにたどり着きました。

In addition to learning to master the rich flavors of typical local Nepali cooking, attending Nepali cooking course is a once in a lifetime experience. Emphasize its a family business cooking traditional foods using typical Nepali cooking methods. Nepal, is located to the south east of China and is bordered by China, And India. Many people travel to Nepal to see the Mount Everest and Typical Culture and  to experience truly Nature and Warm Hospitality . Part of Nepali culture is to treat guests as if they were part of the family. History, elders, and traditions make up an important part of Nepal’s culture, which makes sense as Nepal is home to some of the world’s oldest civilization.

半日コースと1日コースがあるようですが、出来るだけ多くの料理を知りたいので、何度かメールのやり取りの中でネワール料理にいたく興味がある旨を伝えると、1日コースに話は落ち着きました。朝9時にホテルにピックアップに来ていただく事になりました。

Full Day Course
Making Dal Bhat Curry Momo and pickle or make celebration bread, rice pudding and curry. (9:00 am to 5:00 pm)

Per Person 5000 Rupees (Included transportation, food and class)

当日朝、家族の長であるAmritさんがホテルに時間通り迎えに来て下さりました。小さなスズキの車のタクシーに乗ってお家へ向かいます。タメル地区から北西に行った場所の様です。途中、マチャポカリMachha Pokhariという場所の青空市場に寄って、野菜をいくつか購入しました。家の畑で野菜を栽培してはいるが、足らない物をここで調達するとのことでした。そこを出て幹線から別れ、細い道に入って行った場所で、今度は鶏肉と卵の調達です。因みに、鶏肉は1kgが300Rs、卵は30個で400Rsとのことでした。どうやら、雨季の8月は観光客も少なく、この料理教室も参加者が少なくなるようです。この日は、私一人のみでした。

Nepali Cooking Course

http://www.nepalicookingcourse.com/

 

ドゥワリカホテルDwarika’s HotelのクリシュナルパンKrishnarpanでネパールコース料理

Pusukar Sekuwa Cornerを後にして、そのままDilli Bazaar Sadakを歩き、Dilli Bazaar Rd.、Baburam Acharya Margと名前が変わり、Siamangal Rd.になった辺りで左折、Battisputali Rd.を進むと、ドゥワリカホテルDwarika’s Hotelが見えてきます。通りの喧騒から一転、ホテル内に入るとそこは静寂の空間です。

カトマンズ初日の夕食を、ホテル内のクリシュナルパンKrishnarpanで予約しておきました。コースは料理の数によって設定されていますが、6品のSix Courseでお願いしておきました。入店時には靴を脱ぎ、入口で手水で手を洗うようになっていました。午後8時に入店した時には、欧米人の団体さんが2組と、少人数のグループが2組の先客がおられました。さすがに落ち着いた装飾の店内で、席も少し高めの座椅子といった趣向です。

最初に飲み物はと訊かれました。ロキシーは無料でついてくるとのことでしたので、ククリラムのソーダ割りをお願いしました。

まずはサマエバジSamaya Bajeeから供されました。神様に少しお供えをしてから食事のスタートです。

2皿目は、キノコの和え物Chyau Ko Sekuwa、プリPuri、豆カレーChana Ko Tarkariです。

ロキシーもお願いしました。お洒落な酒器で、高い所から注いでいただけます。そのため泡立っています。写真を撮りたいのでとテーブルの上に置いていただきました。

3皿目はモモMomo、水牛の肉入りとのことでした。

4皿目はスープです。Chayote squashのスープ、Eskush Ko Jhol。

5皿目がメイン、いわゆるダルバートになります。最初お皿をセッティングして、そこにホールスタッフ数人で順に盛り付けていくパフォーマンス付きです。ご飯Sada Bhuja、ダルDal Jhaneko、チキンカレーKukhura Ko Masu、大豆とカボチャPharsee Ra Bhatmas Ko Ledo、ホウレン草のサグSaag Jhaneko、ミックス野菜のカレーMismas Tarkariがその内容でした。

別添えの小皿には、大根と胡瓜のMura Ra Kankro Ko AcharとラプシコアチャールLapsi Ko Acharが載っていました。

最後にデザートのお皿で、ヨーグルトSikarni、果物Phalphul、ハルワGazar Ko Halwaがやってきました。十分お腹が満たされ、飲み物で終わりです。Chiyaをお願いしました。食後にアンケートの記入をお願いされ、サービスには満点を、料理にはその一つ手前に印をつけた所、給仕の女性に何故料理が満点でないのかと尋ねられました。料理自体は美味しいのですが、おそらく欧米人向けに少しアレンジされた大人しい味付けの印象を感じた旨を伝え、日本ではもっとスパイスの加減の効いたネパール料理が食べれることなどをお話しして帰りました。

Krishnarpan Reataurant

Dwarika’s Hotel

http://dwarikas.com/dining

 

セクワSekuwaが美味しいカトマンズのPuskar Sekuwa Corner (Putalisadak)

散策の途中でバッグバザールサダックBag Bazar Sadakの通りを進んだのには理由がありました。この日の夕食を8時にドゥワリカホテルDwarika’s Hotelのレストランで予約していたのですが、その前に、あるお店でセクワSekuwaをを食べておきたかったのです。そのお店Puskar Sekuwa CornerがプタリサダックPutalisadakとバッグバザーサダックBag Bazar Sadakの交差点の近くに在る事を前もって調べていました。Google MapにはBag Bazar Sadak通り沿いに示されていましたが、Putalisadakの通りに面していました。1階が調理場で、2階が客席のようです。階段を登ると、薄暗く細長い部屋に客席があり、もちろん地元の人ばかり3組ほど先客がありました。取り敢えずビールTuborgとマトンセクワMutton Sekuwaをお願いしました。香ばしく、美味しく、一気に頂いてしまいました。もう一品頂こうと店の人にお奨めを尋ね、Hyakulaも頼むことにしました。タメルからも距離があり、観光客がやって来ることはまず有り得ない場所ですが、メニューには英語表記はありました。店の人も、変な客が迷い込んできたと、興味津々のようでした。コリコリとした歯ごたえと塩加減でビールが進みます。夕食の予約を入れていなければ、全ての料理を、順番に食べれるところまで試したいところでした。後ろ髪を引かれる思いで、お店を後にしました。営業時間は午後1時から9時までの様です。

Puskar Sekuwa Corner

Putalisadak, Kathmandu

https://www.facebook.com/PuskarSekuwaCorner/?rf=343232919142867

サマエバジ、ネパールのカザセット@ズーズーダゥ(池田市)

阪急宝塚線池田駅前のネパール料理jujudhauズーズーダゥさんで、期間限定のカザセット、サマエバジSamay Bhajiセットが頂けるとのことで、早速出かけてきました。お店のfacebookでもお知らせされています。

ズーズーダウの大人気♡
🔶ネパールのカザセット🔶
🔸8月4(金)5(土)6(日)

チュウラ、バーラ、バットマス サンデコ、マチャアチャール、マトン他
色々なお味をお楽しみいただけます🎵

カザセットのデザートには
バクタプールの名物 ズーズーダウ
ヨーグルトをご用意しております♡

ランチタイムもご注文いただけます❗️
ご予約お待ちしております♡

まずはロキシーをおつまみと頂きながら、料理が出来上がるのを待ちました。登場したカザセットです。店主カドカさんは「サマエバジです」と言って持ってこられました。中央のチウラを、ネパール産の豆、サグ、マチャコアチャール、キュウリと人参と豆の和え物、チキンチョイラ、アルジラ、バトマスサンデコ、ムラコアチャール、バーラ、卵、マトンカレーの11品、パパドも入れると12品が取り囲む豪華版です。チウラの上にはポン菓子のようなBhujya、豆の粉を細く伸ばしたもの(店主はダルマットと言われました)も載っています。これらも別に数えれば全15品です。ネパールであればチャンを頂くのでしょうが、ククリラムも追加です。骨付きマトンカレーが入った器は通常のダルバートに使う器ではなく、お祝いの時などに使うものだそうで、細かいところまで配慮されています。今回は、このメインのお皿に、ナンとズーズーダゥ、飲み物が付いたセットになっています。ズーズーダゥの上にはネパールの国旗が載っていました。日本の気候に合ったズーズーダゥの作り方を確立された様です。店主の計らいで、ナンの代わりにロティを頂きました。最後にチヤを頂いて、この上ない満足感でお店を後にしました。今回の企画は店主カドカさんが以前から秘めておられ、ネパールの信頼できる所から食材が届くのを待って、満を持して実現されました。チウラ一つをとっても、ネパールのものと、インドから輸入したものでは品質が大きく異なること、作り方も違うこと等の話を何度かお聞きしていました。少し前に、今回供されるチウラとダルマットの試食もさせていただきました。輸入食材は賞味期限がはっきりしないものまであり、信頼できるものしか使いたくないというこだわりが伝わってきます。バトマスサンデコの豆もネパール産を使うつもりだったとのことですが、炒るとどうしても日本人向けには硬すぎたとのことです。どうしたらよいか大豆を専門に扱っている方に聞いて良い方法を教わったと仰られていました。その甲斐あって、とても香ばしい一品に仕上がっていました。他の副菜も様々なこだわりが伝わってくるような品々でした。

お店で頂ける料理の数々は
→「jujudhau ズーズーダゥ(池田市)ネパールのごちそう」

ネパールのごちそう
jujudhau ズーズーダゥ

池田市室町1-3
https://ja-jp.facebook.com/jujudhaunepal/

マトンカナ(山羊カレーダルバート)@ターメリック(西宮市甲子園口)

JR甲子園口駅前のネパール料理ターメリックTurmericさんで、8月から平日もダルバートを供されるようになりました。

ナマステ🙏 いよいよ明日から平日もダルバートが始まります。
平日のダルバートは
サダカナ(ベジタリアンプレート)
チキンカナ(チキンカレーダルバート)
マトンカナ(山羊カレーダルバート)
休日はスペシャルダルバートでお迎えいたします。
よろしくお願いいたします🙇🙇🙇

早速伺い、マトンカナ(山羊カレーダルバート)を頂きました。土曜日、日曜日のダルバートと比べると、副菜の種類は減りますが、それぞれしっかりとした味と量で、サグの緑色が映えます。この日のタルカリは、冬瓜、豆、じゃが芋で、アチャールはキュウリとじゃが芋でした。ダルはマスダルとのことでした。山羊カレーはしっかりと骨付きです。
飲み物が付いていますが、汗をかくほど満腹になりましたので、冷たいもの、アイスチヤをお願いしました。平日はシンプルなダルバート、土曜日、日曜日はスペシャルダルバートとのことです。

8月より平日はシンプルなダルバート
休日はスペシャルダルバート

よろしくお願いいたします🙇🙇🙇

平日のダルバートも、インスタ映えでは週末のこれまでのダルバートに引けを取るかもしれませんが、シンプルどころか満足度の高いものです。この平日のダルバート導入に際して、価格設定にも苦慮されたようです。

8月2日からターメリックのメニューを少し値上げさせていただきました。
長く続けられるためやらせていただきました。
ご了承ください。
よろしくお願い申し上げます🙇🙇

ターメリック Turmeric

西宮市甲子園口2-24-28
https://twitter.com/turmericrest1

シドラ・タマ・ブデコ@ターメリック(西宮市甲子園口)

毎月1~2回、JR甲子園口駅前ほんわか商店街にあるネパール料理店ターメリックTurmericで催されるカナメラ(ターメリックだけのネパールバル)が待ち遠しくなります。7月第4土曜日のカナメラは、最近に無く店主キランさんの気合が感じられるメニューのラインナップでした。カザを最初に頂いてしまうと結構満腹になってしまうので、この日は、今までに頂いた事のない料理を順番にお願いしてみることにしました。麦焼酎を手に、まずは干し魚と筍の炒め物(シドラとタマのブデコ)から頂きました。干し魚とありますが、「煮干し」、西日本では「いりこ」です。店主は日本人はだしを取るのにしか使わないので勿体ないと仰られていましたが、大丈夫です、私も小さい頃からおやつ代わりによく齧っていました。懐かしさもあり、またお酒のつまみには持って来いの味付けがされています。思えば、fewさんのダルバートに添えられているマチャコアチャールにも煮干しが使われており、jujudhauさんで4月のネパール新年にいただいたアチャールにも煮干しが使われていました。どうやら煮干しは日本に居られるネパールの方々に、料理の素材として、しっかり受け入れられている様です。じゃがいも、ひよこ豆、チウラの炒め物(アル・チウラ・ブデコ)は結構スパイシーで辛めの味付けで、お酒のピッチが進みます。クミンとガーリックで炒めたチキン(ジーラチキン)もこれまたお酒にぴったりで、ククリラムもいつの間にか手にしていました。モモの中身が入ったクルチャ(モモクルチャ)は、1人前とは思えない大きさで、半分はお土産で持ち帰り、家族にも好評でした。飲んで食べて、最後に甘いものも頂いて、ほろ酔い気分で帰宅しました。

ターメリック Turmeric

西宮市甲子園口2-24-28
https://twitter.com/turmericrest1

WAI WAI ネパールのインスタントラーメン@ズーズーダゥ(池田市)

池田市の観光名所の一つとなったインスタントラーメン発明記念館は、阪急池田駅から徒歩圏内にあります。公式web siteには

1958年8月25日、安藤百福は大阪府池田市の自宅裏庭に建てた小さな小屋でありふれた道具を使って日夜研究を重ね、チキンラーメンを発明しました。
「インスタントラーメン発明記念館」はこのインスタントラーメン発祥の地である大阪府池田市で「チキンラーメンファクトリー」や「マイカップヌードルファクトリー」といった体験工房やインスタントラーメンに関するさまざまな展示を通して発明・発見の大切さを伝えています。

と紹介されています。地元もこの記念館を盛り上げるべく、市役所には大阪池田チキチキ探検隊事務局なるものがおかれ、PRに努めておられます。

世界初のインスタントラーメンであり、世界で広く愛されている「チキンラーメン」。その発祥の地・大阪府池田市には、チキンラーメンを使った創作料理を提供している飲食店がたくさんあります。しかし、どの店でどんなメニューが食べられるのかを誰も把握できていなかったため、皆さんにお知らせができませんでした。「どのお店で創作料理が食べられるのか?」 「どこに行けばチキンラーメンメニューが食べられるのか?」と、市役所や観光案内所へ問い合わせが寄せられていました。こうした背景から、官民が一丸となってチキンラーメン創作料理を発掘して情報を集約し、広くPRしようと、2014年4月に「大阪池田チキチキ探検隊」が発足しました。

同じく阪急池田駅近くにあるネパール料理店jujudhauズーズーダゥさんに、家族で伺い、パパドゥ、モモ、ブトン、バラ、トゥクパ等を頂いていると、ネパールのインスタントラーメンが一つだけ残っているので、それを使った料理を試してみますかと店主カドカさんに訊かれました。もちろん喜んでお願いしました。インスタントラーメンの銘柄はWAI WAIと記されていました。チャナチャットパットのインスタントラーメンバージョンの登場です。麺自体にも程よい辛みがあり、お酒のおつまみでも、白飯と一緒でもいけそうです。「チキンラーメン」を使っても、同じような美味しさが期待できます。試食させていただいた料理が後日定番メニューに昇格することがありますので、チキンラーメンチャナチャットパットも近い日にメニューに登場するかもしれません。その際は「チキチキ探検隊」の皆様に取材をお願いしましょう。

jujudhau ズーズーダゥ

池田市室町1-3
https://ja-jp.facebook.com/jujudhaunepal/

空芯菜炒め@BKK-KTM バンコク-カトマンズ

大阪市中央区のダルバート食堂さんが楽しいイベントを企画されました。

タイ料理を生業にして約15年の料理人、旅人シェフをゲストに招いて、立呑みイベントを開催したいと思います!

お互いが立呑みに合う、厳選したタイとネパールの料理をリーズナブルにアラカルトでお出しします!!

お気軽にタイ料理とネパール料理を楽しんでいただければ嬉しいです!!
テーマはバンコク経由カトマンズ行きのタイエアラインです!Team Thai Airline!

【イベント名】BKK-KTM バンコク-カトマンズ
【日時】7/22(土)17時〜

開店時刻に伺いましたが、既に多くのお客さんです。カウンターの端に立ち場所を確保し、チャーンビア、アチャールの盛り合わせ、パックブンファイデーン(空芯菜炒め)、ガパオプラームック(イカのバジル焼き)をお願いしました。次から次へとお客さんがやって来られましたので、急いでかきこんで場所を空けました。

ダルバート食堂

大阪市中央区内久宝寺町3-3-16
http://dalbhat-shokudo.com/
https://twitter.com/dalbhat_nepal

Himalaya ヒマラヤ(吹田市)ネパール料理

ダルバートを供するネパール料理店が吹田市にあるとのtweetを見つけ、早速出かけてきました。御堂筋線江坂駅から東に少し行ったところにありました。Nepali Restaurant Himalaya ネパールレストランヒマラヤさんです。夜に伺うと、2種類のダルバートから選べるようです。「ダルバート・タルカリセット」がダル、タルカリ、アルコアチャール、バート、ロティ、ダヒ、アチャール、ドリンク付きの内容です。もう一つ、「ネパールカレーセット」と名付けられたものは、ククラコマシュ(骨付きチキン)、ベダコマシュ(マトン)、ダル、アルコアチャール、バート、ロティ、ダヒ、アチャール、ドリンク付きと書かれていました。後者でお願いし、ドリンクはビールも選択可とのことでしたが、車で行きましたので、ラッシーを頼みました。サグが無いのはやはり寂しく、アチャールはムラコアチャールなどを期待していましたが、レンコンが油に浸かったタイプのものでした。既製のものかと思って尋ねると自家製とのことでした。ククラコマシュとベダコマシュのベースが似たような見た目と味なので、これまた尋ねてみると、異なるスパイスを使っているとのことでした。メニューの名前、構成内容、値段設定、ご飯の炊き方まで、西中島南方の某店のものとよく似ています。入店時、先客のタバコの煙が充満していた点も一緒でした。

Nepali Restaurant Himalaya
ネパールレストラン ヒマラヤ

吹田市垂水町3-25-25

ダルバート@インド&ネパール料理レストラン few (川西市平野)

一躍エスニック料理好きの方々の中で噂になった、川西市平野のインド&ネパール料理レストランfewさんのダルバートです。当初は予約制でスタートされましたが、最近は、週末には予約無しでもダルバートがいただける様に準備されています。平日は前もってお願いすれば用意していただける様です。5月に初めて伺った(その時の記事は「fewインド&ネパール料理レストラン(川西市平野)」 )後も、何度かダルバートを頂きにでかけました。

ある日は、パクチーは大丈夫ですかと訊かれ、トッピングしていただきました。ミントのソースもついており、尋ねるとコリアンダーソースも別に試させていただきました。この日のマチャコアチャールは煮干しを使っているとのことでした。
別の日には、マトンの皮付き、骨付きが有りますが、皮や骨が付いていても大丈夫ですかと訊かれ、美味しいマトンカレーを頂きました。ムラコアチャールは浅漬けとでも表現できるあっさりしたものでした。更に別の日のダルバートです。12時の位置のムラコアチャール(大根)はキュウリも入っていました。時計回りにマチャコアチャール(小魚)、コリアンダーソース、ダル、アルゴビ(ジャガイモとカリフラワー)、サグ。マトンカレーはこの日は筍入りでした。チキンの焼き物シェクワも合わせて8品が人参ご飯を取り囲んでいます。
遠方から訪れてSNSにアップされる方もおられ、知る人ぞ知る北摂のダルバートの一つになったのですが、カレーとナンを目当てにやってこられるお客さんにはまだ馴染みがないのか、ダルバートに興味を持ってもらえる客層が近隣に少ないのか、シェフの意気込みと注文数はまだ比例しない様です。店主もシェフの熱意に答えるべく、お店のfacebookで、ダルバートの用意のお知らせをされたり、店内にも説明のメニューを置かれたりしています。ある日、お客さんからのダルバートに関する問い合わせの返事をfacebookに記されていました。

こんばんは金曜日は予約をお願いします。土曜日日曜日はダルバートの用意をしているのですが、きょうは1食も注文が無くてシェフの心が折れかけてました。が、三連休中は予約無しでも準備しますのでよろしくお願いします。7月9日

シェフに笑顔でダルバートを作ってもらうために、間を置かずに訪問です。副菜は連休中は同じとのことですので、いつもの人参ご飯ではなく、ターメリックライスバージョンでお願いしました。家族と一緒に伺いましたので、スープモモや焼き物のセットも一緒に頂きました。食事半ばで、隣の席に若い夫婦らしきお二人が来店されました。ダルバートも注文されましたが、初めての様で、店主が食べ方などを説明されていました。気に入っていただけるか、こちらまで心配になります。コリアンダーソースも含め好評の様でした。店主にこっそりと「ダルバートの注文が入って良かったですね。」と伝えました。

真上から撮ったダルバート、初回訪問時も含めた5食です。

few インド&ネパール料理レストラン

兵庫県川西市平野3-3-24ルームス1F
https://ja-jp.facebook.com/kawanishi.few/