天満橋駅近くにある「スパイスカレーバー Spice Curry Bar」さんは、今流行の “スパイスカレー” のお店ではなく、“インド料理” と看板には掲げられています。
初めて伺い、入店の際にダルバートが頂けるかも確認しました。メニューにも登場している様です。
ライスは、クミンライスも選択可能でしたが、通常のライスでお願いしました。
ダルは、ムスロ、ムング、ラハル、チャナのミックスの様ですが、豆「カレー」仕立てで、豆の味を楽しむことは出来ません。
マスは、チキンですが、シンプルなブテコ仕様で、
タルカリも、
アチャールもシンプルです。
飲み物も、ラッシーかマンゴーラッシーの選択のみです。
スパイスカレーバー
Spice Curry Bar
大阪市中央区谷町 2-8-4 2F

ダルは、ムスロとムングのミックス、
チキンカレーとあるのを、ネパールで普段食べるマス、ククラコマス風にとお願いしてみました。前もって連絡しておけばもっとネパールの家庭風に出来るとの事ですが、希望のドライタイプで仕上げていただきました。
アチャールは、じゃが芋、胡瓜、トマト、玉葱等が使われています。
追加でカリフラワーと大根のアチャールも添えて頂きました。
ダヒ(ヨーグルト)の上には果物のソースをかけないで下さいとお願いしました。
ワンドリンク付きでしたので、食後にチヤを頂きました。
国道171号線牧落交差点近くのお店で頂ける美味しい料理の数々は
ネパール料理メニューの前回がダルバートでしたので、今回もダルバートの選択肢は有ったのか無かったのか、是非知りたくなってしまいます。しかも日本人には馴染みのない サーダ カーナ(サダ カナ Sadharan Khana)の登場には、敬意を表したくなり、早速伺ってみました。
ダルは、よくある「カレー仕立て」ではなく、ネパール仕様のダルでした。マスとムスロのミックスとの事ですが、チャナも使われている様です。
マスはこれまたきちんとネパール仕様で、玉葱も使われたドライタイプのククラコマス Kukhura ko Masu でした。
アチャールは、客層や食材の回転も考えられたと思われる、発酵を押さえた大根と人参のアチャールで、これはこれで十分美味しい出来上がりです。高めの値段設定は立地を考えると致し方ありません。

ダルは、珍しく、マスとチャナの組み合わせで、
マスはチキン、
タルカリはアルカウリ Alu Kauli ですが、カリフラワーは干したものが使われています。
3種類のアチャールは、発酵させたわりに酸味はあまり強くなく、筍の持つわずかな苦みも美味しく感じさせてくれる淡竹のアチャール、
それと一緒に食べても美味しいように計算された味付けの、じゃが芋とささげのアチャール、
マンゴーのアチャールは敢えて使われた皮の部分も味わいです。
バートの左右には、パパドゥとサグ、上にはズッキーニのスパイス炒めが添えられています。
淡竹入りのマサラオムレツ、チーズが入るとなお一層美味しくお酒にもご飯にもよく合うとのことで、追加でお願いしました。
デザートはズーズーダゥ、
チヤも頂きました。
ディナーダルバートセットをお願いしました。
ダルは、マス、ムスロ、ムングのミックス、
マトンかチキンの選択はマトンでお願いし、
サグはほうれん草、
アチャールも添えられています。
デザートと
ワンドリンクが付いています。
追加でクルフィーも頂きました。
週末のスペシャルダルバートのタルカリにも登場しました。
ダルは、マスとムスロですが、クリーミーなバージョンです。
タルカリは骨付きチキン、辛めな味付けです。
タルカリは、その採れたての淡竹とじゃが芋、葱の組み合わせで、
アチャールは3種類、果物シリーズのチェリーは黒豆と一緒に甘さが上品に口に広がるスパイス使いで、
大根とブロッコリーは珍しく酸味よりも甘味を感じ、
小魚は、胡麻やトマトと共に滑らかな口触りの仕上がりです。
バートの傍らにはパパドゥとサグ、上にはモロッコインゲンと赤玉葱のスパイス炒めが添えられています。
この日は、砂肝のブトンも用意があるとの事で、追加で頂きました。
デザートは、定番となったズーズーダゥですが、天候にあわせ工程を微妙に調整され作られており、この日の出来上がりは発酵が少し進んだ濃厚な味わいでした。
最後にチヤも頂きました。
メニューブックも新しくなっています。
茄子キーマカリーをダルに、サラダをアチャールに変更し、Basmati & Goat Special をダルバート仕様でお願いしました。
まずはスープが供され、
ターリーが登場します。
山羊は骨付き皮付きです。
ダルは、ムスロ、ムング、ラハルのミックスで、トマトも入り生姜が効いています。
アチャールはじゃが芋と胡瓜がベースで、
バスマティライスの上には、チキンのスパイス炒めが添えられています。
ドリンク付きですので、チヤを頂きました。他のお客さんが帰られましたので、お店の方とお話しました。看板はインド料理ですが、マハトさんはチトワン出身ですので、お願いすれば色々なネパール料理を作っていただけるようです。
国道171号線牧落交差点近くのお店で頂ける美味しい料理の数々は
メニューには「ネパール米(バスマティライス)」と書かれています。インド産やパキスタン産ではないという意味でしょうか。
潔い事に、マス(肉)が無いベジ仕様です。
ダルは、マス、ムスロ、ムング、ラハルにチャナまで加わったミックスダルで、
「サブジ(野菜の炒め煮)」とメニューにあるのは、じゃが芋、隠元、茄子、ブロッコリー等が使われており、「スティック野菜」と書かれているのは、胡瓜、人参、大根、
「アルコアチャール」と表示されているのは、じゃが芋、大根、人参、えんどう豆(ケラウ)のミックスアチャール、小さな器に、トマトのアチャールが添えられています。
ベジダルバートとしては、良くバランスがとれた一皿です。他のお客さんが殆ど居られない時間帯に伺いましたので、この日は、タバコの煙に悩まされることはありませんでした。ドリンク付きですので、チヤを頂きました。
ダルバートはランチメニューには載っているものの、
ディナーメニューには見当たりません。
お店の方に尋ねると、ディナータイムにも注文可能との事でしたので、マトンでお願いしました。
ダルというよりは豆「カレー」と、マトン「カレー」のグレービー、そして「ぐるぐる渦巻き」を見た瞬間に、味は想像出来てしまい、果たしてその通りの味でした。
アチャールやタルカリも然りです。チヤも頂きました。
ディナーメニューの中からネパールターリセット Nepali Thali Set なるものを見つけました。SNS にアップされていた写真で見るダルバートの内容と、メニューに書かれている内容は大きく異なり、前者のダルバートを頂きたいという意味で「ネパールらしいダルバートをお願いします。」と、念を押すべく注文の際に一言添えました。
まずスープとサラダが供されてしまい、予感は現実となりました。
ダルはおそらく、マス、ムスロ、ムング等のミックスダルです。
マスのチキンは、グレービーがナンに合うタイプで、
野菜カリーもこれまた同じように、よくあるミックス野菜が使われたグレービー仕立てです。
アチャールは、胡麻のアチャールのみで、サグもありません。ワンドリンク付きとの事ですので食後にチヤを頂きました。
期待していた、ごく普通のククラ コ マスやタルカリ、サグ、アチャールの並ぶダルバートではなく、ナンカレーセットに供される様なチキンカレー、野菜カレーでした。食後、お店の方と色々お話をしました。前もって電話連絡が有れば、前者を用意可能とのことです。