小林真樹さんの著書「日本のインド・ネパール料理店」でも紹介されている、京都を中心に展開されるの5つの「タージマハル」(ナマステ・タージマハル、タージマハル・エベレスト、ニュー・タージマハルエベレスト、バグワティ・タージマハル、エス・タージマハル)さんではダルバートタルカリをメニューに見かけません。唯一「エス・タージマハル 塚口店」さんで頂く機会があったのみです。家庭料理であるダルバートをレストランで出さないという矜持か、雇われコックさんたちがダルバートを作るのが面倒くさいのか、ダルバートを提供しても儲からないと判断されているのか興味深いところです。
Web で検索していると、『ネパールタリーセット』Nepali Thali Set を供されていることを知り「タージマハルエベレスト Taj Mahal Everest LABI千里店」さんへ伺いました。
メニューブックに内容が記されていますが、ダル、バート、アチャールを選択できます。
他にお客さんが誰も居られなかったので、モモの代わりにネパリスタイルのタルカリを頂くことが可能かホール係のトピを被ったネパール人の店員さんに尋ねてみました。自信満々に出来ると答えて頂いて出てきた一品です。
何事もなかったかのように、お皿に盛られたライスをターリーに移し、
ナン&カレーからの流用と思われるチャナの「豆カレー」、
人参、胡瓜、大根のアチャールを頂きました。
チヤもお願いしました。
タージマハルエベレスト LABI千里店
Taj Mahal Everest
豊中市新千里東町 1-2-20
http://tajmahaleverestcoltd.net/
週末のスペシャルダルバートにアチャールとオプションで山羊肉カリーを用意されました。
マスは追加料金ありでオプションの、骨付き皮付き山羊肉とドクダミ Gandhe ra Khasi ko Masu に変更をお願いしました。
タルカリはじゃが芋とブロッコリー、
アチャールは 3種類です。果物シリーズは林檎とキウイのアチャール、
どくだみ、じゃが芋、ドライトマトのアチャール、
枝豆と新玉葱のアチャールが並びました。
青菜炒め、パパドゥ、スナップエンドウも添えられました。
ズーズーダゥとチヤも頂きました。
マハラシュトラ州コラプールの名前を冠したパニールコラプリपनीर कोल्हापुरी Paneer Kolhapuri を
チャパティ付きでお願いしました。
ダルバートと共通のカリフラワーとキャベツのタルカリ、ジラアル、
辛さ増しのチャツネも添えられています。
ランチタイムにはチヤも付きます。
ランチメニューに、
『ネパールセット』としてダルバートタリカリが載っています。
ダルはムスロとムングのミックス、
チキンカリーはジョルタイプのじゃが芋入り、
青菜とじゃが芋のタルカリ、
アルジラ、即席タイプの人参、胡瓜、玉葱のアチャールが並びます。チヤも頂きました。
パコラ Pakora、
砂肝のサデコ Pangra Sadheko、
マトンタース Mutton Taas、
グンドゥルックのアチャールを追加したベジダルバートを頂きました。

それに備えていろいろ試されているのか、ダルはカロシミ、マス、ムスロ、チャナのミックスでした。最近よく登場のラトシミとはまた違う味わいのカロシミです。
マスはチキン、
タルカリはアルカウリ、じゃが芋とカリフラワーです。
アチャールは 3種類、果物シリーズは洋梨のアチャール、
大根、人参、胡瓜のアチャールはターメリックが使われておらず、
トマトとミントのアチャールは、ミントの香りが前面に来ない仕立てです。
パパドゥと青菜炒め、じゃが芋も添えられています。
ズーズーダゥとチヤも頂きました。
Mutton Set Thakali Thali マトンセットタカリタリをお願いしました。
この日のダルはムスロとチャナのミックス、
マトンカリーは以前頂いた時と味付けが異なります。
周囲には、カリフラワー、ボリ、キャベツや人参、
筍、またボリ、菜の花、
大根と人参のアチャール、大根と人参のスライス、荏胡麻の種のアチャール Silam ko Achar、じゃが芋、
マショウラ、椎茸、オクラが並びました。
サンチャイセットも追加で頂きました。
メニューブックにはネパールカナセット Nepali Khana Set と記されています。マスはチキンとマトンの選択ですが、お店の方の話から Nepali style ではない事がこの時点で判明しました。
サラダと飲み物のおつまみにパパドゥが供され、ターリーが登場です。ダヒ(ヨーグルト)はソフトドリンクに変更可能とのことです。
ぐるぐる付きのマトンカレーはナン&カレーから流用のグレイビーベース、
チャナダルも然りです。
ミックスベジタブル、じゃが芋、インゲン、グリーンピースなどのタルカリ、サグブテコ、
即席タイプの胡瓜、人参、玉葱のアチャール、じゃが芋のアチャール、人参のアチャールが並びました。
マトンスクティがメニューには載っていましたが、この日は用意は無いとのことでした。
ヴィーガンダルバートをご飯少な目でお願いしました。
ダルはいつものマス、ムスロ、ムング、チャナのミックス、
豆腐キーマカリーには豆腐がミンチ状と塊で入り甘口仕上げです、
蕨とじゃが芋のタルカリ、
ほうれん草と小松菜のサグブテコ、
よく発酵した筍のアチャール、
ディップさん(マジさん)が自分で食べる賄い用に作ったと言われご相伴にあずかったボリサデコは、玉葱などが使われずボリ(Bodi 黒目豆)のみで仕立てられています。
筍とボリ、おからのカリーも並びました。
チヤも頂きました。
ダルは、マス、ムスロ、ラハル、チャナ、ラトシミのミックス、
マスはチキン、
タルカリは丸ごとの新じゃがと牛蒡です。
アチャールは 3種類、果物シリーズは苺と林檎のアチャール、
ブロッコリーとマッシュルームのアチャール、
旬を迎えた蕨もアチャール Neuro ko Achar に仕立てられています。
青菜炒め、パパドゥ、蕨が添えられた鶏むね肉と豆(マス、ムスロ、チャナ、シミ、ハリヨバトマス)のコロッケも並びます。
ズーズーダゥとチヤも頂きました。