ダルバートのテイクアウト @ マナカマナ Manakamana (大阪市中央区)

「マナカマナ Manakamana」さん、緊急事態宣言が発出された当初はダルバートのテイクアウト対応されていませんでいたが、途中から可能になりました。前もって電話で注文し、ピックアップに伺いました。

ダル、バート、ククラコマスの他にアチャールなどが 5種添えられていました。

大阪メトロ堺筋線北浜駅近くのお店で頂ける美味しい料理の数々は
→「マナカマナ Manakamana (大阪市中央区)」

ネパール・インド料理
マナカマナ Manakamana

大阪市中央区平野町1-6-10
サンケン北浜ビル地下1階
http://manakamana.jp/

 

イエローダル @ おうちダルバート その6

ランチメニューにダルバートがある「シムラン SIMRAN」さんですが、残念ながらダルバートのテイクアウトは出来ません。そこで、アラカルトメニューから、イエローダルとアチャールを持ち帰り、ご飯と一緒にお皿に盛ってみました。イエローダルと名前が付いていますが、ムスロとムングのミックスです。アチャールは、じゃが芋、胡瓜、トマト、玉葱が入ったネパール仕様です。冷蔵庫にあったほうれん草を炒めたサグブテコも添えました。ランチタイムのテイクアウトメニューを 3つ用意されており、その 1つも家族のために持ち帰りました。

国道171号線牧落交差点近くのお店で頂ける美味しい料理の数々は
→「シムラン SIMRAN (箕面市)」

インド料理 シムラン SIMRAN

箕面市牧落 5-5-22

http://curry-simran.com/

アルタマボリのタルカリ @ ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ (池田市)

テイクアウト、お持ち帰りだけで営業中の「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダウ」さんのダルバート、だんだんとスペシャルダルバートの要素が加わってきました。持ち帰り、家で器に盛ってみました。ダルは、マス、ムスロ、ラハル、チャナ、マシャン、ラジマなどのミックス、マスはチキンですが、ハリヨラスンが加わる季節がやってきました。タルカリは、アルタマボリのタルカリ仕様で、カロチャナ、ラジマ、ケラウ等の豆やマショウラも入っていました。じゃが芋のアチャールやサグブテコも付いています。

阪急宝塚線池田駅すぐのお店で頂ける、美味しい料理の数々は
→「jujudhau ズーズーダゥ(池田市)ネパールのごちそう」

ネパールのごちそう
jujudhau
ズーズーダゥ

池田市室町1-3
https://ja-jp.facebook.com/jujudhaunepal/

芋茎と里芋のタルカリ @ おうちダルバート その4

家でダルバート、おうちダルバートを繰り返し作ると、時短の段取りのコツが少し分かってきました。ダルは前回はマス、ムスロ、ラハルでしたが、更にチャナを加えてみました。ジンブーがありませんので、ジーラ(クミンシード)でテンパリングです。タルカリは、スーパーで見つけた芋茎(ずいき)を、里芋、葱と一緒に炒め煮、Gaaba ra Pidhaalu ko Tarkari にしてみました。サグブテコは蔓紫と小松菜です。トマトのアチャールは、今回はトマトの皮を湯剥きし、すり鉢で玉葱、大蒜、生姜もよく磨り潰し、ティムルの代わりに花椒を使いました。アルタマボリ(じゃが芋、発酵筍、ササゲ豆)は、「few」さんのお持ち帰りダルバートに付く一品を、単品で追加しテイクアウトしたものです。

「few インド&ネパール料理レストラン」さんは、テイクアウトのみに切り替え営業されています。

能勢電鉄平野駅前のお店で頂ける美味しいネパール料理は
→「”few” インド&ネパール料理レストラン(川西市平野)」

”few” インド&ネパール料理レストラン

兵庫県川西市平野3-3-24ルームス1F

https://ja-jp.facebook.com/kawanishi.few/
https://www.instagram.com/fewkawanishi/

ささげのアチャール @ ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ (池田市)

緊急事態宣言が発出され、不要不急の外出を控える必要があり、未投稿であった以前の訪問記のポストです緊急事態宣言が発出される前、4月第1週の週末のスペシャルメニューが「チャイテダサインのサマエバジ」と「スペシャルダルバート」の2本立てだった「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダウ」さんです。週末の外出自粛要請と矛盾する週末のスペシャルメニューですので、この週をもって一旦中断されることになりました。現在は、ランチタイムのテイクアウトのみの営業に切り替えておられます。

ダルは、マス、ムスロ、チャナ、マスはチキン、タルカリは隠元とじゃが芋、アチャールは 3種類、果物シリーズは、洋梨のアチャール、自家製マショウラのアチャール、ささげのアチャールです。ご飯の傍らには、パパドゥと青菜炒め、上には人参のスパイス炒めが添えられています。サマエバジとダルバートを2人でシェアしました。デザートのズーズーダウ、食後にチヤも頂きました。

阪急宝塚線池田駅すぐのお店で頂ける、美味しい料理の数々は
→「jujudhau ズーズーダゥ(池田市)ネパールのごちそう」

ネパールのごちそう
jujudhau
ズーズーダゥ

池田市室町1-3
https://ja-jp.facebook.com/jujudhaunepal/

マス、ムスロ、ラハルのダル @ おうちダルバート その3

休日毎に、家で作るダルバート、おうちダルバートに目覚めてきました。「スパイス堂」さんではスパイスや食材を買い求めることが出来ますが、いくつかの種類のミックスダルも用意されています。TMU (Toor, Masoor & Urad)と袋に記された、ラハル、ムスロ、マスのミックスを買い置きがありましたので、炊いてみました。塩とターメリックと一緒に炊き、クミンシードをテンパリング、大蒜、生姜、玉葱も加え、ダニア(コリアンダー)も投入です。タルカリは、茄子、じゃが芋、トマトです。前回のカリフラワーとじゃが芋のタルカリとほぼ同じ仕様です。サグブテコは、ほうれん草と蔓紫、小魚のアチャール、シドラマチャコアチャールは「few」さんから、大根のアチャール、ムラコアチャールは「ズーズーダゥ」さんからテイクアウトしたものです。ご飯、バートは日本米です。

大阪メトロ谷町線谷町六丁目駅近くのお店で頂ける美味しい料理の数々は
→「スパイス堂(大阪市中央区)」

スパイス堂

大阪市中央区谷町6丁目13-6

https://twitter.com/osaka_spice_do
https://www.instagram.com/spice_do/
https://www.facebook.com/spicedou/

 

 

あまから手帖5月号で紹介されたダルバート @ ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ (池田市)

4月23日発売の「あまから手帖」5月号は「50th 北摂」と題して、北摂のお店が紹介されています。「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ」さんも、スペシャルダルバートと共に登場しています。お店は現在、緊急事態宣言に伴う自粛要請を受け、ランチタイムにテイクアウトのみで営業されています。残念ながら、スペシャルダルバートは暫く頂くことが出来ません。

本来は週末のみスペシャルダルバートを、ある平日に提供しますとのお知らせがありました。仕事を終え、他のお客さんが帰られた頃を見計らい「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ」さんへ伺いました。どうやら、この日に「あまから手帖」さんの取材があった様です。ダルはマス、ムスロ、ラハル、チャナ、ガハットのミックスです。ガハットが入ると、その豆の味が勝ってしまうのですが、この日は目立たぬ様に仕上げられていました。マスは骨付きチキンのククラコマス、タルカリはロマネスコと長芋、初登場のロマネスコ Broccolo Romanesco はカリフラワーの仲間で、ブロッコリーの様な味でカリフラワーの様な食感と表現されることがあるのだそうです。アチャールは 3種類、果物シリーズは初登場の苺のアチャール、提供する直前に味を調えなければならない手間のかかる一品の様です。砂肝と軟骨のアチャール、大根、じゃが芋、えんどう豆のアチャールと並びます。ご飯の傍らにはパパドゥと、ネパールの野菜切り चुलेसी Chulesi チュレシで刻んだ高菜炒め、ラヨコサグブテコ、上には菜の花のパコダが添えられています。追加で単品の、チキンチョウメンもお願いしました。デザートは店主カドカさんの故郷バクタプル名物のズーズーダゥ(王様のヨーグルト)、チヤも頂きました。

阪急宝塚線池田駅すぐのお店で頂ける、美味しい料理の数々は
→「jujudhau ズーズーダゥ(池田市)ネパールのごちそう」

ネパールのごちそう
jujudhau
ズーズーダゥ

池田市室町1-3
https://ja-jp.facebook.com/jujudhaunepal/

→「大阪、兵庫、京都、奈良で食べるダルバート Dal bhat」

あまから手帖

https://www.amakaratecho.jp/
https://www.amakaratecho.jp/saishin/

ほうれん草と小松菜のサグブテコ @ おうちダルバート その2

テイクアウトのみの営業に切り替えておられる「few インド&ネパール料理レストラン」さんへ、前もって電話で注文し、仕事帰りに車でピックアップに伺いました。ダル、アルジーラ、シドラマチャコアチャールを単品で、ムルグマライも追加で持ち帰りました。家の冷蔵庫にあった、ほうれん草と小松菜を使って青菜炒めサグブテコを作り、アジアハンターさんの器に盛りました。大根のアチャールは「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ」さんでテイクアウトしたものです。

能勢電鉄平野駅前のお店で頂ける美味しいネパール料理は
→「”few” インド&ネパール料理レストラン(川西市平野)」

”few” インド&ネパール料理レストラン

兵庫県川西市平野3-3-24ルームス1F

https://ja-jp.facebook.com/kawanishi.few/
https://www.instagram.com/fewkawanishi/

ダルバートから考えるネパールの風土 森本泉著 モンスーンアジアのフードと風土 横山智 荒木一視 松本淳 編集 明石書店

ダルバートから考えるネパールの風土
森本泉著

モンスーンアジアのフードと風土
横山智 / 荒木一視 / 松本淳 編集

明石書店 2012年9月10日 初版第1刷発行

休日は外出を控え、本を読みましょう。
ダルバートに関する日本語で書かれた総説です。

ネパールの町中の大衆食堂に入って「カナ khana (食事)」を頼むと、ダルバート dal bhat が出てくる。このような食堂にはメニューが無い。ダルバートとは文字通り訳せば豆汁(ダル)ご飯(バート)である。副食としてジャガイモや野菜を油で炒めて塩と香辛料で味付けしたタルカリ tarkari(おかず)や、酸味や辛味の効いたアチャール acar(チャツネ)が添えられ、これらが一つのプレートに盛りつけられる。ダルバートを頼むと「マス masu(肉)を食べるか」と尋ねられ、各店で提供可能な肉(山羊や鶏、水牛等)の種類が提示される。その中から好みの肉を選ぶと、肉のおかずがダルバートに加わる。多様な自然環境が広がるネパールで広く親しまれている食事が、このダルバートである。

という『1. はじめに』の文章から始まり、

「肉を食べるか」という問いは、2008年までヒンドゥー王国を謳ってきたネパールでは、個人の好みや健康への配慮というより、文化的規範を問うことを意味する。

と続きます。『2. ダルバート』ではダルバートの実際を紹介し、『3. ダルバートからみた地域差』では、ネパールは南部を除いては平野が少なく土地生産性が低く、かつ、都市部を除く地域での食生活は食材の流通環境に左右されると指摘しています。また購買力の問題もあり、人々は集落周辺の農耕地や、森林、川に、生活の糧を求め、自然環境に由来する季節性や地域性が維持されてきたと考察しています。『4. 食文化をめぐる社会的影響』では、「肉食に関する禁忌・制限」として、20世紀後半までヒンドゥー的ナショナリズムが進められていたことを紹介し

「肉を食べるか」と問うことは、ヒンドゥ―であるのか、カースト的階位が上なのか、あるいは高位カーストでもヒンドゥー的な慣習にどの程度準拠しているのか、個人の文化的規範を問うことに繋がるのである。

と、記し、さらに

1996年からマオイスト(現ネパール共産党統一毛沢東主義派)が政府に対して武装闘争を展開する過程で、世俗国家の実現を目的の一つに掲げて宗教を否定し、ヒンドゥー教が神とする牛の肉を兵士が食べていたことが話題となった。

とつなげています。『5. おわりにかえて』では

ネパールのカナ(食事)として親しまれるようになったダルバートは、今度は外国のネパール人コミュニティを通してネパールのカナとしてグローバル化している。しかしながら、私たちに本をはじめ南アジア以外の地域で接するネパール料理は、多くの場合はインド料理の雰囲気をまとうエスニック・フードとしてのネパール料理である。

と2011年当時の、日本でのダルバート、ネパール料理の状況が記されています。それから約10年、新大久保や名古屋、福岡でのネパール人コミニュティが膨らみ、ダルバートが彼らの中で普遍化するとは、著者も予想していなかったのかもしれません。

参考までに

→「現代ネパールの政治と社会 民主化とマオイストの影響の拡大 南真木人、石井溥 編集 明石書店」

→「ネパールにおける豚肉事情」

→「大阪、兵庫、京都、奈良で食べるダルバート Dal bhat」

写真は Kathmandu 郊外の市場のじゃが芋です。

アルカウリ じゃが芋とカリフラワーのタルカリ @ おうちダルバート その1

緊急事態宣言後、ダルバートを頂くのはテイクアウト、お持ち帰りばかりになりました。休日は家に閉じこもり時間を持て余しますので、この機会に「おうちダルバート」を作ってみました。まず手始めは、タルカリの定番、じゃが芋とカリフラワーのタルカリ、アルカウリです。男の手料理ですので、適当です。油でフェネグリークを熱し、大蒜、生姜、唐辛子、玉葱を加え炒め、ターメリック、クミンシードも加えます。じゃが芋、カリフラワー、トマトも追加し炒め、少しお湯を足して蓋をして炒め煮にします。味付けは塩のみです。もう一品は、トマトのアチャール、ゴルベラコアチャールです。トマトはミディトマトを茹でて、皮ごと使い、コリアンダーをたっぷり投入しました。ダルは「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダウ」さんのダルをテイクアウト、この日はマス、ムスロの他にも、ラジマ、チャナ、カロチャナ、ボリなど沢山の種類の豆を使ったダルでした。ジンブーとギーもたっぷりです。サグと大根のアチャールもテイクアウトさせてもらいました。ご飯は自宅で炊いた日本米です。

プレートとカトリは、アジアハンター Asia Hunter さんのネット販売を利用して購入した真鍮製を初めて使いました。

Asia Hunter
アジアハンター

http://www.asiahunter.com/
https://twitter.com/AsiaHunter_com
https://www.facebook.com/asiahuntercom?ref=hl

大阪、兵庫、京都、奈良の関西圏で頂くことの出来るダルバートについては
総論 →「大阪、兵庫、京都、奈良で食べるダルバート Dal bhat」
各論 →「ダルバート(大阪、兵庫)ネパール料理」
も、ご覧ください。

「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダウ」さんでは、ダルバートのお持ち帰り、テイクアウトも可能です。

ネパールのごちそう
jujudhau
ズーズーダゥ

池田市室町1-3
https://ja-jp.facebook.com/jujudhaunepal/

阪急宝塚線池田駅すぐのお店で頂ける、美味しい料理の数々は
→「jujudhau ズーズーダゥ(池田市)ネパールのごちそう」