Everest Kitchen (Bangkok)

タイ料理巡りもそこそこに、バンコクでのダルバート巡り 3軒目はエアポートリンクの Ratchaprarop ラーチャプラーロップ駅から少し北へ歩いたところにある「Everest Kitchen」さんです。メニューブックには、ダルバートの記載がありませんが、お店の方に尋ねると出来るとのことでした。マトンにするとアラカルトで追加の形での別料金の様ですので、取りあえずチキンでお願いしました。ダルは、ムングとチャナが使われていそうですが、ダニヤ(コリアンダー、パクチー)が沢山入っておりタイ風とでもいう仕上がりです。チキンはナンに合うタイプ、タルカリはインド料理寄りのサブジ様で、サグやアチャールが無く、ミントのチャトニが添えられ、さらに何故かナンが付いている点など、日本のインネパ店のダルバートを彷彿させる、ある意味興味深いダルバートです。

2020年2月23日、日本からタイへ入国後 14日間は、公共交通機関の利用を避け、人混みに行かないように、タイ保健省疾病管理局からの要請が出されました。この記事は、2020年1月3日までのバンコク訪問を記したものです。

Everest Kitchen

48/8 Ratchaprarop Rd, Thanon Phaya Thai, Ratchathewi, Bangkok

大根とピーナッツのアチャール @ ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ (池田市)

「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ」さんの、今週のスペシャルダルバートです。ダルは 17種類の豆を使ったクワティ Kwati、マスはチキン、タルカリはじゃが芋とカリフラワーです。アチャールは 3種類、果物シリーズは、無花果、蜜柑、オレンジ、林檎、アプリコットのアチャール、トマトとマショウラのアチャール、大根とピーナッツのアチャールが並びます。ペースト状のピーナッツと大根の組み合わせは初登場です。ご飯の傍らにはパパドゥと青菜炒め、上には菜の花のスパイス炒めが添えられています。この日、単品で追加お願いしたのは、チキンチョイラです。食後はズーズーダウ、チヤも頂きました。

阪急宝塚線池田駅すぐのお店で頂ける、美味しい料理の数々は
→「jujudhau ズーズーダゥ(池田市)ネパールのごちそう」

ネパールのごちそう
jujudhau
ズーズーダゥ

池田市室町1-3
https://ja-jp.facebook.com/jujudhaunepal/

Himalaya Restaurant (Pratunam) (Bangkok)

バンコクでのダルバート探しの 2軒目は、エアポートリンクの Ratchaprarop ラーチャプラーロップ駅から少し南にあるインドラスクエア Indra Square の裏手あたりを彷徨います。この辺りには、インド料理のお店が数多く並びます。お目当ての「Himalaya Restaurant (Pratunam)」さんは、路地裏にひっそりと佇みます。メニューブックの中から、ダルバートセット Dal Bhat Set をマトンでお願いしましたが、マトンは用意がないとのことでした。ダルはムングのみの様で、マスは結局チキンと相成り、グンドゥルックはご飯がいくらでもすすみそうな味付けでした。

タリセット Thali Set と称するセットもあり、単品で追加も出来そうです。

Himalaya Restaurant (Pratunam)

122, 16 Ratchaprarop Rd, Thanon Phaya Thai, Ratchathewi, Bangkok

マスコダル @ ネパール創作料理店 シュレスタ Shrestha (大阪市天王寺区)

久しぶりに「シュレスタ Shrestha」さんへ伺い、ダルバートを頂きました。ダルはマスのみを使われている様です。このマスコダル Mas ko Dal は豆の味を楽しめる濃厚なタイプです。大きな骨付きチキンがゴロリと入り、この日の日替わりカリーの里芋とミンチも並びます。青菜炒めサグ、大根、胡瓜、人参、じゃが芋のアチャール、生野菜、カリフラワー、人参、隠元、きのこ等のタルカリ、レサミケバブ、トマトのアチャールと並びます。食後にチヤも頂きましたが、マサラチヤのお願いも出来るとのことです。

JR大阪環状線桃谷駅近くのお店で頂ける美味しい料理の数々は →「シュレスタ Shrestha (大阪市天王寺区)」

ネパール創作料理店
シュレスタ Shrestha

大阪市天王寺区堂ヶ芝 1-11-8

http://shresthajapan.com/
https://www.instagram.com/shrestha_restaurant/

スモークタンと洋梨のスパイス炒め @ ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ (池田市)

「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ」さんのスペシャルダルバートで供されるダルの定番はマスとムスロです。毎回味付けを変えて楽しませて下さいますが、この日はフレッシュコリアンダー Dhania がよく効いた仕上がりでした。ダルは、そのマスとムスロ、マスはチキン、タルカリは南瓜と大根、アチャールは 3種類、果物シリーズはオレンジピールと檸檬ピールのアチャール、砂糖漬けだけに甘さが勝ります。木耳は切干大根と一緒に辛めの仕上がりのアチャール、牛蒡、人参、エンドウ豆(ケラウ)のアチャールと並びます。ご飯の傍らに、パパドゥと青菜炒め、上に人参のスパイス炒めが添えられています。この日は追加のアラカルトで、豚タンと洋梨のスパイス炒めを用意されていましたので頂きました。豚タンは燻されたものを使われており、洋梨との組み合わせといい、ネパール料理には見えないお洒落な一品に仕上がっていました。デザートはズーズーダゥ、食後にチヤも頂きました。

阪急宝塚線池田駅すぐのお店で頂ける、美味しい料理の数々は
→「jujudhau ズーズーダゥ(池田市)ネパールのごちそう」

ネパールのごちそう
jujudhau
ズーズーダゥ

池田市室町1-3
https://ja-jp.facebook.com/jujudhaunepal/

マトンチョイラ Mutton Choila @ シムラン SIMRAN (箕面市)

ランチタイムの遅めの時間に「シムラン SIMRAN」さんへ伺い、ダルバートをお願いしました。ライスをバスマティに変更と、ヨーグルトの上に何もかけないことをお願いするのを忘れてしまいました。ダルは、ムスロとムング、マスはチキン、大根、じゃが芋、胡瓜、トマトのアチャール、大根のアチャールと、青唐辛子のアチャールと並びました。マトンのスパイス炒めがご飯の上に添えられるのですが、他のお客さんも一段落した時間帯でしたので、タンドールでマトンを焼いてチョイラを作って供して頂きました。この日も食後はカロチヤを頂きました。

国道171号線牧落交差点近くのお店で頂ける美味しい料理の数々は
→「シムラン SIMRAN (箕面市)」

インド料理 シムラン SIMRAN

箕面市牧落 5-5-22

http://curry-simran.com/

ジョアノコジョル Jwano ko Jhol @ ダナチョガ Dana Choga (京都市北区)

「ダナチョガ Dana Choga」さんへ伺い、2種類用意されているダルバートのうち「いつものダルバート」をお願いしました。この日はダルバートの注文ばかりあり、副菜のグンドゥルックを切らしてしまったとのことでした。メインをマトンで、尋ねてみるとジョアノのスープも出来るとのことでしたので追加でお願いしました。ダルはマス、ムスロ、ボリ、チャナの組み合わせの様です。マスのマトン、ジョアノのスープ、大根のアチャール、キノコ、サグ、トマトのアチャール、生野菜、ヨーグルトが並びます。食後にチヤも頂きました。

ジョアノのスープ、Jwano ko Jhol は、ネパールでは、授乳がよく出来るように、また産後の母体の回復を促すために、出産後に良く飲むスープの様です。Boss Nepal の「Jwano (thyme) in Nepali kitchen」の記事でも紹介されています。

Thyme seed, locally known as jwano, is considered to be one of the best sources of nutrients that a body requires. In Nepal, there is a tradition of giving Jwano ko jhol to a pregnant woman during her post-pregnancy period, children or people suffering from cold and people who are physically weak due to sickness as the soup is considered to be good for health.

また消化や胃痛を助けたり、月経痛(生理痛)などにも効用があると記されています。

It also has other benefits like helping in digestion and stomach ache. It is also said to ease the stomach pain during the menstruation period if eaten with hot water (first chew the jwano and then drink the lukewarm water or as hot as you can tolerate). 

北山通りと鞍馬街道の交差点近くにあるお店で頂ける美味しい料理の数々は →「ダナチョガ Dana Choga (京都市北区)」

ネパールとインドのお料理
Dana Choga ダナチョガ

京都市北区紫竹下本町 22-2

https;//danachoga-kyoto-nepal.com
https://www.facebook.com/danachogakyoto/
https://twitter.com/DanaChoga_Kyoto
https://www.instagram.com/danachoga/

 

ラヨコサグ Rayo ko Saag @ ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ (池田市)

ダルバートの青菜炒め(サグ)が、रायोको साग ラヨコサグ Rayo ko Saag (からし菜、高菜)であれば嬉しくなります。今週の「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダウ」さんに登場のラヨコサグは、ネパールの野菜切り चुलेसी を使いネパールらしく刻んだ高菜が使われていました。ダルはラトシミ、カロシミとマスのミックスですが、互いの濃厚な豆の味が混ざり合います。マスはチキン、タルカリは大根のグンドゥルック、じゃが芋、ささげ(ボリ)の組み合わせ、アチャールは 3種類、果物シリーズはオレンジと檸檬のアチャール、自家製マショウラのアチャール、初登場のマシャンのアチャールと並びます。ご飯の傍らにはパパドゥとラヨコサグ、上には大根のスパイス炒めが添えられています。追加の一品は、寒波に襲われた寒い日でしたのでトゥクパをお願いしました。食前には、苺 8粒が入った苺ラッシーも追加で頂き、食後のズーズーダウ、チヤも頂きました。キッチンに掛けてあった、ネパールの野菜切り चुलेसी Chulesi チュレシ を見せて頂きました。

ImNepal の “Kitchen Utensils Used for Cooking in Nepal: Food, Breakfast, Snacks” の記事で、この Chulesi の説明が記されています。

Chulesi. It is a typical Nepalese kitchen knife. In this knife the blade which is about 30 m. long is fixed slantingly to a piece of wood or (rarely) of iron about 7.5 x 25.5 cm., with the blade facing, the wooden block. This, the knife is ideal for cutting things with when the user is sitting on the ground. To use this knife, the user presses the end of the wooden block with his foot and holds the stuff with both the hands and cut it by pushing it against the blades.

玉川和子らの「カトマンズ近郊の農村地区の食生活調査(第1報)」日本調理科学会誌, Vol 35, No 1, 49-61, 2002 には

まな板はなく、独特の形をした包丁(Chulesi、ネパール)を床の上で膝で押さえながら食品を切り、そのまま鍋に入れて料理をする。

と、その使い方が記されています。

阪急宝塚線池田駅すぐのお店で頂ける、美味しい料理の数々は
→「jujudhau ズーズーダゥ(池田市)ネパールのごちそう」

ネパールのごちそう
jujudhau
ズーズーダゥ

池田市室町1-3
https://ja-jp.facebook.com/jujudhaunepal/

ダルバート @ JahpaL Live ジャーパルライブ (宇治市)

近鉄京都線大久保駅近くの「JahpaL Live ジャーパルライブ」さんへ初めて伺いました。お店のコンセプトが、「SPICE & VEGAN FOOD スパイス料理とビーガン料理 〜からだに良いごはん〜」で、web site では

スパイステイストと和のテイストを融合させ、身体にやさしい 身体にうれしいをコンセプトにしたオリジナルキッチンです。ネパール人シェフのスタイルをベースに薬膳効果のあるスパイスを多種類ブレンドし、和の食材とミックス。スパイシーだけど辛くないやさしい味付けが特徴です。

と述べられています。ダルバートをメインをマトンで、メニューブックにパワースープも見つけましたのでお願いしました。お店のコンセプト通り、「がち」なネパール料理としてのダルバートではなく、和のテイストを加え、ビーガン料理の趣をもったダルバートが登場しました。マトンではなく、野菜と大豆チャンクスでお願いすべきだったと直ぐに悟りました。ダルはムスロのみ使われている優しい味で、チャナ、カロチャナ、ケラウ等が使われている一品も付き、揚げ物の一つは野菜、一つはチャナ、青菜炒めも控えめの塩加減、キャベツのターメリック合え、豆のデイップ、パパドゥが並び、野菜サラダも別皿で添えられています。パワースープも、ジョアノ (Carom / Thyme seed) のスープが供されると聞き及んでいましたのでお願いしましたが、こちらも優しい味付けでした。同行者は炭火焼きチキンプレートをお願いしました。食前にはマンゴーラッシーを、食後には豆乳マサラチヤを頂きました。ポカラ出身のご主人のタパさんと、33年前のポカラの街とレイクサイドの様子のお話をしました。

JahpaL Live ジャーパルライブ

宇治市広野町茶屋裏 6-1

https://foodplace.jp/jahpallive/
https://www.instagram.com/jahpal_live/ 

DIYALO GRIHA RESTAURANT (Bangkok)

エアポートリンクの Ratchaprarop ラーチャプラーロップ駅にほど近い「DIYALO GRIHA RESTAURANT」さんへ伺いました。看板にも Indian, Chinese & Nepali Cuisine とあるように、インド料理がメインの様ですが、お目当てはダルバートです。メニューブックには、DIYALO GRIHA KHANA SET と記され、Non-Veg. と Veg. の選択があり、さらに Non-Veg. は Kukhura / Khasi ko Masu (180 / 230 THB) が選べます。Khasi ko Masu でお願いすると、30分くらいかかるが良いかと尋ねられましたが、実際はそれほどかからず供されました。ダルは Kalo dal、Mas ko dal の様で、マスの山羊肉は骨付き、隠元とじゃが芋、大根のアチャール、トマトのアチャール、野菜のスライスと青唐辛子、Alu Tareko 別名はフライドポテト、そして青菜炒めが並び、パパドゥも添えられています。Mohi も付いていました。

DIYALO GRIHA RESTAURANT

86/5 Ratchaprarop Rd, Thanon Phaya Thai, Ratchathewi, Bangkok