三木市の「Nawab halal restaurant ナワブ ハラル レストラン」さんで、ニハリ Nihari やナムキーンゴーシュト Namkeen Gosht などを囲んでの宴がSNSにアップされていましたので、パキスタン料理やアフガニスタン料理に期待が膨らみ、早速山陽自動車道三木小野ICまで車を走らせました。ICからは遠くない距離に、お店は在りました。
予想通り、ニハリやナムキーンゴーシュトは通常メニューには載っておらず、前もっての電話連絡が必要の様です。
パキスタン北部出身のアリさんといろいろ話をしながら、メニューにあったアフガニプラオとマトンカリーでも頂く事にしました。他にお客さんが居られなかったせいか、時間がかかっても良いのならナムキンゴーシュトを作りますという話になり、のんびりと待ちました。日本語よりも英語の方がスムーズに意思疎通が出来るようです。
ナムキンゴーシュトは本来は骨付きマトンですが、急な注文で時間節約のため骨無しマトンでの登場です。
アフガニプラオ(カブリプラオ Kabuli Palaw、Quabili Pilau)は人参とレーズンが甘味となり、
チキンが隠れていました。
最後にチャイも頂きました。
Nawab halal restaurant
ナワブ ハラル レストラン
三木市別所町花尻1-56
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ダルはチャナ、サブジ、サンバル、
サグパニール、ラッサム、チキンカリー、
トマトのチャトニ、玉葱、ハルワ、ライタと並びます。
ライスも2種類で彩が映えます。
”All Items Are Unlimited Refills” ですので、チャナとサグパニールのお替りをお願いしました。パニプリがメニューで登場していましたので追加でお願いしました。通常のものではなく、デザートバージョン、中にアイスクリームを詰めたものです。
チャイはセットに付いています。
後から入店の中年の男女、「ナンはないのか」、「ビールが飲みたい」とお店の人を当惑させることしきり。こちらまで居た堪れなくなってしまいます。ハラール認証を受けたレストランではアルコールの提供が出来ないことくらいは理解してあげて欲しいものです。
1.お米をココナツミルクで炊いたキリバト Kiribath にはルヌミリス Lunu Miris が添えられており、
閉店時間も近い遅い時間でしたので、キリティのみお願いし頂いて帰ることにしました。
この日供されのはBセットのみでしたが、ご飯がビリヤニとの事で、是非頂きたかった気持ちを見透かされ、スリランカのお弁当風にして下さったのを持ち帰りました。

薬味や出汁はセルフ方式です。かけの小と蓮根天、ちくわ店を頂きました。

ダルはマスとムスロですが、何時もより塩味が効いています。
マスは、お祝い事の際には欠かせない山羊肉の骨付き、皮付きです。
タルカリは定番のじゃが芋とカリフラワー、アルカウリで、
アチャールは3種類、じゃが芋と3種のケラウ、
胡瓜、大根、人参、玉葱のアチャールは、何時もの大根とは少し異なる発酵具合の仕上がりです。
葡萄のアチャールには、アマラ Amala (Amla) が磨り潰されて加えられており、程よい酸味が楽しめます。葡萄だからこその絶妙な味加減ですが、他の果物のアチャールや肉料理にもこれから使われるかもしれません。
サグ(青菜炒め)はラヨ コ サグ、高菜が使われており、ネパールのダルバートらしさの一助になっています。
お祝いのもう一品は魚(鯖)のスパイス炒めが添えられています。
更にオプションで、山羊の肝のスパイス炒めも用意されており、自家製チウラ、ミックスナッツと一緒に盛られています。
デザートはズーズーダゥ、
チヤも頂きました。
メインはチキンカリーでお願いしました。いつもと少し味が違う様な気がしたのですが、次から次へとお客さんが来られたこともあり、ニシャンティさんに聞きそびれました。
副菜は、ハールメッソがキノコ、ピーマンと一緒にキラタで仕上げられたものから始まり、じゃが芋、
豆のホクホク感が楽しめるカダラパリップ、小松菜とキャベツのミックスのマッルン、
ポルサンボーラ、カトゥレット、ビーツカリーと思ったものは、ビーツ、人参、胡瓜、玉葱のサラダ仕立てでした。
ワタラッパン、キリパニ、キリテイも頂きました。
チキンチョイラバージョンを購入。
まだ列が短かった「サッチェズカリー」さんのミタイを全種類購入しました。
仕事場の近くの公園まで戻り、お花見をしながら頂きました。

沙羅双樹の葉で出来た皿(タパリ)に、バート、タルカリ、アチャールが盛られています。下の写真、1時の方角のじゃが芋から、時計回りに煮干し、トマト、大根、豚のチョイラ、人参など、サグ、茄子と並んでいます。
ダルは、マス、ムスロ、ムング、チャナのミックスで、豆の味が楽しめる優しい味付けです。
マスは、チキンと、
水牛のスクティを柔らかく戻したものでした。
ラッシーも付いていました。
追加でチヤも頂きました。
奥には、カフェスペースもあり、ゆっくりとした時間を過ごすことが出来ます。
お店の方とお話しすると、やはり実際に Lunuganga を訪れた事があるそうで、「Geoffrey Bawa」と題する本も置かれていました。
香川県産のデコポンのジェラートや、
コーヒーも頂いて、
ゆっくりと本選びをして、本を8冊ほどと、革製の店名が焼き印されたブックカバーを購入しました。
この日の副菜は、ツナ、ハールメッソとピーマン、カウピー
ポルサンボーラ、カトゥレット、初めて頂いた胡瓜カリー Pipinna Hodi ピピンニャホディ、
小松菜、南瓜と並びます。
デザートはキリパニとワタラッパンです。