じゃが芋のテルダーラ @ シャンティランカ Shanthi Lanka (宝塚市)

梅雨にようやく入り、畑に水やりに行かなくて済むと仰るニシャンティさん。その畑で採れたケールと小松菜が、「シャンティランカ Shanthi Lanka」さんのこの日のライス&カリーに登場するマッルンの材料です。少し添えて下さった、マンゴーチャツネの甘さは、辛めのじゃが芋のテルダーラとよく合います。この日もメインはチキンでお願いし、副菜はケールと小松菜、じゃが芋と玉葱、ビーツ、カトゥレット、パリップ、ポルサンボーラ、マンゴー、キャベツと並びました。デザートは、キリパニ、ワタラッパンでした。

阪急宝塚線山本駅近くのお店で頂ける、美味しい料理の数々は
→「シャンティランカ Shanthi Lanka(宝塚市山本)」

Shanthi Lanka
シャンティランカ

宝塚市平井2丁目7-11
https://twitter.com/shanthi_lanka

どくだみと山羊肉のカリー @ ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ (池田市)

旬を迎えた「どくだみ」の料理を待ち焦がれていました。「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ」さんの今週末のスペシャルダルバートのオプションとして、山羊肉との組み合わせでマス Gandhe ra Khasi ko Masu として頂ける形で登場です。予想していたアチャールとしてではありませんでした。別皿として追加でお願いすることも可能でしたが、本来のチキンの代わりにダルバートに添えて頂きました。ダルはマスとムスロの組み合わせですが、濃厚さを抑え、少し塩味の強いバージョンです。マスはそのどくだみと骨付き山羊肉で、個性の強い2つの食材が、妙に上手く溶け合っています。タルカリは蕪とじゃが芋と葱、アチャールは3種類、フルーツシリーズは、林檎、皮付きマンゴー、蜜柑が隠し味のラプシと共に仕立てられ、煮干しはキャベツとの意外な組み合わせ、トマトは口に入れた時の甘酸っぱさを追うように辛さが口に広がります。ミキサーにかけずに、手作業でシロウタ(石のすり鉢)を使って磨り潰す一手間が活きています。ご飯の傍らにはパパドゥとサグ(青菜炒め)が定位置に控え、獅子唐のスパイス炒めも添えられています。デザートにはズーズーダゥ、チヤも頂きました。

阪急宝塚線池田駅すぐのお店で頂ける、美味しい料理の数々は
→「jujudhau ズーズーダゥ(池田市)ネパールのごちそう」

ネパールのごちそう
jujudhau
ズーズーダゥ

池田市室町1-3
https://ja-jp.facebook.com/jujudhaunepal/

カナカナ インド家庭料理 Khana Khana Indian family food (神戸市兵庫区)

ナンもバターチキンカレーもタンドール料理も供さない、潔い「インド料理店」があるとの事で、神戸地下鉄西神山手線大倉山駅近くまで車を走らせました。その「カナカナ インド家庭料理 Khana Khana Indian family food」さんのご主人は、バラナシ Varanasi 出身で、日本に来るまでナンを知らなかったそうです。インドでのナンはお祝い事に出される小さなものくらいで、日常生活では食べることは無いとのことです。ここまではよくある話ですが、主食のチャパティと、ごく普通に毎日家庭で食べるような野菜や豆カレーを食べてもらい、「インドのおうちごはん」をもっと知ってもらいたいとお店を始められたそうです。このナンも無い、肉料理無しのベジメニュー構成で暫くは頑張ってみたいとのことでした。ディナータイムでしたので、メニューは3種類のカレーが付く「ターリーセット」、2種類のカレーの「ディナープレート」、1種類のカレーの「シンプルセット」です。豆カレーと日替わりの2種類の野菜カレーは共通で、その中から選択する数の違いです。その他に、単品での料理の用意もメニューに記されています。この日のターリーセット、豆はムングのみ使われている様ですが、味わい深く仕上げられており、カリフラワーとグリーンピースには少しトマトが加わり、ピーマンとじゃが芋にもトマトが少し加わっています。インド家庭料理と言えば思い浮かぶ南インド寄りな岡山の「ミレンガ milenga」さんの料理と比べると、北インドの家庭料理はこうなるのかと妙に納得してしまう味です。サモサが中央に控え、それ用に香草のチャトニも添えて下さっています。チャパティが2枚、ライス、パパドが並びます。サラダの上には、ナイロンセブ Nylon Sev (Bengal Gram カーラーチャナの粉、ベサン粉を髪の毛の様に細長く仕上げたお菓子)が載っているのも嬉しい点です。シンプルセットは豆カレーの選択でお願いしました。ダル好きにとっては有難い設定かもしれません。運転手役のこの日はマンゴーラッシーを頂きました。食後はクラブジャムーンとチャイもお願いしました。

Khana Khana
Indian family food Kobe
カナカナ
インド家庭料理
インドのおうちごはん

神戸市兵庫区下祗園町 5-2

 https://khanakhana.owst.jp/

ハノイの揚げ春巻き @ Quan An Ngon クアン アン ゴン (神戸市灘区)

JR神戸線六甲道駅近くのベトナム料理店「Quan An Ngon クアン アン ゴン」さんを初めて訪ねてみました。メニューブックには、表紙の店名の説明以外はベトナム語の単語がほとんどなく、日本語での説明が主です。その中からまず、海老とアボガドの梅肉和え、ハノイの揚げ春巻き、スペアリブの唐揚げを頂きました。おすすめ料理の一覧も有り、その中から、揚げ豆腐と蒸し豚の海老みそソースもお願いしました。親切にも海老みそソースは癖がありますが良いですかとの確認のお伺いもありましたが、マムトム Mắm Tômは望むところでした。牛肉のフォーも頂きましたが、添えられた香草の量も十分でした。デザートに、チェと、ベトナムスタイルのチーズケーキをお願いし、ベトナムコーヒーも頂きました。この日の客層は、ご近所の家族連れや夫婦といった感じで、ラーメンセットを食べるが如く、フォーと焼きめしの注文だったりと、使い勝手の良い中華料理屋さんかと錯覚する雰囲気もありました。ほぼ満席で回っているにもかかわらず、料理の提供は早く、香草もしっかり添えてあり、繁盛店である理由が垣間見えました。

Quan An Ngon
クアン アン ゴン

神戸市灘区永手町 1-4-16

 

ダルバート @ サガルマータナマステ Sagarmatha Namaste (西宮市)

西宮市の「サガルマータナマステ Sagarmatha Namaste」さんでもダルバートが頂けるようですので、初めて伺いました。メニューブックにも掲載されており、マスはチキンかマトンへの変更が可能でしたので、マトンへ変更、ライスもバスマティライスに変更をお願いしました。ダルは、ムスロ、ムング、チャナの他にボリも使われている様ですが、いわゆる豆「カレー」で、豆の味を楽しみながらご飯を頂くタイプではありません。マスのマトンも、ナン&カレーに合いそうなグレービーで味付けされています。野菜のスパイス炒めと書かれているのは、じゃが芋、人参、青菜、ブロッコリー、マッシュルームなど、

野菜のピクルスと書かれているのは、じゃが芋と、胡瓜のアチャールでした。人参のアチャールが瓶入りで供されましたので、ターリーの中央に少し盛ってみました。追加でクルフィ―もお願いし、チヤも頂きました。

Sagarmatha Namaste
サガルマータ ナマステ
インド&ネパール料理レストラン

西宮市中前田町 7-30

 

ネパールセット @ ゴルカバザール GORKHA BAZAR (大阪市中央区)

大阪メトロ谷町線谷町九丁目駅近くの「ゴルカバザール GORKHA BAZAR」さんが4月から営業を再開されたとのことで伺いました。場所は以前と同じです。ダルバートに相当するネパールセットは、本来ディナーメニューの様ですが、ランチタイムの遅い時間でしたので作って頂けました。しきりにキーマカレーを勧められたのですが、他にお客さんが居られなかったのでネパールで普段食べるククラコマスの様なマスが食べたいことを伝え、チキンでお願いしました。マトンはこの日は用意が無いとのことでした。ダルは、ムスロ、ムング、チャナのミックスで、少し塩味が強いですが、「カレー」ではなく、ご飯に良く合うネパールのダルです。チキンはグレービータイプでないものを作って下さいましたが、こちらの意図は伝わってなかった様です。じゃが芋、ブロッコリー、人参、蓮根、隠元が並びます。

ゴルカバザール
GORKHA BAZAR

大阪市中央区高津 1-2-16

マトン タース Mutton Taas @ シムラン SIMRAN (箕面市)

「シムラン SIMRAN」のマハトさんはチトワン出身とのことです。チトワンと言えばマトンタース Mutton Taas です、お店に伺う少し前に電話して用意をお願いしました。メインのマトンタースに、本来はプジャ Puja (Puffed Rice) が添えられるところですが、それではカジャ Khaja になってしまうからと、バスマティライスが添えられ、その上には、大蒜、生姜、カルダモンをはじめとするホールスパイスの数々がローストされたものがのっています。ダルは、ムスロとムングのミックス、カリフラワーと筍のアチャールも並びます。別皿で、ミント入りのヨーグルトも付けて頂きました。最後にチヤも頂きました。国道171号線牧落交差点近くのお店で頂ける美味しい料理の数々は
→「シムラン SIMRAN (箕面市)」

インド料理 シムラン SIMRAN

箕面市牧落 5-5-22

http://curry-simran.com/

ズッキーニと大角豆のタルカリ @ “few” インド&ネパール料理レストラン (川西市平野)

ダルバートに畑で採れた夏野菜が多く使われる旨を、お店のFacebookでお知らせをされていた「few インド&ネパール料理レストラン」さんへ伺いました。ダルは、マス、ムスロ、ムング、チャナのミックス、マスは骨付きチキン、タルカリはズッキーニ Hariyo Farsi が、ささげ(大角豆) Bodi、じゃが芋と一緒に登場です。アチャールは煮干しとトマト、大根と胡瓜が並びます。サグ(青菜炒め)は、金時草、蔓紫、空心菜のミックスでした。採れたてのミントで作ったチャトニを添えて下さいましたので、チキンセクワと一緒に頂きました。インスタグラムで「#まかないめし」として登場していた、アルタマボリ(じゃが芋、発酵筍、ささげ)のマトン入りも頂きました。他のお客さんが帰られた後でしたので、久しぶりにディップさんと色々話をすることが出来ました。どうやら、ネワール語で、パンチャクワ Pancha Kwa、このアルタマボリにマトンと青菜(サグ)を入れるのが定番の様です。ディップさんの奥様が筍を大事に発酵させた写真もお店の Facebook に少し前に登場していました。

能勢電鉄平野駅前のお店で頂ける美味しいネパール料理は
→「”few” インド&ネパール料理レストラン(川西市平野)」

”few” インド&ネパール料理レストラン

兵庫県川西市平野3-3-24ルームス1F
https://ja-jp.facebook.com/kawanishi.few/

https://www.instagram.com/fewkawanishi2772/?max_id=1589648992928302308

水牛のスクティのアチャール @ ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ (池田市)

アチャールやタルカリが楽しみで「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ」さんの週末のスペシャルダルバートを毎週頂きます。ダルは、マスとラハルの組み合わせ、マスはチキン、タルカリは3種類のキノコ、長芋、葱、アスパラガスです。今週のアチャールも、趣向が凝らされた3品が並びました。果物シリーズは、苺、ブルーベリー、林檎のアチャールです。これ以上甘さが勝ってしまうとアチャールとは言えなくなる、ぎりぎりの甘さと林檎の食感が楽しめます。人参とえんどう豆のアチャールには青唐辛子も加わっています。ケラウ好きにとっては、ご飯が進む一品です。スクティのアチャールは、バフスクティが使われ、ティンムルではなく日本の山椒がよく効いています。チウラとロキシーが欲しくなります。パパドゥ、サグは何時もの位置に控え、木耳のスパイス炒めも添えられています。デザートのズーズーダゥは何時もより少し濃厚バージョン、最後にチヤも頂きました。

阪急宝塚線池田駅すぐのお店で頂ける、美味しい料理の数々は
→「jujudhau ズーズーダゥ(池田市)ネパールのごちそう」

ネパールのごちそう
jujudhau
ズーズーダゥ

池田市室町1-3
https://ja-jp.facebook.com/jujudhaunepal/

 

ビーツ Ratu Ala @ シャンティランカ Shanthi Lanka (宝塚市)

6月から7月はビーツの収穫時期の一つですので、「シャンティランカ Shanthi Lanka」さんのライス&カリーの副菜としても頻回に登場します。この日も先週と同じく、マッルンが多くの葉野菜を使ったカラワンマッルン Kalawam Mallum でしたので、ビーツの葉の調理についてニシャンティさんに伺ってみました。ほうれん草と同じで、ビーツの葉は水分が多く出るので、マッルンには向かないのだそうです。ほうれん草もビーツも同じヒユ科(以前の分類ではアカザ科)ですので、葉にも調理した際の共通した特徴が有るのでしょう。実と一緒にカリーに仕立てることはあるとの事で、確かに以前登場していました。

メインはチキンでお願いし、副菜はカシューナッツ、マッシュルーム、4種類の葉野菜のマッルン、パリップ、カトゥレット、ポルサンボーラ、ルヌデヒ、ビーツと並びました。デザートはワタラッパンとキリパニです。

阪急宝塚線山本駅近くのお店で頂ける、美味しい料理の数々は
→「シャンティランカ Shanthi Lanka(宝塚市山本)」

Shanthi Lanka
シャンティランカ

宝塚市平井2丁目7-11
https://twitter.com/shanthi_lanka