週末は母の日、ネパールの母の日には果物やお菓子などを贈ることが多いとの事で、ミックスフルーツのアチャールと苺のチーズケーキが登場です。その母の日スペシャルダルバートを頂きに、今週も阪急池田駅前「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ」さんに伺いました。
マスはチキン(ククラ・コ・マス)、右奥のダルはひよこ豆(チャナ・コ・ダル)、左奥のタルカリはじゃが芋とささげ、干し大根(アル・ラ・ボリ・ラ・ムラ・コ・シンキ・コ・タルカリ)で、優しい味わいです。手前のアチャールは左に大根(ムラ・コ・アチャール)と、右に生姜と大蒜(アドゥワ・ラ・ラスン・コ・アチャール)が並びます。
もう一つのアチャールがミックスフルーツのアチャールで、金柑、蜜柑、キウイの絶妙な組み合わせで(ムンタラ・ラ・スンタラ・ラ・キウイ・コ・アチャール)、得も言われぬ味を醸し出しています。インド料理などで金柑のアチャールを見かけることはありますが、ミックスフルーツのアチャールはパティシエでもある店主カドカさんならではの発想で、他では頂くことの出来ない一品です。
ご飯(バート)の上には、蓮根の炒め物(カマル・コ・ザラ・ブテコ)が載り、
パパドゥと青菜炒め(サグ・ブテコ)が何時もの様に添えられています。これまた本領を発揮された、デザートの苺のチーズケーキを、
ピカチヤで頂きました。
ネパールの母の日Mata Tirtha Aunsiについて検索してみると、Boss Nepalの「Mata Tirtha Aunsi- Nepali Mother’s Day」の記事で紹介がありました。
Mata Tirtha Aunsi is a festival for mothers as it is the Nepali Mother’s Day, which falls on the Nepali first month Baisakh (April/May). It falls on the last day of the dark fortnight of April or early May. It is a day to show the love and gratitude to one’s mother.
また、別の呼び名Aamako Mukh Herne Dinについても、詳細に記述されています。
Mata Tirtha Aunsi is also called Aamako Mukh Herne Din (Day for seeing Mother’s face) in local language these days. Children wake up early, take bath and come to visit their mother early in the morning with gifts or sweets. Those who are farther might come a day earlier and spend the next day with her or might come later during the day. Those who have lost their mother pay homage to the Mata Tirtha, sacred pilgrimage bathing that lies six miles southwest of Central Kathmandu. It consists of two pools, the larger one is for bathing and the smaller one where one “looks upon their mother’s face”.
According to the legends, during the rule of cowherds in Nepal, one of the cowherds lost his mother and was so depressed that he went to make offerings at a water storage pond in the forest. Amazingly, he saw his mother’s face appear in the water and accept his offerings. From that day on, this day was known as Mata Tirtha Aunsi, the Nepali Mother’s day. People believe that coming to this place and paying homage on this day brings peace to the departed soul of their mother.
またこのAamako Mukh Herne Dinの昔話として、Nepali Classの「Mother’s day in Nepal」の記事が紹介しています。
IN Dewapar Yug, a time thousands of years ago, an orphan shepherd boy was eating his lunch. While sitting beside the Matatirtha pond and eating bread, he accidentally dropped a piece of bread in the pond. As he tried to grab the bread from the pond, he saw his mother’s face on the reflection. He was pleasantly surprised to see his dead mother’s lovely face in the pond.
He was so happy to see the face that he started crying. By coincidence, the day was the new moon day of Baisakh. The mother’s image in the pond told the boy not to cry and told that she was always with the son. She also promised to meet him every year, on the same day at that same location.
When other people in the village heard about the story from the shepherd boy, they also rushed to the pond. All those who looked into the pond saw their mothers in the reflection.
Although this is a fable and nobody actually sees images in their mothers in the reflection of water. Thousands of people go to the place to pay respect to their mothers.
To give an image to worship, a statue of a woman named ‘Aama’ (mother) has also been constructed in the place.
お店で頂ける料理の数々は
→「jujudhau ズーズーダゥ(池田市)ネパールのごちそう」
まずシシケバブが登場です。青唐辛子入りのヨーグルトソースが絶妙です。
ハリームも続きます。
ハリームとの組み合わせにはナンが良いとの事でした。
まずは牛肉のフォーPho Namをお願いし、
生春巻きGoi Cuonも追加しました。
デザートのチェ―Che Thap Camも頂くことにしました。
空心菜炒めFried Kangkong with Balakanをまず、
次いでナシレマ Nasi Lemakもお願いしました。
デザートはアイスしか無いとの事でした。
レフトのバティスタ選手の拙い守備もあり2点を先行されてしまいました。後の打席で彼はホームランは打ったようですが、
急遽、仕事の案件で帰阪せねばならない連絡が入り、3回でドームを後にしたため、そのホームランも見ることができませんでした。
夕食を名古屋市内で頂くべく下調べしていたのですが、叶わず、新幹線に乗車する為に名古屋駅に向かいました。仕事が夜遅くまで長引く可能性も考え、夕食には早すぎますが食事を摂ることにし、エリックサウス KITTE名古屋店へ伺いました。通し営業されており、中途半端な時間でも大丈夫でした。前回は骨付きマトンビリヤニを頂きましたので、今回はオーソドックスにエリックミールスをお願いしました。
ヨーグルトをライタに変更、選べるカレーはマラバール風キーマカレーと青唐辛子ラムカレーで頼みました。
マサララッシーも頼みましたが、注文を厨房に通す際に「冷たい」ラッシーと冗談を言っておられたので悪い予感はしていました。通常のラッシーが出てきてしまい、交換していただきました。
マスは山羊かチキンの選択になっており、山羊 Khasi ko Maasでお願いしました。ダルは2種類の豆を使った、マス・ラ・ムスロ・コ・ダルです。タルカリは、初登場の空豆(蚕豆)Bakulla をジャガイモと組み合わせ、アル・ラ・バクラ・コ・タルカリとして仕上げられています。空豆は鞘も使っておられ、奥様がカドカさんとジットさんに確かめても、ネパールでは鞘も食べるとの答えだったそうです。日本ではあまり食べることのない鞘は少し苦みがあるものの、結構いただける味わいでした。
3種類のアチャールは、左から、デーツ(チョゴダ・コ・アチャール)、じゃが芋とえんどう豆(アル・ラ・ケラウ・コ・アチャール)、大根(ムラ・コ・アチャール)です。
バートの上にはチキンのスパイス和え(チキン・サデコ)が載り、
何時もの様にその横にはパパドゥと青菜炒め(サグ・ブテコ)が控えます。今回は荏胡麻のロティ(シラム・コ・ロティ)も添えられていましたが、蜂蜜も少し加えておられ、ほのかな甘みを楽しめます。添えて頂いた辛さ増しのアチャールは使わない方が、荏胡麻の風味を楽しめました。
プレートは、バスマティライスに変更し、ご飯少な目で盛っていただきました。
この日の魚は鰤との事でした。
さらに追加で鰹のアンブルティヤルも持ってきて下さいました。
食後の一杯もお願いしました。
他のお客さんも帰られた頃でしたので、お話を伺いながら食事を頂きました。オーナー御夫妻と、シェフ、小さい頃からスリランカをよくご存じの姪御さんで切り盛りされているそうです。メニューには他のスリランカ料理も載っていますので、次回はそれらをお願いしましょう。
料理の数々の中で、小魚のにこごりSanya Khunaは、今回初めて頂きました。ラビンさんのお話では、ネパールの川魚は手に入らないので煮干しで代用された様です。
検索してみると、
アチャールAchaar、
ThonやRaksiと一緒に頂きたく、日を改めて、2人で再訪です。
流石にネパールのThon (Chhyang)は日本では手に入りませんので、日本のにごり酒で代用です。
追加でロキシーも頂いてしまいました。
お店で頂ける美味しい料理の数々は
おもてなしには山羊は欠かせません。メインの山羊カレーKhasi ko Maasuの他に、
大蒜の芽と山羊の肝のスパイス炒めもバートの上に載って登場です。
ダルは2種類の豆(マス・ラ・ムスロ・コ・ダル)で、タルカリはこの季節に田舎の家の周りにいくらでも生えている蕨 Neuroが初登場で、南瓜との組み合わせ(ニューロ・ラ・ファルシ―・コ・タルカリ)でした。
3種のアチャールは、左からネパールの川の小魚(シッドラ・マチャ・コ・アチャール)、えんどう豆(ハリヨ・ケラウ・コ・アチャール)、ネパールの茶胡麻(カイロ・ティル・コ・アチャール)です。
シッドラ・マチャも最近しばしば登場しますが、毎回異なった味付けで調理されており、今日はどのような味に仕上がっているのかと楽しみです。カイロ・ティルも粒状やペースト状であったり、まぶしてあったりと、形状も味付けも登場する毎に違います。
えんどう豆に至っては、今回は、実家のお母さんがスパイスを磨り潰す合間に、豆を少しだけ潰して一品に仕立てるという風景が思い浮かんでくる様な一品です。潰し具合が異なるものを混ぜておられ、絶妙な食感を堪能出来ます。
青菜炒め(サグ・ブテコ)さえも、日によって味付けを変えておられ、デザートの定番となったバクタプル名物のヨーグルト、ズーズーダゥも気温などで発酵具合が違うと、自ずと微妙な味わいも異なります。
この日はピカチャのティ―カップも変えて下さいました。
本日のお品書きには「マイティガール コ ダルバート」とも表現されていました。Maitigharは1966年の有名なネパール映画のタイトルにもなっており、youtubeで鑑賞可能で、昔のネパールの風景も楽しめます。「maitighar」の本来の意味は「birth home of a girl」で、女性の実家という意味でのみ使い、男性の場合は使わない言葉との事です。
エビカレーでお願いし、アンブルティヤルとルヌミリスを追加し、スリランカ米(サンバライス)に変更して頂きました。
新じゃがの炒め物や、
春キャベツの炒め物など、
オーソドックスな春野菜のプレートでした。ヤシの花蜜かけヨーグルトと、
追加のキリティを頂きました。
お店で頂ける美味しい料理は