訪れる度に愉快ではない事に出くわすと、ダルバートがメニューにあっても足が向かなくなってしまいます。気を取り直して、系列店であれば似たようなメニュー構成でダルバートもあろうと、「シダラタ SIDDARTHA 新町店」さんへ初めて伺いました。
予想通り、Nepali Khana のメニューがあり、
ダルバートをお願いしました。
飲み物と一緒にパパドゥが供されます。
ダルは、マス、ムスロ、ラハル、ムング、チャナなど多くの種類が使われていそうですが、接客係のネパール人のお兄さんに尋ねてもそれ以上の詳細は不明です。
タルカリ(サブジ)は、隠元、青菜、人参、カリフラワー、椎茸入りです。大根、人参、じゃが芋のアチャールは酸味が効いた漬け具合でした。
生野菜、トマトのアチャールも添えられています。マス(肉カレー)が付かない、ベジ仕様は阿波座本店と同様です。食後のチヤはマサラチヤでとお願いしました。
シダラタ SIDDARTHA 新町店
大阪市西区新町 1-34
メニューの中から、
ミールスと
チキンビリヤニ、
ミックスホルモンのスパイス炒め(メニューにはブディ BHUDDI と表記)をお願いしました。
ラッシーも頂きました。
メニューを見ると、ドーサも用意がありますが、モモも載っています。キッチンのトピを被った男性とホール係の女性はネパールの方の様です。尋ねると、お店のオーナーは「シダラタ SIDDARTHA」さんのオーナーだそうで、後で検索すると某飲食店関係の方もしきりに SNS で取り上げられています。お店の入り口には漬けておられるアチャールの瓶が並び、
ミールスにもアチャールが沢山添えられています。
サンバルをダルに入れ替えると、、、と想像してしまいます。

メニューには Nepali Set と記されています。
お決まりのサラダ、
次いでダルバートが供されました。
ダルはマス、ムスロ、ムング、チャナ、ボリのミックス、
マスはチキン、
青菜炒め、大根、人参、胡瓜、玉葱のアチャールというか生野菜、人参のアチャールが並びます。
遅れてチキンセクワが登場です。
ワンドリンク付きでしたのでチヤも頂きました。
メニューに「ネパリランチ」としてダルバートが載っています。
ライスをバスマティでお願いしました。
ダルはムスロとムングのミックス、
マスはマトンかチキンが選べ、マトンでお願いし、
じゃが芋のアチャール、大根のアチャール、青菜炒め、ヨーグルト(ダヒ)が添えられています。青菜炒めの菜の花は店主の好みとのことです。
ワンドリンク付きですのでチヤを頂きました。
マトンビリヤニを頂きました。
お供は EGB です。
店名にも使われているダルバートを、ネパール米に変更でお願いしました。
ダルはムング、ムスロ、チャナが使われていそうですが、ナンに合う所謂「豆カレー」タイプです。
チキンカリー、
サグ、マチャ、キャベツと胡瓜、大蒜、チキンティッカ等が並びます。
メニューブックを見ると、
ネパールセット Nepal Set というのがダルバートの様ですのでお願いしました。
マスの選択肢などは有りません。
ダルはムスロ、ムング、カロ(黒)チャナ、セト(白)チャナの 4 種類の豆が使われている様です。
マスはチキンですが、じゃが芋も入っており甘めの味付けです。
胡瓜、人参、玉葱のサラダと言うべきかアチャールと呼ぶべきかの一品、
隠元、じゃが芋、小松菜、鶏肉のタルカリ、
じゃが芋と並びます。
クルフィーも追加で頂きました。
メニューには「ネパール米(バスマティライス)」と書かれています。インド産やパキスタン産ではないという意味でしょうか。
潔い事に、マス(肉)が無いベジ仕様です。
ダルは、マス、ムスロ、ムング、ラハルにチャナまで加わったミックスダルで、
「サブジ(野菜の炒め煮)」とメニューにあるのは、じゃが芋、隠元、茄子、ブロッコリー等が使われており、「スティック野菜」と書かれているのは、胡瓜、人参、大根、
「アルコアチャール」と表示されているのは、じゃが芋、大根、人参、えんどう豆(ケラウ)のミックスアチャール、小さな器に、トマトのアチャールが添えられています。
ベジダルバートとしては、良くバランスがとれた一皿です。他のお客さんが殆ど居られない時間帯に伺いましたので、この日は、タバコの煙に悩まされることはありませんでした。ドリンク付きですので、チヤを頂きました。
まだオープニングメニューのみで、もうすぐグランドメニューも出来上がるとの事です。
メインのチキンカリー、
副菜は、海老と葱、茄子、
三つ葉と説明されたマッルン、パリップ、
カトゥレット、ポルサンボーラと並びます。
追加のマトンカリーは別皿で添えられています。
最後にキリティも追加で頂きました。
大阪メトロ中央線阿波座駅近くのお店で頂ける美味しい料理の数々は

山羊肉 Khasi ko Masu は皮付きで、グレービー多めの仕様です。
チキン Kukhura ko Masu も付いており、
砂肝のスパイス炒めも添えられています。
ダルはチャナの口当たりも優しい仕上がりです。
この日の副菜は、うずら卵から時計回りに、グンドゥルック、白菜、パニール、小魚、
トマトのアチャール、青菜炒め、人参、カリフラワーが並びました。