阪急梅田駅からすぐ近くにある「エベレスト タンドリー」さんで、ダルバートを頂く事が可能らしいことを知り、他にお客さんが居なさそうな時間帯に初めて訪れてみました。
以前のお店の看板の写真にマトンタースが写っていましたので、頂く事が出来るか尋ねてみましたが、無理の様です。グランドメニューに、
ダルバートは掲載されていませんが、こちらは提供可能とのことでしたのでお願いしました。
ダルは、ムスロ、ムング、チャナが使われている様です。ネパールで普段食べるようなダルが出来れば頂きたいことを伝えてはみたのですが、豆「カレー」タイプの味付けで、
マスはマトンでお願いしましたが、ナン&カレーのタイプのグレービーです。
サグはほうれん草、
アチャールは、即席で作って頂いたと思われる、発酵無しの大根、胡瓜、人参、玉葱でした。
ヨーグルトとパパドゥが添えられていました。
エベレスト タンドリー
EVEREST TANDOORI
Nepali & Indian Restaurant
大阪市北区芝田町 2-2-8

ダルはマスとムスロの組み合わせですが、濃厚さを抑え、少し塩味の強いバージョンです。
マスはそのどくだみと骨付き山羊肉で、
個性の強い2つの食材が、妙に上手く溶け合っています。
タルカリは蕪とじゃが芋と葱、
アチャールは3種類、フルーツシリーズは、林檎、皮付きマンゴー、蜜柑が隠し味のラプシと共に仕立てられ、
煮干しはキャベツとの意外な組み合わせ、
トマトは口に入れた時の甘酸っぱさを追うように辛さが口に広がります。ミキサーにかけずに、手作業でシロウタ(石のすり鉢)を使って磨り潰す一手間が活きています。
ご飯の傍らにはパパドゥとサグ(青菜炒め)が定位置に控え、獅子唐のスパイス炒めも添えられています。
デザートにはズーズーダゥ、
チヤも頂きました。
メニューブックにも掲載されており、
マスはチキンかマトンへの変更が可能でしたので、マトンへ変更、ライスもバスマティライスに変更をお願いしました。
ダルは、ムスロ、ムング、チャナの他にボリも使われている様ですが、いわゆる豆「カレー」で、豆の味を楽しみながらご飯を頂くタイプではありません。
マスのマトンも、ナン&カレーに合いそうなグレービーで味付けされています。
野菜のスパイス炒めと書かれているのは、じゃが芋、人参、青菜、ブロッコリー、マッシュルームなど、
人参のアチャールが瓶入りで供されましたので、ターリーの中央に少し盛ってみました。追加でクルフィ―もお願いし、
チヤも頂きました。
ダルバートに相当するネパールセットは、本来ディナーメニューの様ですが、
ランチタイムの遅い時間でしたので作って頂けました。しきりにキーマカレーを勧められたのですが、他にお客さんが居られなかったのでネパールで普段食べるククラコマスの様なマスが食べたいことを伝え、チキンでお願いしました。マトンはこの日は用意が無いとのことでした。
ダルは、ムスロ、ムング、チャナのミックスで、少し塩味が強いですが、「カレー」ではなく、ご飯に良く合うネパールのダルです。
チキンはグレービータイプでないものを作って下さいましたが、こちらの意図は伝わってなかった様です。
じゃが芋、
ブロッコリー、人参、蓮根、隠元が並びます。
メインのマトンタースに、
本来はプジャ Puja (Puffed Rice) が添えられるところですが、それではカジャ Khaja になってしまうからと、バスマティライスが添えられ、その上には、大蒜、生姜、カルダモンをはじめとするホールスパイスの数々がローストされたものがのっています。
ダルは、ムスロとムングのミックス、
カリフラワーと筍のアチャールも並びます。
別皿で、ミント入りのヨーグルトも付けて頂きました。
最後にチヤも頂きました。
国道171号線牧落交差点近くのお店で頂ける美味しい料理の数々は
ダルは、マスとラハルの組み合わせ、
マスはチキン、
タルカリは3種類のキノコ、長芋、葱、アスパラガスです。
今週のアチャールも、趣向が凝らされた3品が並びました。果物シリーズは、苺、ブルーベリー、林檎のアチャールです。これ以上甘さが勝ってしまうとアチャールとは言えなくなる、ぎりぎりの甘さと林檎の食感が楽しめます。
人参とえんどう豆のアチャールには青唐辛子も加わっています。ケラウ好きにとっては、ご飯が進む一品です。
スクティのアチャールは、バフスクティが使われ、ティンムルではなく日本の山椒がよく効いています。チウラとロキシーが欲しくなります。
パパドゥ、サグは何時もの位置に控え、木耳のスパイス炒めも添えられています。
デザートのズーズーダゥは何時もより少し濃厚バージョン、
最後にチヤも頂きました。
初めて伺い、入店の際にダルバートが頂けるかも確認しました。メニューにも登場している様です。
ライスは、クミンライスも選択可能でしたが、通常のライスでお願いしました。
ダルは、ムスロ、ムング、ラハル、チャナのミックスの様ですが、豆「カレー」仕立てで、豆の味を楽しむことは出来ません。
マスは、チキンですが、シンプルなブテコ仕様で、
タルカリも、
アチャールもシンプルです。
飲み物も、ラッシーかマンゴーラッシーの選択のみです。
ダルは、ムスロとムングのミックス、
チキンカレーとあるのを、ネパールで普段食べるマス、ククラコマス風にとお願いしてみました。前もって連絡しておけばもっとネパールの家庭風に出来るとの事ですが、希望のドライタイプで仕上げていただきました。
アチャールは、じゃが芋、胡瓜、トマト、玉葱等が使われています。
追加でカリフラワーと大根のアチャールも添えて頂きました。
ダヒ(ヨーグルト)の上には果物のソースをかけないで下さいとお願いしました。
ワンドリンク付きでしたので、食後にチヤを頂きました。
国道171号線牧落交差点近くのお店で頂ける美味しい料理の数々は
ネパール料理メニューの前回がダルバートでしたので、今回もダルバートの選択肢は有ったのか無かったのか、是非知りたくなってしまいます。しかも日本人には馴染みのない サーダ カーナ(サダ カナ Sadharan Khana)の登場には、敬意を表したくなり、早速伺ってみました。
ダルは、よくある「カレー仕立て」ではなく、ネパール仕様のダルでした。マスとムスロのミックスとの事ですが、チャナも使われている様です。
マスはこれまたきちんとネパール仕様で、玉葱も使われたドライタイプのククラコマス Kukhura ko Masu でした。
アチャールは、客層や食材の回転も考えられたと思われる、発酵を押さえた大根と人参のアチャールで、これはこれで十分美味しい出来上がりです。高めの値段設定は立地を考えると致し方ありません。

ダルは、珍しく、マスとチャナの組み合わせで、
マスはチキン、
タルカリはアルカウリ Alu Kauli ですが、カリフラワーは干したものが使われています。
3種類のアチャールは、発酵させたわりに酸味はあまり強くなく、筍の持つわずかな苦みも美味しく感じさせてくれる淡竹のアチャール、
それと一緒に食べても美味しいように計算された味付けの、じゃが芋とささげのアチャール、
マンゴーのアチャールは敢えて使われた皮の部分も味わいです。
バートの左右には、パパドゥとサグ、上にはズッキーニのスパイス炒めが添えられています。
淡竹入りのマサラオムレツ、チーズが入るとなお一層美味しくお酒にもご飯にもよく合うとのことで、追加でお願いしました。
デザートはズーズーダゥ、
チヤも頂きました。