ヴィーガン仕様のダルバートが不定期ながら登場する「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ」さん、2021年12月バージョンです。
ダルはマス、ムスロ、ラハル、チャナ、ガハットの 5種類の豆のミックス、
山芋とほうれん草のタルカリ、
じゃが芋、2種類のケラウ、ボリ、ラジマ、カロチャナ、カブリチャナ、シミ、
アチャールは 3種類、果物シリーズが洋梨と栗のアチャール、
マショウラ、トマト、揚げ大蒜のアチャール、
赤白2種類の大根とダニヤのアチャールです。
高菜 ラヨコサグ、パパドゥ、安納芋のガレットが添えられています。
ヴィーガン仕様ですので、ズーズーダゥやデザートはありません。チヤもミルクなしです。
この日は他のお客さんが帰られた後でしたので、カドカさん、アジットさんと野生の山芋 गिठ्ठा भ्याकुर 談義です。自生の山芋のうち空中の蔓に出来るものを गिठ्ठा Gittha ギッタ、地中に出来るもを भ्याकुर Vyakur (Bhyakur) ビャクルと呼ぶそうです。ギッタは日本の零余子(むかご)と同じく、わき芽が養分を貯え肥大化するものの様で、サイズは零余子よりずっと大きく直径 5センチ前後、Aerial Yam (エアポテト、カシュウイモ)学術名 Dioscorea bulbifera – L. であると、Prakash Limbu and Keshab. 2011. Chepang Food Culture: Contribution of Wild Edible and Neglected Plant Species. Local Initiatives for Biodiversity, Research and Development (LI-BIRD), Pokhara, Nepal. に記されています。
It is one of the most widely consumed species of the Dioscoreaceae family. Both bulbils and tubers are edible. Nowadays, it has become an important component of home gardens in the tropical Terai of Nepal. Tubers are somewhat bitter in taste; so they require boiling for some minutes to remove the bitterness. Then it is cooked and eaten as a vegetable. These are also used for making traditional alcohol (Jaand and Rakshi) when collected in larger amounts.
Though the tuber is slightly bitter in flavour, it is consumed after treatment. The bitterness is removed by boiling it with some wood ashes and it is consumed as a vegetable. The bulbils are also consumed as vegetables. However, these are mostly consumed by burning in the fire. Vyakur is less commonly used for consumption because it requires tedious treatments like burning in the fire and the taste is not much liked by people. Therefore, it is mostly used for making traditional alcohol (Jaand and Rakshi).
Sanghu News の 「बहुगुणी गिठ्ठा–भ्याकुर」 の記事では
कारण, देशभित्रैका वनस्पति, जडीबुटी कति पौष्टिक छन् भन्नेतर्फ वास्ता नै गरिंदैन । बाहिरका कृषि उपज मात्र राम्रो र गुनिलो हुन्छ भन्ठान्छन् ।
と書かれており、どんなに栄養価があろうとも外国の農産物の方が優秀と考える風潮があり、
नेपालमा भने गिठ्ठालाई हेपिएको छ । यसलाई खेती गरेर लोकप्रिय बनाउन सकियो भने यसले खाद्यसुरक्षामा महत्वपूर्ण स्थान खेल्न सक्छ ।
山などへ行って採ってくるより、お店で売っているものを買う時代になると、ギッタの様な植物は軽視された存在になってしまっている様です。栽培され普通に食べられるようになると、ネパールの食糧安全保障に重要な役割を果たすのにとも記されています。
Youtube を検索すると、जंगली खाना गिट्ठा । GITTHA recipe | nepali wild food | nepali authentic food | sajilo kitchenなどで Gittha を見ることが出来ます。
阪急宝塚線池田駅すぐのお店で頂ける、美味しい料理の数々は
→「jujudhau ズーズーダゥ(池田市)ネパールのごちそう」
ネパールのごちそう
jujudhau
ズーズーダゥ
池田市室町 1-3
https://ja-jp.facebook.com/jujudhaunepal/
https://www.instagram.com/jujudhau/?hl=ja
白切鶏でお願いしました。
もち米シュウマイ、
手作り生煎包(焼き小籠包)も追加し、
メニューに密かに載っている毛血旺 マオシュエワン Mao Xue Wang も頂きました。辛さは普通でお願いしましたが、十分すぎるほどの辛さでした。鸭血切片(鴨の血を豆腐の様に固めたものの薄切り)、毛肚(牛の胃、この日はセンマイとミノ)などが入った伝統四川料理です。辛さは普通でお願いしましたが、ご覧の通りの色合いで十分すぎるほどの辛さでした。
甘い胡麻団子が頂きたくなります。
ダルは、マス、ムスロ、チャナのミックス、
マスはチキン、
タルカリはボリ、じゃが芋、大根です。
アチャールは 3種類、果物シリーズは柿のアチャール、
椎茸とオリーブのアチャール、
胡瓜のアチャールが並びます。
青菜炒めと、パパドゥ、ブロッコリーと軟骨が添えられています。
食後のズーズーダゥと
チヤも付いています。
「タルカリ(ネパールおばんざい)チョイ盛り」なるものも登場、
マサラパパドをお願いしました。
モモは午後5時以降限定のメニューで、
スープモモを頂きました。
ミント、コリアンダー、青唐辛子のチャツネが添えられています。これにヨーグルトを入れると美味しいのだそうです。
ダルは、マス、ムスロ、ラハル、チャナ、マシャンの 5種類の豆のミックス、
マスはチキン、
タルカリは隼人瓜とじゃが芋です。
アチャールは 3種類、果物シリーズは洋梨と葡萄のアチャール、
高菜のグンドゥルックと鶏肉のアチャール、
カリフラワーと赤大根のアチャールは、別々に漬けられたものが丁度同じくらいに、いい塩梅に発酵しています。
パパドゥと高菜炒め、蕪と人参と檸檬が添えられています。
食後のズーズーダゥと
チヤも頂きました。
ダルはマス、ムスロ、チャナ、ガハット、最近の組み合わせの定番です。
マスはチキン、
タルカリは、小蕪、じゃが芋、小蕪の葉、ケラウ、ボリ、ラジマ、チャナ、
アチャールは 3種類、果物シリーズは、柿、林檎、蜜柑、バナナのアチャールで隠し味が山わさびです。
カリフラワーのアチャールは発酵が進み程よい酸味が楽しめます。
もう一つは小魚とトマトのアチャールです。
青菜炒め、パパドゥ、ウォーチリも添えられています。
食後のズーズーダゥと
チヤも付きます。
一足先に冬恒例のシュトレンも焼き上がった様です。
スモークサーモンとクリームチーズに、赤玉葱のピクルス追加でお願いしました。
オーブンで焼かれて供されます。
コーヒーも一緒に頂きました。
この日のダルは、ムング、ムスロ、ラジマのミックス、
バトマスサデコとアルジラが添えられ、
アチャールはジョロキア入りらしく辛さ増しでした。
チヤも頂きました。
お店の入り口の扉は開け放たれ、神様の通り道が、
祭壇までのびています。
今年はお祝いのターリーが供されました。
プラウ、
高菜炒め ラヨコサグブテコ、お祭りに欠かせない幸運を授かるサグンは、バラ(ウォー)、卵 アンダ、小魚のセットです。
葉山葵の上に無花果のアチャール、
チキンカリー、
沢山の豆(ボリ、ラジマ、カロチャナ、セトケラウ、ハリヨケラウ、マシャン、シミ)を使ったゲダグディコタルカリ、
大根、胡瓜、人参、ケラウのアチャールが並びます。
中央にはタパリの中に揚げたチウラとダルモートを混ぜた自家製のフランダナ、上にセルロティが添えられています。
ズーズーダゥは栗入りでした。
いつもと淹れ方が異なるチヤも頂きました。

ランチメニューにはナン&カレーのセットの他に、
インドネシア~マレーシア料理のスプトゥラン Sup Tulang (牛肉スープと記載)と、
アヤムペニエット Ayam Penyet が用意されていました。
スプトゥランをお願いすると、
サラダ、ライス、ドリンクが付いてきました。
ディナーメニューもまだまだ改訂予定とのことですが、マトンニハリなどは既にメニューブックに記されていました。