発芽フェネグリーク入り6種類の豆のダル @ ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ (池田市)

密を避けるために、SNS での告知は最小限にされている「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ」さんの週末ダルバートです。密かに続けられていますが、その内容は、ますます趣向が凝らされたものとなっています。ダルは、6種類の豆、マス、ムスロ、ラハル、チャナ、マシャン、ガハットが使われています。そこに発芽させたフェネグリーク、メティコトゥサが加わり、苦みというより爽やかさを感じさせ、ガハットの甘みと相まって、これまでに頂いたことのない味に仕上がっていました。(メティコトゥサについては →「メティ コ アチャール Methi ko Achar @ ネパールのごちそう ズーズーダゥ jujudhau (池田市)」を参照ください。)マスは、骨付き、皮付きの山羊肉、カシコマス、タルカリは、山羊肉のスクティ入りアルタマボリ(じゃが芋、発酵筍、ささげ)、アチャールは 3種類、果物シリーズは、ブイカッタルコアチャール(パイナップルのアチャール)、トマトのアチャール、ゴルベラコアチャールにはシドラマチャ(小魚)とダニヤ(コリアンダー)、ラスン(大蒜)が加わり、ムラコアチャール(大根のアチャール)も並びます。サグブテコ(青菜炒め)、パパドゥ、自家製パニールとパプリカのスパイス炒めも添えられています。食後に、ズーズーダゥ、チヤも頂きました。

阪急宝塚線池田駅すぐのお店で頂ける、美味しい料理の数々は
→「jujudhau ズーズーダゥ(池田市)ネパールのごちそう」

ネパールのごちそう
jujudhau
ズーズーダゥ

池田市室町1-3

https://ja-jp.facebook.com/jujudhaunepal/
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水牛のダルバート @ ダルバート食堂 (大阪市中央区)

「スパイス堂」さんで先行して水牛カリーを供され、満を持して「ダルバート食堂」さんでもダルバートの週替わりのマスに水牛が加わりました。初回は、夕食時に伺った時には既に売り切れでしたが、今回は頂くことが出来ました。ダルはお店の定番の 4種類の豆の組み合わせ、水牛の肉もゴロリゴロリと入っています。

大阪メトロ谷町線谷町四丁目駅からも近い、お店で頂ける美味しい料理の数々は
→「ダルバート食堂(大阪市中央区)」

ダルバート食堂

大阪市中央区内久宝寺町3-3-16

http://dalbhat-shokudo.com/
https://twitter.com/dalbhat_nepal
https://www.instagram.com/dalbhat_shokudo/

Bo Bun ボブン @ ヴェトナム料理 RIVE GAUCHE リヴゴーシュ(大阪市中央区)

ベトナム料理探索の先達が SNS で「ヴェトナム料理 RIVE GAUCHE リヴゴーシュ」さんの Bò Bún ボブンを取り上げられておられたので、久しぶりに伺いました。

同店のメニューブックの説明には、ボブンは「パリ発祥のベトナム混ぜ麺」と記されています。ベトナム語表記であれば、Bún Bò の順のはずですが、パリでは Bò Bún が広く用いられている様です。Bò Bún の由来は、Today 24 News の記事「Bo buns Paris: the best addresses to make your taste buds travel」で、

This dish that we often think is from Vietnam, was popularized in the Paris region by refugees from the Han-Chinese diaspora. However, some restaurants in the city of Hanoi, serve bo buns. In Paris, this salad with vermicelli is part of the landscape and many restaurants offer it, for our greatest pleasure.

と記され、Wikipedia フランス語版での以下の説明

Le bò bún est un type de plat de vermicelles de riz servie à température ambiante et viande chaude, garni de salade et arrosée de sauce nước chấm. Le nom « bò bún » utilisé en France et autres pays francophones n’est cependant pas d’origine vietnamienne, mais a été popularisé en région parisienne par les réfugiés issus de la diaspora han-chinoise des dialectes teochew et cantonais nés au Cambodge1, mélangeant la recette khmère du « nom banhsong នំបាញ់ស៊ុង » appelé par les chinois-cambodgiens « banh sung បាញ់ស៊ុង » et la recette vietnamienne du « bún bò nam bộ ». 

を踏襲している様です。フランス語圏で広く使われているボブン Bò Bún は、ベトナム由来ではなく、カンボジア生まれの潮州語や広東語を使う漢族の中国人難民によってパリで広められたものとされる説が記されています。

この日は、海老と蓮の茎サラダ ゴイゴーセン、空心菜の大蒜炒め ザムオンサオトイ、蒸し春巻き バインクォン、ベトナム風豚の角煮 ティットコーチュンをお願いし、デザートにバナナの春巻きを、ベトナムコーヒーと頂きました。

大阪メトロ御堂筋線淀屋橋駅近くのお店で頂ける美味しい料理の数々は
→「リヴゴーシュ RIVE GAUCHE (大阪市中央区)」

ヴェトナム料理 RIVE GAUCHE
リヴゴーシュ

大阪市中央区伏見町 3-3-3 芝川ビル B1F

https://rivegauche-osaka.com/index.html

ダルバート @ ネパール食堂 バルピパル BARPIPAL (茨木市)

阪急京都線茨木市駅近くに、2021年3月にオープンされたばかりの「ネパール食堂 バルピパル BARPIPAL」さんへ伺いました。ネパールのビクラム暦2078年の新年を迎えるお祝いに、4月14日にダルバートを供されました。

4月14日(水) ネパールの新年です
お祝いのダルバートセットをご用意してお待ちしております。
丸鶏を使ったおかずは、とっても美味しいです!

普段のランチメニューにもダルバートは載っていますが、ランチタイムは日本米だそうです。ダルは、この日はムングのみ使われており、丸鶏を使った炒め物と記されているチキンカリー、青菜炒めと、アチャールの素朴な組み合わせです。食後にチヤも頂きました。

阪急京都線茨木市駅近くのお店で頂ける美味しい料理の数々は
→「バルピパル BARPIPAL ネパール食堂(茨木市)」

ネパール食堂 バルピパル
BARPIPAL

茨木市元町 8-17

https://www.instagram.com/_barpipal_/?hl=ja

 

新年スペシャルカザセット ビクラム暦 2078年 @ ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ (池田市)

2021年4月14日はネパールではビクラム暦 2078年の新年を迎える日です。「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ」さんでは、お祝いのスペシャルカザセットを用意されました。赤、白 2種類のチウラ、ゴルファッキー(ブジャ)、ダルモートとチャナブテコが中央に盛られ、海老のタンドール焼きが添えられています。その周りに、お祝いに欠かせないサグン (バーラ、玉子、小魚のセット)、バトマスサンデコ(大豆)、ブトン(山羊の肝のスパイス炒め)、カリフラワーのアチャール、山羊肉のスクティ、カロチャナのタルカリ、チキンセクワ、ドライタイプのアルタマボリ、自家製マショウラと茸のチョイラ、サグブテコ(青菜炒め)が並びます。山羊の足と豆のスープ Khasi ra Kwati ko Jhol が別添えです。新メニューのベジモモ、苺のラッシーも追加でお願いしました。食後はピカチヤを頂きました。

阪急宝塚線池田駅すぐのお店で頂ける、美味しい料理の数々は
→「jujudhau ズーズーダゥ(池田市)ネパールのごちそう」

ネパールのごちそう
jujudhau
ズーズーダゥ

池田市室町1-3

https://ja-jp.facebook.com/jujudhaunepal/
https://www.instagram.com/jujudhau/?hl=ja

山羊肉のニハリ風カレー @ スパイス堂 (大阪市中央区)

週替わりカレーに以前から「山羊肉のニハリ風カレー」が登場して気になっていた「スパイス堂」さんへ伺いました。豆カレーとの 2種盛りでお願いしました。食べやすいように骨なしの山羊肉がゴロゴロと入っており、豆カレーはダルバート食堂のダルと同じ、マス、ムスロ、ムング、ラハルの 4種類のミックスにラジマが加わり甘めの味となっています。

大阪メトロ谷町線谷町六丁目駅近くのお店で頂ける美味しい料理の数々は
→「スパイス堂(大阪市中央区)」

スパイス堂

大阪市中央区谷町6丁目13-6

https://twitter.com/osaka_spice_do
https://www.instagram.com/spice_do/
https://www.facebook.com/spicedou/

 

ブンダウマムトム BUN DAU MAM TOM @ ロンディン LONG DINH RESTAURANT 心斎橋店(大阪市中央区)

西心斎橋にある「ロンディン 」さんへ初めて訪れました。お客さんは殆どがベトナムのかたの様です。メニューの中から、ブンダウマムトム Bún đậu mắm tôm をお願いしました。もつ(ホルモン)は残念ながら添えられていませんでした。

ロンディン
LONG DINH VIET NAM RESTAURANT

大阪市中央区西心斎橋 2-8-3

https://www.facebook.com/nhahangvietnamosaka/

https://namba-rongdinhvietnam.owst.jp/

蛍烏賊のアチャール @ ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ (池田市)

ネパールには無い食材、日本の旬のものも使われる「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ」さんの週末スペシャルダルバートです。この日は蛍烏賊がアチャール仕立てで登場しました。ダルは、マス、ムスロ、ムング、ラハル、チャナ、ガハットの 6種類のミックス、マスはチキン、タルカリはカリフラワーとじゃが芋のアルカウリ、アチャールはその蛍烏賊の他に、果物シリーズの苺のアチャール、カリフラワーのアチャール、青菜炒めや、マショウラとハリヨラスン(大蒜の茎葉)のスパイス炒めも添えられています。食後はラトチヤを頂きました。

阪急宝塚線池田駅すぐのお店で頂ける、美味しい料理の数々は
→「jujudhau ズーズーダゥ(池田市)ネパールのごちそう」

ネパールのごちそう
jujudhau
ズーズーダゥ

池田市室町1-3

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豚肉と澱粉麺のスパイシー炒め @ ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ (池田市)

カトマンドゥ盆地に暮らす主な民族のヒンドゥー教徒の食習慣(「ネパールにおける豚肉事情」を参照ください)に従い、豚肉料理を殆ど供することの無い「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ」さんです。カトマンドゥの人口の約7割を、特に年配者は豚肉を食べない Newar、Brahman、Chhetri が占めます。Bhim Prasad Subedi (2010) Ethnic/caste diversification in Kathmandu metropolitan: Changing social landscape of a capital city Journal of Geography and Regional Planning Vol. 3(8), pp. 185-199

この週のスペシャルダルバートには、東ネパールでは食べられることの多い豚肉と、チベット族の料理ギャコックなどにも使われる澱粉麺のピン(フィン) Phing を組み合わせたスパイシー炒め Bangur ra Phing Bhuteko が初登場です。使われているのはさつま芋の澱粉から作ったネパール製の Phing とのことでした。ダルは、マス、ムスロ、ラハル、ガハットのミックス、マスはチキンとほうれん草、茄子とじゃが芋のタルカリに、果物シリーズは文旦のスバイス和え Bhogate Sadeko、干し大根のアチャールと、新玉葱のアチャール、青菜炒めとパパドゥが並びました。食後はズーズーダゥとチヤを頂きました。

阪急宝塚線池田駅すぐのお店で頂ける、美味しい料理の数々は
→「jujudhau ズーズーダゥ(池田市)ネパールのごちそう」

ネパールのごちそう
jujudhau
ズーズーダゥ

池田市室町1-3

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マハ シバラトリ Maha Shivaratri 2021 @ ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ (池田市)

ヒンドゥー教のお祭りの一つ、シヴァ神の威光を称える マハ シバラトリ Maha Shivaratri に合わせて「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ」さんでは、祭壇が設けられました。

The Kathmandu Post の Feb. 20, 2020 の記事「 Once upon a time in Maha Shivaratri」には

The religious belief is that if one offers milk, Dhaturo (a kind of intoxicating plant) and ‘Belpatra’ to Lord Shiva and observes night-long fasting, he/she will receive divine blessings.

シヴァ神に、ミルク、Dhaturo(Datura alba Nees Datura metel Linn、シロバナチョウセンアサガオ、スコポラミン、アトロピン、ヒヨスチン等を含み、妄幻聴や興奮を引き起こす植物)と、Belpatra (Aegle marmelos (L.) CORREA EX. SCHULTZ、ベルノキの葉)をお供えし、夜通しの断食を行えば、神の祝福を受けるとされます。

THE ART OF LIVING の「Bel patra: Uses, benefits, & Vastu significance」には、Bel Patra とシヴァ神についての記述があります。

When we worship Lord Shiva, bel patra is one of the most important items offered. It is said that the leaves of bel patra are Lord Shiva’s favorite. The three-leaf bel patra symbolizes the Trinity: Brahma, Vishnu, and Mahesh (Shiva). According to the scriptures, the three leaves of bel patra also represent the three eyes of Lord Shiva. 

Bel Patra はシヴァ神の好物で、Bel patra の3つ葉は、Brahma, Vishnu, and Mahesh (Shiva) の三位一体の象徴だそうです。また、その3つ葉はシヴァ神の3つの眼を表すとのことです。

We All Nepali の「Shivaratri」の記事には

According to the Shiva Puran, six items are regarded precious to worship and offer Lord Shiva in Maha Shivaratri.

The six Items are Beal fruit, Vermilion Paste (Chandan), Food Items (Prasad), Incense, Lamp (Diyo), Betel Leaves.
1) Beal Leaf (Marmelos leaf) – offering of Beal Leaf represents purification of the soul.
2) Vermilion paste (Chandan) – Applying chandan on Shiva Linga after washing the Linga represents good feature. Chandan is inseparable part of Worshipping Lord Shiva.
3) Food items – Food items such as rice and fruits are offered to the Lord to ensure a long life and fulfillment of desires.
4) Incense (Dhoop batti) – Incense sticks are lit before Lord Shiva to be blessed with wealth and prosperity.
5) Lamp (Diyo) – The lighting of Cotton handmade batti , lamp or diyo is believed to be helpful to gain knowledge.
6) Betel leaves (Paan ko patta) – Beatle leaves or Pan ko pat represents satisfaction with maturity.

マハ シバラトリでシヴァ神に捧げるものとして、1) Beal Leaf これは上述の Bel patra、2) Vermilion paste (Chandan) ティラカなどに用いられる朱色のペースト チャンダン、3) 食べ物、4) Incense (Dhoop batti) お香、5) ランプ (Diyo)、6) Betel leaves (Paan ko patta) キンマの葉、の6つが代表的なものとして挙げられています。

Shiva devotees observe whole day and night fasting. Shiva Linga pooja is done in the night by chanting mantras, offering Beal leaf and pouring water on the linga. Fireplace is set in avenues and in temples at night to make Lord Shiva warm. Children go in search of wood singing “Shivaji lai jado bhayo aago deu”. (Shivaji is feeling cold, give some fire). In villages and towns big logs are burnt in places and people sing Shiva bhajans the whole night.  

昼夜の断食、マントラを唱え、リンガに ベルノキの葉を供え水をかけることによって夜間に祭事を行い、シヴァ神を温めるために火が焚かれます。

Kathmandu の Pashupatinath Temple パシュパティナート寺院には、例年であれば、多くの信者が各地から集います。

店内で焚火をするわけにはいきませんので、ランプ Diyo を灯し、お香が焚かれました。スペシャルメニューも用意されましたが、今回は密を避けるため SNS での告知はされませんでした。まずセルロティ、プーリ、ハルワのお皿と、カザ Khaja セットです。2種類のチウラを、1) チキンカリー、2) 山羊肉のスクティー、3) じゃが芋のキャラウエイシード炒め、4) 金時豆のタルカリ、5) 大根、じゃが芋、えんどう豆のアチャール、6) サグン (バーラ、玉子、小魚のセット)、7) ヘンプシードのアチャール、8) 青菜炒め、が囲みました。食後にチヤも頂きました。

阪急宝塚線池田駅すぐのお店で頂ける、美味しい料理の数々は
→「jujudhau ズーズーダゥ(池田市)ネパールのごちそう」

ネパールのごちそう
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ズーズーダゥ

池田市室町1-3

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